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『悪魔と過ごすお正月 』
葉子・S・ミルノルソルン1353


 正月早々、鼻歌交じりに皆へ招待状を出す悪魔が居た。
 チャイニーズ風な服に身を包んだ葉子・S・ミルノルソルンである。
 悪魔にも正月は来る。
 ただし神聖なことは抜きにしてだ。
 初詣なんて以ての外。
 行ったら最後たくさんの破魔矢に打ちのめされ瀕死の重傷を負う事は確実である。
 だから悪魔の正月は一般の人々とはちょっと変わっている。
 そんな神聖な儀式なんてものはすっ飛ばし、一気に新年会へと飛ぶのだ。
 雪の積もったエルザードの街。
 銀色に光る世界。
 そのはずれにある空き地を使って、葉子は青空の下宴会を行うと言う。
 寒空の下で宴会など到底考えつきもしないだろうが、そこは葉子の思考回路。自分は雪が苦手ではないから寒空の下だろうが、雪まみれになろうがオールオッケー、お構いなしなのである。
「さァ、誰が来てくれるカネ」

『正月デス、謹賀デス、飲みマス、食べマス、騒ぎマス。青空の下での宴会を街のはずれの空き地でやりマス。酒と料理…ジャッパーン的なお節料理を見よう見まねで作りマシタ振舞いマス。酒と紅茶もネ』

 そんな葉子の招待状を貰った人々が集まる前に、葉子は一人酒と料理を用意するのだった。



 白銀の世界に置かれたテーブル。
 その上には様々な料理や酒が置かれている。
 葉子が見よう見まねで作ったおせち料理、そしてとびきりの酒。
「オー、完璧完璧。俺様天才」
 葉子が自画自賛していると、そこへ正月らしい煌びやかな衣装に身を包んだシェアラウィーセ・オーキッドが現れた。
「イラッシャイマーセ」
 にんまりと笑みを浮かべた葉子にシェアラウィーセは笑う。
「参加させて貰おう。雪を見ながらとはまた風流だな」
 持参した数枚の膝掛けを空いている椅子に置き、葉子のセッティングしたテーブルを眺める。
「ソォ? まだまだお楽しみはコレカラだケド」
 ウヒャヒャ、と葉子が独特の笑い声を披露していると無月風己浬が現れた。
「なんだ、葉子。まだこれしか来てねぇの?」
「今から来るハズなんだケド。とりあえずイラッシャイマセ」
 とりあえずってどういうことだ、と文句を言いつつも己浬の視線の先にあるのは葉子の用意した料理の数々。
「ただ飯食えるってん来たんだが、そこにあんの全部食って良いのか?」
 己浬のその言葉に葉子は、底なしの己浬の胃袋を知ってるだけにほんの少しだけ頬を引きつらせつつ言う。
「己浬クン全部食らいつくす気デスか? ‥‥皆来てからならオッケー」
「なんだ、まだか」
 ちっ、と残念そうに食べ物の山を見続ける己浬。

「ところで招待状だが何人に出したんだ?」
 シェアラウィーセは葉子に尋ねる。
「ンー‥‥適当に」
「それじゃ、一体何人来るかわかんねぇだろうが」
 己浬の意見は尤もだ。
「もう少し待って来なかったら開始」
 そういうコトで、と葉子は笑みを浮かべ二人にとびきりの紅茶を用意するのだった。

