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『最後に残った物の名は 』
ミハイル・エッカートjb0544)&辰川 幸輔ja0318)&花見月 レギja9841)&矢野 古代jb1679)&リーガン エマーソンjb5029

 ビルの隙間から見える空は、鉛色に塗り籠められていた。
 不意に重たげな雲の切れ間から幾筋かの光が差し、宙を舞う雪が純白に輝く。
 あたかもそれは――
「クリスマス・イブに相応しい、有難い光景だな」
 誰かがそう吐き捨てた。


 日中とはいえ、曇天の下では影は曖昧になる。その点では敵も味方も条件は同じ。
 窓という窓のガラスを砕かれ、虚ろな目を並べているような廃ビルの壁を背に、ミハイル・エッカートは深い息を吐く。
 祖霊符のお陰で少なくとも壁を背中にしていれば、いきなり刺されることはないだろう。尤も、壁ごと砕かれる可能性は残っているのだが。
「おい。誰かいるか」
 ハンカチを取り出し、額に巻きつける。これで暫くは流血が視界を遮るのを防げるだろう。
 つい先刻までは、廃ビルの壁に反響して様々な物音が聞こえていた。今はそれが嘘のように静まり返っている。
「誰もいないのか」
 鋭敏なミハイルの耳にも返答は届かない。
 携帯端末を取り出し、現在位置を確認する。少し先の街の中心部には、天使達の拠点がある筈だ。
「ここで叩いておけば、後の奴らが楽できるってもんだろうさ」
 口元が僅かに緩み、微笑を形作る。
 ここでひとりで回収を待つことは性に合わない。動けるうちは、一歩でも前へ。
 ミハイルは注意深く壁際から道路を伺い、愛用のアサルトライフルを構えて一気に駆け出した。


 拳の先から肘、肩へ。衝撃が骨を、関節を軋ませながら駆け上がる。
 得も言われぬ断末魔の声を長く引きながら、天界の下僕が仰向けに倒れて行った。
「全く、キリが無いな」
 顔をしかめた辰川 幸輔が肩を軽く回して呟く。
 この戦場で何度拳を振るったか、もう数える気も失せた。痺れるような疲労がじわじわと溜まり続けていくのを感じる。
 だが眼に宿る光は、まだまだ力を失ってはいない。幸輔は再び力を籠め、拳を握る。
 不意に、携帯端末に呼び出しが入った。
『そっちはどうだ』
 ミハイルの声に滲む疲労感は隠しようもなかったが、弱さは微塵も感じられない。
「あらかた終わったようだ」
 自分の声が想像以上に安堵感を露わにしていて、幸輔は気恥ずかしく思うと同時に可笑しくもなった。声で相手の無事を知る、それがこんなにも喜ばしいとは。
『なら、最終ポイントに来られるか。俺も向かっているところだ』
「分かった。連中にとびきりのクリスマスプレゼントを届けてやろう」
 ミハイルの笑う声に、幸輔も笑う。
「娘と一緒に過ごせないなんざ最悪のクリスマスだよ。その責任は取って貰わないとな」
 通話を終えた画面では、何があっても守り抜きたい少女が笑っている。
 無事に戻って、この笑顔に逢うために。
 ひとつ溜息をつくと、幸輔は顔を上げた。拳を掌に一度打ちつけ、力強く足を踏み出す。


