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『花火、咲く。〜ハカナキ花ハ 』
常塚咲月ja0156

 ぁー……とどことなくぼんやりした様子で、常塚 咲月(ja0156)は呟きともため息ともつかない声を漏らした。その、ふぅわりとした眼差しが捕らえているのはコンビニの前、駐車スペースで繰り広げられている光景だ。
 誰か友人でも待っているのだろうか、それともちょうど出会った所だったのだろうか。綺麗に着付けた浴衣姿の少女2人に執拗に話しかける、見るからにチャラそうな大学生くらいの青年が2人。
 遠くから見かけただけの咲月ですら、それがナンパだと解るくらいにあからさまな様子である。一歩引けは2歩近付いてくるような青年達を、どう扱って良いものかと、話しかけられている少女達はどうやら、顔を見合わせて困っているようだった。
 んー、と考えながら、咲月はすっかり足を止め、その光景をしばし、見守る。もし本人も喜んでナンパされているのなら、もちろん咲月が何か口を出すようなことでもないのだけれども、今の状態ではどちらとも判断が付きかねたのだ。
 だから見守る咲月自身も今日は、共に暮らす幼馴染の鴻池 柊(ja1082)に着付けて貰った、浴衣姿。咲月の胸元に入ったタトゥーに合わせたのだろうか、濃紺に蝶の模様が入った浴衣は、歩いて裾がひらめく度に、夜空に蝶がひらりと舞う様で、見ているだけでもちょっと楽しい。
 よく見れば周りにもちらほらと、浴衣姿の男女が楽しげにそぞろ歩いている――今日は、この先で花火大会があるのだ。だから、その少し手前にあるこのコンビニも、今日は浴衣姿のお客様で賑わい、待ち合わせ場所としても活躍しているようだった。
 恐らくあのナンパ連中も、そんな立地条件(?)に目を付けたのに違いない。気になってじっと見ていた咲月の耳に、人数も2人と2人でちょうど良いだとか、ここで会ったのも何かの縁だからとか、思わず鼻で笑ってしまうような個性の欠片もない口説き文句をチャラい笑顔で並べ立てている――あ、チャラ男その1、強引に手を握りに行った。

「あの……ッ! 本当に、困りますから……」
「あっれー、もしかしてオヤに怒られるとか心配しちゃってる? 今時可愛いねー、そんなの言わなきゃ解んないって!」
「ちが……ッ」
「……ねぇ」

 あからさまに身を引いて、何とか握られた手をふりほどこうとしている少女を前に、相変わらず古風で電波なナンパ文句を並べ立てる青年に、いっそ感動を覚えるほど呆れてしまった。と、思った時には咲月の口は、とてもストレートにその『感動』を、ナンパ真っ最中なチャラ男に紡いでいる。
 とても率直に、淡々と――だからこそ、相手の神経をこの上なく逆撫でする口調で。

「その子達……嫌がってるよ……? それに気付かない程、アホなの……?」
「な……ッ!」

 いきなり面と向かってアホ呼ばわりされて、そうなんですと笑っていられるのは恐らく、底抜けの阿呆か余程の大人物だけだろう。そうしてそのどちらでもなかったチャラ男達は、当然ながら向けられた暴言にいきり立った。
 だが、振り返って咲月を目にしたチャラ男達は、一瞬、毒気を抜かれたような表情になる。それはそうだろう――たった今までナンパしようとしていた少女達より、遥かに美人が、しかもたった1人で無防備に立っているのだから。
 ほぉぉ、と下卑た低い声を出し、咲月に何か言いかけたチャラ男その1の腕を振り払って、少女達は怯えた眼差しで一瞬だけ咲月を見、それからかたかたと下駄を鳴らして逃げて行った。それを、良かった……などと平和に見送っていられたのは、僅かの間。
 ターゲットを咲月に定めたチャラ男達は、奇妙に歪んだ笑顔を貼り付け、彼女へと手を伸ばす。そうして、んー……? とこの期に及んでこくりと首を傾げて考えている、咲月の腕を乱暴に掴んだ。

