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『□ 月の瞬き □ 』
水月(ia2566)

■3年前のあの時は――。

 夜の帳が落ちてなお、空の高さがよくわかる。
 地上に溜まった夏の熱気も、中秋の名月が連れて来た秋風は洗い去っていく。
 心地よい風に吹かれながら、夜空を見上げる。

 この月を見ていると、いつも3年前のあの事を思い出す。

 あの時は――。


「‥‥」
 いつもひとりぼっち。
「――」
 へやの、まんなかは、あんなにわらいごえが、するのに。
「‥‥」
 わたしはいつもひとりぼっち。
「――」
 みんなは、あんなにたのしそう、なのに。


「ん? どうした?」
 鈴虫のさざ鳴きに乗って、黒に縁取られた瞳が見下ろしてくる。
「‥‥」
 どこか心配そうに見つめる瞳に、ふるふるといつもにも増して大袈裟に否定した。

 どうして今頃こんな事を思い出したんだろう。
 もう何年もあの事は思い出していなかったのに。

 込み上げてくる苦い物を喉の奥へと追いやるように、手元にあったおはぎをパクリと口に放り込んだ。
『水月。顔色が優れないぞ』
 耳の奥へ直接響く様な凛とした声。
 真っ白な毛並みが月の明かりに照らされ、銀に濡れたようにも見える。
「‥‥ねこさん」
 瑠璃色の円らな瞳が月光を反射させキラキラと光る。
『夜風が冷たくなってきた。風邪を引きたくなければさっさと帰れ』
 突き放すような物言いはいつもの事。言葉の裏には彼なりの優しさがある。
 その証拠に、帰れと言ってから目を合わせようとしないのだから。
「あー、そーいえば、この喋る猫。どこで拾ったんだ? 俺も喋る猫欲しいぞ!」
 と、そんなねこさんのお節介などまったく気にも留めず、空気も読まずにポンジが不躾に聞いてきた。
『貴様の様な阿呆に誇り高き化け猫の眷族がなつくとでも思っているのか。分を弁えろ』
「‥‥」
 嫌悪感を隠そうともせず、毒を吐きつけるねこさん。
 でも、さすが団長さん、そういう考えもあるのだなと思ってしまう辺り、私も随分と感化されたのかもしれない。
「‥‥ねこさんと会ったのは3年前の――」
 思わず口を開いていた。
 子供の様に瞳を輝かせる彼に、私と真白い彼の出会いを、どうしても聞いて欲しかったから。


 あの日の事は忘れない。
 その日、私は小さな瞳に決意を浮かべ、私と外の世界をわけていた大きな大きな門の前に立った。
 首が痛くなる程見上げなければ全部が見えないほど大きな門は、小さな私をここに閉じ込める。

 この先に、きっと。

 いつも思っていた。

 この先に、きっと居る。

 もう会えなくなってどれくらい経つかわからない大切な人が、門の外にある昔に見た世界で笑っている。

 ここは私のいる所じゃない。
 私の居る場所は、もっと暖かくて、優しくて、心臓の音が近くて、すごく柔らかくて、とても静かな――大好きな所。
 ここにはそれが無い。
 だから、ここは私のいる所じゃない。

 その日はお月様がとてもきれいだった。

 こっそりと、誰にも見つからない様に――門の脇の小さな扉に手をかける。
 少し力を込めるだけで鳴るきぃぃぃっと木が軋む音に、びくりと肩を震わせながらも、ゆっくり、慎重に戸を引いていく。

