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『正月はやっぱり……? 』
静馬 源一jb2368


 正月も三が日を過ぎ、にぎわいもひと心地ついた頃。
 矢野 古代は実家から悠々と学園島に戻ってきた。と言っても、もともと彼は茨城県の出身で、それほど遠くまで帰省していたわけではない。
(年末は娘をひとりきりにさせてしまったからな……)
 古代がぼんやりと思うのは、養女となった矢野 胡桃のこと。胡桃は依頼などの都合で古代とともに彼の実家に向かうことができず、一人寂しく年末年始を過ごしているはずだ。
 この埋め合わせはどうやってしたものかと悩みながら、勝手知ったる自分の家に到着する。
 鍵を開けて胡桃にあいさつをすれば、丁寧に
「あけましておめでとうございます、古代父さん」
 と返され、実の娘ではないものの礼儀やしきたりをわきまえている娘がなんとなく誇らしい。
「あけましておめでとう、胡桃。そういえば初詣とかは行ったか?」
 学園島からそう離れていない場所に、延喜式にも名を連ねる由緒正しい神社があるのは、茨城県民である古代はもちろん知っている。もちろん学園島の中にだって、神社はある。
 どちらにしても、一年の始まりを神社に詣でるのは、日本人の好む風習の一つだろう。
「初詣……ですか?」
 胡桃は一瞬きょとんとしたが、すぐに嬉しそうに頷いた。それはあるいは、娘らしい我侭――だったのかもしれない。
「行きます! むしろ初詣くらいは一緒に行って!」


「それにしてもおせちは食い飽きたな。今晩は鍋にするか、鍋」
 古代はそんなことをぼやきながら、娘とともに参道を歩く。
 戻ってきて間もないこともあって、また島の外にでるのも煩わしく思い、結局島内にある社に詣でることにしたのだ。――まあ、結果的にはそれが正解だったわけだが。
 学生の多い久遠ヶ原島。となれば、若者たちの食欲を満たすべく、神社の参道にはテキ屋も多く見受けられるわけで。……いや、あるいはそのテキ屋すらも学園に依頼されたものかもしれない。そんな賑やかな参道を歩いていると、その中の一つ、たこ焼き屋のそばでのんびりと参拝客を眺めていた青い髪の女性――フラッペ・ブルーハワイと出会えたわけである。
「おや、コシロじゃないか。ハッピーニューイヤー!」
 矢野親子とは付き合いもそれなりにあるフラッペは、たこ焼きを頬張りながら笑う。
「フラッペさん、あけましておめでとうございます。初詣は行かないんですか?」
 胡桃の問いにこくりと頷くフラッペ。
「ボクはクリスチャンだからね。信じている神が違うのに行くのは、流石にまずいだろ?」
 おどけたように言うフラッペだが、日本の宗教観というのはひどくファジーなもので、諸外国から久遠ヶ原に移ってきた学生たちもけっこう多く初詣に参拝している。そんな中の一人がRehni Nam――通称レフニー。矢野親子と同様に参道を歩いていた彼女も古代たちを認めると、うれしそうに声を上げた。もともとマンモス学園とはいえなんだかんだで知己の増えることが多い久遠ヶ原、歩いていれば知り合いに会うのもごくふつうのコトである。
「あ、ヤノぽんなのですよ! フラッペさんも!」
 こちらはしっかり振袖姿。日本の正月を満喫中だ。
 レフニーとしてはじつは今日は初詣リベンジだった。元旦にも出かけたのだがあまりの人の多さに酔ってしまい断念してしまったのだ。
「昨日は誕生祝いもしたのですよ♪」
 とはいえ実際に誕生日だったのはレフニーではなくその恋人。きっとなんだかんだで楽しく過ごしたのだろうと思うとどこかで誰かがリア充爆発しろと叫びそうであったが、あいにくここにはそういう人はいない。たぶん。むしろ、レフニーとその恋人の仲の良さを好ましく思っている仲間たちである。
 そして矢野親子とレフニーが初詣をつつがなく済ませ、鳥居の外で待っていたフラッペと合流する。
「さっきも言っていたんだが、流石に三が日でおせちは飽きてしまってな。鍋にでもしようかと思っているんだ」
「この時期のお鍋は美味しいのです♪ もしよければご一緒してもいいですか?」
 レフニーが問いかければ、大人数で食べるほうが美味しいからと胡桃はむしろ大歓迎。
 と、物陰からちらりと見える赤いマフラー。……いや、気づけばナチュラルに会話に溶け込んでいたという、さすがのニンジャ、静馬 源一。
(古代父さんの匂いを嗅ぎつけて初詣に参ったでござるが……)
 持ち前のわんこ属性をフル活用して話をしている傍に近寄ったわけだが……美味しそうな話題にピクッと見えない犬耳が立ち上がる。
「鍋でござると!」
 唐突な登場のはずだが、もうそれにも慣れっこなのだろう、
「ゲンゲンはどんな鍋がいいのですー?」
 特に源一に驚くことなくレフニーが首を小さくかしげて問いかける。が、
「そうでござるな……水炊き……田舎味噌鍋……ホルモン鍋……どんな鍋になるので御座ろうかなぁ〜♪ うえへへへ〜♪」
 源一の心はすっかり鍋に奪われていた。
「まあ、せっかくの正月だ。鍋は大勢でするほうが面白いしな」
 古代は顎をわずかにしごきながら、しかしすぐに笑う。