「……ッ、離して……」
「聞こえねぇなぁ、俺達アホだからさー」
「そうそう。俺、すっげー傷ついたかも」
「俺もー。なぁ、この埋め合わせにさ、あの子達の代わりにあんたがナグサメてくれるよな?」
「痛……ッ」

 チャラ男達は存外に強い力で咲月の腕を握り締め、この獲物を逃がすまい、と凶悪に笑う。そうして、適当な言葉を並べ立てながらそのまま咲月を強引にどこかへと引っ張っていこうとする、チャラ男達の前に立ちふさがった2つの影が、あった。
 そのうちの1人、涼しげな青緑の浴衣を着た遊佐 篤(ja0628)が、わざとらしいほど良い笑顔であれ? と声をかけてくる。

「咲月先輩、どうしました?」
「……何やってるんだ、月(ユエ)」
「おー……ひーちゃん、遊佐くん……」

 その傍らに立つ柊の方はと言えば、呆れ返ったような顔で、これ見よがしに大きくため息など吐いている。だが、そんな2人の姿を見て、咲月はのんびり嬉しそうな声を上げた。
 またしても突然現れた部外者に、チャラ男達の掴む力が緩んだ拍子に腕を振りほどき、カタカタと2人に駆け寄っていく。そうして迷わず、ぽふ、と柊に抱きついた。

「2人とも遅い……」
「遅いって……時間通りですよ」
「どうして、月はいつもそうなんだ……」

 そんな咲月の言葉に、篤の苦笑と柊のため息が同時に返る。けれどももはや咲月にとっては、そんな事はどうでも良い話だった。
 柊に浴衣を着せてもらって1人で歩いていたのは、同じく柊に浴衣を着せてもらう篤達とは、花火大会の会場で待ち合わせようと約束していたからだ。だがもう出会ったのだから、ここからは一緒に歩いていけば良い。
 そう、思って歩き出そうとした咲月に、おい! と怒気を孕んだ声がかけられる。その瞬間まで、本気でナンパなチャラ男達のことなど忘れ去っていた咲月は、んー……? と不思議そうな顔で振り返り。
 そんな咲月とチャラ男達の間に入るように、篤が身を滑り込ませた。

「なんか俺たちに用ですか?」
「すみません。何か用ですか?」

 そうして、篤と柊が言ったのは、同時。前者はにこにこと人好きのしそうな笑顔で無言の牽制をかけ、後者は一応当たり障りのない言葉遣いではあったものの、些か面倒くさそうな様子が伺える様子で。
 ブチッ、とチャラ男達の堪忍袋の緒が切れる音がしたのも、無理からぬ事だった。面と向かってアホと罵られたかと思えば、後から男が出てきて完全無視なのだから、それはもう面白くない。どころか、沽券に関わる。
 故に、これはもうこの男どもをどうにかしない事には収まらない、と顔を見合わせ頷くチャラ男達だ。その様子を見ていた柊が、ふぅ、とため息を吐いて抱きついた咲月をそっと放す。
 篤が「ん、ちょーっといいですか?」とふいに明るい声を上げると、つい先ほどまで咲月がそうされていたように、チャラ男達の腕をぐいっと掴んだ。そうして抵抗を許さず、ずるずると路地裏の方へと引っ張っていく。
 ひょい、と柊を見上げると、苦笑が返った。そうして篤のあとを追っていく、彼の後をカタカタ追いかけていく。
 路地裏には、誰も居なかった。きょろ、と咲月が見回していたら、ボキ、と手の骨を鳴らした柊が冷たい笑みを浮かべている。

「体が鈍って仕方なかったんだ。――お相手よろしく」
「え……?」
「まさか、逃げるとは言わないだろう?」

 そう、畳み掛けられてチャラ男達の顔色が変わったのを、咲月は見た。だがとりあえず他人事というか、まさか柊が負けるはずもないだろうという妙な信頼感で、路地裏の脇にひょい、としゃがみ込む。
 ちらり、柊が咲月を見た。それにぽやんと笑顔を、返す。