 少しだけ空気の匂いが違う気がした。
 それはどこか懐かしく、でも初めて嗅いだ匂い。
 私は、少しだけ心を躍らせて、小さな門から外に飛び出した。


「‥‥」
 いつのことだったかもう忘れてしまったけど、食べ物は沢山噛みなさいと教わった。
 着物の袖に忍ばせていた焼き菓子をパクリと口に放り込み、何度も何度も一生懸命に噛み砕く。
「‥‥」
 沢山沢山噛んで、もう形もわからないくらいに噛んで、こくんと呑みこむ。
 背中とお腹がくっつきそうになる胃に、甘くてほんのり苦い焼き菓子が流れていった。
「‥‥なくなったの」
 今ので最後だった。
 あの門の中にいた時に、一生懸命我慢して、少しずつ、ちょっとずつ、がんばって溜めたお菓子。
 薄汚れてしまった袖の中を何度見直しても、焼き菓子の欠片すらもうない。
「‥‥」
 きゅるるとお腹の虫が大合唱している。もっと寄こせと轟き叫ぶ。
「‥‥もうなくなったの。ごめんなさい」
 ちっとも脹れる事の無いお腹をさすりながら、虫さん達に謝った。

 あの門から飛び出して、5回のお月様と5回のお日様を見た。
 門の外できっと待っててくれていると思ってた大切な人は、そこにいなかった。
 代わりにそこには見た事もない街があった。
 見た事もない街。見た事もない建物。見た事もない――人達。

「お嬢ちゃん、どうしたんだ?」
 突然、大人の人に声を掛けられた。
 見た事もない大きな男の人。
「一人でこんな所をうろついてたら危ないぞ? そうだ、家に来るか?」
 真っ黒に日焼けした大きな顔が、くしゃっと潰れて笑顔になる。

 怖い――。

 何故だかそう思ってしまった。
 向けられてるのは笑顔なのに。普通の男の人なのに。

 怖い――。

 気付いたら、私はその場から逃げだしていた。


『‥‥』
 はたと目があった。
 瞬間、しまったと思ってしまった。
 目の前には薄汚い童。虚ろな瞳で縋る様にこちらを見ている。
 まるで――捨て猫。今にも崩れそうなあばら家の軒先でうずくまる、薄汚れた白い童。
『‥‥』
 だからどうした。私には関係の無い事だ。
 無理やりに視線を外し、街の視察を再開する。

『‥‥』
 いつもと変わらぬ町並み。
 八百屋が枯れた声を張り上げ、魚屋が負けじと張り合う。
 茶屋では見た事の無い旅人が茶を啜り、食事処では昼間っから飲んだくれが酒をあおる。
 いつもと何も変わらない風景だが、それが面白い。
 あの八百屋と魚屋は親の代から犬猿の仲だし、あの旅人は長旅なのだろう、荷物に新しい草履を三つも吊るしている。
 そして、食事処ののん兵衛。あいつは先日仕事をくびになった。何でも仕事中に白い幽霊を見たとかで、現場をすっぽかして逃げ帰ったらしい。
『自業自得とは言え、何とも情けない』
 食事処の軒先を通過し、中から聞こえる愚痴に耳を傾けながらほくそ笑む。
 人は面白い。見ているだけでも飽きる事がない。
「俺は本当に見たんだ!! 白い幽霊は本当にいるんだって!!」
 まだ愚痴っている。余程くびになった事が不満なのだろう、自分の失態を幽霊のせいにしている。
『‥‥白い幽霊?』
 ふと足を止めた。
 男の言葉が嫌に引っかかる。
『‥‥』
 脳裏に浮かぶあの瞳。
 そして、薄汚れた白い体。
 まるでかつての――。
『だからと言って、私に何ができる』
 ふるふると頭を振り、邪念を振り払う。

 私は猫又だぞ。
 人の子などと何の縁がある。
 私はただの傍観者だ。当事者になってはいけない。
 今までそうやって来たではないか。
 それが、人とも獣ともならざる者の定め。

 自分に言い聞かせる様に、心の中で言葉を紡ぐ。
『‥‥』
 しかし、そんな心の言葉とは裏腹に、足は元来た道を戻っていた。


「‥‥」
 更に置かれたただの煮豆を、一つずつ懸命に口に運ぶ。
 もぐもぐと規則正しく刻まれるリズム。こくんと全身の筋肉を使い飲み込むしぐさ。
 どこからどう見てもただの子供なのだが‥‥。
『‥‥よ、良く食う奴だな』
 その細い体のどこに入るのか。
 最初は申し訳なさそうに上目づかいにねだっていたおかわりも、皿を進めるにしたがって遠慮が無くなってきた。
 それについつい応え、代わりを盛ってやっていたのだが‥‥。
『ようやく満足したか‥‥』
 目の前の童が箸を置き、瞳を閉じ手を合わせる。どうやら食事は終わったらしい。
 丁度、調達した煮豆も底を尽きた。麻袋いっぱいあった煮豆が、だ。
「‥‥」
 箸を置いた童が、じっと見つめている。
『ど、どうした?』
「‥‥」
 まさか、まだ食い足りないのかと、恐る恐る問いかけたが、返ってきたのは深く頭を下げる礼だった。

