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『雪の日の落とし物 』
ヒースクリフ・ムーア3345

 ヒースクリフ・ムーアは、白い大地に足跡を残しながら町へ向かっていた。
 厚く積もっているわけではなかったが、雪は降ったり止んだりで、歩いているうちにまた降り出したので足を速める。
 寒い土地に住むようになって大分慣れたが、雪の日はやはり歩き易いとは言えない。視界も悪かったし、足元に視線を落とし気味に歩いていたので――近くなるまで、その小さな人影には気づかなかった。
 ふと顔を上げれば少女が立っている。その後ろは、もう町の入口だろうか。
 少女は町の外の方を向いている。振り返れば、森か、或いは――
 森だろうと、ヒースクリフは思った。
 それが少女には似つかわしい。
 そちらから来たのか、そちらへ行くところなのか、それともそちらから来る誰かを待っているのか。いずれにせよ、こんな幼い子がこの雪の中に立ち尽くしているのは、いただけなかった。
 前まで行って声をかける。
「どうしたんだ?」
 少女は戸惑い顔で声をかけてきたヒースクリフを見上げ、そしてまた森を見た。
「……森に落とし物をしてきちゃったの」
 サイズの合っていないぶかぶかのワンピースのポケットに少女が手を突っ込むと、その先から指が覗く。ポケットに穴が開いたらしい。
 そこから落ちてしまったのだろう。
「森のおばあちゃんのお手伝いをして、もらってきたのに」
 少女は今にも泣きそうだった。
「何を落としたんだ?」
「栗と、髪飾り……」
 元々開いていた穴が栗の重みで広がったのだろうかと、ポケットの穴を見る。
「栗も?」
「妹と一緒に食べなさいって……森に住んでるおばあちゃんのところに、時々お手伝いとかしに行って、お駄賃もらうの。妹にプレゼントをあげたいって言ったら……今日はそれに足して、髪飾りと栗をくれたの」
「そうか。お駄賃は無事だったのか?」
「こっちに入れてたから」
 少女は逆側のポケットを示す。
「探しに、戻らないと」
 少女はそう言うけれど凍えている。動き出せないのは、そのせいだ。
 空から舞い降りる白は、さほどの量ではないけれど。
 ヒースクリフは首を振り、少女を諭した。
「その前に、どこかで暖まってからの方がいいな。凍えていたら落とし物を見つけることもできないだろう。おいで」
 少女の頭から雪を払い、その手を取ってヒースクリフは歩き出した。
 ここからなら遠くはないと、そして今日はいるはずだと……迷わず町の、彼女のところへ。

 ギリアンは戸を開けてヒースクリフの姿を見て、驚いたようだった。いつものように抜け出してきたことを怒るかとヒースクリフは思っていたが、咎める口調が動揺している。
「な、何もこんな雪の日に出て来ることないだろう」
 手を伸ばして肩や髪の雪を払う。
「俺のことより、この子に何か暖かいものを作ってあげてくれないか」
 視線をわずかに下に向け、少女を見て、ギリアンは「とにかく中へ」と二人を招き入れた。
「暖炉の傍に。今、お茶を淹れるから」
 火の入った暖炉の前まで二人を引っ張って来て、濡れた髪や顔を拭くための柔らかい布を渡してから、ギリアンは厨房へぱたぱたと走っていった。
「君も滴を拭いて。そういえば名前を聞いていなかったな」
「アンナ。……えっと」
「俺は……ヒースだ」
 ヒースクリフはそのまま名乗るべきか一瞬迷って、短く答えた。
「ヒースさん」
「歳は?」
「九つ」
「そうか」
「ここ、ヒースさんのおうち?」
 アンナはきょろきょろと周りを見回す。
 ギリアンは二人を、とりあえず暖炉に火の入っている部屋に連れてきたのだろう。
 飾り気はないが、きちんとした部屋だ。本棚がある。多分仕事部屋なのだろう。
「違う。ここは」