「ひーちゃん、頑張れー……」
「はいはい。……遊佐、少し手伝ってくれないか? 時間掛かると月が不機嫌になりそうだ」
「んー? 良いですよ」

 声をかけられた篤が、一瞬だけ目を見開いてから、にかっと笑って頷いた。そうして浴衣の袖を捲り上げ、嬉々としてチャラ男達に向かっていく。
 ぁー……と、そんな篤の浴衣の背に、何やら文字が入っているのに気がついて、咲月はじっと目を凝らした。

「け・ん・か・じょ・う・と・う……? 特攻服……?」

 生憎咲月は、ここで「なぜそんな浴衣が存在するんだろう?」と疑問を持つような、思考回路を持ち合わせては居ない。単に文字を文字と読み、そうして篤には似合ってるかも、と納得して頷いただけだった。
 そうして視線だけで、嬉々として暴れまわる2人の姿を、追う。時折は『頑張れー』と応援をしてみたりも、する。
 ――けれども。

「2人とも、遅い……」

 早く花火大会でご飯を食べたいな、と。己の不運を嘆く2人のチャラ男がぼこぼこにされているのを見ながら、ぼんやりそう思っていたのだった。





「ぁー……お腹すいた……」

 その後、ようやく辿りついた花火大会の会場で、咲月は早速目に付いた林檎飴の屋台にまっしぐらに向かっていった。ミニ林檎に普通の林檎、ミカンやブドウにイチゴも揃っているその屋台で、とりあえず一通り、と言いかけたらこつん、と柊に頭を軽く小突かれる。
 む、と柊を振り返った。

「ひーちゃん……?」
「飴だけで腹を膨らせる気か?」
「大丈夫だよ……?」

 例え全種類を制覇した所で、まだまだ他にも食べたいものはあるのだから、そうそうお腹一杯にはならないと訴えると、ため息交じりの苦笑が返る。む、とちょっとだけ唇を尖らせたけれども、大人しく咲月は普通の林檎飴を、ただし一番大きなものをじっくり選んで購入する事にした。
 その次は、綿飴の屋台を。その向こうには焼きそばの屋台がソースの焦げる美味しそうな匂いを漂わせていて、さらにその向こうではたこ焼きが。ふと遠くを見やれば、唐揚げや焼きとうもろこし、きゅうりの一本漬けにベビーカステラ、チョコケーキ、焼き鳥、箸巻き、飴玉……食べ物の屋台だけでも、数え切れないほどのれんが下がっているではないか。
 ほわ……と感激にも似た声が、つい、咲月の唇から漏れた。もちろん手にはしっかり、林檎飴を握ったまま。

「屋台って良いよね……一気に色んなもの食べれる……」

 しみじみそう呟きながら、ふらり、と綿飴の屋台へ向けて歩き出す。もうこうなったら、片っ端から制覇して歩いては駄目だろうか。
 そんな事を思いながら、さっそく綿飴が吐き出されて割り箸に巻きついていくところをじっと見つめる。見つめながら林檎飴をぺろぺろ、かじかじ味わって、今度はどの味にしよう? とわくわく見つめる。
 オレンジ、レモン、イチゴ、ブルーハワイ、メロン。たかが綿飴といっても、驚くばかりに種類が豊富だ。良いなぁ、とまた呟いた。綿飴なんて特に、お祭ででも買わなければ、なかなか巡り会うことも難しい。
 ふらり、ふらり。気の向くままに人ごみを歩き、あちこちの屋台を覗いては胃袋に収めていたら、射的の屋台の前を通りがかった。

「あ……遊佐くん射的あるよ……する?」
「お! もちろんします!」
「……2人とも、ほどほどにしとけよ?」

 咲月がそう振り返ると、熱々のたこ焼きをまさに口に放り込もうとしていた篤が、目を輝かせて大きく頷いた。射的が大好きで、大得意の彼は早くも、並んでいる棚のどの商品を落とそうか、真剣に吟味している。
 そんな篤と咲月を見て、柊が小さく苦笑したのに、んー、と頷きながら咲月も棚へと視線を巡らせた。お菓子はないかな、と隅から隅まで見つめてみて、端のほうにビニールに包まれた駄菓子がちょこんと置かれているのを、見つける。
 よし、と頷いて咲月は玩具の銃を受け取り、その駄菓子に狙いをつけた。だが、まず当てる事もなかなか難しく、狙ったつもりで引き金を引いても、玩具に過ぎない銃の狙いはあっさりとどこかに逸れてしまう。