「あら、良い香り」
 紅茶を淹れて暫くすると、ティアリス・ガイラストが顔を出す。
「イラッシャーイマーセ。いいねぇ、いいねぇ、女の子たくさん」
 ホクホクだネェ、と葉子がいそいそとティアリスの手を取りテーブルへと案内するのを見て、己浬は無言で雪を丸めると葉子へと投げつけた。
 葉子はそれに気付いて避けようとするが、流石敵からの攻撃命中率最高を誇る葉子。
 己浬が力を込めて投げた雪玉には相当の威力があった。
 現在呪われ仕様のため、更にその命中率は上がっている葉子にその雪玉は見事命中し、勢いはそのままに葉子を遠くまで吹き飛ばす。
 駄目っぷりに磨きがかかった葉子。
 雪の中から這い出てヘロヘロになりつつも葉子は見事復活し、ティアリスの隣へと戻る。
「雪合戦は後カラ!!!」
「あ? 雪合戦するって誰が言った? 今はセクハラ悪魔に対する攻撃だ」
「あら、今のセクハラだったの?」
 そういうことなら、とティアリスは持参していたハリセンをちらりと葉子に見せる。
 すると葉子は、ブンブン、と首を大きく振るとじりじりと後ずさりをしてティアリスから遠ざかった。
 そして遠ざかっていく葉子の背にぶつかり小さく声を上げるのは美夜だ。
 大荷物を抱えて転ばないよう足下に気をつけて歩いてきた美夜は、後ずさる葉子に気付いてはいなかったようだ。
「悪ィ、悪ィ。美夜ちゃんダイジョブ?」
 葉子は大荷物を抱えた美夜を覗き込む。
 すると美夜は恥ずかしそうに俯きながら、大丈夫です、と答えた。
「ヨカッター! 俺様怪我してたらドウシヨウかと!」
 そして改めて、イラッシャーイマセ、と葉子は美夜の持っていた荷物を持ってやり皆の元へと移動する。
「随分重いけどコレ何?」
 葉子の問いかけに美夜は笑う。
「葉子さんの呪いを解く為、魔力の籠った宝石の粉末入りのおせちを持ってきたんです。食べて頂こうと思いまして。食べると魔力がつくそうですよ」
「ソレ本当? 魔力回復って奴」
 えぇ、と柔らかな笑みを湛えた美夜は続ける。
「栗金団に瑪瑙を、お雑煮に真珠、かまぼこにダイヤを‥‥‥」
 そこまで聞いた葉子や他の皆は動きを止める。
「皆さん、どうかされましたか?」
 後ずさり始めた葉子や皆を見て、美夜はきょとんと首を傾げる。
 何故皆が引きつった表情を浮かべているのか分からないという風に。
「その‥‥なんだ、宝石などは普通に食べれるのだろうか」
 場を代表してシェアラウィーセが美夜に尋ねる。
 宝石の粉末入りのおせちと一番初めに言ってはいたが、改めて聞いてみるとそれは本当に食べれるのか怪しい。
 むしろ食べたら正月から苦しむ事になるのではないかと不安が過ぎる。
 しかし当の本人は笑顔を浮かべ頷く。
「はい、大丈夫です。無害ですから美味しく食べて頂けると思います」
「ヘェェェ‥‥」
「葉子、良かったな。しっかり食って魔力貯めろよ」
 己浬が葉子の肩をぽん、と叩く。
「そうね、葉子ちゃん。美味しく食べて魔力が戻るだなんて素敵ね」
 反対側の肩をティアリスが叩く。
「アリガト、美夜ちゃん。俺様頑張る」
「はい、葉子さんが元気になられると嬉しいです」
 天使のような微笑みを浮かべた美夜に葉子は、アハー、と笑いながらゆっくりと視線を明後日の方向に向けた。


 適度に腹ごしらえをした面々は、葉子と共にかまくら作りを開始する。
 大体の形を作ってしまうと葉子は雪だるまの他に、器用に雪こうもりのオブジェまで作りはじめた。
「葉子ちゃん、かまくら作って何をするの?」
 ティアリスが己浬が運んできた雪をシェアラウィーセと一緒に固めながら尋ねる。
「蕎麦の早食い大会」
「蕎麦の早食い? 全員参加ではないわよね?」
「参加したい人だけドウゾ〜」
「どうせ年越し蕎麦食いそびれたとか言うんだろ」
 己浬の言葉に葉子は、うっ、と詰まった声を上げる。
「そのとーりデス。年越し蕎麦食いそびれたンで単に蕎麦食いたかッたダケデスが作り過ぎて伸びちまうから早食いで」
 もう蕎麦は準備万端、と葉子はテーブルを指差す。
「制限時間は5分間。モチロン俺様参加で。優勝者には豪華景品プレゼント」
「大食いには自信あんだがなぁ…早さではどーだろ」
 俺も参加で、と己浬も名乗りを上げる。
 可愛い雪兎を作っていた美夜はそれを手にしながら、お二人ともどうぞ頑張ってくださいね、と笑顔で告げた。

