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『山渡る初夏の湖畔で。 』
森田良助ja9460

 夏の予感を感じさせる山は、萌え始めた新緑がきらきらと目に眩しい。こころなしか山全体に満ちる雰囲気も、空気も新鮮に感じられる。
 とはいえ今日、森田良助(ja9460)がわくわくとした心持ちで、足取りも軽くハイキングコースを歩いているのは、そんな山の雰囲気のせいばかりじゃなくて。もちろんそれも1つの理由ではあるのだけれども、1番大きな理由は、傍らを歩く恋人の存在で。
 ちら、と眼差しを向けると、道端に咲いている花に目を奪われていた黒崎 ルイ(ja6737)が、その視線に気付いてくるり、振り返った。そうしてまっすぐに向けられた視線に、少し恥ずかしそうに頬を染める。
 そんなルイにまた、気持ちが高揚するのを感じて良助は、ルイの手を握り元気よく山道を踏み締めた。そんな良助に恥ずかしそうに手を引かれながら、ルイもパタパタと歩き出す。
 ――2人がこの、ハイキングコースもある山に遊びに来たのは、このところの良い日和に誘われてのことだった。せっかくだから一緒にどこかに遊びに行こうと、良助がルイを誘ったのだ。
 デート、兼ハイキング、兼ピクニック。子供でも楽しめるような緩やかなハイキングコースだから、山道と言ってもそれなりに整備されているし、坂もなだらかで。
 だから2人のんびりと、山の緑を楽しんだり、鳥の鳴き声に耳を澄ませたりしながら、ゆっくり、ゆっくり登っていく。時折は山から降りて来たり、あるいは2人を追い越していく登山客が、そんな微笑ましい2人ににこにこ挨拶をして、そのたびにルイが赤くなっていたのだけれども。
 やがて、山の中腹辺りまで登ってくると、ハイキングコースの傍らに寄り添うように流れる、緩やかな川が現れた。時間はそろそろ、太陽が頭の真上にくるかな、という頃合だ。
 木々の間から垣間見える川面は、太陽の光を受けてきらきらと輝いていて、まるで宝石をちりばめたみたいで。うわぁ、と感嘆の声を上げて見惚れる2人の前を、すい、と一艘の船が横切っていく。

「船?」
「………なにか、……やってるの、かな………?」

 こくり、首をかしげた良助とルイの見ている前で、船はゆっくり、ゆっくり、川の流れに沿って下っていくようだった。船頭さんなのだろうか、船の一番後ろには長い竿を持った、唐傘を被った人影が居て、すい、すい、と動かし船を操っているらしい。
 船に乗っている、こちらはハイキングに来たらしい親子連れが、良助たちに気付いて大きく手を振った。それに大きく手を振り返すと、子供達がすっかりはしゃいで船の上でぴょんぴょん飛び跳ね、怒られているのが見える。
 けれどもそれは、ひどく楽しそうだった。そうして、すっかり船が山の影に姿を消すまで見送ってから、2人は顔を見合わせる。

「川下り……かな?」
「…のりば………うえに、ある……?」
「かも。行ってみよう!」

 こくり、首をかしげたルイを誘って、良助は船乗り場を探そうと、張り切って再びハイキングコースを歩き始めた。そんな良助の傍らを歩きながら、時々ルイは川面を見下ろし、船が通るたびに小さな声で良助に教える。
 そんな船にまた手を振りながら、幾らも歩かないうちに2人は、ハイキングコースの傍らにこじんまりと建つ、船着場に辿り着いた。ちょうど今も一艘が、船着場のおじさんに見送られて出発した所だ。
 小さくなっていく船に向かって手を振ってから、戻ってきたおじさんは良助とルイの姿に気がついた。そうして仲良く手を繋いでるのを見て、にっこりする。