 捨て子――ではないと思う。
 身なりは質素だが、仕草に育ちの良さが滲んでいる。
 この食事の作法も、どこかで教えられたものなのだろう。
 そして、施しを受けた相手への礼も忘れない。
 私の様な猫又にであってもだ。

『お前の名は?』
 その言葉は思わず口をついていた。
 人間には興味がある。だが名になど興味を持った事はなかった。
 これはなんだ? なぜ名など気になる?
「‥‥」
 こちらの思いなど気付いてさえいないのだろう、翠色の大きな瞳でこちらを見つめるだけで何も答えやしない。
 そう言えば――今の今まで一言も喋っていないな。
 口が利けぬのか? 
 もしそうならば、悪い事をしたか。

「みづき‥‥なの」

 空耳かと思った。
 酷く弱く、恐れを含んだ細い声。
 口が利けぬと思っていた目の前の人間の童からの答えだった。
『お前、喋れたのか』
「‥‥」
 こくこくと何度も頷き私の言葉を肯定する。
『‥‥そうか。みづきというのか――それで、どこかへ行く当てはあるのか?』
「‥‥」
 今度は俯いた。
 喋れるくせに喋ろうとしない。
 変わった人間だ。私の知る人間は、聞きもしないのにべらべらと喋るというのに。
『‥‥無いならば、ここにいろ』
 おい。私は何を言っているんだ?
『い、いや。何でもな――』
「‥‥」
 なかった事にしようと慌てて首を振ったが、時すでに遅かった。
 声の無い満面の笑みを浮かべ、目の前の童はこくこくと何度も頷いていた。
『‥‥言ってしまったものは仕方がない、な』
 そう、私が口に出してしまったのだから仕方がない。
 例え本心から言ったのでない言葉であっても、言葉は力を持つ。
『ここにいるがいい』
 仕方がないのだ。
 目の前にいるまるで猫の様な人間の童に、興味を持ってしまったから。


『違う、そこは跳ねるんだ』
「‥‥」
 今日は、文字のお勉強。
 半紙の上にぽんぽんと肉球を叩きつける白い猫さん。
 私には名前を聞いてきたのに、こちらから聞いたら教えてくれなかった、ちょっとひねくれ者の猫さん。
「‥‥ねこさん、すみがついてるの」
『む‥‥』
 覚えの悪い私にも、腐る事無く一生懸命に字を教えてくれる猫さん。
 教えるのに熱が入りすぎて、綺麗な白い手に墨がついてる事も気付かない、ちょっぴりおっちょこちょいな猫さん。
「‥‥できたの」
 書き上がった半紙を持ち上げて、『ねこさん』に見せる。
『ふむ‥‥まだ少しこの跳ねの部分が弱いな』
 大きく不格好な文字が並ぶ半紙を真剣に眺めながら、ぶつぶつと呟く『ねこさん』。

 ここに住んでからもう随分と経つのに、まだ名前を教えてくれない。
 でも、名前を呼ばないと色々と不便だから、私は『ねこさん』と呼んでいる。
 初めは『その辺の野良猫と一緒にするな』って怒ってたけど、じゃぁ名前を教えてって言ったら、しぶしぶそれでいいって言ってた。

