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『ケモノの夢 』
海原・みなも1252)&(登場しない)


 見慣れた天井。ここ数日間ほど見続けてきた真白い綺麗な天井ではなく、何年もの間、このベッドの上で寝転ぶたびに目にしてきた光景に、ホッと胸を撫で下ろす。

(帰ってこられたんですね‥‥‥‥)

 海原 みなもがこの部屋で過ごし始めて、いったい何年が経ったのだろうか?
 指折り数えて、体を起こす。ベッドに敷かれたシーツと布団が、酷く懐かしい。思えば、あの研究所ではベッドの一つも提供されなかったなぁと、みなもは我が家へと帰ってきたことに安堵し、溜息をついた。

(ご飯と食べないと‥‥‥‥)

 きゅるるるると可愛らしい声を上げるお腹を押さえて、みなもはベッドから降りて部屋から出た。見慣れたろうか。見慣れた階段。この一週間あまりの時間、犬猫ばかりを見てきたせいか、人が生活する空間に違和感を覚える。しかし、その違和感は決して不愉快な物ではなかった。階段を下りて今の扉を開ける。そこには、見慣れた家族の顔があった。
 テレビを見ていた父親が、扉を開けたみなもに目を向ける。「おお、目が覚めたのか」と笑って「おはよう」と言ってくる。返答し、キッチンに目を向ける。そこには母親の姿があった。ちょうど食事の時間帯だったらしく、母親はのんびりと鍋を掻き混ぜながら、みなもに笑いかけてきた。

(お父さん、お母さん‥‥‥‥)

 その顔が懐かしい。頬を伝って流れる涙。「どうして泣いているんだ?」と、父親が慌ててなだめにかかる。

(分からない。分からないんですよ‥‥)

 涙が流れる理由。それはみなも自身にも分からない。
 ただの日常。ここ何年もの間、家に帰れば嫌でも目にしてきた日常の光景。人並みに幸福を覚えることが出来るであろう理想の空間に、涙する。
 失ってしまった。
 漠然と感じる喪失感。
 しかし目の前には、自分の家族が居る。学校に行けば友人が居て、街を歩けばそれまでのアルバイトで知り合った店長や同僚が声を掛けてくる。
 何も変わらない。
 何も変わらないのに‥‥‥‥
 いったい自分は、何を失ったと言うんだろう‥‥‥‥


●●●●●


 「う‥‥ん‥‥‥‥」

 目を覚ました時、真っ先に飛び込んできた天井の白さに、目に痛みを覚えて顔を伏せた。
 ソッと、ゆっくりと慣らすようにして目蓋を開ける。
 相も変わらず、天井も壁も床も、どこを見ても変わらぬ真白さを保つ空間。人が住む空間としては、決して居心地の良い空間とは言えないだろう。どこを見ても変わらず、外と繋がる扉を一つだけ残し、窓の一つすらない。その窓の代わりに壁の一角を覆っている大きな鏡が、一際強く異彩を放つ。遊び道具の一つとして与えられたテーブルもソファーも、この白い飼育室では、ただの奇妙なオブジェにしか見えず、風景に馴染んでいない。
 目を開いて顔を上げ、静かな部屋を見渡す。
 床には数匹の犬猫が歩き回っているが、昨日までの騒々しさはない。
 それまでは十数匹を超える勢いで飼われていた犬猫達は、訪れた研究員に「必要になったから」と連れて行かれた。何に必要になったのか、あの後どうなったのかは分からない。そうして残っているのはほんの数匹。話し相手にと残された子犬や子猫達は、消えてしまった仲間達のことが気にかかるのか、これまでのように騒ぎ、遊び回ろうとはせずに部屋のあちらこちらを歩き回ったり座り込んだり寝転んだり‥‥‥‥静かなものだった。

