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『<> 』
シュライン・エマ0086


『貴方の事が、好きでした。』
その手紙は、・・・バレンタインデーのその雪の日に、届いた。
封筒には宛名が無かった。差出人の名前も。いぶかしいと思いながら、丁寧にその封を切ってみる。
白にレース柄の美しい便箋に、刻まれるのは青い文字。
ただ繊細で、ただ柔らかく、そうしてたった一言だけ。
『好きです』ではなく『好きでした』・・・だ。
・・・見覚えがあるような気もした。まるで見知らぬような気も。
それと。
「・・・・・」
掌に乗る、小さなリング。
ホワイトゴールドの華奢な台座に、粉雪の結晶のような小さなダイヤモンド。
そう、値の張るものではあるまい。だが上品で優しげで。
このサイズにあう細い指ならば、きっとこのリングが映えるだろう。
ふと、そう思った



「………」
唐突な、その言葉に。
シュライン・エマ(シュライン・エマ)は、んー、と小さく唸った。
好きでした、と言われても、…差出人も何も無い。たまたま事務所に届いた宛名の無い手紙を、少々困惑して彼女は眺めやる。
ポストに無造作に放り込まれた手紙。ダイレクトメールか何かかと思って開けてみたら、まさか告白とは。
一体、誰が?誰に対して送ったものだというのだろう。
転がり出た指輪を摘み上げて電灯に翳す。
この事務所に届いた以上、自分、もしくは草間零に届いたものだと考えるのが普通だろう。だが。シュライン・エマはその思いつきを頭から消した。何故なら。
最初に見たときも思ったが、本当にサイズの小さい指輪だった。小指に通すというならともかく、零もシュライン・エマも、これほど細い指はしていなかったのだ。もしこの指輪が、持ち主のサイズ通りに作られているのだとしたら、その指は驚くほど繊細な作りをしているに違いない。
では、一体、この指輪は誰に贈られたものなのだろう。
どうしてここに届いたのか。
小さな美しい指輪。それを光に透かしてみる。きらきらと瞬く姿は、小さな星のようにも見える。
「…どうした、ものかしらねえ…。」
そう思いながら、シュライン・エマは、指輪を光から外し、見上げていた視線を戻した。
その時、だった。
「………、」
あれは。
ふと、それはさりげなく、あった。
そして、ごく見慣れたものだった。彼女自身もバッグの中に入れて持ち歩いているもの。この部屋にあっても別に不思議ではないもの。
ただ、一点気になったのは。
それが、床に落ちていたからだった。
「…何故、こんな所に。」
シュライン・エマは、ゆっくりと腰をかがめ、それを拾い上げた。
落ちていたのは、…この事務所の、名刺だった。しかも、自分の名前の入ったものだ。
どうして。
緩く首を傾げ、シュライン・エマは床を見遣る。ここに突然沸いて出たわけではない。では自分が落としたか、あるいは何かの理由で落ちたかだ。
「…何かの、…理由?」
呟きながら、シュライン・エマは指輪に目をやった。
もしや。
落ちていた床の位置をもう一度確認する。場所はソファの横、…入り口のドアからまっすぐ1メートル程の場所。もしかして。
「…これ?なの?…ここに届いた原因は。」
おそらく…あくまで推測だが、おそらく。
この名刺は、ポストに一緒に入っていたのではないだろうか。そうして、こんな妙なものが一緒に入っている理由は、この指輪しか思いつかない。差出人は、これを見ながらここまで来たのではないだろうか。だが中に入ることも出来ず、仕方なく手紙を残していった。ここにいるはずの、誰かにあてて。
思いながら名刺をひっくり返す。裏側には、英語で彼女の名が記してあって。
そうして。
シュライン・エマは、気付いた。
名刺の端に残る、小さなオイルの染み。
だから思い出したのだ。この名刺が、一体誰の元からやってきたのかを。