『まぁ、いいだろう。‥‥飯にするか』
「‥‥」
 どこか呆れる様に呟くねこさんに、いつものようにこくこくと頷いた。


 この小屋に来てからいっぱいの太陽と、いっぱいの雲と、いっぱいの雨を見た。
「‥‥」
今日は17回目の雨の日。
 昼から降り出した雨が板屋根を静かに叩く。
「‥‥ねこさん、おそいの」
 きゅるると鳴くお腹の虫さん達をさすって宥めながら入口を見た。
「‥‥」
 いつもこの時間になれば、沢山のご飯を持ってひょっこりと顔を出す白くて綺麗な猫さんが、今日はいくら待っても現れない。
「‥‥おなかへったの」
 お腹が減るのは嫌。
 怖かったあの時を思い出してしまうから。

 カタン――。

「‥‥っ」
 雨音に混じって木を叩く音が響いた。
「ねこさん‥‥?」
 思わず音のした方を振り向いた。
 それから、入口に顔を向けた。
「‥‥ねこさん‥‥?」
 だけど、いつまでたっても顔を現さない。
 こんな事は今までなかったのに。
「ねこさん、そこにいるの‥‥?」
 呼びかけても答えはない。
「ねこさん、おへんじして‥‥?」
 呼びかけるたびに心の中に広がる黒くてドロドロとした靄。
「‥‥ねこさん」
 とてもとても嫌な気分がする。この感じは――嫌い。
 私は不安を飲みこむように一度頷いて、出口へと足を向けた。

 外は雨の匂いがした。
 見渡せば道に雨水がたまって、田んぼみたいになっている。
 目の前の小川には、茶色く濁った泥水がいっぱいいっぱい流れていた。
 そして――。
「ねこさんっ!!」
 街へと向かうあぜ道に横たわる小さな白い影を見つけ、思わず走り出していた。

「ねこさん、ねこさんっ!!」
 手足を投げ放ち、力無く横たわるねこさん。
 いつも綺麗に手入れしている真っ白な毛皮が酷く汚れていた。
「ねこさんっ!!」
 触っていいのかすら分からず、震える手を必死で押さえながら、名前を叫ぶ。
『――』
 ひゅぅひゅぅとまるでできそこないの笛が奏でる不協和音の様に、ねこさんの口からは息が漏れるだけ。
「ねこさん、しっかりするの!」
 息をしているから、死んでない。
 息をしていたら生き物は死なないって、ねこさんが教えてくれた。
 だから、ねこさんは死んでいない。
「ねこさん‥‥」

 いつもふわふわでキラキラしてて暖かい毛皮は、雨と泥で濡れて、見る影もない。
 いつもピンと伸びた立派なお髭は、雨と泥で濡れて、ペタンと顔に張り付いている。
 いつもふるふると楽しそうに揺れていた二本の尻尾は、雨と泥で濡れて、まったく動かない。

 伸ばした手をねこさんの体の下に回し、そっと、出来るだけ優しく持ち上げる。
「‥‥」
 その体はとても軽く、そして――冷たかった。
『――』
 心なしかねこさんの呼吸が小さくなった、気がした。
「ねこさん‥‥?」
 相変わらず呼びかけても、帰ってくる答えはなく、苦しそうに体全体を使って息をするねこさん。
「‥‥ねこさん、しっかりするの」
 気付いてくれるかもしれないと、恐る恐る体を揺らして見る。

 その時、手にぬるりとした暖かな物を感じた。

 暖かいのは好き。でも、これはとても嫌な感じがする。

「‥‥っ!」
 辺り一面が紅く染まった気がした。
 ふぅっと、景色が霞んで消える気がした。

 血。

 転んだ時とか、ぶつけた時に出てくる真っ赤な水。
 これが無いと生き物は生きていけない、ってねこさんが言ってた。
 それがこんなに沢山、出てる‥‥!
「ねこさん、しっかりするの!!」
 ねこさんの身体を揺らすたびにぬるりとした暖かい物が手に溢れる。
 でも、このままだと――ダメだと思った。
『‥‥』
 一生懸命揺らしても、ねこさんは目を開けてくれない。
 早く気付いて。
 こんな時はどうすればいいのか教えて。
 心の中で必死に叫びながら、何度も体を揺する。

 だけど、ねこさんの息は小さくなっていく。
 何も知らない私じゃ、どうする事も出来ない。
 こんな時はいつもねこさんがこうしろ、ああしろと教えてくれたのに。
 でも、教えてくれるはずのねこさんが‥‥。

 もうダメ。ねこさんが――死んじゃう。
 誰か‥‥誰でもいいから助けて‥‥!