「あ、おはようみなも」
「おはよう。誰か、来た?」
「うん。来たけど、みなもが起きてないって分かったら帰っちゃった」

 お陰でお腹がペコペコだよと、声を掛けてきた子犬がうずくまる。
 研究員は、数日前にみなもの首輪を外してからと言うもの、それまでとはまるで違う反応を見せるようになった。食事からシャワー、毛布もトリミングも、何から何までみなもを優先するようになった。
 他の子犬達など、どうても良いとばかりに放置されている。特に食事は、みなもが目覚めていない時には下げられてしまい、量もみなもを優先していて他の仲間の量が少なくなった。
 あからさまにみなもだけが優遇されていて、居心地が悪い。みなもに話しかけてくる仲間達も少なくなった。今でも遊ぼうと懐いている子犬はいるのだが、それも前のように、素直には楽しめない。
 何故こんな状況になったのか、みなもは訳が分からずに困惑していた。

(まぁ、もういいか)

 惚けたように、眠気に頭を揺らしながら寝転んだ。
 皆からの信頼も何もかも、既に失いつつある。だと言うのに、みなもはそれを気にすることすらなくなっていた。
 気を回すような余裕がないとか、そう言うことではない。煩わしいわけではない。ただ、ここ数日間の間に、みなもは“何かを考えて行動する”と言うことが困難になり、今では思うがままの行動しかできなくなりつつある。
 朝の挨拶、それだけでも辛かった。
 人のような思考、言動はみなもの意識に打撃となって襲いかかる。子犬達の言葉、子猫達の言葉、人間の言葉‥‥‥‥何を聞いていても、自分から声を掛けても気分が悪くなり、意識が白く染まっていく。
 初日、この首輪を嵌めた時にも、似たような感覚を覚えたことはある。
 しかし、その首輪は既に外している。数日前に研究員が外して持っていった。思えばそれからだったろうか、みなもの扱いが変わったのは‥‥‥‥

(考えるのはやめよ)

 考えたところで、何が分かるわけでもない。みなもは思考を閉ざして起きあがった。
 からからと台車の車輪が回る音がする。続いて足音。研究員が所持を持ってきてくれたのだろう。この部屋の鏡はマジックミラーになっているため、部屋の様子は筒抜けとなっている。みなもが目覚めたため、食事を持ってきてくれたのだろう。

「あ、目が覚めてるね」

 扉が開き、研究員の声が耳に届く。それと同時に頭にキーンと言う耳鳴りのような振動が響き渡り、みなもは思わず耳を塞いでいた。
 誰かの声を聞くのが怖い。自分以外の声が、音が怖い。すっかり獣の体となったみなもの毛が逆立ち、そのストレスの強さを物語る。

「さて、食事の前に‥‥‥‥」

 しかしそんなみなもの反応など、研究員にとってはどうでもいいことだった。
 逃げようとするみなもを抱き留め、拘束する。それから食事‥‥いや、もはや餌と言ってもいいであろうそれを床に置くと、みなもの首に手を掛けた。
 抵抗するみなもの頭を掴み、無理矢理に押さえ付ける。首輪を嵌めてからの二週間にも及ぶ時間の中ですっかり毛深くなったみなもの首周りを攫い、その中に隠れていた“首輪”を探し出す。

「あったあった」

 研究員は満足そうにその首輪を外すと、みなもの体を手放した。

(‥‥‥‥あれ?)

 研究員から離れながら、みなもはコキコキと首を鳴らして首を傾げる。
 妙にスッキリとした感覚が残っている。まるで同時に頭の上から冷水を掛けられたかのような寒気が走り、体の力が抜け落ちた。
 ガシャンと、研究員が差し出した餌皿をひっくり返し、顔を汚す。

「あーあ」

 研究員は、首輪を大事そうに仕舞い込んだ後、懐からハンカチを取り出して汚れてしまったみなもの顔を拭いにかかった。
 みなもの顔を大事そうに、丁寧に拭う。
 他の動物達にはこんな事すらしないのに、自分にだけは手間暇掛けることを惜しまない。乱れた毛並みを指で梳き、大事そうにみなもを抱き締める。
 自分を大事にしてくれている‥‥‥‥
 それは分かる。研究員達は、不器用ながらもみなもを必要とし、大切にしてくれている。だがそれは‥‥‥‥何か下心があってのことだ。それを追求しようとは思わない。しかし、その下心によって、自分は追い詰められている。何かを無くそうとしている。何を無くそうとしているのか、何を無くしてしまったのかが分からずに気力が削がれ、動けなくなる。