数週間前の、ことになる。
草間武彦に頼まれて、シュライン・エマはその大きなリサイクルショップの店先にいた。
昨今のリサイクルショップは、郊外に大きな店舗を構えるのが習わしになっているようで、この店も例外に漏れずかなりの品揃えを誇っていた。こんな店が草間武彦に用がある事自体、少々不自然ではあるが、…いかんせん『中古品』を取り扱うだけに、時には得体の知れないものを抱え込んでしまうらしかった。
最初にこの依頼を受けたのは、懇意にしているある寺の住職だ。
その住職に頼まれて、あるものをここから寺まで届けて欲しいといわれたのだ。どうやら、住職とこの店の店長が知り合いらしい。だったら住職が自分で取りに行けばいいのだろうが、たまたま大きな法事が重なって、それどころでは無いという事だった。
とにかく、持ってきて貰えれば良い。
それだけの依頼にしては金払いが良かったから、草間武彦はその依頼を受けた。ところが当の当日になって、今度は自分が他の事件に引っ張り出される羽目になってしまった。
「悪いが、代わりに行ってくれるか?」
済まなさそうに、武彦が頼む。
「しょうがないわね、」
口ではそう言いながら、シュライン・エマは手早くでかける準備を始めた。よほどの事がなければ、自分が武彦の依頼を断る筈無いというのに、こういう場面で必ず、武彦は少し済まなさそうな顔をする。いい加減なれても良いのに。小さく笑いながらシュライン・エマは思った。だけど、武彦のそういう所は、とても好きだ。
「お待ちしていました。」
店長は、思ったより若い男だった。30の前半と言ったところだろうか。とりあえず名刺を差し出し、住職の使いの者だと告げる。その手が油にまみれていた。中古品の家電か何かを、修理していたのかも知れないと思った。
「ああ、良かった。」
その男が、平身低頭で、何度も頭を下げる。
「本当に、どうしようかと困っていたんです。」
とにかく、現物を見てやってください。
促されて、シュライン・エマは男の後についていった。
簡素な店内を抜け、奧の従業員通路に出る。裏側だけあって幾分薄暗かった。あちこちに、壊れた電化製品や古びた家具が放置されている。このうちのいくつかは補修されて店内に出し、とてもどうにもなりそうにないものは廃棄するのだと、男が手短にそう言った。
通路を左に折れ、さっきより細い廊下を抜けて。
突き当たった先は、南側に面した、倉庫だった。
倉庫といっても、じつのところ建て増しされたプレハブの部屋だ。南向きなので湿気も無く、確かにものを置いておくには良さそうな場所だった。だがその場所に近づくにつれ、シュライン・エマの卓越した耳が、奇妙な音をとらえた。
それは、ごく僅かな音だ。
気にしなければ、何の気配も感じないような。
しかし。
「…まただ。」
男が、ぼそりとそう言った。
その顔を見る。表情は凍り付いているのが分かる。何ともしれない恐怖が、顔に張り付いている。
不振に思って、シュライン・エマはその秀麗な眉をひそめた。
この先に有るのは、一体何か。
男が、足音を消した。何となく、シュライン・エマもそれに習う。気配をけしたところで恐怖が去るわけでも無いだろうにとそう思ったが、男をおどかす理由もないから静かに歩く。
そっと。
本当にそっと、…中をのぞき込んで。
「………、」
声をあげたりは、しなかった。
仮にも怪奇探偵とともに仕事をする人間だ、いちいちその程度で悲鳴を上げる神経など持ち合わせてはいない。
どちらかというと、『たいしたこと無いじゃない』と言い切ってしまえる程の、怪異ではある。
だが、シュライン・エマはすぐにそこへと立ち入らなかった。
目の前に見えているものを、少しゆっくり見物したい気になったのだ。その、光景、…いや、動きを。
「…なんだか、美しいわね。」
のんきとも思える言葉に目を剥いたのは、店長だった。
「…美しい、…って動いてるんですよ?手の、マネキンが。」
その言葉通り。
そこにあったのは、実に細い指先をした、一つの手のマネキンだった。
ジュエリーショップなんかで、指輪やブレスレットを飾るのに使用されるような代物だった。
その姿は。
優美だった。少なくとも、シュライン・エマにはそう思えた。
手だけに何かを語ることは無かったが、それでもその姿は目に映えた。ほっそりとした指、切りそろえられた爪、彫像のように真っ白なその色は、倉庫の薄暗い明かりにも美しく見える。こんな暗がりに押し込まれるべきものでは無いとそう思う。
その指が。
…動いていた。不思議な動作で。そんなに早くは動けなかった。だからいっそう優美に見えた。
ただ、動いて。
「…廃業したアクセサリーショップから、買い付けたんです。」
つぶれた店舗から、店の品物を残さず買い取る事があるのだと、店長は説明した。
「そう言う場合は、椅子からショーケースから鏡照明にいたるまで、売れそうなものは何もかも引き取るんです。その中に、…あれも混じっていた。」
動くことに、誰も、最初は気付かなかった
こんなものが果たして売り物になるだろうかと言い合いながら、とりあえず奧の倉庫の棚の中に、放り込んでおいたのだった。それが。
「…最初に気付いたのは、バイトの一人です。それが私の耳に入り、…今やこれのせいで、店員が次々と止めていってしまう有様なんです。」
動くマネキン。七不思議の一つでしかないようなこの怪現象に、皆恐れをなしたのだと言った。
「…分かりました。」
それだけ言うと、シュライン・エマはマネキンに近づいた。ふっと、マネキンはその不思議な動作を止める。黙って、シュライン・エマはその繊細な手をハンカチで包んだ。
「持って帰ります。」
「そうですか、…ああ、助かりました。」
ほっと、男は安堵の息をついた。



