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『夏ニ祀ル祭リノ灯。〜少年の憧憬 』
九 四郎jb4076

 夏の遅い夕暮れの中に、見えるのは神社にそびえる朱塗りの鳥居。それから神社の境内に宿る、幾つもの灯篭の灯り。
 ほんの少し涼しさの混じり始めた夕暮の風に、耳を澄ませば祭囃子が聞こえてくる。賑やかに響く笛や太鼓の音に混じって、微かに人々のざわめきも聞こえてくるようで。
 そんな中、回りから注目の視線を受けながら待ち人を探す、九 四郎(jb4076)の姿があった。そわそわと辺りを見回したり、かと思えば生まれ持った並外れた長身をさらにぐうッと伸ばして、神社へと続く道の向こうまで眼差しをさ迷わせたり。
 なんと言っても今日は、四郎に取って特別な祭の夜。魅力的な憧れの先輩の三島 奏(jb5830)を、ありったけの勇気を出して『先輩、もし良かったら一緒に、夏祭りに行かないッすか?』と誘い、『良いよォ。楽しみだねェ』と快諾を得た、特別な夜なのだから。
 そわそわと落ち着きない様子は端からみれば、飼い主を探す大型犬のようにも見えた。或いはいっそ、初恋に惑う少年のようでも、あって。
 だが、四郎が正しく奏に恋をしているのかと言えば、実の所、そんな自覚はどこにもなかった。ただただ四郎が奏の事を考える時、胸の内を満たすのは強い憧れだったから。
 とても、魅力的な女性。ふとした瞬間に目が放せない、放せなくなる人。もっと一緒に居たいと思う人――
 そんな憧れの女性の姿を探す四郎へと、ひらリ、手を振ってかたかた下駄を鳴らし、駆け寄ってきた人が居た。――奏だ。
 彼女は四郎の前まで駆け寄って来ると、ごめん、と彼を見上げた。

「久し振りの着付けでちょっと手間取ってさァ。ごめんね」

 そうして、そんな事を言いながらにっこり笑った奏はと言えば、黒地に流水と花菖蒲をあしらった浴衣を身に纏っている。ほっそりとした肢体を強調するように、胸の下で片花文庫に結んだ紫の帯が、そんな奏の動きに合わせてゆらりと揺れた。
 そんな奏に思わず四郎は、挨拶をするのも忘れてぽかんと見惚れる。いつもはさらさらと流れるに任せている短めの髪も、今宵はピンですっきりとまとめられていて、化粧を施した顔に咲く艶やかな紅が、否応なしに眼差しを惹き付けた。
 艶やかで――まるで林檎飴のような、唇。日頃はどちらかと言えば賑やかで華やかな奏だけれども、今夜の彼女はいつも以上に大人びていて、落ち着いていて、よく見知った人のはずなのに、初めて出会う人のように感じられる。
 だからしばし、ひたすら見惚れていた四郎はけれども、はっと我に返るや否や、奏の艶やかな様子にドギマギと視線をさ迷わせた。浴衣は良く似合っていてしっとりと艶やかだし、化粧を施した奏の顔もその浴衣に負けないくらい、否、むしろ映え立つように魅力的で、なぜだかどうしたら良いか解らなくなってしまう。
 くすり、そんな四郎に奏が笑った。その笑い声ですら、いつもとは違って聞こえてしまって、いつまでだって聞いていたい気持ちになってしまう。

「そ、の、行きましょう、先輩」
「うん、行こうか。あァ、賑やかだねェ」

 そんな気持ちを必死で、全力で振り切って誘った四郎に、笑って奏は頷いた。頷き、ふと眼差しを鳥居の向こうへと投げやって呟いたのに、はい、と四郎も頷く。
 神社の外にまで響いていた祭囃子は、並んで神社の鳥居を潜り抜けると、途端、四郎達の全身を包み込むように大きくなった。楽しげな音色が『早くおいでよ』と手招きするようにも感じられて、奏と思わず顔を見合わせ、ぷッ! と笑い合う。
 行く手に見えるのは、いっそ別世界に迷い込んでしまったかのような、数え切れないほどたくさんの祭屋台が連なる参道だ。ぽつり、ぽつり、灯篭に宿る灯りが、幻想的に夕暮を通り過ぎた宵闇の夜を彩っていて、ナニカの境を曖昧にしているように感じられる。
 そんな、灯篭と屋台の灯りに照らされる参道を行き来するざわめきに、四郎と奏も混じって歩き始めた。