 冷たくなっていくねこさんの体をぎゅっと抱きしめて、必死で願う。
 目からぽろぽろと大粒の涙をこぼしながら、必死で願う。

 誰でもいいから、ねこさんを助けて‥‥!

 その時、手に暖かな温もりを感じた。

「‥‥え?」
 ねこさんの体温でも、気持ちの悪いぬるりとしたあれでもない。
 この暖かさは、そう、大好きなあの温もりに似ていた。
『――』
「ねこさんっ!」
 今確かにねこさんの声が聞こえた。
 雨音にかき消されたけど、微かにねこさんの口が動いた。

 そうだ、この間ねこさんが言っていた。
『人の中には精霊の力を借りて、怪我を治せる者もいる』って。
 何故だか、その話がとても気になって、その日は眠れなかった。
 そして、ねこさんは言ってた。怪我を治すのはとても暖かな温もりだって。
「‥‥せいれいさん、なの」
 頼れる『人』を見つけた。
 目には見えない、でも、確かにそこにいる人。
「‥‥せいれいさん。おねがいなの、せいれいさん!」
 こんなに大きな声が出せたんだ。
 大変なのに、すごく焦っているのに、なぜだか心だけは凄く静かだった。
 ねこさんを膝の上に乗せ、ゆっくりと手を合わせて瞳を閉じる。

 お願い、精霊さん。ねこさんを、助けて――。

 心の中で、何度も何度も何度も、同じ言葉を繰り返す。
 結んだ手にありったけの力を込める。
「ねこさん‥‥!」
 両の手から生まれた暖かい風は、傷付いたねこさんを、そっと包み込んだ。


「うーん‥‥」
 話し終わった水月が不安げに見つめる中、ポンジは難しそうな表情を浮かべ天を仰ぐ。
「‥‥」
 つまらなかっただろうかと、水月は心配そうにポンジを見上げた。
「‥‥いわゆるひとつの、あれだ」
 と、ポンジはそんな水月の事など気にせずに、ポンと手を打つと、
「要するに――寒いんだな?」
 一体何を聞いていたのか。ポンジはまるで的外れな一言で纏め、羽織っていた上着を水月の頭からかぶせた。
『‥‥やはりこいつ阿呆だ。一体何を聞いていたんだ‥‥』
 ポンジの導き出した結論に、ねこさんは呆れを通り越し開いた口がふさがらない。
「‥‥」
 一方、ぶかぶかの上着を頭からかぶされた水月は、きょとんとポンジを見上げ、
「‥‥いわゆるひとつの――」
 そこにあった屈託の無い笑みに対し、満面の笑みで答える。
「そういうこと、なの」
 包まれる温かな優しさには、ほんの少しだけ大好きな人の匂いがした。




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登┃場┃人┃物┃一┃覧┃
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【ia2566/水月/女/10/巫女】

ラ┃イ┃タ┃ー┃通┃信┃
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 何時もお世話になっております。真柄です。
 今回は多数のライターがいる中、ご指名ありがとうございました!
 何時もお世話になっている水月さんが、過去にどのような経験をされていたのかという事で、プレイングを読みながら、なるほどなるほどと一人感心しておりました。
 ご指定の通りポンジに語り聞かせる場面から始まり、『ねこさん』との出会いをメインに書かせて頂きました。
 本文中は、水月さん視点と、ねこさん視点の二通りを使い分け、二人の感情の機微を表現したつもりですが、いかがでしたでしょうか。
 
 ボリューム的に長くなってしまいましたが、お気に召して頂ければ幸いです。

 前回に引き続き、ご指名頂きましてありがとうございました!

 真柄 葉
PM!ハロウィンノベル -
真柄 葉 クリエイターズルームへ
舵天照 -DTS-
2011年09月20日

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