 かくしてかまくらの中で、葉子と己浬の蕎麦の早食い競争が始まったのだが、蕎麦をすする音が三種類響く。
 その異変に一番初めに気付いたのはシェアラウィーセだった。
 シェアラウィーセの隣に座り、ずずっ、と蕎麦を食べ続けているのは黒髪の青年だ。
 いつの間にか現れ、葉子の背後に積み重ねてある蕎麦をずるずると食べ続けている。
「んー、んまいね〜」
 ずるずるずるずる。
 蕎麦の匂いに釣られて現れた戎焔は、呆気にとられる人々を構うことなくひたすら食べ続ける。
「イイ食べっぷり」
「んなこと言ってる場合か。葉子、豪華賞品はどうなんだ」
「一番食べた人のものカナ」
「こんなのすぐ食べ終わっちゃうよ〜。もうないの〜?」
 もっとちょーだい、と戎焔が食べながら告げると美夜が教えてやる。
「あちらにまだおせちなど残ってますから安心してください」
「うん、食べる食べる〜」
 戎焔はあっという間に葉子の蕎麦を食べ尽くしてしまう。
「アレ? 俺様の蕎麦は?」
「ないよー。戎焔食べちゃった」
 笑顔の戎焔はそのまま、食べ物ー、と葉子の足に噛みついた。
 調味料も何も加えず悪魔を食べてしまおうとする修羅の戎焔は素晴らしい。マヨネーズなどかけなくても美味しく悪魔を喰らうことが出来るらしい。
「チョット俺様食べ物ジャないンだケド」
 食われるー、と怯えた葉子が葉子は隣の己浬に助けを求める。
「悪魔って無くなっても足とか勝手に生えてくんじゃねーの?」
「たとえ生えてくるにしても、助けてくれるのがトモダチって奴じゃナイの? ネェネェ」
 葉子の助けも空しくかまくらの内部に響き渡る。
 ティアリスもシェアラウィーセも美夜もその様子を見つめるのみだ。
 まさか本気で食べる訳がないだろうと思っていたのだが、戎焔は本気だった。
 がぶがぶ、と葉子の足を噛み続ける。
「んー、ごはん〜、ごはんは何処かな〜」
 アッチにあるカラ、と葉子は必死の思いで戎焔を振り切るとかまくらの外を指差す。
 そしてその時、時計が五分を告げた。
「終了だな」
 シェアラウィーセの声で一同、食べた椀の数を数え始める。
 途中参加の戎焔もかなり食べていたが、一番初めから最後まで同じ速度で食べ続けた己浬が一番多くの蕎麦を食べていた。
「己浬さんの優勝ですね」
 おめでとうございます、と美夜が告げる。
「葉子、それで賞品は?」
 はい、と己浬に葉子は一枚の紙を手渡した。
「なんだこれは‥‥請求書?」
 ぎぎぎ、と己浬は隣の葉子を振り返る。
 葉子は逃げ出す準備万端でかまくらの入り口へと移動していた。
「エート、俺様現在借金大王ダカラ」
「‥‥だから? 続きは何だ?」
「この宴会の材料費はどこから出たンでショウネ‥‥‥」
「それはもちろん葉子ちゃんの懐からじゃないの?」
「まさか全て借金だと‥‥?」
 己浬の怒りのオーラが爆発寸前だ。
「葉子、賞品はまさかとは思うが自分の借金の請求書っつーのか?」
「あったりー‥‥って、己浬くん、目が据わっちゃってるヨ」
 うひゃひゃひゃー、と笑う葉子に己浬の雪玉攻撃が始まる。
「いるか、こんなもんっ!」
 焼いた餅を片手にかまくらの外へと逃げ出した葉子を追って、皆も外へと出る。
「葉子ちゃん、それはいくらなんでもあんまりよね」
 さっきちょうど初詣に行ってきたばかりだから‥‥、とティアリスはにこやかに笑みを浮かべ破魔矢を取り出す。
 破魔矢を見て、動きを止めた葉子に容赦なく己浬の雪玉が炸裂する。
 あっという間に雪に沈む葉子。
 シェアラウィーセは、全く、と苦笑しながら洋酒を手にしその様子を眺めている。
 その隣でもくもくとおせち料理を食べ続ける戎焔。
「その、お飲み物も用意しましょうか?」
 美夜が心配そうに葉子をちらちらと見つつ、戎焔に飲み物を勧める。
「んー、ありがと〜。えっとね〜、美味しいのが良いな」
「はい。わかりました」
 美夜が酒の入ったグラスを差し出しながら、ぽつりと呟く。
「葉子さん‥‥大丈夫でしょうか」
「大丈夫そうだが。‥‥気にはならないか?」
 シェアラウィーセが戎焔に尋ねるが、べつに〜、と戎焔は答える。
「だって食べ物って食べたらなくなっちゃうし。だから無くなる前に食べないと」
 回りで何が起きていようとも、戎焔には食べ物の方が最優先事項なのだった。
 いかにどれだけ食べ物を腹の中に納める事が出来るか。
 これが戎焔にとっては大問題だ。