「ふゥん。結構、大きいんだねェ」
「ッすね。俺も、こんなに色々あるとは思わなかったッす!」

 感心する奏に、四郎もこっくり頷いてきょろきょろと雑踏を見回す。人より大柄な四郎には、そうして見れば祭客で賑わう参道の、遥か彼方まで見渡せた。
 ずぅッと続く道の両脇に並ぶは祭屋台からは、ひっきりなしに呼び込みの声が聞こえて来るし、はしゃぐ子供の楽しげな笑い声は、夜空に響き渡るほど。それから、食べ物の屋台から漂ってくるのは、美味しそうな音や匂い。
 あちらに見えるのは、金魚すくいの屋台だろうか。向こう側の射的の屋台からは、どれを狙おうか相談する楽しげな声や、狙いを外した祭り客の「あぁッ!!」という悲痛な叫びが聞こえてくる。
 そんな賑やかな雑踏の中、奏が四郎の袖をくい、と引いた。見下ろすと彼女の、かき氷の屋台を指さしながら四郎を見上げる眼差しと、ぶつかる。

「シロー、あれ美味しそうだよ、食べる?」
「お、良いッすね!」

 そうして奏が言ったのに、四郎はぱッと笑顔になって大きく頷いた。ならば決まりと、早速奏は屋台に向かうと、両手にカップを持って戻ってくる。
 カップを四郎に渡しながら、奏が楽しげに笑った。

「たくさんあるから、どれにするか迷っちゃってさァ」
「どれも好きッす! 先輩、ありがとうッす」

 差し出されたカップを受け取りながら、ぺこんと勢いよく頭を下げた四郎が財布を出そうとすると、奢り、と悪戯めいた笑みが返る。それにもう一度ぺこんと大きく頭を下げて、四郎は奏が選んでくれたかき氷を勢い良く食べ始めた。
 どんな味だって、奏が選んでくれたのなら間違いなく、最高に美味しいに決まっている。しゃくしゃくと勢いよくスプーンを動かし、殆ど流し込む勢いで、けれどもしっかり氷の冷たさとシロップの――ちなみにブルーハワイだった――味わう四郎を見て、奏が自身のスプーンを動かすのも忘れてくすくす笑う。
 その次には、灯篭の灯りに照らされてきらきらと幻想的に輝き、まるで宝石のように輝く飴細工の屋台。それからたこ焼きやお好み焼き、焼きそばと言った定番メニューに、冷やしパインやチョコケーキといった甘いお菓子まで。
 目に付くままに屋台を指差し、『シロー、あれは?』と面白そうに目を輝かせる奏に、頂くッす、とこくこく頷く四郎である。何しろ人より大柄なだけあって、奏が次から次へと奢ってくれる屋台飯もどんどんとお腹に収まってしまうし。
 彼女が食べさせようとするものを、どんどんと食べてしまう事でちょっと、彼女に良い格好をしたい、という気持ちも、ある。現に、どんどん食べてしまう四郎に目を丸くして、そうして本当に楽しげに笑う奏を見ると、ちょっと良い気分が味わえた。
 せっかく、憧れの奏と一緒に過ごす夏祭りの夜だから、楽しく過ごしたくて。どうせなら奏にも、同じ位、否、それ以上に楽しんで欲しくて。

「先輩、次はりんご飴とか、どうッすか? たまには奢るッすよ」
「良いねェ。シローはでも、1つじゃ足りないかもね」
「そしたらまた買うッす!」

 そんな会話を交わしながら、次に覗き込んだのは目に付いた、りんご飴の屋台だった。大抵の屋台の屋根は、四郎の目線よりも少し下にあるものだから、ひょいと身を屈めて顔を覗かせると店の親父さんが、びっくりした顔になるのに笑いかける。
 店先に並んでいるりんご飴は、どれもつやつやと輝いていて、ひどく美味しそうだった。大きなりんごや姫りんご、ミカンにブドウといった変わり飴もあって、1つ1つを指差しては、奏とひとしきり面白がる。
 そうして2人が買ったのは、結局、普通のりんご飴だ。とても1口では食べきれない大きさの、真っ赤な飴で覆われたりんごに大きな口を開けてかぶりついた四郎は、これもあっという間にしゃくしゃく、お腹に収めてしまい。
 ふと見下ろした奏が、りんご飴にかじりつく様子に目を奪われる。瞬間的に鼓動が早くなって、屋台の灯りに照らされる彼女の横顔を知らず、食い入るようにじっと見つめた。
 キラキラと輝くりんご飴ももちろん、奏が持つとひどく可愛らしく見える。けれども何より可愛らしいのは、そのりんご飴に口付けるように触れる奏の、ぷっくらとした艶やかな唇だ。

(素敵ッす……!)