「デートかい?」
「………え、と……」
「まあ、はい、えっと、うん」

 おじさんの言葉に、良助とルイは同時に顔を赤くして、恥ずかしそうにもじもじした。それを微笑ましそうに見るおじさんの視線がまた恥ずかしくて、ルイはぱっと良助の手を放してしまう。
 そうして色々とごまかす為に、桟橋の方へと船を見に行ったルイの後姿を見て、けれどもおじさんはまたにこにことした。それからふと、残った良助を手招きする。

「川下りに来たんだろう? 実は今、船頭が居なくて船を出せないんだけど……」
「えぇッ! じゃあ船には乗れないんですか?」
「うん、本当なら乗せて上げられないんだがね。せっかくのデートなんだろう? この川はあまり流れが速くないし、どうだ、自分で漕いでみるかい?」
「じ、自分で?」

 その提案に、思わず良助はルイと、ルイの見ている船を振り返った。その視線に気付いたのだろうか、ルイがひょいと振り返って、きょとんと目を瞬かせたのに慌ててぱたぱた両手と首を振り、何でもない、とジェスチャーする。
 おじさんの提案は、とても魅力的だった。せっかくだから2人きりで楽しみたいのは確かだし、自分で船を漕いで川を下るなんてめったに出来る経験じゃないし、何よりルイにかっこいい所を見せられそうだし――
 そこまで考えて、良助は大きく、力強く「やってみます!」と頷いた。そんな良助に嬉しそうにおじさんは、竿の持ち方や船の動かし方、バランスを崩した時の持ち直し方などを教えてくれる。
 その頃になって、ようやく一通り恥ずかしさの収まったルイが戻ってきた。

「ルイ! 僕が船を漕ぐから、一緒に、川下りをしない? 川を下っていったら湖があるらしいから、そこまで行こう」
「………りょうすけが、こぐ、の………?」

 その言葉に、ルイは目を丸くする。だが、こくこくと頷く良助と、それからやっぱり同じようにこくこく頷く船乗り場のおじさんを見比べて、そっか、とほんわり恥ずかしそうに微笑んだ。
 そんなルイに手を貸して、小さな2人乗りの船に一緒に乗り込む。そうして係のおじさんに見送られ、2人を乗せた船はゆっくりと、緩やかな流れに沿って川面へと滑り出た。
 おじさんの言っていた通り、元々がなだらかな山を流れ行く川の流れは、それほど速くはない。基本的には川の流れに船を乗せて、時々方向転換のために竿を川底に立てるだけで良い――と言われた通り、あまり竿を動かさないように気をつける。
 船の真ん中にちょこんと座り、キョロキョロと辺りを見回していたルイが、はしゃいだ様子で振り返った。

「……りょうすけ……、…さくら………きれい…だね……」
「うん。桜もルイも綺麗だよ!」
「………ッ」

 きりっ、とここぞとばかりに真面目な顔で言い切った良助に、ルイは耳まで真っ赤になってちょっと俯いてしまう。元々が恥ずかしがり屋のルイだけれども、こうして正面切って言われたらなおさら、恥ずかしい。
 そんなルイも可愛いなぁ、とほっこりしながら、折に触れて竿を動かす良助だ。どうやらにわか船頭さんは、無事に勤められそうな案配で、良助自身もほっとする。
 それでも舵を取られないように、気をつけて。ゆっくりと下って行く川の両脇には、さきほど、ハイキングコースを登っている時には見られなかった、また別の美しい山の光景が広がっていた。
 水面に枝を差し伸べるように咲く、盛りの遅い山桜に、時折跳ねる水滴のキラキラとした美しさ。抜けるような青空を映す川面は、ハイキングコースから見下ろした時よりもずっと美しかったし、澄んだ水の向こうに見える川底には、キラキラと輝く小石や、透き通るような緑に揺れる水草がまるで、宝石箱を開けたかのような輝きを放っている。
 ぁ、とルイが小さく、嬉しそうな声をあげた。