 そこで説明に詰まった。説明して、わかるだろうかと首を捻り。
「今、ここに連れてきてくれた人の仕事場だよ」
「今のおねえさんの」
 やっぱり短く曖昧に答えたところで、扉が開いた。
「お湯が沸くまで少し待ってくれ。椅子、もう一つ持ってきた。うっかりしてたけど、この部屋、仕事机以外なかったな」
 確かに作業台のような飾りのない机に、椅子も木の丸椅子が二つしかない。
 ギリアンが持ってきたのは、布張りで綿を入れた大きめの椅子。
「すまない、手伝えば良かったな」
 ギリアンが部屋に椅子を入れたところでヒースクリフは走り寄り、椅子を受け取る。
「少し服が濡れているけれど、これに座っても大丈夫か?」
「気にしなくていい。今、お茶を持ってくるから」
 ギリアンは中までは入らずに、暖かい空気が逃げないように扉を閉めていった。
「これに座って」
 椅子を暖炉の前まで椅子を持っていき、アンナに勧める。
「ヒースさんは」
「俺も座るから大丈夫だ」
 ヒースクリフは丸椅子を暖炉の前まで持ってきて、先に腰掛けた。
 アンナはもう一つの丸椅子を持ってくるべきかと思ったのか、そちらを少し気にしながらも、柔らかそうな綺麗な椅子に心惹かれたのか、結局それによじ登るようにして座った。
 そして礼を言うが。
「本当にありがとう……あったまったら取りに行くね、あたし」
 それでもやっぱり、落とし物のことを気にしている。
「服が乾いてからでもいいと思うが……埋もれてしまうかな」
「うん……」
 ヒースクリフはもう一度腰を上げ、窓まで歩いていって赤いカーテンを捲った。
 窓の向こうは白い。
 しばらく覗いて。
「もう止んだか」
「やんだ?」
「ああ」
 そうしているうちに、ギリアンが茶器と鍋をワゴンに乗せて戻ってきた。
「スープを暖めたから、そっちがいいかな」
 アンナにはカップにスープを注ぎ、ヒースクリフには沸かし立ての湯で熱い茶を淹れて。
「火傷しないように気をつけて」
 それでいったい? と事情を訊ねるギリアンに、ヒースクリフは簡単にアンナの話をくり返した。
「――落とし物をしてしまったんだそうだ。この雪だから、放っておけなくて」
「これからまた探しに行くのか?」
「ああ、一緒に行く」
「それなら私が行くから、おまえはここで待って……」
 そう当たり前のように言うギリアンに、そう言うと思ったとヒースクリフは笑みと共に喉元まで出かかったが、それは飲み下して首を振る。
「森を歩くなら、俺のほうが慣れている。俺が生まれたのは森の国だ」
「で、でも、あっちは、こんなに寒くないだろう」
「あちらでも雪は降るさ」
「でも」
 今日のギリアンは怒るのではなく、戸惑っているようだった。
 強く言えないのは、アンナの目を気にしているからか。ヒースクリフに外に出るなと叱れば、少女が落とし物をした己を責めるだろうと。
「じゃあ、一緒に行こう。それならいいだろう?」
 それが落としどころだと、ヒースクリフは囁いた。
「……わかった、人数が多い方が速く見つかるだろうし」
 溜息のように息を吐いて、ギリアンは頷く。
「おねえさんも探してくれるの? ごめんなさい、あたし」
 アンナは捜索人が増えたことで恐縮している。
「大丈夫だ、気にしなくて。私がこのおじさんを一人で行かせたくないだけだから」
「おじ……ギリアン、そんなに俺と変わらないだろう」
「こんな小さな子からしたら、もう私たちもそんな歳だよ」
 くすくす笑いながらギリアンは言う。言われたなら考え込む話だが、自分で言うならば気にもならないのだろうか。
 これは目を盗んでは外に出たがる自分への迂遠な逆襲だろうかと、ヒースクリフが考え込んでいると。
「小さい女の子にとっては二十歳を過ぎた大人なんて、皆おじさんとおばさんだ。以前はしょっちゅう言われたな」
「そうか」
 誰が言ったのかを思い浮かべて半ば納得しつつ、ヒースクリフも息を吐いた。

