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『空、慟哭。 』
高遠・誠一8545)&辰川・幸輔(8542)&(登場しない)

 夜もすっかり更けたというのに、繁華街を歩く人は一向に減る様子もなく、明るいネオンはまるで今こそが昼であるとばかりに瞬き、夜空を照らし出している。それはこの街で毎日のように見られる光景だった。
 そんな繁華街を辰川・幸輔(たつかわ・こうすけ)は部下と2人、辺りを見回しながら他愛のない話をして、歩く。今日、幸輔はこの繁華街の、夜の見回り当番なのだ。

「やっぱ冷えやすねぇ」

 酔っ払いが千鳥足でふらふらしたり、極端に布地の少ない煽情的な衣装を纏った女がこれ見よがしに歩いて居たり、かと思えば黒服が客引きをしていたりする繁華街を見回しながら、部下がぶるっと大きく震える。そうだな、と幸輔は肩を竦めて、賑やかな夜の街をじっと見つめた。
 夜はとみにトラブルが置きやすい。素人さんでも酔っ払って気が大きくなれば喧嘩沙汰の1つや2つは起こしてくれるし、いい気になって引き際を間違えた賭場の客が、予想外に嵩んだ負けに自暴自棄になって暴れる事もある。
 幸い、今夜はそういった客は居ないようだ。目礼してくる黒服に「おう」と小さく頷きを返しながら、街を歩く幸輔にのんびり、部下が話しかけてくる。

「今日からはしばらく冷え込むらしいですよ。朝晩のお出かけには気をつけて、って言ってやした」
「それも例のお天気キャスターか?」
「うす! イイッすよねぇ、あの子。こう、デカいだけじゃなくって形もまた、むしゃぶりつきたいっていうか、見てるだけで癒されるッす」
「あほう」

 デレッ、と鼻の下を伸ばして、己の胸の辺りで手を動かしながら力説する部下に、嘆息しながら昼間の如く明るい空を見上げた。すっかり秋の様相を呈しているこの頃は、確かに、昼間はともかく夜は肌寒い日も多い。
 そろそろ夜の見回りも、辛くなってくる時期だった。おまけに感想もしてくるから、不審火や失火で繁華街でもまた別のトラブルが起こりやすい。
 そういったトラブルで、下手にガサ入れが入るのもごめんだから、近々各店宛てにチラシでも配った方が良いかも知れなかった。後は店主と売り上げや上納金で話した時に、そこも軽く注意させるか。
 考えながら幸輔は、賑やかな繁華街を逸れて小道へと入った。途端、瞬くネオンは遠くなり、あれほど行きかっていた人の姿もぱったり途絶える。
 華やかな繁華街の裏路地など、得てしてこんなものだ。だからこそ、何も知らない粋がった素人が悪さをしようと忍び込んでいたり、逆に迷い込んでしまってトラブルに見舞われている可能性もある。
 他愛のない軽口を叩きながら、幸輔と部下はそういった者が居ないか注意を払って、飲食店や雑居ビルの裏口、そうして業務用のゴミ箱が並ぶ路地を見て回った。幸い、今夜はそういった不届きな輩や、不幸な人間は居ないようだ。

「さて、と‥‥そろそろ戻るか」
「うす」

 一通り見て回った後、時計を見ながらそう言った幸輔に、部下が大きく頷いた。ぶるっ、とまた大きく震えたところを見ると、そろそろ寒さも限界に達していたのだろう。
 苦笑しながら幸輔は勝手知ったる裏路地を、組の本部へと歩き始めた。ここは幸輔の庭のようなものだから、殆ど街灯もない夜であっても、己がどこに居るのかを見失う事はない。
 とりあえず、帰ったら熱い風呂でも浴びて、何なら一杯引っ掛けて。とはいえ明日は親父に同行して、某組の組長と会談に行かねばならないから、程ほどにしなければならないだろう。
 そんな事を考えながら、慣れた足取りで人気のない裏路地を歩き、角を曲がる。この道を真っ直ぐ抜ければ、後は表通りに出て組まで戻るだけだ。
 ほっと肩の力が抜けた。だが、次の刹那――