「……りょうすけ………さかな………」
「え、どこどこ?」
「そっち、の……」
「え、っと……わ、跳ねた!?」
「………ふふッ………」

 2人の視線に気づいたのだろうか、ぱしゃん! と川魚が跳ねて、ここに居るぞ、と主張した。それが何だかおかしくて、笑ったルイを振り返り、良助もまた嬉しそうに、幸せそうに笑う。
 ぱしゃん! ぱしゃ……ッ!
 家族か何かなのだろうか、川魚が何匹も、何度も川面から跳ね上がっては、川底へと戻っていく。それを一緒に数えたり、川面を流れていく桜の花弁に手を伸ばして捕まえたり、その度にくすくすとした笑い声が、どちらからともなく零れ落ちた。
 船の上で、2人きりで。ゆっくりと流れていく時間はただそれだけでくすぐったくて、ずっと続くような幸せな心地が、した。





 川を下り切った先にあったのは、ちょっと向こう岸が見えないような、とても大きな湖だった。この辺りもハイキングやピクニックを楽しめるスポットになって居るのだろう、湖岸にはあちら、こちらにビニールシートを広げたり、バーベキューを楽しんで居るらしい人影が見える。
 湖上にも川下りの船だけではなく、白鳥の足漕ぎボートみたいなレジャーボートもちらほら見えた。そんな中をゆっくりと、河口から沖合に向かって船を滑らせていく。
 うわぁ、とルイの口から感嘆の声が漏れた。

「………こんな、おおきな、みずうみ…はじめて……」
「うん、すっごく大きいね」

 その声に頷きながら、適当な辺りで船を留めると良助は、船の真ん中、ルイの隣に置いていた自分の荷物に手を伸ばす。そうして中から取り出したのは、密かに持って来ていた釣竿と練り餌。
 実はこんな事もあろうかと、ハイキングの荷物の中にこっそり、釣り道具一式を持って来ていた良助だ。先ほどの川下りでは、船を操っている最中だったから出す事は出来なかったけれども、この湖ならばのんびりと釣りが楽しめそうである。
 そう、考えながら折り畳まれていた釣竿を伸ばした良助に、こくり、とルイが首をかしげた。

「つり、どうぐ……?」
「うん。ふふふ、こんなこともあろうかと持ってきたんだよね!」

 そんなルイに自慢するように胸を張りながら、良助は2本持ってきた竿のうちの1本を手渡す。そうして、やっぱり不思議そうに、けれども渡す時にちょっと触れた手に赤くなったルイの竿に練り餌をつけてあげて。
 改めて湖面を見下ろしてみると、さすがに先ほどの川のように底まで見通せる、と言う事はなかったけれども、ゆったりと泳いでいる魚の影がちらほら、見えた。良く見れば船遊びを楽しんでいる人々の中や、湖岸にもちらほら、釣竿を垂れている人が居るようだ。
 そんな釣り人達に混じって、ルイも不器用に、見よう見まねで竿を構えてみる。けれども思ったよりも竿は重くて、なかなか上手く支える事が出来ない。

「………ん……」

 ちょっと真剣になって竿と格闘し始めたルイの背後から、ひょい、と2本の腕が伸びてきて、彼女はびくりと動きを止めた。次いで、「こうだよ」と笑いながらルイの手の上から、見本を見せるように竿を支える良助の声が耳元で聞こえてきて、見る見る顔を赤くする。
 そんなルイに、さらに竿の支え方や動かし方などを手取り足取り教えてくれる良助に、ますます恥ずかしくなって動きがギクシャクとしてくるのだけれども、良助はといえばルイに釣りの仕方を教えるのに夢中のようだった。そうして、何とかルイが言われた通りに竿を構えられるようになってから――それには随分と時間がかかったのだけれども――良助もまた、自分の竿を湖面へと垂らす。
 湖面の下を泳ぐ魚影は、それほど大きなものではなかった。うーん、とルイが自分に渡された竿を真剣に動かしている間に、良助が魔法のように釣り上げた何匹かの小さな魚も、それを証明している。
 ふわ、とルイは感嘆の息を吐いた。

「……りょうすけ、………すごい………」
「すぐにルイにも出来るようになるよ! あ、ほら、ルイの竿にもかかってる!」
「………え………きゃッ……?」
「引き上げる時はこうやって動かしたら、魚が逃げにくいんだよ」