「そうだ、アンナに上着を貸してくれないか。このままじゃ寒い」
「子ども用の上着なんてあったかな」
 暖をとっている間に、ギリアンがポケットの穴を繕った。
 出かける前に薄着の彼女に上着をと言うと、ギリアンは奥に一度引っ込んで、しばらく何かないか探していたようだった。そして緑の毛糸で編まれた膝掛けか肩掛けのようなものを持って戻ってきて。
「やっぱり上着はなかった。これで代わりになるか?」
 アンナにそれを羽織らせて前で端を結わく。
「ありがとう、あったかい」
 それでヒースクリフは二人を促した。
「行こうか。雪が止んでいるうちに」
 外に出れば、風景は真っ白だ。
 先ほどの雪は長い時間降っていたわけではないが、落としたものを覆い隠すには十分だっただろうか。
 それでもヒースクリフはアンナが諦めないならば付き合うつもりでいた。
 アンナは小走りに先へ行き、ヒースクリフとギリアンはその後ろを付いていった。アンナは自分の通ったところを知っているのだから、その歩いた場所を辿る。
「髪飾り、雪からはみ出していると良いんだが」
「そうだな」
 きょろきょろと足下を見ているアンナの後ろについて、二人も同じようにする。足跡は新しい雪に覆われていたけれど、わずかに窪みが残っているようだった。
 森の中を、そうして歩いていって。
「あ、これ!」
 栗を一つ二つと見つける。
 栗の分だけ雪が盛り上がっていたからだ。
「良かった、そんなに上に積もらなかったからだな」
 嬉しそうなアンナの様子にヒースクリフもほっとしながら、これなら髪飾りも見つかるかと先へ先へ進んだが。
 行く先に煙突の煙が見えた頃。
「ない……」
 アンナの元気は萎れて、足を止めた。
 あれが出発地点の『おばあちゃんの家』なのだろう。
 やっぱりすっかり雪に埋もれてしまっているのか、誰かが拾っていってしまったか。そこまでの間に、それらしいでこぼこも見つからなくて。
「栗もたらない」
「足らないのか?」
「うん……もっとあったの。十個くらい」
 アンナの手には、その半分ほどしか栗がない。残り半分は、どこへ行ってしまったのか。
 ヒースクリフとギリアンは歩いてきた道を振り返った。
「雪の中から拾ったら、そこには跡が残りそうだけど……そういうのもなかったな」
 ギリアンが首を傾げている。
「君が歩いてきた時には、もう雪は降っていたかな」
 ヒースクリフが訊ねると、アンナは首を横に振る。
「ううん、まだ降ってなかった」
「なら、降り出す前に拾ったのかもしれないな」
 まだ先に降った雪の上を新雪が覆う前に。
「髪飾りはわかるけれど、栗を半分だけ拾うってなんだか変じゃないか? どうして全部拾わなかったんだろう」
「途中で雪が降り出したとか」
 ギリアンの示した疑問を解くように考えて、ふとヒースクリフは歩いてきた途中で見たものを思い出した。
「ちょっと戻ってみよう」
 二人を促してヒースクリフは踵を返した。
「何か途中にあったか?」
「もしかしたら」
 少し戻って栗を見つけた辺りまで来ると、ちょうど道を横切るように冬毛の栗鼠が走り抜けていった。
「いた」
 それを追いかけて、足を速めて木立の中に入る。冬の森は葉を落として見通しは悪くはなく、枝に駆け上がった栗鼠の行方は見失わずにすんだ。
 枝振りの良い樹の上で栗鼠は追いかけてきた者たちを不思議そうに眺めている。
「あそこに多分巣があるな」
 ヒースクリフは栗鼠の後ろにある樹の洞を見上げて指した。
 あの巣の栗鼠が拾っていったとは限らなかったが。
「そうか、栗鼠が持ってったのかもしれないな」
「今、登って見てくるから……って、ギリアン!」
 そう言う間もなく――ギリアンは先に低い位置の枝に飛んで手をかけると、そのままひょいひょいと樹を登っていく。