 思わず四郎は感動すら覚えて、奏がりんご飴を食べる様子をひたむきに見つめた。グロスを塗って艶やかに赤く光る唇はまるで、そのものがりんご飴のようで可愛らしくて、カリリと白い歯が飴を噛み砕き、りんごの白い果肉を齧る様と言ったら、もう、言葉には尽くせないくらいで。
 瞬時に四郎の頭の中を、ありとあらゆる妄想が駆け巡り、膨らんだ。が、いかんせん、今日が人生初デートなぐらいに実際の経験など皆無なものだから、その妄想すらどうして良いのか解らない。
 頭が妄想でパンクしそうになって、思わずうめき声を漏らした。

「うぅ……ッ!」
「……? シロー、どうしたの?」
「はッ!? な、何でもないッすよ!」

 それに、不思議そうな眼差しを向けて小首を傾げた奏に、ますます眩暈にも似た衝動を覚えながらぶんぶんと、勢いよく首を振る。そのせいでまた、今度は物理的に眩暈に襲われて、ふら、とたたらを踏んだ。
 きょとん、と目を丸くした奏が、「何やってるの」と笑う。拍子にまたぷっくりした唇から覗く、白い歯にどきどきと高鳴る胸を持て余しながら、誤魔化すように一緒に笑って。
 そうして屋台を巡るうちに、気付けば宵闇も過ぎ去って、すっかり夜の帳が降りていた。もう少しすれば祭の夜空を彩る打ち上げ花火も始まるようで、今から席取りに行こうと言うのだろう、辺りを見回せばちらほらと、花火会場の方へ向かう姿が見える。
 知らず、耳を澄ませばますます大きく響くような祭囃子。賑やかなざわめき。笑い声。屋台の呼び込み。
 けれども四郎達はその流れに逆らって、神社の少し奥の方にある、あまり人の近付かない辺りへと足を向けた。そこには神社への参拝客用らしい、無骨なアスファルトに覆われた駐車場が、ある。
 隅には、おそらく神社の人が使うのであろう水道があり、バケツなども用意されていた。その真ん中で、がさがさと取り出したのは持ってきた手持ち花火だ。
 色も鮮やかなら見た目も豊富な、様々な花火がたっぷりと詰め込まれたパッケージは、今日一緒にやろうとどちらからともなく約束し、買ってきたもの。空を彩る花火も趣があるけれども、手に持つ花火も負けないくらいに風情があるものだ。
 そのパッケージを奏が破いて、中からロウソクを取り出し、マッチで火をつける。その間に四郎はバケツを拝借して、後できちんと返すッす、と心の中で見ぬ神社の人に詫び、半分くらいまで水を汲んで戻った。
 祭の賑わいの方から漏れてくる、僅かな灯篭の灯りと、眩しいほどの月明かりの下に、様々な花火が広がる。花火が大好きな四郎にとっては、ひどく心が躍る光景だ。

「花火なんて何年ぶりだろうかねェ。シローはどの花火にする?」
「そうッすね……」

 奏が子供のような無邪気さを思わせる笑顔で、楽しそうに花火を眺めながら尋ねてくるのに、四郎も花火を覗き込む。花火の世界も日進月歩なのだろうか、見覚えのある花火もあれば、一体どんな花火なのか想像もつかない、見たことのない花火もあった。
 色とりどりに賑やかに彩られた、たくさんの手持ち花火。たくさんあり過ぎて、それこそどれを選んで良いのか迷ってしまうくらい。
 中でも一際目を引いた、金銀の紙が動かす度にひらひらと動く花火を手に取った。それを見て、笑いながら奏が手に取ったのはボール紙で持ち手を作った、何かのキャラクターをモチーフにしたらしい花火。
 互いに互いの選んだ花火を見て、笑い合って同時にロウソクに先を近づけた。そうして一瞬の沈黙の後に、パチパチパチ……ッ! と賑やかな音を立て始めた手の中の花火に、すぐに目を奪われる。

 ――パチパチパチ……ッ
 ――シュー……ッ

 音を立てながら噴き出す、赤や黄色の火花。ぱちぱちと賑やかにあちらこちらに弾けて飛んで、あっという間にどこにいったのか解らなくなる。
 1本目がそうやって、あっという間に燃え尽きた。それに感じる、ほんの少しの寂しさを胸に抱えながらも、次はどの花火にしようとわくわくした気持ちで眼差しを巡らせる。
 花火を、選んでは火を点けて。噴き出す花火を、じっと見つめて。終焉に寂しさを感じて、また新たな花火に手を伸ばして――ふと、奏を見つめて。

「………シロー? 何?」
「や、何でもないッす」

 その眼差しに、気付いた奏が不思議そうな顔になるのに、笑顔で首を振った。――なんだかほっとしたのだと、彼女にあえて伝える必要は、ない。
 華やかに燃えては消えて行く花火をぼーッと見つめて、時々、ちゃんとそこに奏が居るのか不安になって確かめているのだ、なんて。花火と同じ位に素敵な、華やかな女性だから――花火のように消えてしまうのかもしれない、なんて。
 我ながらおかしな、可笑しな感情。感傷。それを、奏のみならず自分自身もごまかすように、新たな花火に火を点ける。
 そうして2人、無言でひたすら花火の輝きを見つめ続けた。奏が時々、噴き出す炎でアスファルトや、その辺に転がっている石に落書きするのを真似て、どちらが上手く描けるか競い合ったりして。
 やがて、あれほどたくさんあった花火も見る見る鮮やかな炎の花に姿を変えて、気付けば残りは僅かになっていた。それを見下ろして、四郎と奏は同時に呟く。