「うー……当たらない……」
「よっし! 必中!」

 唸った咲月の隣で、篤が大きくガッツポーズを決めた。どれを落としたんだろう、と視線の先を辿ってみれば、大きなくまのぬいぐるみが棚からごろんと転がり落ちていた。屋台のおじさんが渋い顔をしてぬいぐるみを拾い上げ、ホコリ避けのビニールカバーごと「ほらよ」と篤に渡す。
 うっし! とぬいぐるみを受け取って、篤はべりべりとビニールをひっぺがした。そんなにぬいぐるみが欲しかったのかな……? と些か的の外れた事を考えていると、テンションのすっかり上がった篤が「鴻池先輩!」と呼ぶ。

「ん、なんだ……?」
「ほーら先輩でかいッスよ! くまー! くまー!!」

 そうして振り返った柊の顔面めがけて、ハイテンションのまま、篤がいきなりくまのぬいぐるみをもふもふとけしかけだした。すっかり顔がくまのぬいぐるみで覆い隠され、ほらほらほらほらー、と子供の様にはしゃいだ声が高く響く。
 もふもふもふもふもふもふもふもふ……
 ほわぁ、とその様子を見つめていたら、くまのぬいぐるみの向こうから、遊佐、と苦笑する柊の声が聞こえた。

「意外と暑いからな……? 相手も間違ってる」
「相手?」

 そう告げられて、篤はくまのぬいぐるみをもふもふ動かす手を止めて、こく、と首をかしげた。くるりと咲月の方を振り返る。
 やっとくまから解放された柊が、笑いながら咲月の方を見ているのと、ぬいぐるみを持って近付いてくる篤を、見比べた。下駄をからから鳴らして目の前までやってきて、咲月先輩、と篤が呼ぶ。
 はい、と渡してくれたのは、さっきまで柊の顔面をもふって遊んでいた、くまのぬいぐるみ。

「ぬいぐるみ好きでしたか? もしよければ、どうぞ!」
「う? いいの……? ありがと……」

 ぬいぐるみを受け取って、咲月はほんわり微笑んだ。きゅっと胸に抱きこんで、もふ、と柔らかな熊のぬいぐるみの頭を撫でる。
 ――その時。

 ドー……ンッ!
 ドドー………ンッ!!

 雷にも似た音が空に響き渡った。けれども本物の雷じゃない事は、空を見上げればすぐに解る。
 暗闇の中ぱっと咲く、色とりどりの、炎の花。鮮やかに、華やかに――咲くと同時に消え行く、儚き花。
 夜空に幾つも、幾つも咲く、花火という名の刹那の花が、儚く、力強く、鮮やかに、健気に、夏の夜空を彩っては消えていく。

「おー……。綺麗……」

 その光景に、知らず咲月は足を止め、じっと夜空を見上げた。月、と柊がそんな咲月の肩を抱いて、屋台を行き来する祭り客の邪魔にならないよう、道の脇に誘導してくれる。
 柊にされるがままになりながら、咲月はそれでもまだじっと、花火を見上げていた。まぁるく夜空に開いたかと思えば、幾つもの流星のようにキラキラと零れ落ちていく花火があある。一度は消えてしまったかと思えば、不意に思い出したように小さくぽんと花を開かせるような、不思議な花火もあったりして。
 緩急をつけて、一気に打ち上げられたかと思えば、不意の静寂が訪れる。その静寂が全身に染み渡った頃にまた、ドン! と大きな、大きな花火が咲く。
 その光景を見ているうちに、ふと、思いついた。

