▼作品詳細検索▼  →クリエイター検索


『素敵な聖夜の過ごし方〜龍の一族の場合〜 』
琥珀姫ka0610)&陽炎ka0142)&エルヴァニス・ヤノウルクka0687)&朱殷ka1359)&蒼聖ka1739)&篝原 燎ka2271

●見知らぬ祭り

 ある寒い日の事。
 白い頬と鼻先を赤く染めて、琥珀姫が胸を逸らした。
「しってます? ヴァニ」
「何をだ? 姫さん」
 エルヴァニスは日課の鍛錬を終え顔を洗っていたところだった。濡れた顔のまま、小さな少女に優しい眼差しを向ける。
 琥珀姫はタオルを差し出しつつ、利発そうな金の瞳を煌めかせた。
「くりすます、というおまつりがあって、それにはさんたくろうす、というものがいるらしいですわ!」
「くりすます? ……さんたくろーす……?」
 日頃から何かと騒動に巻き込まれる性質のエルヴァニスが、”さんたくろーす”を”さんざ苦労す”と一瞬聞き間違えたのは置いておいて。
「先日、街で小耳にはさみましたの。なんでもさんたくろうすなる者は、血染めの衣を纏い、得体の知れぬ巨大な袋を持っているのだそうですわ」
「……」
 そんなヤバそうな者をどうするつもりなのか。
 エルヴァニスはタオルで顔を拭いながら、琥珀姫の様子を観察する。
「くりすますのお祭りというのは、蒼の国の習慣だそうですの。きっとさんたくろうすを退治して豊穣を願ったりする祭事なのですわ!」
 そうなのか? 本当にそうなのか?
 エルヴァニスは何か引っかかるものを感じながら、尋ねた。
「で、俺は何をすればいいんだね?」
 琥珀姫がそこだ! と言わんばかりの表情でぐっと顔を近付けてくる。
「さんたくろうすを連れて来てくださいませ。陽炎にさんたくろうすと手合わせしてもらいますの。いずれ立派な族長になってもらう為にも、一族で盛大なくりすますをいたしましょう!」

「へっくしょん!!」
 陽炎がいきなり大きなくしゃみをしたので、篝原 燎はちょっと身を引く。
「風邪か? 俺にうつすんじゃねえぞ、族長」
「いや風邪じゃないと思うんだが……何だろうな、急に?」
 彼らは強く猛々しく高貴な幻獣である龍を憑かせ、己の力とするという霊闘士の一族である。
 一族を率いる陽炎はまだ若く『見習い』族長ではあるが、何とか一族皆が幸せに暮らせるようにと彼なりに頑張っている。
 が、時にその努力は空回りし、しっかり者の婚約者の琥珀姫に背中を叩かれるのがお約束であった。
「ん、あれ? エルヴァニス、何処かへ出かけるのか?」
 陽炎が通りかかったエルヴァニスを呼びとめた。
「ああ族長殿。ちょっと姫さんに頼まれごとがあってね」
 エルヴァニスは『陽炎に手合わせさせる』部分だけを除いて、くりすますの話を語った。
「姫さんの話に因れば血染めの衣を身にまとった尋常ならざる大男との事だが……」
「……そんなの連れて来てどうすんだよ?」
 燎が胡散臭そうにエルヴァニスを窺う。彼にはいつも訓練と称して扱かれているので、何となく不穏な空気を読み取ったようだ。
「さてな。とにかく他にも用意する物があるらしいんだ。買い物は俺が行って来るから、戻って来るまでに宴席の方を頼む」
 逞しい腕を振って、エルヴァニスは行ってしまった。


●くりすますがやってくる

 それから数日。
 一族の住む集落は、何となくウキウキした雰囲気が満ちていた。
 朱殷はその中でもひとり悠々と杯を煽っている。
「くりすます、とは何や知らぬが。宴にて酒が飲めようならばそれで良し」
「お前は宴でなくとも酒を飲んでいるではないか」
 幼馴染の様子に、蒼聖が少し苦笑する。
 ふらりと出て行ってまたふらりと戻ってきた大男は、多くを語らず、戦がなければずっとこうしている。
「主がおると酒が美味いのでな」
 朱殷がくっくと笑う。蒼聖はその笑いに懐かしい親しさを感じるのだ。
 だが不意に朱殷の笑いは途切れ、辛辣な言葉が放たれる。
「そもそも私が酒も飲めないような集落では、長くは続くまいよ」
 暗に、今の族長である陽炎の力量の事を問うているのだ。
 それが分かるので、蒼聖は軽く肩をすくめる。
 陽炎は蒼聖の恩人の遺児であり、まだまだ未熟ではあっても良い素質を持っていると思えた。だから普段から陰ながら何かとフォローしている。
「龍の卵を見て、踏めば割れるとなじるのはおかしいだろう」
「精々、立派な龍となればよいがな」
 蒼聖の顔を目を細めて眺め、朱殷はまた杯に酒を満たした。