 雲の国の者は高い所に抵抗がなくて、縦に移動するのも地面を移動するのも変わらないつもりなのを忘れていたと……そう思ったが、止める隙はなかった。それでも男ならば良いし、女性でも普段から高所を歩くような者は気を遣っているものなのだが。今のギリアンは、スカートだったので。
 ヒースクリフは一瞬目を逸らしたが。
「あった!」
 発見の歓喜の声に、仕方なく顔を上げる。
「栗と……髪飾りって、これか?」
 ギリアンは何色もの細いリボンをふんわりまとめたような髪飾りを巣穴から引っ張り出して、樹の下のアンナに示す。
「それ!」
 アンナは飛び上がるように手を伸ばした。
 自分の予想通りに見つかったのは嬉しいし、アンナが喜んでいるのも嬉しいが、どうにも複雑な気分でヒースクリフはちらちらと上を見た。じっと見るのは、やはり憚られる。
「栗鼠の巣の材料になるところだったのかな。ヒース、ちょっとそこ退いてくれないか。飛び降りるから」
 それでも、目を逸らしてもいられない。見ていれば何も心配ないというわけではないけれど、駄目だという表情は見せなければと。
「ギリアン、ちゃんと降りてくるんだ」
 ヒースクリフが飛び降りるなと言うと、ギリアンは少し困った顔を見せた。
「両手が塞がっていて」
 両手に栗と髪飾りを握っているのだろう。
 先に栗と髪飾りを落とせ、という言葉をヒースクリフは飲み込んだ。アンナには、ちゃんと手渡してやりたい。
 ヒースクリフがこれから登って受け取ろうとしても、手が塞がるのは同じだから……渡してはくれないかもしれない。
 なら。
「じゃあ、受け止めるから」
 そう言って、ヒースクリフは腕を広げた。
「え。受け止めるなんて、おまえが危ない。このくらいなら着地でき……」
「君を受け止められない程やわじゃない。大丈夫だから、おいで」
 動揺するギリアンの言葉を遮って、促す。
 ギリアンは困り顔のまま、しばらく迷っていたけれど。やっと意を決したのか、枝を蹴った。
 わざとなのか、腰が引けたのか。ヒースクリフのいたところよりも少し手前にずれて飛び降りてきたギリアンを、踏み出して腰を引き寄せるように抱いて受け留める。
「だいじょ……」
「俺は大丈夫だ。君こそ大丈夫か?」
「大丈夫……だけど……」
 ヒースクリフはギリアンを抱き締めたまま、まだ足が宙にあるギリアンの体をゆっくりと雪の上に降ろした。地面に足が着いてから、腕を離す。
「あ、ありがとう。ええと」
 照れを隠すように急いで顔を逸らして、ギリアンはアンナの前に屈む。
「これでいいかい」
 アンナに栗と髪飾りを差し出して。
「ありがとう! あ……でもまだ二つ足らないかも」
 手のひらに乗せて受け取った栗と髪飾りを見て、アンナは考え込む。
 先に見つけた栗が五つ、巣にあったのは三つ。
「他の栗鼠が持って行ったかな」
 ヒースクリフは辺りを見回した。
 森の中に栗鼠の巣が一つということはないだろうから、他にも栗鼠に運ばれてしまったのか。
「他の巣も探すか?」
 しかしアンナにそう問えば、アンナはふるふると首を振る。
「ううん、もう帰る。妹が待ってるから……本当にありがとう」
 そして、樹の上を見上げた。
「ごめんね、返してもらうね」
 今度は落とさないように手に乗せて帰るというアンナだったが、そのまだ小さな手のひらには全部は多い。
「少しなら、また穴が開いたりはしないだろう」
 ヒースクリフは栗を半分取って、アンナのポケットに入れた。
「髪飾りは」
「ここに留めておけばいい」
 横からギリアンが手を伸ばして、毛糸の肩掛けの結び目に金具を留める。
「え、でも」
 これは返さないと、とアンナが戸惑う。
 ヒースクリフがギリアンの顔を見ると、ギリアンは頷いた。
「あげるよ、編み目は不揃いだけど……」
「だそうだ。そのまま帰るといい」
 アンナは、笑顔でもう一度「ありがとう」と言った。