 話している間に、ルイの竿がピクピクと当たりの動きを見せたのに、良助は再びルイの竿を彼女の手の上から握って、動きの見本を見せようとする。それに真っ赤になってしまったルイは、どきどきしてそれどころじゃなかったのは、秘密だ。
 そうやって、何とか2人で釣り上げた、魚もやっぱり小さなものだった。けれどもほっと嬉しそうに微笑んでルイは、釣れた魚をじっと見てから、良助が釣り上げた何匹かの魚を入れているのと同じ、小さなバケツの中にそっと入れる。
 そうしてまた、ほっ、と小さな息を吐いてバケツの中の魚を見つめているルイに、声をかけようとした瞬間、良助の握る釣竿にぐっと強い力がかかった。とっさに釣り針を引っ掛けるように強く引いてから、釣り糸の先を見ると激しく動いている。

「大物だ……ッ!」
「………え………?」

 その言葉にルイが湖を覗き込み、わ、と小さな声を上げた。はっきりとは見えないけれども、軽く手を広げた大きさくらいの魚の影が、ぐるぐると動いているのが見えたのだ。
 となればますます、この大きな獲物を釣り上げて、彼女に良い所を見せなければならない。そんな気合を己に入れて、良助は竿を握る手に力を込める。
 ――が、何しろ足場はあくまで、湖の上に頼りなく浮かぶ小さな船。しかも川下りに使うような軽い、つまり上手く流れに乗って行く事を重視している船体だから、ますます足元が心ない。
 ゆえに、ぐッ、と力を込めて竿を引き上げにかかった途端、まず、船の方が大きくぐらりと揺れた。それに大きくバランスを崩した良助は、そのまま後ろに倒れるように、湖へと真っ逆さまに落ちてしまう。
 ――バシャー……ンッ!
 大きな水飛沫が上がり、良助の身体を飲み込んだ。

「きゃ………ッ! ……りょ、りょうすけ………!」

 その勢いで大きく揺れる船の中、ルイは小さな悲鳴を上げて、必死に船べりにしがみついた。そうしながら必死に水飛沫の中や湖面へと目を凝らし、良助の姿を探す。
 幸い、彼はすぐに浮かび上がってきて、ぷはッ、と湖面で息と水を吐いた。ほッ、と泣きそうになりながら、そんな良助へと手を伸ばす。
 その手をしっかりと握りながら、良助はどーん、と内心、落ち込んでしまうのを止められなかった。

「……だいじょうぶ……?」
「う、うん……冬じゃなくてよかった……」

 ルイに船へと引き上げてもらい、そう応えて笑顔を浮かべながらも、それは変わらない。かっこ良い所を見せるはずが、恋人に助けて貰うなんて、何と言うか、情けないではないか。
 はぁぁぁぁぁ、と這い登った船の中で、がっくりため息を吐いたのは、つまりそんな理由で。そんな良助を不思議そうにルイが見つめてきたが、笑って曖昧に誤魔化した。――だって説明したら何だか、なおさら情けないじゃないか。
 そんな、男としての微妙なプライドを、果たしてルイは気付いていたのだろうか。彼女はしばし、不思議そうに良助を見つめていた後で、無事で良かった、と微笑み胸を撫で下ろしたのだった。