 そう、どんな出来事が待っているかもわからぬままに――。


(とはいえ、モモは料理は苦手なんだよね……)
 胡桃は胸の中でそんなことを思う。料理が苦手な彼女にとってみれば、料理というのはかなりハードルが高い。スマホから料理のレシピサイトを確認して、そしてレフニーと一緒に下ごしらえをすることにする。レフニーも三が日は不摂生だったと自覚はしているから、用意するのは水炊きの材料。胡桃も、名前の響きが簡単そうだという理由で、水炊きの材料作りに励む。ちなみにフラッペは『輪に入るのはあまり得意じゃないんだ』と言って、鍋パーティの裏方を担当していた。食べるつもりはあまりないらしい。むしろ買い物に行ったり、食べ物や飲み物の準備をするほうが性に合っているということだった。
 ちなみに料理の腕前は、レフニー≧フラッペ>(超えられない壁)>胡桃、であろうか。
「レフニーさんもフラッペさんも、料理がうまくていいですね」
 胡桃はわずかに嘆息しつつ、材料を切り、出汁を取る作業に入る……が、レシピを見て凍りついた。
(えぅ!? 出汁が二種類!? 昆布だけじゃないの……!?)
{水……昆布……出汁……ええっ、野菜はいつ入れるの!? お肉は!?」
 名前と裏腹な料理の奥深さに、すっかり混乱気味。その脇でレフニーの方は、慣れた手つきで食材を『包丁一閃』とばかりに切り刻む。肉は骨付きの鶏肉で、もちろん野菜はたっぷりだ。混乱状態の胡桃にたびたびアドバイスはするものの、胡桃は目を回すばかりだ。
 一方。
「いやぁ、楽しみで御座るなぁ〜♪」
 こたつでぬくぬくしながら、源一はそわそわと待ち構えている。男子たるもの厨房にはいるものではない――と教わっている年代ではないはずだが、まあ今回の最年少ということも思えばそのくらいはまあなんてことはない。
「そういえば古代父さん、さっきの神社でおみくじを引いたら末吉だったで御座るよ!」
 源一が手にしていたのは、神社のおみくじ。本当は神社にくくりつけてくるべきなのだろうが、それをしっかり持ってきたらしい。古代は興味深そうにそれを受け取って読んでみる。
「ほう……どれどれ。『世の中のことにむくいのありということを思いてあしきことすな』……?」
「どういうことで御座ろうな?」
 源一がかくりと首を傾げる。古代は少し笑って、源一の肩をポンと叩いた。
「ま、なんとかなるだろう。深く考えすぎてもよくない」
 古代に言われ頷くが、源一は何やら考えている模様。ややあって、少年は口を開いた。
「……それにしても、自分は基本、食べる係で御座るが……しかし働かざるもの食うべからずと言うで御座る。割り箸やお椀の用意、それから材料の確保は任せるでござるよ!」
 ……どう考えてもフラグっぽい発言だが、古代は
「お、おう」
 と言って任せてしまった。
 ……激しくフラグですありがとうございました。