「なんかこれ不思議な感じ〜」
 でも美味いね〜、と戎焔はぱくぱくとキラキラと光っているようなおせち料理を口に運ぶ。
「あ、それは私が作ってきたんです。魔力がつく宝石の粉末入りのおせちなんですよ」
「ふーん、美味しければなんでも良いよね」
 戎焔が平気で食べているのを見て、シェアラウィーセも美夜の持参したおせちに手を付ける。
 すると味は本当に美味しく、宝石の粉など入っているとは思えない程のものだった。
「美味しいな」
「ありがとうございます」
 美夜は褒められてはにかむような笑みを浮かべた。
 少し腹の膨れた戎焔は雪に埋もれる葉子を見てそちらへと歩いていく。
 随分と雪深く沈められた葉子は自力で立ち上がるのをやめたようだった。
「ね〜、ね〜。起きたい〜?」
「助けて欲しいナー‥‥」
 分かった、とニッコリと笑みを浮かべる戎焔。
 戎焔が懐から取り出したのは注連縄だった。
 注連縄。それは破魔矢と同様、魔除けグッズではなかったか。
「マジですか‥‥ネ?」
「助けてあげるね」
 その笑顔が怖いんですケド、と葉子が身の危険を感じて自力で抜け出そうとするが、それよりも先にその首に注連縄をくくりつける。
 急激に体中の力が抜け、葉子は動きを止めた。
「今引っ張ってあげるね〜」
 そのまんま引っ張ったら俺様息の根止まっちゃうカラ、と葉子が助けを求める。
「大丈夫ー。注連縄は御利益あるから〜」
「悪魔にはアリマセンっ!」
 死への直行便の様な戎焔の所行に葉子は心の底から怯える。
「おー、注連縄悪魔って珍しぃな」
 己浬がそう言うとティアリスも破魔矢片手に笑う。
「葉子ちゃん、目出度いわね」
「目出度くネーヨ」
 ウヒャヒャヒャ、と笑う声は空しく空き地に響き渡る。