「うぅ‥‥!」
「うわっ」

 みなもは研究員を睨み付け、牙を鳴らしてはねつけた。みなもの体を撫で回していた研究員の手が離れ、懐から首輪が落ちる。
 ‥‥‥‥それだ。
 その首輪が全ての元凶だ。
 そして自分は、その首輪を必要としている。何故そう思うのかは分からないが、その首輪がないと‥‥‥‥自分で自分を保てなくなる。
 研究員に飛び掛かる。その首輪を持っていかれるわけにはいかない。その首輪が必要なのだ。漠然とそう感じるだけだったが、我慢など出来なかった。夢で見た光景が脳裏をちらつき、感情が制御出来なくなる。
 大切な物を失った。夢となったそれは、もはや思い出すことすら出来なくなる。

「悪いけど、これは渡せないんだよ」

 みなもが何を求めているのか分かっているのか、研究員は飛び掛かってきたみなもを避けて床に落ちた首輪を取り上げた。みなもが唸り、威嚇する。ここに来てからの数週間、考えもしなかった行動だ。
 研究員は、みなもを雇い入れた雇い主‥‥そう思っていた。そう思っていたからこそ、理不尽な要求にも我慢した。我慢してきたのだが、もはや研究員達が雇い主だとか、そんな事実は覚えていない。人であったことは忘却の彼方に、ここに来た理由も忘れてしまっていた。
 ‥‥‥‥それを取り戻したい。
 心で思っているわけではない。思考は停止したままで、何かを考えての行動ではない。
 首輪が必要なのだと本能的に察し、形振り構わずに手に入れようとする。

「なるほど。こりゃ敵わないな」

 力尽くで押さえ付けのは難しいと判断したのか、研究員はヒラリヒラリとみなもの追撃をかわして逃げ出した。扉を跳ね開け、サッと身を滑り込ませて扉を閉ざす。ガチャリと鍵がかかる音がすると、みなもには研究員を追い掛ける手段が無くなってしまった。

「うぅ‥‥」

 力無く唸り、寂しくなった首をさする。
 暖かい毛皮に包まれているというのに、首輪を着けていた首周りが涼しく感じる。
 取り外された首輪。
 だが、首輪は数日前にも外されていたはずだ。
 そこにあるはずのない首輪。
 あの首輪を外されるたびに、何かが変わる。その変化が怖くて、あの首輪を着けていないと何かが終わりそうで‥‥‥‥

「‥‥‥‥」

 そんな大事な記憶、自分を守るための、首輪に関する記憶も長くは続かない。
 忘れる。忘れてしまう。
 思い出そうと思考を回転させれば、痛みが襲う。動物は深く考えない。記憶など、長く保っていても数日が限界だろう。しかしこの体になってからの数日、首輪を外されるたびに記憶が酷く曖昧な物となっていく。
 大切なことを忘れ、ただその場その場で気ままに過ごすだけのケモノ‥‥‥‥そんなものにはなりたくない。なりたくないのに、何故なりたくないのかも分からない。
 床に転がり、怖ず怖ずと近寄ってきた子犬達の相手をする。
 この子達はどうなのだろうか? 自分達の生き方に疑問を挟むことはないのだろうか?
 ‥‥‥‥ないのだろう。この子犬達は、動物達は、自分達が別の生き物として生きていくような経験はない。人間だってそうだ。普通の日常を送っていて、犬猫とまるで同じ生活など送れない。送ろうとしてもすぐにストップがかかるだろう。耐えられないのだ。人間としての知性を、精神を養っていた人間には、他の動物として生きるための機能がない。
 みなもは、人間からケモノに変わった。
 しかしケモノとしてはあまりに多くのものを持ちすぎたため、それまでのことを忘れようとしている。ケモノに余分な機能はいらない。精神は少しずつ、痛みを伴いながら削り取られていく。
 それが、いったいどれほどの苦痛を伴うことなのか‥‥‥‥