 そんなこんなでひとしきり準備に騒いだあと。
 頃合いも夕飯時。そんな矢野家の居間にあるこたつのその真ん中に、カセットコンロと鍋がどんと置かれていた。最初は各人の食べたい鍋のためにとも思ったのだが、レフニーと胡桃の作っているのが水炊きということで、鍋をひとつに統一したのだ。
 ちなみにフラッペは
「また食べ終わった頃にでも顔を出すよ」
 ということで、現在こたつの回りにいるのは四人である。
(この状況、若干不安がないではないが……ま、まあ、多分料理のできない奴は多分いないだろ。娘の料理も最近はだいぶまともになってきたし)
 古代がそんなことを考えているが、口に出さないことは正解であろう。何しろ本人も気にしていることだから。
 とは言え……これもフラグであろう……。
 そんなこととはつゆ知らず、鍋の中ではぐつぐつと、良い香りの出汁が沸騰している。
 薬味やタレは古代もそれなりに準備をしてはいたが、
「大根おろしと葱が薬味に用意してあるのですよー♪」
 レフニーもしっかり準備万端。特に小鉢の中の薬味は作りたてのよい香りがする。
「柚子の皮の千切りもあるのです。ポン酢とこれと大根おろしを一緒に使えば、これこそ本物の柚子ポンなのですよ♪」
 レフニーの料理の腕前は仲間たちも認める確かなもの。さっそく鍋でよく火を通した白菜や鶏肉をこれにつけて口に放り込めば、たちまち広がる柚子の香り。
 あつあつの鶏肉と柚子ポンはよくあう。
「おお、美味いな」
「本当? 良かった……!」
「ですね、クサナギさん!」
 古代の掛け値なしの褒め言葉に、二人も頑張ったかいがあったというものだ。嬉しくて、つい大きな声で安堵の言葉を漏らしてしまう。
 とはいえ、胡桃の料理がまだ未熟なのは確か。はじめこそレフニーとの共同制作ゆえに今のところは味の安定があるけれど、いつどうなるかわからない。古代も、ある程度は娘の手伝いをするつもりでいる。
「ええと、次はどれを入れたらいいかな……?」
 さっそく鍋に入れる具材の順番で、またもやテンパり始めた胡桃。
「うわぁぁんっ! 父さぁぁん、どれ入れようっ?!」
 思わず涙目になりかけている胡桃。しかし古代も娘の料理の腕前は知っているので、あえて深くは手を出さない。胡桃もそれはなんとなくわかっているから、レフニーの見よう見まねで精一杯作っていく。おかげで追加の味付けなども可もなく不可もない出来に仕上がった。
「そうだ古代父さん、自分の持ってきたこれも入れるで御座るよ!」
 そこに現れた、妙に力強い源一の一言――
「源ちゃん……! って、え、何これ……!?」
 胡桃は救いの手に喜んだ。が、その喜びも一瞬であった。
 なにしろ、そこにあったのは。
 普通の食材ももちろんある。あるのだが。
 サワガニ。
 ヨモギ。
 トコブシ(貝の一種)。
 その他、あまり見たことのない食材各種も存分に。
 ……そう、おおよそ鍋の具材としては使うことのめったにないものもかなり含まれていたのであった。
 「絶対にない」と言い切れないので、めったにない、なのだが、食に対する欲求の薄い胡桃は幸か不幸かこれらを用いた鍋を食べたことはない。というか、食べられるかどうかすら、胡桃には自信がない。
「古代父さん、アレなに……?」
 だから父に震える声で聞いてしまったとしても、それはある種やむをえないのだ。
「……シズ、それどこからとってきた」
 さすがの古代も呆れ声。
「ん? そこの裏山からで御座るよ」
 サラリと言う源一。ごく当たり前のことを言うかのように。しかし、彼にとっては当たり前でも、他のメンバーにとってのそれはかなり驚愕のシロモノだったらしい。いや、普通は大抵の人が驚く。
 古代はまだいい。大人ゆえの余裕を見せなければならないことがあることも、今がその瞬間だということも理解できているから。
 しかし、胡桃とレフニーは若干……どころではなく、冷や汗を流している。
「綺麗に洗ってきたし、美味しいで御座るよ? もも姉ちゃんもれふにゃん殿も、どうしてそんなに引いているで御座るか?」
 本人は材料にへんてこなものが入っていることも特に気にかけていない様子である。
「……とりあえずお肉を食べるのですよ。はふはふ、んまんま♪」
 目の前の現実(という名の源一の持ち込んだ食材)を取りあえず忘れ、ホカホカの鶏肉を食べるレフニー。
 鶏肉と柚子ポンの相性は言わずもがなバッチリで、自分でこしらえたとはいえその美味しさに舌鼓をうつ。
 一方の胡桃はといえばやはり数々の見慣れぬ食材に拒絶反応……までは行かないが、涙目。最近はどんな状況でも微笑んでいることが多かったので、少し新鮮なくらいではあるが、まあ信頼できる家族の前だからこその表情であろう。いくら食が細い方とはいえ年頃の少女、古代にしがみついて
「父さんがついでくれたものだけ食べるー!」
 と声を上げてしまう。もっとも源一はそんな周囲の言動に臆することなく、
「折角だから食べるといいで御座るよ……わふふふ」
 とサワガニとヨモギ、鶏肉とほうれん草を一緒に鍋にぶち込む。
「いや……ゲンゲン、気持ちはありがたいんだけど、ありがたいんだけどっ!」
 胡桃が震える声で言う。もうこれは視力に訴える暴力である。
 なまじ美味しいものを食べようとしている中でのサワガニである。実際普通に胡桃やレフニーが用意した食材は美味しいので、いっそうそんな感じになってしまう。もはや水炊きを食べているのに気分は闇鍋だ。
 が、
「気持ちはありがたいんだが……さっきのおみくじ」
 古代がボソッという。
「あれ、……よくあたるって評判だぞ?」
 ――『世の中のことにむくいのありということを思いて悪しきことすな』。
 そう、因果というのはめぐるもの。四字熟語で言うと因果応報。
 それはたちまち源一のもとに訪れることになる。
「む、サワガニをすくったでござるよ」
 もぐもぐ。
「今度はヨモギでござるな」
 もぐもぐ。
「今度はトコブシ……何故自分の入れたものが全て自分に当たるで御座るか……」
 実はこれら、きちんと食べられるどころかむしろ珍味の一種。
 ヨモギは草餅の材料にもなるくらいだからむしろポピュラーな山菜であるが、それらを全部引き当ててしまう源一は少々怪訝な顔をしつつももぐもぐとしっかり食べる。
 小柄な源一としては、何でもしっかり食べて大きくなりたいところでもあるからだ。
(まあ、シズマ君が結局全部食べてくれるのですよ。文字通りの因果応報なのです)
 レフニーはそんなことを思いながら、ほっこりと幸せそうな笑顔を浮かべた。