「若頭、危ねぇ‥‥ッ!」

 ――パシュ‥‥ッ

 ドンッ、と突き飛ばされた直後、乾いた音が路地に響いた。同時に「ぐぅ‥‥ッ」と部下が呻き声を上げる。
 おい、と即座に立ち上がった幸輔が見たのは、左の太腿を押さえて蹲っている部下の姿だった。その手は夜目にも明らかな血の色に染まり、そうしてどんどんと広がって行っているのが、判る。
 路地に立ち込める、鉄臭い血の匂い。最初に声を上げたきり、歯を食い縛って痛みを堪えている部下。そうして――ざり、とアスファルトの上の砂を踏みにじる、音。

「おい、立てるか!」
「う‥‥す‥‥」

 明らかに部下が、幸輔を庇って凶弾を浴びたのは間違いなかった。それに湧き上がってくる苦い後悔を噛み締めながら、幸輔は部下に声をかけ、肩を貸して強引に立ち上がらせる。
 何が起こっているのか、まずは見極めなければならない。幸いここは鳥井組のシマだ、身を隠せる場所は幾らでも思いつく。
 だが、当たり前だが襲撃者は大人しく、幸輔達が安全な場所に逃れるのを待っていてはくれないだろう。しかもあの銃声、サイレンサーで抑制されて居たにも拘らず聞こえたという事は、敵はすぐ近くに居るはずだ。
 幸輔は部下を支えて一瞬迷い、半ば引きずるようにして警戒しながら、元来た道を後じさり始めた。ここからなら戻るよりも進んだ方が早いが、銃撃の角度からして敵はこの先に居る。背を向けて逃げ出すのは愚の骨頂だが、あえて真っ直ぐ進んで罠にかかってやるのも愚かしい。
 逃げ切れるか。再び狙撃されるか。それとも幸輔達の止めを刺そうと、姿を見せるか――
 じりじりと後ろへ、後ろへ進みながら油断なく前方を睨みすえる幸輔の視界の中、路地裏には殆ど存在しない街灯の下に、まるでスポットライトを浴びるように現れた姿が、あった。手にはサイレンサー付のチャカ。

「てめぇ‥‥」

 その姿に、知らず、幸輔は唸り声を上げる。鳥井組の者ではないけれども、顔を合わせる機会などそれなりにあったその男の姿を、幸輔が忘れようはずもない。
 庭名会、会長付。組員にすら酷い病弱故に秘匿されていたという庭名の一人娘を見出し、現会長へと導いたという男。
 ――高遠・誠一(たかとお・せいいち)がそこに立っていて、そうしてサイレンサー付のチャカを弄びながら、幸輔を見てひょいと肩を竦めた。





 ついてねぇ、というのが誠一の正直な感想だった。それはどちらかと言えば、強いて言えばダイスを振ったらピンゾロが出てしまったとか、カジノでワンコインをシングルで賭けたら大当たりしたとかいう程度の、思っていた以上の大物が引っかかった喜びすらない、単なる事実だ。
 そもそも誠一が狙っていたのは『鳥井組の人間』というだけであって、鳥井の構成員であれば正直なところ、誰でも良かった。故に鳥井組のシマであるこの繁華街に身を潜め、適当に通りがかった極道者を狙って奇襲をかけて、鳥井との間に事件を起こしたかっただけであって――つまり、それ以上でもそれ以下でもなかったのだ。
 それなのに、いざ夜気の冷たさを感じながら待ってみれば、引っかかってきたのが鳥井組のナンバー2、組長の信頼も厚いとされる若頭の幸輔だったのだから、これじゃ火種どころか打ち上げ花火だ。
 そう思った。だが別に、だからと言って見逃すような理由もそもそも、ないわけで――だから『ついてねぇ』というのは、本気で己の不運を嘆いたわけでも、なくて。
 ひょいと、だから誠一は悪びれなどまったく感じさせない様子で幸輔を見て、ひょい、と肩を竦めて見せた。