 その後はもう釣りを続けるどころではなくて、2人は湖岸にある船着場で船を返し、陸に上がった。びしょ濡れの良助の姿に、船着場の人が目を丸くする。
 そんな船着場でタオルを借りて、がしがしと水を拭き取ってから、2人は座れる場所を探して、湖畔をのんびり歩き始めた。ちらほらとあるベンチには、たいてい誰かしら先客がすでに座っていたのだけれども、幸い少し歩いた所に空いたベンチが見つかって。
 背負っていた荷物を下ろして、ふぅ、と大きな息を吐く。そうして少し休んでから良助は、近くで枯れ木を集めて焚き火を熾し始めた――せっかく釣った魚だから、焼いて食べようというのだ。
 まずは落ち葉を積み上げて、その上に枯れ木を組む。そうして落ち葉に火を点けると、幾度か風に揺れた後、パチパチと音を立てて赤い炎が燃え上がった。
 それを確かめている間に、ルイにも手伝ってもらって、釣った魚を湖の水で綺麗に洗う。それから魚を丸ごと串に刺し、軽く塩を振って焚き火の回りに突き立てると、焦げてしまわない様に気を付けながら、場所を変えたりして焼き始めた。
 そうして少しすると、魚の焦げる良い匂いが漂ってくる。それは、山に登ったり、川を下ったり、湖に落ちたりしてすっかりお腹の空いてしまった2人には、酷く美味しそうに感じられて。
 じゅわりと音を立てる魚に、すっかり火が通るまで待ってから、良助とルイは同時に魚に齧り付いた。

「美味しい! 魚、全部逃げちゃわなくて良かったー」
「………おいしい、ね………」

 仲良く並んでベンチに座り、焼き立ての魚を頬張りながら、2人はうんうんと頷き合う。頷き合って、それから次には無言になって、しばし黙々と焼けた魚に噛り付く。
 あまり大きな魚ではなかったけれども、何匹も釣ってあったから、全部の魚をお腹に納めると、2人はすっかりお腹が一杯になってしまった。さてこの後はどうしよう、とのんびり話しながら、せっかくだから良助の濡れた服も、焚き火で乾かす事にする。
 平地ではそろそろ暑い日も出てきているとは言え、山間の気候はまだ涼しいから、いつまでも濡れた服を着ていては風邪を引いてしまいそうだ。とはいえ、野外でさすがに下を脱ぐわけには行かないから、上半身だけを脱いでぎゅっと絞り、濡れた服を火にかざす。
 そうしてひらひら、ぱたぱたと動かして、早く乾かないかなぁ、と考えていた良助に、ルイがぽつり、と言った。

「………りょうすけ、……いつか、……けっこん、したあと…………もういっかい、こようね……」
「け、結婚……う、うん! 子供を連れていきましょう!」

 その言葉に、なぜか敬語になってしまって、ついでにビシッと背筋も伸ばして、何度もこくこく頷く。そんな良助の言葉に、言った当のルイもなぜか真っ赤になってしまって、2人、赤くなった顔を見合わせた。
 気まずいような、くすぐったいような、ほわほわするような、何とも言えない空気。パチパチと焚き火のはぜる音が、妙に大きく響く。
 湖面を渡ってきた風が、そんな2人の髪を優しく揺らして、ふわりと通り過ぎて行った。





━ORDERMADECOM・EVENT・DATA━━━━━━━━━━━━━━━━━…・・

登┃場┃人┃物┃一┃覧┃
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【整理番号 /  PC名  / 性別 / 年齢 /    職業     】
 ja6737  / 黒崎 ルイ / 女  / 14  /    ダアト
 ja9460  / 森田良助  / 男  / 11  / インフィルトレイター

ラ┃イ┃タ┃ー┃通┃信┃
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初めまして、蓮華・水無月と申します。
この度はご発注頂きまして、本当にありがとうございました。

山へのハイキングデートでの一こまを切り取った物語、如何でしたでしょうか。
何となく、ほんわかとした微笑ましい恋人さん達なのかな、と思いながら書かせて頂いておりますうちに、こんなお話になっておりました(笑
ちなみに、蓮華宅にも焚き火というか、囲炉裏がありましてやはり串で焼いたことがあるのですが、なかなか難易度が高い物だな……と思った記憶があります(何
息子さんやお嬢様のイメージですとか、何か少しでも違う所がございましたらぜひお気軽に、リテイクは熱いうちに打てと申しますので、はい(言うのか

お2人のイメージ通りの、輝く初夏の楽しい思い出のノベルになっていれば良いのですけれども。

それでは、これにて失礼致します(深々と
■イベントシチュエーションノベル■ -
蓮華・水無月 クリエイターズルームへ
エリュシオン
2013年06月14日

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