「ん〜、お腹空いた〜。ごはん〜」
 葉子の反応に飽きたのか、それともまた腹が空いただけなのか、戎焔は注連縄を放り出して食べ物の方へと走っていく。
 やっと助かった、と葉子は命からがらその注連縄地獄から抜け出した。
「お疲れ様。はい、どうぞ」
 ティアリスがやっと雪からはい出した葉子にグラスに入った酒を渡す。
「アリガト」
 ティアリスちゃんてば優しいネ、とほろほろと泣く真似をしながら抱きつこうとしたのを見て、己浬が容赦なく再び雪玉をぶつける。
 よろけた瞬間、そのまま酒と葉子は雪へと沈み込んでいく。
「あ‥‥、葉子さん‥‥それ飲まなくて良かったかもしれません」
 美夜が葉子にそう告げる。
「ェ? ナンで?」
「それは聖水を入れたお神酒ですから‥‥葉子さん?」
 ふふっ、と雪に再び倒れ込んだ葉子に美夜は駆け寄った。
「お正月って危険がイッパイ‥‥俺様死にそう‥‥」
「大丈夫ですか? しっかりしてください」
 美夜が葉子を助け起こす。
 その瞬間、美夜がいつも大事にしていた胸にしていたロザリオが胸元から滑り出た。
 以前葉子が苦手にしていたため、今日はしっかりと服の中に隠していたのだがしゃがみ込んだ瞬間それが出てきたのだった。
 そのロザリオに葉子は再び撃沈する。
「葉子さん、葉子さん」
 ロザリオが出てきた事に気付いていない美夜は、ぱたり、と倒れた葉子を揺すり続ける。
 シェアラウィーセがそんな美夜の肩を叩いて、その辺にしておいてやれ、と声を掛けた。
 そこで漸く美夜は自分のロザリオを見て葉子が沈んでしまったのに気付く。
 急いでロザリオをしまい込んだ美夜は再び葉子に声を掛けた。
「すみません、葉子さん。せっかくお元気になられたようでしたのに‥‥」
 しゅん、と落ち込んだ美夜に葉子は、なんとかダイジョブ、と身を起こし雪まみれになった身体を払った。

 そして改めて空の下での宴会が始まる。
 ほとんどの食料を腹の中に納めてしまった戎焔だったが、まだまだ余裕はあるようだった。
 もちろん己浬もまだ腹八分目までも食べていない。
 葉子は、皆が楽しければ無問題、と開き直り作った全ての料理を皆に振る舞う。今までよりも今回の企画で更に借金大魔王になったことは無視する事にしたようだ。
 女性陣は、シェアラウィーセの持ってきた膝掛けの美しさに見惚れ、シェアラウィーセからその膝掛けに込めた想いなどを聞く。
 口当たりの良い洋酒を飲みながら楽しく歓談する光景はとても微笑ましい。
 葉子は自分のグラスに酒を注ぎ、皆の様子を窺う。
 皆の顔には笑顔が浮かんでいる。
 楽しい真冬の空の下での宴会は成功したと言えるだろう。
「今年も楽しい一年にナルかどうか」
 年始めから神聖な注連縄や破魔矢やロザリオで厄払いを済ませた悪魔など葉子位のものだろう。
 その葉子の運命は世界を照らす新春の太陽だけが知っているのかもしれない。





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┏┫■■■■■■■■■登場人物表■■■■■■■■■┣┓
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┗━┛★あけましておめでとうPCパーティノベル★┗━┛

【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢】

●1353/葉子・S・ミルノルソルン/男/156歳
●1514/シェアラウィーセ・オーキッド/女/184歳
●1581/無月風・己浬/男/21歳
●1820/戎焔/男/379歳
●1962/ティアリス・ガイラスト/女/23歳
●2135/美夜/女/17歳


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■         ライター通信          ■
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コンニチハ、夕凪沙久夜です。
遅くなってしまいましたが、お正月のノベルをお届け致します。
お正月から楽しさ一杯の葉子さんに降りかかる悲劇。
皆様容赦ない感じが素敵でしたv(笑)
今年も皆様にとって素敵な一年になりますよう、お祈り申し上げます。
アリガトウございました!
あけましておめでとうパーティノベル・2005 -
紫月サクヤ クリエイターズルームへ
聖獣界ソーン
2005年01月31日

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