「よりによってあんたか‥‥つくづく運がねぇ。お互いにな」
「高遠‥‥そうか。きな臭ぇ匂いは、てめぇからか‥‥」

 そんな誠一の姿にまた、幸輔もまた悟るものがある。この頃、不自然なほど続いていたシマでのトラブル。幾ら探っても尻尾も掴ませなかったそれが、この男の仕業であったのだという事を、確信したのだ。
 幸輔の言葉に、誠一はまたひょいと肩を竦めて、ニヒルに唇の端を吊り上げただけだ。それが何より雄弁に、すべての黒幕が彼である事を物語っている。
 じわり、幸輔の胸に焦燥が広がった。なぜ誠一が姿を見せたのか? それは恐らく、幸輔達を生かして返す気がないからだ。
 だが、ここでむざむざやられるわけには行かない。何としてもこの事を、庭名会が本格的に鳥井組に対して宣戦布告を仕掛けてきたのだという事を、組に伝えなければならない。
 おい、小声で幸輔は、肩を貸して支える部下に囁きかけた。

「俺が隙を作る。その間にてめぇは、この事を組と親父に知らせろ」
「若頭‥‥」
「こいつぁお遊びじゃねぇ。一刻も早く知らせて対策を立てねぇと、ガチで全面抗争だ」

 それは親父と呼び慕う仁義篤き組長の、望む所ではないだろう。もちろん、仁義に厚いからこそ組のモンを傷つけられて黙っているようなタマではないが、それでそこらの若いののように頭に血を上らせたりはしない。
 だから、一刻も早く。これが取り返しのつかないことになる前に、組に知らせて、そうして何とかしなければ――それに、と幸輔はいまだにじわじわ血のしみが広がっていく、部下の太腿を見下ろす。
 恐らく、一刻も早く手当てをしなければならない傷だ。致命傷にはなっていないが、放っておけば失血死する可能性がある。
 部下を逃がそうと決めた理由の、半分はそれだった。決して部下には言わないけれども。
 ギリッ、と奥歯を噛み締めながら、だから幸輔は誠一の挙動に神経を尖らせる。ここで、例えば誠一が1人ではなく伏兵を連れていて、そうしてどこかから彼らを狙っているということがあればもはや打つ手もないが、幸い、誠一は1人でこの襲撃を行いに来たらしい。
 それはこの、圧倒的に不利な状況の中で、唯一と言っても良い利点だった。だが同時にそれは、誠一がたった1人で他所のシマに乗り込んでこれだけの事をやらかしても、うまくやり果せてみせる実力を持っているのだろう、という推測も出来る――どう見ても誠一からは、己のタマを賭けて何かを成し遂げようというような、覚悟や気概は感じる事が出来ない。
 ならば恐らく、誠一とやりあえるのは幸輔だけだ。すでに傷を負った部下は、例えそれがなくとも足手纏いになることも目に見えている。
 ざり、誠一がまたアスファルトの砂を鳴らしながら一歩、近付いてきた。が、一体何に気を取られたのだろうか、ふいにその視線が脇を向く。

「行け!」

 その隙を逃さず、幸輔は突き飛ばすように部下を後方へと押し出すと、自身は誠一に向かって走り出した。が、くるりと再び幸輔達を振り返った男の余裕の表情に、それが罠だったと気付く。
 すい、とチャカが狙いを定めた。向かって来る幸輔ではない――逃げようとする部下に向かって。

「させるか‥‥ッ」

 咄嗟に幸輔は、誠一の銃口の前へと身を躍らせた。左肩に火箸を突っ込まれたような激痛と熱が走り、一瞬目の前が真っ赤に染まる。
 思わず打たれた肩を強く押さえ込んだ。口から、呻きが漏れる。