「あ、花火だけど……お願い事しよ……?」

 その言葉に、空を見上げていた柊が視線を咲月へと戻して、ひょい、と首をかしげた。

「願い事?」
「儚いモノにお願いするのも一興……でしょ?」
「願うってことは望みをハッキリさせることだし、いーッスね」

 篤の方はどうやら乗り気になったらしく、よぉぉっし、と次の花火のタイミングを計ろうとしている。良かったと微笑んで、咲月も再び夜空へと眼差しを戻した。
 ――普通だったら流れる星に願いをかけるものだけれども、同じ位に儚い花火に願いをかけてもきっと、届くのじゃないだろうか。キラキラ輝きながら消えていくタイプの花火なんて、まんま、流れ星のようではないか。
 だから咲月は夜空を見上げ、ドーン! と再び上がった花火にそっと、瞳を閉じた。
 願う事は、《一番大切な人を見つける事》――咲月の姉が、見つけなさいと言っていたから。大切な人は今だっているけれども、その中でも一番大切な、特別に大切な人を見つけなさいと、咲月に言って聞かせた姉。
 その、姉の言葉をそのまま願いとして花火に、かける。けれども本当の本当に、願いたい事はまた別に、あって。

(大切な人達が生きて、笑っていてくれますように……)

 ――実のところ、咲月が心から願っているのは、ただそれだけなのだ。
 そっと瞳を開いたら、ちょうど篤と柊も願いを掛け終わった所のようだった。ぱち、と目が合った篤が、咲月に笑う。

「咲月先輩は、どんな願い事をしたんですか?」
「んー……? ヒミツ……遊佐くんは……?」
「俺は、みんなを守れるくらい強い男になることッスね!」
「いい願い事だな遊佐は」

 ぐっ、と拳を握って夜空に力説した篤に、柊が笑った。ならばそんな柊はどんな願いを掛けたのかと、尋ねた篤に柊は微笑む。

「俺? 俺は約束を守れる様にだな」
「へー……なんか、カッコいーッスね!」
「ひーちゃん……」

 そうして言った柊の言葉に、感動する篤の傍らで咲月は、小さく彼の名を呼んだ。『約束』――それに、彼女には心当たりが合ったから。
 だが、柊はもちろん言葉にすることはなく、ただ咲月との間でだけ解る微笑みで、咲月の考えを肯定した。うん、とそれに知らず微笑み、胸に抱いたくまのぬいぐるみごと、ぎゅっ、と柊に抱きつく。
 頭上ではまだまだ、夜空の花が咲いてははらはら散っていた。もう少しすれば、メインの一際大きな花火が打ち上げられると、会場に据え付けられたスピーカーが告げている。
 そっと柊から身を離して、だから咲月は再びくまのぬいぐるみを胸に抱き、再び夜空をじっと見上げた。儚き花に、想いを込めて。





━ORDERMADECOM・EVENT・DATA━━━━━━━━━━━━━━━━━…・・

登┃場┃人┃物┃一┃覧┃
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【整理番号 /  PC名  / 性別 / 年齢 /     職業     】
 ja0156  / 常塚 咲月 / 女  / 18  / インフィルトレイター
 ja0628  / 遊佐 篤  / 男  / 22  /    鬼道忍軍
 ja1082  / 鴻池 柊  / 男  / 20  / アストラルヴァンガード

ラ┃イ┃タ┃ー┃通┃信┃
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いつもお世話になっております、蓮華・水無月でございます。
この度はご発注頂きましてありがとうございました。

お嬢様の、大切な幼馴染さんや可愛い後輩さんとの花火大会の夜の物語、如何でしたでしょうか。
不思議な魅力を備えておられるお嬢様だなぁ、と思いながら書かせて頂きました‥‥と申しますか、こちらこそ大変お世話になっておりますと申しますか、むしろいつもご迷惑をお掛けしてすみまs(吐血
こんな感じの花火大会で、お届けして見ましたが‥‥出て来た屋台系食べ物とか、花火とかは全て、実際に蓮華が見たことのあるものだったりします(笑(ぁ
精一杯紡がせていただきましたが、イメージが崩れてましたら、いつでもお気軽にリテイク下さいませね(滝汗

お嬢様のイメージ通りの、儚き花咲く夜空の下での優しいひとときのノベルになっていれば良いのですけれども。

それでは、これにて失礼致します(深々と
常夏のドリームノベル -
蓮華・水無月 クリエイターズルームへ
エリュシオン
2012年09月13日

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