 異形の持つ槍の穂先が、鈍く光る。
 真っ直ぐに繰り出されるそれを半身でかわし、前に出した足に体重を移して回転、遠心力をかけたヒュペリオンを振り抜く。
 花見月 レギの青い瞳は、吹き飛ぶようにして崩れ落ちるサーバントを無感動に見届けていた。
(君のその静かさは長所であり、短所でもあるね)
 頭の隅に、少し前に会話した学園の教師の言葉がよぎった。
(闘争に悪はない。それは等しく生存本能だ。だからこそ、高尚ではない。必要以上に飾り立てる必要もない)
 レギが過酷な経験から辿りついた結論を、白川は微笑を浮かべたまま聞いていた。レギとはまた違った意味で、この男の容貌も考えもどこか掴みどころが無い。
(俺は、これでいい。あの頃は、自分の為に戦うことすら、許されていなかったから)
 感情に突き動かされず、過剰な熱を持たず。
 砥ぎ澄まされた心は鏡のように静かで冷たい。
(思うのだがね。人間は行動するに当たって、理由を必要とするものなのだよ)
 白川は当然のことをさも意味深に語った。
(つまりね。戦いから逃げられないとして、自分の為の戦いを続けていると、いずれ理由が枯渇するんだ。だから『何かを守って戦う』と理由付けするのは良い方法だと思うね)
 守る物があること。それは人を強くする一方で、弱くする。
 レギはそのどちらも見て来た。
(ではあなたには、何か守るべき物があると仰るのか」
(それは内緒だ)
 教師は片目をつぶって笑っていた。
 そして、レギは考える。自分の心の鏡に映る物を探るように、息を詰めて。


 物事には順番がある。
 リーガン エマーソンはそう考えている。
 生まれたからにはいずれ必ず死がやって来る。当たり前だが、逆はない。
 そして誰にでも訪れる死は、早めることは容易でも先延ばしにすることは難しい。
 そして容易だからこそ、時期を選ぶのだ。
「こちらのビルはまだもちそうだ」
 天使達の拠点がある区画のギリギリ端の方。外壁には戦闘の痕跡も生々しく残る建物だったが、躯体はしっかりしているらしく、地上部分には充分な空間を確保していた。
 いざというときには退避所に使える。
 リーガンはそう考え、携帯端末のマップに印をつけた。
「経路はどうだ」
 音もなくビルに近付き、辺りを伺う。大通り沿いの建物はほとんどが崩れ落ち、瓦礫の山と化していた。良くも悪くも見通しは良い。
 突然、赤い塗装もむき出しの鉄骨が、音を立てて崩れた。
 リーガンはそちらを視認するより先に、スナイパーライフルの銃口を向ける。
 頭を撃ち抜かれた半人半馬のサーバントが、瓦礫の山から転がり落ちて行った。
 直ぐに物陰に身を潜め辺りを窺うが、他に仲間はいないようだ。
「連中も多少は混乱しているのかもしれないな」
 この区画の周囲では、長く戦闘が続いている。撃退士達も多くの犠牲を出していた。
 生き残った者は再び武器を取り、欠けた人員は補充され、それぞれ戦いに赴く。
 そして補充されてくるのが若い連中なのは、何処の戦場でもみられる光景だ。
「覚悟があるから、戦場に出て来るんだろうな。だが……」
 物事には順番がある。
 先に生まれた者は先に死に近づく。
 それは当然のことだ。
 リーガンは無駄に自分の命を散らすつもりは毛頭ない。だから今日まで生きのびてきたのだ。
 だが安穏と生を貪るつもりもない。自分の命は、使うべきに使う切り札なのだから。


 リーガンから届いたメールには、それなりの人数が一時避難できそうな建物が数ヶ所リストアップされていた。
 矢野 古代は自分が今居る場所から、各所へのルートを脳内で辿る。
 そして比較的マシそうな1ヶ所を決めると、可能な限り余裕のある大人の顔を作ってみる。
「よし。ここで体勢を立て直すぞ! ほれ、さっさと行け少年たち」
 傷つき、うなだれていた年若い撃退士たちが、顔を上げる。
 だが彼らも覚悟を決めて戦場に出て来た戦士たちだ。敵の牙城を目前にして、ここで引き下がる様な連中ではない。
 古代は屈みこみ、穏やかな微笑を浮かべた。
「この市街戦は俺達が引き受ける。だがダメかもしれない。そのときは回復したお前さん達が援軍に来てくれると助かるな」
 それは精一杯の言い訳だ。彼らも仲間を置いて撤退しろと言われれば、到底納得できないだろう。若い彼らを足手纏いだと一喝する方法もなくはない。けれど、それはしたくなかったのだ。
(俺だってなるべくなら死にたくないし、出来るなら逃げたい。逃げたいが――)
 年齢を重ねて、色々な物が見えて来ると、命の意味も理解できる。
 大事な物だってたくさんある。
 誰が好き好んで死にたいものか。
(とはいえ、そう言う訳にもいかないよな)
 古代は内心自嘲しつつ、少年達にルートを示す。
「さ、行け。お前達がここで頑張らないと、誰が次の戦場に出るんだ?」
 怪我の程度の浅い、年長の少年に活を入れると、背中を押して送りだした。