「ぐ‥‥ッ!」
「若頭‥‥ッ!」
「良い、から! 行け! 早く‥‥ッ!」

 足を止め、振り返って戻ってこようとする部下の気配を察し、振り返らないまま叱咤した。ここで彼が戻ってきては、何の意味もない。
 一瞬の躊躇う気配がして、再び、打たれた足を引きずりながらも走り出す足音が聞こえる。それにほっと息を吐いた幸輔は、ふと部下を追おうとも、さらに引き金を引こうともしない誠一に気がついた。
 剣呑な眼差しで見ると、にやりと笑う。その表情に、これすらも誠一の策略であったのだと、悟った。部下を狙えば幸輔が動くだろうと予想して、幸輔に手傷を負わせるために――もし思惑が外れても、部下を始末する事が出来るのだから誠一にとって何ら不利はない。
 不器用な足音が、路地から遠ざかっていく。それを待っていたように、誠一はチャキ、とチャカを構えて銃口を正確に幸輔へと向けた。

「ま、仕方ねぇよな」
「ほざけ‥‥ッ」

 そうしてあくまで淡々と、何の感慨もなく、宣戦布告ですらない独白を告げる誠一に、怒りが湧き上がる。別にタマが惜しいとは言わない。だが、こんな下らない事でタマを取られたいとも思わない。
 じくじくと、撃たれた左肩が疼いた。最初の激痛は過ぎ去ったものの、銃創はじわじわと熱を持って来ていて、そうしてほんの少し力を入れただけでも脳天までさすような痛みが走る。
 試しに動かしてみようとした、指はぎこちなかった。まして腕は動かそうとしただけでも痛みが走り、明らかに自分のものではないかのように鈍くなっている。
 だが――

「んなこたぁ言ってられねぇよなぁ‥‥ッ!?」

 痛みも何するものぞと、幸輔は上着の下へと素早く腕を差し込むと、忍ばせたチャカを引き抜いた。ずっしりとした鉄の塊は、いつも以上に重く感じられ、らしからぬ事に銃口が僅かに震えるのが、見ても判る。
 それを、気合で押さえ込んだ。ともすればぶれかける照準を意志の力で合わせ、誠一へと狙いを定める。
 誠一がひょいと眉を上げて、容赦なく引き金を引いた。どちらにしても彼にとって、ここで鳥井組の誰かを叩き、争いの火種、抗争の狼煙とすることは決まっている。
 だが誠一の銃弾を、幸輔はすっと避けた。ビシッ、と路地の壁に弾がめり込み、亀裂が走る。

「ほう?」
「簡単に俺のタマぁ取れると思うなよ」

 感心したような響きに、凶暴に笑った。笑いながら即座に、ガー‥‥ン! ガー‥‥ン! と立て続けに引き金を引く。
 だがその銃弾は、今度は誠一によって簡単に避けられた。避けられる事を見越して照準をずらしながら続けざまに撃つが、それすらも誠一は先読みした上で、動きながら幸輔目掛けて引き金を引く。
 狭い路地で、激しい銃撃戦が始まった。互いに絶え間なく動き回りながら、互いの動きを呼んで銃弾を放つ。それはまったくの互角で、もし見物しているものが居たとしたら、永遠にこの戦いが続くのではないか、と思ったことだろう。
 だが――