 アンナを家まで送って、小さな古い家の中に駆け込んでいくのを見届けてから、二人も帰路につく。
「あ――また降り出してきた」
 夕闇が近づいてきたからか、雲が厚くなったのか、暗くなり始めた帰り道に、ギリアンが空に手を伸ばすようにして言った。手のひらに雪を受け止めたのか、それから降ろした手のひらを見て。
 そこに白い息をはあと吹きかけている様を眺め、ヒースクリフも冷え込みが強くなってきたことに気づいた。
「ギリアン、寒いか?」
「え。あ、いいや、私は大丈夫だけど……ヒースは? 寒くないか?」
「俺も平気だ」
 寒いと言えば、また気にするのはわかっていたからヒースクリフはそう答えたが。
「そうか……? 無理は、しないでくれ」
 返事をしたギリアンはどこか残念そうにも見えて、何か言いたそうにも見えて、気を回したのを悟られたかと考える。
「そうだな……少し、寒くなってきたか」
 それで少しだけと答を改めると、突然並んで歩いていたギリアンが早足で前に回り込んだ。
「こうしたら、少しは寒くないかな」
 ギリアンはヒースクリフの背中に両腕を回して――胸に飛び込むように抱きついてきた。流石にそれには驚いて足を止める。
 寒いとか寒くないなんて話は、言い訳にすぎないことは明らかで。
「ギリアン?」
「……えっと、その、急いでもう一度編むから、ちょっと待っててくれるか」
 どうしたのかと訊ねて良いものか迷っているうちに、上擦った声でギリアンはそうまくしたてた。
 何を……というのはなかったが、もう一度編むと言うことは、もう既に一度編んだと言うことで、それがどこへ行ったのかはヒースクリフも知っている。やっとそこで、あれがどこに行くはずのものだったかヒースクリフも理解した。
 地球から持ち込まれた大切な人にプレゼントをあげる習慣の日は、もうじき。
「……わかった」
 そう返事をして髪についた雪を払い撫でると、ギリアンはゆっくり離れた。俯いて僅かに見える顔は真っ赤で、今にも走って逃げ出したいと思っていそうな気がして。
 ヒースクリフは、背中から離れた手を、完全に引っ込められる前に捕らえた。
「え」
 冷たい細い指を包み込むようにして……顔は発熱しているのではという程だが、末端はまだ冷たい。
「やっぱり、手が冷たい……また迷惑をかけたな」
「迷惑なんて、そんなこと……!」
「すまない」
「謝らないでくれ、迷惑なんかじゃないから……おまえの役に立てれば嬉しいんだから」
「じゃあ……ありがとう」
 詫びを礼に変えて。
「こうしていれば、少しは暖かいだろう?」
 帰ろう、と、ヒースクリフはそのままギリアンの手を引いた。
 雪はまた勢いを増しつつあったけれど、繋いだ手と心だけは――暖かかった。


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登┃場┃人┃物┃一┃覧┃
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【3345/ヒースクリフ・ムーア/男性/28歳/ ルーンアームナイト兼庭師】

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 発注ありがとうございました!
 今回は雪の中で……そう言えば、と、夏に書いた話を思い出しました。季節は巡っていますね。少しでもお楽しみいただけたら幸いです。
 またヒースクリフ氏のことを書ける日を、心からお待ちしています。
WS・クリスマスドリームノベル -
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聖獣界ソーン
2009年12月21日

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