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『PHOENIX −フェニックス− 』
八重咲・マミ2869


 スティルインラヴの2005年一発目のシングルは『PHOENIX −フェニックス−』。今回は八重咲 マミがメインヴォーカルを担当ということで、歌にも自然と力が入る。「聴かせるヴォーカル」が特徴的なマミを起用しての新曲はキーボードが際立った存在だ。早いテンポで音階の駆け上がったり駆け下りたりすることで、タイトルにもなっているフェニックスが自由に大空を羽ばたいているような浮遊感を感じられる。ギターソロもキーボードと同じコンセプトで高速で駆け抜けていく。中盤にはマミ自らが考えたラップが入り、曲のラストは激しいドラムソロも用意されている。アルバム発売後であり、さらに新年ということでまた新たな可能性と魅力をファンに見せつけるスティルインラヴ。それではお待ちかね、新曲をじっくりと聞いていただこう。


 ■PHOENIX −フェニックス−

  PHOENIX, FLYING THE BLUE SKY
  夕焼けよりも燃える翼で
  PHOENIX 名もなきお前の
  輝けるまぶしさを今…


  地図にはない場所 目指して
  白い雲の向こう 見つめてる
  旅立つなら 今しかない
  光る星が君の道標

  Wind 感じれば、ほら…
  何もかも通りすぎてく(through the blue sky)
  勇気を ただ一滴
  胸にひたせば 空へ飛び出せる FLY!

  PHOENIX, FLYING THE BLUE SKY
  始まりを今 刻みつける
  PHOENIX 孤独を感じても
  辛くない 強さが友達さ FOR THE SKY!


  ゴールなんて探さないで
  終わりのない旅を楽しもう
  上には空(blue sky)
  下には海(blue sea)
  汐の香りがする風が道連れさ

  Wing 気がつけば、ほら…
  同じ風景(もの) ひとつもないよ(through the blue sky)
  きらめく 紅い姿が
  奇跡を思う力へと変わる FLY!

  PHOENIX, FLYING THE BLUE SKY
  見てるだけじゃ つまらないだろ?
  PHOENIX 一緒に行こうぜ
  駆け出そう 自分を信じれば… FOR THE SKY!


   信じられない信じたくない ゴタクだらけのこの世界
   だけど自分だけにウソはつけない まぎれもなくそれ正解
   Do you think now? 自分自身に問いかける
   でも答えはもうわかっているさ 誰に教えられなくとも…!

   まだ見ぬ何か見つけるのさ 永遠の刻をかけて
   諦めるのはいつでもいい そうさ俺は火の鳥(PHOENIX!)
   だから陸海空飛び続ける 命の限りを賭けて
   身体の火に焦がされたら それは俺の命取り

   PHOENIX, FLYING THE BLUE SKY!
   PHOENIX, FLYING THE BLUE SKY!


  PHOENIX, FLYING THE BLUE SKY
  太陽まで行ってみようか
  PHOENIX 熱くなんてない
  フレアよりも熱いのだから

  PHOENIX, FLYING THE BLUE SKY
  勇ましくて強いいななき
  PHOENIX 名もなきお前の
  輝けるまぶしさを今 はためかせ…

  PHOENIX, FLYING THE BLUE SKY!
  PHOENIX, FLYING THE BLUE SKY!

  PHOENIX!


 この曲は自分たちが自分たちのフィールドを駆け抜けるための曲ではなく、むしろ個々のファンへ向けた熱いメッセージソングと言えよう。強く飛び立とうとする人々に手を差し延べる、今まさに舞い上がらんとする人たちに聴かせたい彼女たちらしいパワフルなナンバーに仕上がった。またメインヴォーカルのマミだけでなく、他のメンバーも随所でコーラスやラップで声を聞かせる演出もなかなか憎い。寒い冬を越えるといずれ誰もが春を迎えるが、この曲のメッセージが胸にあれば「別れの春」も「旅立ちの春」として前向きに受け取ることができるのだろう。新年早々、スティルインラヴから目が離せない。

PCシチュエーションノベル(シングル) -
市川智彦 クリエイターズルームへ
東京怪談
2005年02月14日

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