「足が鈍ってるぜ」
「てめぇこそ息上がってんじゃねぇのか?」

 誠一に指摘されて、幸輔は内心の焦りを決して面には出さぬよう挑発を叩き返しながら、小さく舌打ちをした。誠一に指摘されるまでもない、だんだんと動きが鈍くなって来ていることは、幸輔自身が嫌というほど承知している。
 手負いの己が口惜しかった。肩の傷は動くほどに熱を増して幸輔の思考をかき乱し、今やそこが第二の心臓であるが如く、激しく脈打って激痛を放っている。
 だが、まだ、倒れるわけには行かない。逃がした部下は、そろそろ、鳥井組まで辿り着いただろうか。途中で追っ手や伏兵など居はしなかっただろうか――
 こんな時に、そんな事を考えてしまったのはやはり、怪我のせいだろう。慌てて思考を振り払い、カチッ、と引いた引き金の軽さに舌打ちして、もはや身に染み付いた動作で空の弾倉を排出し。
 けれどもやはり、怪我の影響が、出ている。その動作はいつもの彼に比べてあまりにも遅く、そうして何でも良いから狼煙を上げたい誠一にとって、それは絶好のチャンスでしかなくて。
 刹那。

 ――パー‥‥ンッ!

 乾いた銃声が、明るい夜空の暗い闇に響き渡った。 





 焼け付くような痛みを堪えて、必死に走った。否、自分がちゃんと走れているのかすら解らなかったけれども、ただひたすらに足を動かし続けた。

(親父に‥‥伝えねぇと‥‥ッ)

 脳裏を占めているのはただ、その言葉だけだ。自分を庇って、そうして信じて逃がしてくれた幸輔の最後の言葉。
 『てめぇは、この事を組と親父に知らせろ』。若頭が言ったからじゃない、それを言って、自分に託してくれたのが幸輔だからこそ、走って、一刻も早く組に戻り、親父と呼び慕う組長や、他の組員達に庭名会の襲撃を伝えなければならない。
 銃創が走るたびに疼き、熱を持つ。それだというのに血はどんどん失われ、頭が朦朧としてくる。

(早く‥‥みんなに‥‥ッ)

 そう、思いながら大通りを横切ろうとした、彼の眼前に突如、強い光が現れた。それが自動車のヘッドライトだと、理解した時には驚愕に歪んだ運転手の顔が、はっきりと見えるほど間近に迫っている。
 キキキー‥‥ッ!!
 激しいブレーキの音、止まらない車。視界が真っ白に染まって、何も見えなくなって。

(若頭‥‥ッ!!)

 それが彼の、最後の思考。次の瞬間、ドンッ、と鈍い音が真夜中の街に響き渡り、すべてが闇へと転がり落ちる。
 ――しばししてやってきた救急車の、けたたましいサイレンが街を駆け抜けた。





━ORDERMADECOM・EVENT・DATA━━━━━━━━━━━━━━━━━…・・

登┃場┃人┃物┃一┃覧┃
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【整理番号 /  PC名  / 性別 / 年齢 /     職業     】
 8542   / 辰川・幸輔 / 男  / 36  / 極道一家「鳥井組」若頭
 8545   / 高遠・誠一 / 男  / 36  /  庭名会幹部・会長付

ラ┃イ┃タ┃ー┃通┃信┃
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いつもお世話になっております、蓮華・水無月でございます。
この度はご発注頂きましてありがとうございました。
そして、こちらもまたお届けが非常に遅くなってしまいまして、本当に申し訳ございません‥‥(土下座

何かの終わりと始まりを予感させる物語、如何でしたでしょうか。
まさかモブに出演依頼が来るとは夢にも思わず、愕然としたのはもはや秘密でも何でもありませんが、本当にありがとうございます(ぺこり
色々なものが、一気に崩れ、終わり、始まっていく予兆――そんなものを、感じ取って頂けるよう努めさせて頂きました。
両方の組にとっての重要人物同士のガチバトル、また頂戴しました各々の息子さんへの想いも昇華して、形に出来ていればこの上ない幸いです。

お2人のイメージ通りの、物語の一区切りと新たな始まりの鏑矢に相応しいノベルになっていれば良いのですけれども。

それでは、これにて失礼致します(深々と
PCシチュエーションノベル(ツイン) -
蓮華・水無月 クリエイターズルームへ
東京怪談
2012年10月26日

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