 少年達が退避する方角を見定め、古代はビルの陰から飛び出した。
 上空を旋回していた斥候の有翼サーバントが、威嚇するように鋭く叫ぶ。
「雉も鳴かずば撃たれまい、ってね!」
 古代は長射程のライフルを構え、サーバントを狙い撃つ。
 致命傷を僅かに逃れた敵は、落ちそうになりながらも必死に羽ばたいた。その翼から無数の羽根が抜け落ち、白い雪のように辺りを舞う。
 続けさまに二発、古代の銃口が火を噴き、瓦礫に重いものがどさりと落ちた。
 それとほぼ同時に古代の足元を、鋭い矢が襲った。
「うおっ……!?」
 斥候の呼んだ援軍が次々と瓦礫の陰から飛び出す。
 駆け寄る先陣の一体が、駆けつけたリーガンの銃弾に体を仰け反らせた。
「切れ目なく攻撃しながら押すんだ、後ろに行かせたらまずい」
「良かった、連中は下がってくれたか?」
「ああ。ここで主力を食い止めれば、自分たちで対処するだろう」
 古代とリーガンはそれだけを言いかわすと、正面の敵に対峙する。
 本来なら物陰から狙撃するのが最も安全だが、今は敢えて身を晒す。敵はここだと、相手に示す為に。
「もう始めてたのか。少しは手勢が集まるのを待ったらどうなんだ」
 呆れた様な幸輔の声がしたかと思うと、広い背中が前に出る。
「古代、リーガン、無事だったか。お前達も何だかんだで悪運が強いな」
 挨拶がわりの銃弾を撃ち込み、ミハイルが軽口をたたく。
「きみもね、ミハイル。その傷は大丈夫なのか」
「レギか。大したことはない。って、そう言うお前は相変わらずの涼しい顔だな」
 折角拾った命を、また危険に晒す連中。見慣れた仲間の顔。
 だがどうせ危ない橋を渡るなら、せめてこいつらと一緒がいいだろう。
 

 絶対にここから先には行かせない。
 いかつい顔に鬼気迫る意思を宿して、幸輔の拳が唸る。
 押しこまれたサーバントの隙間を両翼から埋めるように群がる新手。
 幸輔が囲まれるかと見えたが、レギの戦鎚が一端を打ち崩し、反対側をリーガンの銃弾が抑え込む。
 その隙に一歩下がり、幸輔も体勢を整える。
「すまんな、もう一度行くぞ」
 荒い息をつきながらも、闘志は衰えない。レギにはその熱さが少し不思議だった。
「どうした、疲れたか?」
「いや……君がそこまで戦える、その理由を考えていた」
「はァ?」
 幸輔が思わず、素っ頓狂な声を漏らした。激しい戦闘の中で、この青年は一体何を言い出すのか?
「決まってる。俺には大事な娘がいる。生きて帰ってまた逢う為に、戦うんだよ」
「なら、戦わずに帰るのが一番じゃないのか」

 レギの知る限り、戦場に於いて人命という物はは余りに軽いのが実情だ。長くそこに居ると、自分自身の命すらどこか達観視する様になる。
「俺には失うモノは、ない」
「本当にそうか?」
 ミハイルが口を挟んだ。普段は部活でふざけている姿しか見せないが、いざというときには別人のように怜悧な男だ。
 彼もどちらかといえばレギと境遇が似ているのではないかと思っていたが。
「俺には家族はいないが、帰りを待っている可愛いコが居る。その子の未来を守りたいと思う。だがその子の未来を守ってやれたら、後ろのあいつらがどうなってもいい訳じゃない」
 だから自分の身を危険に晒すのだと。
 次の世代を未来に届ける為に戦うのだと。
「希望……か」