この、…オイルの染み。
それはきっと、あのリサイクルショップの店長の手についていた、機械油に違いなかった。
シュライン・エマは、携帯を手に取った。連絡した先は、聞き慣れた声の満ち主だった。
「…武彦さん、」
「…ああ、どうした、」
ちらちらと事務所内に視線を走らせる。確か、持ち帰った手は武彦に渡したのだ。
「あの手、あのマネキンの手は、もう住職に渡したのかしら?」
数日前までは、この部屋にあった気がしたけれど。付け加えると、武彦からはこんな返事が返った。
「…そうだ、昨日、寺まで持って行った。住職が護摩を焚いて供養すると言ってたから、もしかするともう燃やされているかも知れない。」
「だったらお願いがあるの。住職に、ちょっと待つように伝えて頂戴。…どうしても、…どうしても、彼女に会いたがってるものがいるのよ。」
「…彼女?」
いぶかしそうに、武彦が言った。確かにあれは女性に手に似せて作られているが、それにしても彼女とは。
だが、武彦はシュライン・エマを知っていた。唐突に電話をかけてきて、意味もなくそんな事をいう人間ではないと言うことを。
「分かった。すぐ電話してみる。」
その返事に、電話口でシュライン・エマが笑った。
「…ありがとう、よろしくお願い。」
だから好きよ。
心の中でそう付け加えるのも、忘れなかった。




「…あれから、おかしな事ですか?」
シュライン・エマは。
先日訪ねた、あのリサイクルショップに、再び足を運んだ。
武彦に電話をかけた後、急いでこの店までタクシーを飛ばしたのだ。『あなたのことが、好きでした』。『好きです』と言っているわけではないのだ。あの言葉をそのまま取るのなら、あの手紙を書いた何者かは、…既に彼女を愛していないか、もしくは二度と彼女に会えないかのどちらかになる。手紙をわざわざ事務所まで届けた以上、あの手を愛していないなんて事はありえないのだ。ということは、…必然的に、もう一つの理由が、残る。
「…おかしなこと、…うーん、特にはありませんね。静かなものです。」
そう言う店長を説き伏せ、シュライン・エマはもう一度倉庫に向かう。
その時だった。バイトらしき店員が、横からひょいと顔を出した。
「店長、」
「なんだ、お客さんが来てるんだぞ。」
「…指輪が、なくなってます。」
そのバイトの言葉に、店長の顔が曇る。
「指輪って、どれのことだ。」
「あのマネキンについてたやつです。小さい、安物そうな。」
「…指輪?」
聞きとがめて、シュライン・エマは口を挟んだ。
「あのマネキンの手、指輪をしていたの?」
「ええ。」
困った顔で店長が言った。
「もともとアクセサリーショップで、指輪を飾るのに使ってましたからね。あんまり高価な奴じゃなかったですが、売り物になるので指輪だけ外して店頭に並べたんです。」
箱もないから、大した値段もつけれませんでしたけどね。
付け加えた店長の言葉に、溜息をついてシュライン・エマはこう言った。
「…店長。」
「何でしょう。」
「その指輪、おいくらかしら。」
「…は?」
おかしな事をいうと、店長は思ったろう。無理もない。指輪は無いのだ。ないものの値段を聞いてどうするのかと、普通は思う。だが。
「…その料金を払うから、指輪は私の手に渡ったと思ってください。」
怪訝そうな顔の店長は、だが売値をシュライン・エマに告げた。確かに安かった。あの指輪が事務所に届けられた経緯を思えば、…届けた誰かの思いと比較すれば、安すぎるくらいだった。
あれは、…最初からあの手の持ち物だったのだ。
ずっと、あの手がはめていた、ものだったのだ。
店長に、金を渡す。無いはずの指輪が売れたことに、店長は喜んだ。ちょっと不審だが、払ってくれるなら喜んでというところなのだろう。
こんなかたちで、正式に指輪を手に入れて。
部屋は、相変わらず雑然とものが放置されていた。行き場のないものばかりが集められたこの部屋で、どの品物もぽつんと所在なく見える。その一つ一つをシュライン・エマは目で確認した。何か変わったところは無いか、…あの手に『好きでした』と言わずにおれないような、…そういう…。
ふと。
エマは、棚に目をやった。
あのマネキンがおかれていた辺り、…あの指輪をさがしておろおろと動き回っていたあたり、その場所を。
あの指輪をもたらしたものは、手が指輪を探していると、知っていた。だから、あの指輪を、手に届けてあげたかった。
だとしたら。
手のあった位置に立つと、シュライン・エマはくるりと後ろを振り返った。
あの手を、いつも見ているものではなかったか。
あの手が、見える方向にいた誰か。
思いながら目を走らせる。古びた花瓶、小さな時計、どれも該当しそうなものは無い。いや、何処にもない。
「…何処にも?」
その瞬間気付いた。
何処にもない。『今』は。
しかし確かにあった。この前来たとき、…この手の正面に、…古びた、人形が。
「ここに、」
「はい?」
「ここにあった人形は?確か、ここにありましたよね?」
その問いの意味をとらえ損ねて、一瞬店長はぽかんと口を開けた。それから、慌ててこう言った。
「あれは、…あんなぼろ人形、売ることも出来ないので処分したと思います。」
確かビニールに入れて、他の不要品とともに、廃棄物収集業者に出したかなあ。呟いた店長の肩を、思わずシュライン・エマは掴んだ。
「教えなさい、その業者の名前を。」
ぶんぶんと強く振り回される衝撃に、店長は呻く。
この女性は何故そんなに慌てているのかと、ただ呆れてそう思った。