(おねがい‥‥‥‥かえ‥‥して)

 言葉すら出てこない。
 子犬達の乱れた毛並みを舌で整えながら、みなもは目尻に涙を溜めていた‥‥‥‥


●●●●●


 ‥‥‥‥そんなみなもの心情など、隣室でみなもを観察している研究員達は、微塵も想ってはいなかった。

「主任。今日の分を回収しました」
「ご苦労。いや、これで何個目かな?」
「四個目です。研究も順調ですから、もっとペースを引き上げられそうですね」

 飼育室から首輪を持ち帰った研究員は、首輪を研究主任に手渡し、満足そうな笑みを浮かべていた。
 みなもから取り外した首輪は、最初にみなもに渡した首輪ではない。
 数日前、実験を開始してから一週間目に、一度みなもの首輪を外して実験した。果たして、獣となったみなもが元に戻れるのか、それとも獣のままなのか‥‥‥‥
 元に戻れたのなら、給料を渡して帰って貰うはずだった。獣のままなら、そのまま飼育するつもりだった。
 だが、今はそのどちらでもない、想定外の状況だった。
 首輪を外した。それは現物が手元にあったのだから、疑いようもない。しかし首輪を外した翌日、みなもの体を調べてみると、首に新たな首輪が発見された。
 研究員達は困惑した。首輪は呪いの品だ。確かに常識外の品物ではある。自分達の科学的な思考で解明出来る品かどうかも分からないが、呪いに“感染”した者の体から新たな、別の首輪が生まれるなど‥‥‥‥誰も予想しなかった。
 これまでの感染者達には、こんな状態になった者はいない。
 例が無く、誰もが困惑したのだ。
 幸いにも、みなもは獣から人間に戻ったわけではなかった。まだ実験は続けられる。新たに現れた首輪を外し、今度はその首輪で実験した。新たな被験者は犬猫達と会話を始め、今でも人間としての意志を残しつつ楽しんでいる。
 研究は進んだ。自分達の理想としていた首輪が、意図せぬところから湧き出たのだ。
 人間の意志を残しつつ、他の動物達と意思を疎通させる。そんな理想が叶ったのだ。生み出していたみなもは、首輪を外した次の日には新たな首輪を、その次の日にも新たな首輪を生産した。
 実験道具には事欠かない。これまで一つしかなかった首輪が、今では数を増やしているのだから喜ばないわけがない。実験は進み、このまま行けば、いつかは人間の手で呪いの首輪を作り上げることが出来るようになるだろう。

「でも驚きました。やっぱり、その首輪を外したからですかね?」

 研究員は、みなもに弾かれて薄く痣になっている手を押さえて溜息をついた。
 首輪を外すたびに、みなもの様子は変わってきている。
 それまで研究員に刃向かうことなく懐いていたというのに、今では首輪を外すたびに抵抗する。爪を立てたり噛み付いたりすることはないのだが、それでもこうして軽い痣を作られることはあった。

「こちらからもモニターしていたが、首輪を外した瞬間に体温、脈拍に異常が見られた。何やら脱力していたようだしな‥‥‥‥その首輪が大事らしい」
「大事だからって、そう簡単に変わるものでしょうか?」
「科学だろうが呪いだろうが、何もない場所からは何も生まれん。その首輪が生まれている以上、どこかから何かを持ってきているのだろう」

 無からは何も生まれない。
 ならば、みなもの体に現れた首輪は何から生まれたのだろうか。何を喰らい、生み出されたのだろうか?
 推測は立つ。みなもの中の、人としての記憶、獣としての記憶、そうしたものを喰らっているのではないだろうか? そこから生み出された首輪だからこそ、それを装着した者には人間と、動物の中間としての能力が与えられる。
 だが、みなもから失われるものは多い。“失う”と言うことは“消失”するという事だ。それまで持っていた物が、持ち主の元から消え去ってしまう。そして失われた物は二度と戻らず、取り戻すことは出来ない。