「――後は線香花火だねェ」
「〆はやっぱこれッすよね」

 互いの呟きに、また顔を見合わせて笑い合って、最後に残しておいた線香花火へと手を伸ばした。頼りない紙縒りの先をひょいと摘むと、先が僅かに重たげに揺れる。
 それを、どこか厳かな気持ちですっかり短くなったロウソクの炎へと近づけた。僅かな、小さな炎がぽっと宿り、やがてそこからジジジ……ッ、とささやかな火花が生まれ始めるのを、息を飲んで見つめる。
 先ほどまでの花火から見れば、あまりにもささやかなそれ。けれどもなぜだか妙に存在感が在って、惹き付けられる小さな、小さな炎の花。

「線香花火ッて寂しいンだけど、これやんないと花火した気になんないンだよなァ」

 きっと、そんな四郎と同じ気持ちで、奏が小さく笑いながら呟いた。呟いたのに、ッすね、とこっくり頷きを返した。
 ゆらゆらと頼りなく揺れる線香花火は、僅かな衝撃でも簡単に地に落ちてしまって、あっという間に燃え尽きてしまう。その、あっけなくて、儚い様子が寂しくて――けれども、これがなければ花火ではない、と思ってしまうほど『華』を持っていて。

 ――ジジジ……ッ
 ――パチパチ……

 ささやかな、ささやかな音に耳を澄ませた。ほんの少しでも目を放したくなくて、放した瞬間に消えてしまいそうで、ほんの少しだって目を放せなくて。
 ぽとり、火の玉が落ちるたびに、さやかなため息を吐いて新たな線香花火に火をつける。だがそれもやがて終わってしまい、後に残るのはただ、花火の残骸が詰め込まれたバケツと、溶けて燃え尽きたロウソクばかり。
 それを見下ろして、奏がほぅ、と細い息を吐いた。けれどもひょいと四郎を見上げた、顔にはにっこりとした笑みが浮かんでいる。

「また、一緒に遊ぼうねェ」
「はいッす! またお願いしますッす!」

 その言葉に、感じていた名残惜しさを胸の奥に押し込めて、四郎は大きく頷いた。花火が終わってしまった事は――今日という1日が終わってしまった事は寂しけれども、また、という約束を奏からもらって、嬉しくなったから。
 花火の残骸をバケツからビニール袋に移して、バケツを元通りに水場へと戻す。そうしてまた奏の元に戻って2人、駐車場の入り口へと向かって歩く四郎はふと、傍らの奏に手を伸ばしたい気持ちになって、ふる、と頭を振った。
 何となく。――何となく、寂しいような名残惜しいような気持ちのままに、手を繋ぎたくなったけれども。さすがにそれは、と思うから。
 カラコロと下駄を鳴らして歩く、奏の傍らをビニール袋を提げて、並んで歩く。それだけでも四郎にとっては、十分に幸せで、嬉しい時間なのだった。





━ORDERMADECOM・EVENT・DATA━━━━━━━━━━━━━━━━━…・・

登┃場┃人┃物┃一┃覧┃
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【整理番号 / PC名  / 性別 / 年齢 / 職業  】
 jb4076  / 九 四郎 / 男  / 18  / 陰陽師
 jb5830  / 三島 奏 / 女  / 20  / 阿修羅

ラ┃イ┃タ┃ー┃通┃信┃
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いつもお世話になっております、蓮華・水無月でございます。
以前のお子様は……あの方、でしょうか……?
この度は再びのご指名、本当にありがとうございました。

憧れの先輩との夏祭りの夜の花火の物語、如何でしたでしょうか。
花火がメインで、との事でしたので、かなりメインな気持ちで書かせて頂いたのですが、お心に叶う内容でしたら良いのですけれども;
恋してるわけじゃないけれども、憧れて止まない異性の先輩――蓮華なりのイメージで書かせて頂きました。
そんな勝負(?)はいつでも大歓迎なのですよ、いつでも全力で取り組ませていただきます!(笑
イメージが違うところなどございましたら、ご遠慮なくリテイク頂けましたら幸いです。

息子さんのイメージ通りの、艶やかで静かな花火咲くノベルであれば良いのですけれども。

それでは、これにて失礼致します(深々と
流星の夏ノベル -
蓮華・水無月 クリエイターズルームへ
エリュシオン
2013年09月03日

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