 そうこうしているうちに、鍋の中は空になっていく。と、
「さて、締めはうどんと雑炊の、二段構えなのですよ!」
 レフニーはウキウキと鍋用のうどんパックの封を切って投入した。
「お、二段構えか。美味そうだな」
 古代が感心した顔つきで頷く。しかしその横に座る胡桃は上気した頬で一つため息をつく。
「モモはもうお腹いっぱい」
「それなら姉ちゃんのぶんは自分が食べるで御座るよ」
 いっぽうの源一はまだまだ食欲がありそうだ。本人が持ってきた食材のほとんどを食べてもまだ食べられるのは、やはり成長期だからだろうか。
「まずはうどんを食べてから、残りの出汁にご飯を入れて雑炊なのですよ。これぞヒッテンミツルギスタイルなのです!」
 何がどうヒッテンなんとかなのかはいまいち分かりかねるが、とにかく食べる気満々のレフニーである。
「……れふにゃん殿、けっこう食べてるでござるな」
 そんな様子に源一が冷静に突っ込むと、
「あーあー、きこえないー」
 とばかりに目が泳ぐ。
「まあ、ダイエットは明日からなんて言葉もありますから」
 これは胡桃。しかし正直いってほとんどフォローになっていない。古代はそんなやりとりを苦笑しながら見ていた。
「食べるっていうのはそれだけ生きる意欲があるってことでもあるしな。そうだろう?」
 食べないで不健康よりも、もりもりと食べている方がやはり見ていて気持ちがいい。
「そうなのですよ。ご飯を美味しく食べられるのはいいことなのです」
 そう言いながらレフニーはすでにうどんを平らげ、雑炊を作っている真っ最中。
 残った出汁にご飯を入れてしばらく煮込み、最後にとき卵と葱をかければ雑炊の出来上がりだ。さっそく一口頬張れば、あつあつの雑炊はちょうどいい味加減。シンプルだが、柔らかくどこか懐かしい味わいに、誰もが満足そうに舌鼓。
(モモも、このくらいお料理上手になれたらな)
 胡桃は姉とも慕う仲のレフニーに、ほんのりと憧れる。
 料理だけではなく、年長者に対する尊敬もこめて。