「…間、一髪ってところね。」
草間武彦と落ち合ったのは、…くだんの寺社の、境内だった。
「…それが、『彼』なのかい?」
少し面白そうに、武彦はその人形を眺めやる。
境内におかれた小さなテーブルに、マネキンの手は置かれていた。武彦に頼んでここまで運んで貰った手紙も、ちゃんと隣に置かれている。その隣に人形を並べると、シュライン・エマは再確認するように、人形をのぞき込んだ。
「ええ、多分、間違いないと思うわよ。」
人形は、外国製の青い目をしていた。可愛いとはいえないかつい見た目に、りっぱなひげを生やしている。笑っているのか怒っているのか分からないような顔つきが、ユーモラスだった。しかし、小さな子供にはあまり受けがよく無さそうだ。
シュライン・エマが特に注目したのは、その手に握られた羽根のついたペンと、胸ポケットのチーフだった。
おもむろに手紙を開いてみる。手紙の端を縁取るレース模様は、この人形のハンカチーフと同一のものだった。
「…紋章なのよ、これ。」
模様と、いうよりは。
武彦にライターを借り、手紙を裏側から照らす。白に凹凸だけの模様に陰がつくと、なるほどグリフォンのような紋が刻み込まれているのが分かった。
「『彼』は自分の紋章がついた便せんに、この羽根ペンで恋文をつづった。この、小さな指輪を添えて。」
捨てられ廃棄される自分の運命を、人形は悟ったのだろう。
そうして、いつも自分の前にいた、美しいあの手を、恋うたのだ。
「だから、あの名刺の住所までやって来た。生身じゃ無かったかも知れないわね。本当に動けるなら、逃げてしまえばよかったんだもの。」
だが、扉の中には入れなかった。
あの事務所には零がいる。霊を操る力を持つ零の側に、人形は近寄る事が出来なかったに違いない。
だからせめてもと、手紙を置いたのだ。二度と会えないだろうと、そう思いながら。
「…まあ、間に合って、良かった。」
武彦が、そう言った。
そうね、そう答えながら、シュライン・エマは指輪を取り出す。
「武彦さん、あなた彼女にはめてあげてくれないかしら。」
「…冗談。男の俺が指輪を渡したら、『彼』に睨まれる。」
冗談ぽく口にしたその言葉に、シュライン・エマは笑った。手の内の指輪を、ゆっくりとマネキンの手に通す。薬指にはめると、それは本当にぴったりだった。細くて綺麗な指先に、それは驚くほど映えた。
「…この人形、どうするの?」
「せっかくだから、住職に一緒にしといてもらうさ。手の方もおとなしくしているだろうから、燃やさずに並べておいて貰うことにしよう。」
「それが、良いわ。」
頷いて笑い返す。なんだか気分が良かった。いかつい人形の顔が、今はとても幸せそうに見える。
小さな、テーブルの上で。
古びた人形とマネキンの手は、…だがぴかぴかの新郎新婦のように、とても輝いてみえたのだった。



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登┃場┃人┃物┃一┃覧┃
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】
0086/シュライン・エマ (しゅらいん・えま)/女性/26歳/翻訳家&幽霊作家+草間興信所事務員
NPC/草間・武彦 (くさま・たけひこ)/男性/30歳/草間興信所所長、探偵


ラ┃イ┃タ┃ー┃通┃信┃
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この度も御発注いただき、誠にありがとうございます。
にもかかわらず、このていたらくで本当に申し訳ありません。
動くマネキンの手、いかにも東京怪談らしいネタでした。
いつもながらシュライン・エマ様のプレイングのうまさには驚嘆しています。
人形と手のマネキンのロマンス(?)が、ハッピーエンドで、
書き手としても幸せな気分に浸れました。ありがとうございました。

バレンタイン・恋人達の物語2005 -
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東京怪談
2005年03月07日

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