 遠い昔、神々が地上に送りこんだ女神が開いた箱から、あらゆる害悪が飛び出したという。
 最後に箱の隅っこに残っていたのが、希望という厄介な害悪。
 諦めれば楽になれるのに、その小さな光ゆえに人は足掻き、苦しみ続ける。
「眩しいな。俺には持ち得ない、正義だ」
 レギはまるで他人事のように呟いた。実際、全く実感が沸いてこない。
 だが、以前に言われたのはきっとそういうことなのだろう。
 ――守る物を持たないことは、強みでもあり、弱みでもある――。
 
「だったらこれから見つければ良い。案外近くに転がっている物なんだぞ」
 振り向くと、古代が片手の親指を立てて軽くウィンクしてみせた。
 だがその目つきが不意に険しい物になる。
「ま、その前にアレを何とかしないといけないんだが」
 白く眩い、神々しい光が、大通りの向こうに大きく膨れ上がっていた。


 全員が直ぐに反応した。
 古代は急いで脇のビルの入口へ飛び込む。
「真打ち登場か」
 その直後、轟音と共に瓦礫が吹き飛び、遅れてやってきた暴風が塵芥を巻き上げ視界を奪う。
 この地区を占拠する天使の放った範囲攻撃だ。
「ようやく出てきたな。こいつはチャンスだ」
 ミハイルの横顔に決意の色が浮かぶ。
「あいつの攻撃射程内にはサーバントどもが居ない。その分楽にあいつに近づける筈だ」
「無茶だ」
 リーガンが静かに、だがきっぱりと言い切った。
 例え相手がサーバントを巻き込む覚悟を決めていたとしても、諸共に薙ぎ払われるだけだ。
「俺が死ぬわけないだろう? ……だから援護を頼む」
 ミハイルの目には迷いはなかった。
「分かったよ、付き合ってやるさ。今まで通りな」
 古代がまるで遊びに行く様な調子で言った。これまで何度も死線を共にくぐり抜けてきたのだ。互いを信頼しなくてどうするか。
 ミハイルが頷いて、銃を構え直した。視線の先には光輝く天使の姿。
「俺が道を作る、お前ら続けーー!」
 バレットストームの煙幕が、薄い太陽の光を遮った。

 リーガンは諦めたように軽く息をつくと、直ぐに思考を切り替える。
 無謀にも見える突撃だが、一理はある。ならばせめて、成功の確率を上げてやるしかない。
 低い姿勢でミハイルの少し離れて後を追い、戦況を見極める。ミハイルの突撃に敵の塊に隙間ができれば、より深く抉るようにひたすら撃つ。ミハイルが狙われていれば、回避射撃で援護する。
 幸輔とレギは、回り込んだ敵に囲まれないよう、両翼に分かれて狩り漏らしたサーバントを討ちとっていく。
 目の端には、自信が弾丸のようになって駆けていくミハイルと古代の姿。
 守る物があるということは、これほどまでに人を強くするのか。
 だとしたら。
(自分にも守るモノがあれば、あんな風になれるのだろうか)
 それが何でも、例え借り物でもいい。大切に思い、心に熱を灯すモノが欲しいと。
 レギの心の鏡に、泉の面のように波紋が広がっていった。

 だが思考は古代の声に遮られる。
「――ミハイルッ!」
 ひたすら突っ込んでくるミハイルを狙って、天使が光剣を構えた。
 その切っ先から光が溢れ、真っ直ぐこちらを狙って……
(……あー……すまん。還れそうにない)
 脳裏に浮かんだ微笑みにそう謝りながら、古代は光の前に飛び出していた。