 そうこうしているうちにもうすっかり夜の色も濃くなってきた。
「ヤノぽん、今日はお鍋に誘っていただきありがとうでしたよ!」
「同じくで御座る! 美味しかったで御座る!」
 レフニーと源一はペコリと礼をする。
「いやいや、こちらこそ大して構えなくてすまん」
 古代はにこやかにその礼を受け止める。
「お、みんなもう帰るのか?」
 そこへちょうど良く戻ってきたフラッペが手を振って笑った。
「あ、フラッペさん。今までどこに行ってたんです?」
「そうなのです。とても楽しかったのですよ!」
 胡桃とレフニーが口々に言うと、上をひょいと指さした。
「冬の空は綺麗だからね。ちょっと星を眺めていたのだ」
 今年も良い年でありますようにと祈りながら、そう言って青い髪を揺らす。
 他の仲間達も空を見て、おおっと声を上げた。
 冬の大三角はもちろん、吸い込まれそうに澄んだ空には無数の星がまたたいている。
「星に願いをって言うしな。改めて祈るか」
 古代が提案すると、皆も頷く。そしてパンっと手を合わせ、
(どうか良い年でありますように)
 そう、悲しいことなんて起きませんようにと。
 そう祈るのは、戦いが激しくなっているからかもしれない。
 皆とこうやって、無邪気に騒げる一年でありますよう――撃退士たちは静かに祈るのだった。

「さて、片付けるとするか」
 古代はにこやかに、愛娘に言う。
「はいっ、古代父さん!」
 胡桃も、笑顔を浮かべたのだった。

━ORDERMADECOM・EVENT・DATA━━━━━━━━━━━━━━━━━…・・

登┃場┃人┃物┃一┃覧┃
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【jb1679 / 矢野 古代 / 男 / 35 / 大学部4年】
【ja2617 / 矢野 胡桃 / 女 / 14 / 中等部2年】
【ja0022 / フラッペ・ブルーハワイ / 女 / 16 / 高等部3年】
【ja5283 / Rehni Nam / 女 / 16 / 高等部1年】
【jb2368 / 静馬 源一 / 男 / 9 / 中等部1年】

ラ┃イ┃タ┃ー┃通┃信┃
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 遅くなって申し訳ありません!
 混沌とした鍋パーティ、楽しく書かせていただきました。
 物語の都合上、一本道になっております。キャラによる分岐はございません。
 どうか、今年一年――と言ってももう2月ですが――良い一年でありますよう、お祈りいたします。
 では、ご発注ありがとうございました。
winF☆思い出と共にノベル -
四月朔日さくら クリエイターズルームへ
エリュシオン
2014年02月03日

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