「もしも記憶の類を食って生まれているのなら、海原君の変化も頷けるんじゃないか?」
「我々のことを忘れている‥‥と?」
「そうだとしても、長くは続かんだろう。いずれは底を付く。飼い慣らすのはそれからだな」

 いずれは人間としての記憶を失い、完全な獣となるのだろう。
 飼い慣らすとしたら、それからだ。研究がここまで進んだ今では、みなもの存在価値は、首輪を生み出すという点以外にはない。それがみなもを破滅させることだとしても、やめるつもりは毛頭無い。

「しかし、これ以上凶暴になられても困るな。研究院に怪我人を出すわけにもいかん」
「ええ。どうしましょう?」
「躾をしなければならないだろうが、今はそんな時間はない‥‥‥‥そうだな。当面は鎖にでも繋げておけ」

 凶暴な犬の躾は後回しだ。とにかく今は、何を奪おうとみなもから首輪を搾取し続けることが先決だ。元より、獣として定着してしまった以上、みなもを家に帰すつもりはない。どんな扱いをしたところで、誰から文句を言われるというのだ。

「では、私は研究室に行ってくる。見張りは頼むぞ」
「はい。任せて下さい」

 研究主任は、首輪を持ったままで研究室を出て行った。
 研究は、もはやこの研究室では行われていない。ここはただ、みなもを監視するためだけの場所となった。みなもが脱走するか、自殺するか‥‥‥‥あり得ないことだとは想うが、それを危惧して最低限の見張りだけを置くようになった。
 ‥‥‥‥もはやここに、みなもを守ろうとする者は、誰もいない‥‥‥‥

「これも呪いかね‥‥?」

 あの首輪を着けて、真っ当な人生を歩めた者はいない。もしかしたら、あの首輪の呪いとは動物へと体を変えてしまうことではなく、こうして獣として扱われていってしまうことなのではないだろうか?
 だとしたら‥‥‥‥あの海原 みなもと言う少女は、やがて人間としての理性も何もかもを失い、ただの獣へと成り下がる。その過程で、あの少女はどこまで堕ちていくのだろうか?
 飼育室の中の少女を眺めながら、研究員は頬を歪め、笑っていた。




fin




●●●あとがき●●●

 いつもありがとう御座います。毎度お世話になりっぱなしのメビオス零です。
 さて、今回のお話はいかがでしたでしょうか? 獣っぽく‥‥うーん、獣っぽく出来たんでしょうか? 犬は喜び庭駆け回り、猫は炬燵で丸くなる♪
 ‥‥‥‥庭も炬燵も飼育室にはないよ!
 もう少し駆け回らせることが出来ればいいかなぁ、等とも思いましたが、なかなか獣っぽい動きとは難しいですね。動物園とか見てても、寝てる光景しか印象に残ってないです。たぶん、飼われている子達にとっては、出来ることがほとんど無いからなんでしょうね。退屈そうです。
 精神的に追いつめられているみなもさん‥‥‥‥でも何を恐れているのかが分からないため、何に抵抗していいのかが分からない。この状況からの脱却は不可能でしょう。
 こんな状況を研究対象にしか見ないなんて‥‥‥‥研究員、恐ろしい子!
 まぁ、獣になったら獣になったらで、優しく飼って貰えるでしょうから大丈夫でしょう!(何が大丈夫なのか‥‥)


 では改めまして
 今回のご発注、誠にありがとう御座いました。
 今回の作品はいかがでしたでしょうか? 作品に対するご感想、ご指摘、ご叱責、ご要望などが御座いましたら、遠慮容赦なく仰って下さい。出来る限り参考にし、ご期待に応えたいと思います。
 では、次にご発注いただけたときにも頑張らせて頂きます。ありがとう御座いました(・_・)(._.)
PCシチュエーションノベル(シングル) -
メビオス零 クリエイターズルームへ
東京怪談
2009年12月07日

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