 雪は少しずつ激しくなり、瓦礫の上にもうっすらと積もりつつあった。
「いやほんと死ぬかと思った」
 包帯をぐるぐる巻かれながら、古代が血と埃に汚れた顔を拭う。
 その隣には、巻いた包帯に血を滲ませたミハイルが横たわっていた。
「どうなった……?」
 応急処置を終えたリーガンが、簡潔に答える。
「天使は深手を負って撤退したよ。この地区は一応、我々の勝利だ」
 勝利。その苦い響き。
 人の生活の匂いは消え、ただ雪だけが白く降り積もる瓦礫の山。
 その陰には、物言わぬ亡骸が幾つも取り残されている。
 リーガンは何度もこんな光景を見て来た。人間同士だって殺し合うのだ。だが今、圧倒的な力で人間の存在を否定して来る者達は、それとは根本的に違う。
「私達の手で終わらせなければな」
 次代を担う者達の手は、もっと綺麗な物を掴んで欲しい。
 だからこの血みどろの戦いは、自分たち大人達が幕引きしてみせよう。

「起きられるか」
 身体を起こそうとして呻くミハイルを、レギが助ける。
「ああ、すまん。こいつを思い出してな」
 コートのポケットから出てきたのはウォッカの小さな酒瓶だった。明かりの消えた店から失敬してきた物だ。
 剥き出しの鉄筋の端に、誰かのドッグタグが引っかかって揺れていた。
 ミハイルは瓶の栓を開け、中身を注ぎかける。
「勝利の祝杯だ、お前らも飲め。……そして、メリークリスマス」
 白い羽根のように雪が舞い散る中、ミハイルが低く歌うクリスマスソングが静かに流れ、他の四人も短い鎮魂の祈りを捧げる。
「……きっともう少しで終わるさ。だから、待っててくれよ」
 幸輔が顔も知らない誰かに、そっと語りかけた。

 天が遣わした救いの御子は、人の希望ではなかったか。
 今、人の未来を摘み取ろうとしている天使とは、一体何なのか。
 判らない。だが、判ってやる必要もない。
 はっきりしているのは、自分達には大事な物があり、それを守る為なら命も賭けるということだ。
「まずは帰ろう。生還祝いに、俺の店で珈琲ぐらいは奢ってやるぞ」
 広い肩にミハイルを担ぎあげる幸輔の顔に、不意に明るい笑みが浮かんだ。
 避難していた若い学生達が顔を出して、嬉しそうに駆け寄ってきたのだ。
「お、連中も結構元気そうじゃないか」
「さっさと逃げろって言っておいたのにな」
 ミハイルはそう言って笑おうとして、引きつる傷の痛みに顔をしかめた。


 ボロボロの身体で生き抜いた先に待つのは、次の戦場。
 だが希望という熱が心にある限り、決して諦めはしないだろう。
 本当に価値ある物が遺せるなら、例え命を賭けても惜しくはない。


━ORDERMADECOM・EVENT・DATA━━━━━━━━━━━━━━━━━…・・

登┃場┃人┃物┃一┃覧┃
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【jb0544 / ミハイル・エッカート  / 男 / 30 / インフィルトレイター】
【ja0318 / 辰川 幸輔 / 男 / 42 / 阿修羅】
【ja9841 / 花見月 レギ / 男 / 28 / ルインズブレイド】
【jb1679 / 矢野 古代 / 男 / 36 / インフィルトレイター】
【jb5029 / リーガン エマーソン / 男 / 28 / インフィルトレイター】

同行NPC
【jz0089 / ジュリアン・白川 / 男 / 30 / インフィルトレイター】

ラ┃イ┃タ┃ー┃通┃信┃
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お待たせいたしました、ハードモードなクリスマスエピソードのお届けです。
NPCにもお声をかけて頂き、少しだけお邪魔しております。
ご依頼のイメージを大きく損なっていないようでしたら幸いです。

守る物があれば人は弱くなる。
守る物があれば人は強くなる。
きっとどちらも真実なのでしょう。

この度のご依頼、誠に有難うございました。
snowCパーティノベル -
樹シロカ クリエイターズルームへ
エリュシオン
2015年02月13日

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