 琥珀姫の命を受け、エルヴァニスはあれから毎日さんたくろうすを求めて街をさまよっている。
「一体どこに居るのだ」
 人に尋ねてもみたが、血染めの大男など知らないと言われるばかり。
 白い髭に派手で暖かそうな赤い衣を纏った男にも聞いてみたが、そんな男がうろついていたら、とっくにハンター達に声がかかっていると笑われてしまった。
「皆、クリスマスの準備でうきうきしているよ。あんたも嫁さんや子供さんにでもどうだい?」
「……」
 説明するのも面倒に思えて、エルヴァニスは苦笑いだけを返した。
 手渡されたのはケーキのイラストの描かれたチラシだ。
「このチラシを持って底の店に来てくれたら、安くしておくよ」
「けーき、か……」
 赤い実が並んで輝くケーキには、琥珀姫などは喜ぶかもしれない。そう思って、エルヴァニスは男の示した先の店に急いだ。


 エルヴァニスが角を曲った直後、陽炎が同じ道を思案顔で通りかかった。
 こっそりくりすますの準備をすべく、街に出て来たのだが。
(結局、クリスマスって何だ?)
 何人かに聞いてみたが、琥珀姫が語った血生臭い男についての情報は得られない。
「クリスマスったら、皆で楽しく御馳走食って過ごすだよ」
「本当は蒼の国の偉い人の誕生日なんだって」
「あのねーさんたさんがねーくつしたにおもちゃ入れてくれるの」
 成程、さっぱり分からん。
 蒼の国というのはハロウィンといい、良くわからない祭が多いようだ。
「ま、楽しくみんなが過ごせるならいいよね」
 楽天的な陽炎は、蚤の市へ。赤や金や緑の飾り物がキラキラしていて、なんだかとてもきれいだったからだ。
「こういうのなら、集落にも飾れそうだな」
 星やリボンの飾りを手に取って眺めているうちに、陽炎はなんだか楽しい気分になってきた。
「うん、驚かせるばっかじゃ駄目だよね」
 そこで店の人を呼びとめ、クリスマスをお祝いするのに必要な物を尋ねた。
 その結果。
「皆を楽しませるならこれしか無いでしょ!」
 クリスマスの正装という触れ込みの、赤いもこもこした衣装を包んでもらったのだった。


●さんたくろうすがやってくる

 そしてついにクリスマス当日。
 琥珀姫の期待の眼差しは、エルヴァニスの告げる事実に輝きを失っていく。
「すまんな、姫さん。どうやらさんたくろーすってのはおとぎ話に出て来る奴で、現実には居ないって話だ」
「そうですの……折角陽炎にも良い経験だと思いましたのに」
 何かと厳しいことを言うのも、期待しているから。琥珀姫は皆がどこか頼りないと思っている陽炎に、良いところを見せて欲しいのだ。
「ま、その代わりと言っちゃなんだが。こんなのもあるから、くりすますを楽しもうな!」
 エルヴァニスが大きな箱を取り出した。その上にもうひとつ、またひとつ、と幾つも積み重ねていく。
「くりすますけーきっていって、クリスマスの宴には欠かせないものらしい」
「……なんだか甘い匂いがしますの」
「姫さん、甘い物も好きだろう?」
 頷く琥珀姫は、ようやく少し明るい表情を取り戻していた。

 クリスマスの宴が始まった。
「では皆も楽しんで欲しい」
 どういう理由かはうやむやのまま、陽炎が一応開始の挨拶を終えた。
 まあどんな形で始まろうと、いざ宴が始まってしまえば皆が勝手に騒ぎ始めるものだ。
 そこここで杯をかわし、料理をつまみ、賑やかに語り合う輪ができる。
 陽炎はほっと一息をついて小さく笑うと、表情を窺うように琥珀姫を見た。
(まあまあですわね!)
 琥珀姫はそんな風に言いたげに、小さな顎をつんと上げる。

 燎にはやっぱりクリスマスというのが良く分からないままだった。
 分からないが、たぶんマテリアルバランス等の意味合いから、賑やかに騒げば悪い物を何処かへ祓うことができるのだろうと考える。
「となると、必要なのは……」
 上座には年長の者が集まって、賑やかに騒いでいた。
 その背後にそっと回り、上物の酒が入った壺を見極めて持ち逃げする。
「飲んで騒いでりゃ、盛り上げに貢献できるってもんだろ。何、バレなきゃいいんだよ、バレなきゃ……」
「おい、何処からそれを持ちだした」
「げ」
 肩を掴むのは、節くれだった大きな手。
 振り向くと、穏やかな微笑を崩さないまま、エルヴァニスの目が光っていた。
「いや、あの、次のを貰ってこよっかなー、なんて……」
「油断も隙もない奴だ」
「ギャッ」
 エルヴァニスは軽く(※当社比)燎の頭に拳骨をくれると、酒壺を取り上げた。
「お前もケーキとやらを食べて来い」
 腕力ではまだまだ敵わない。
「いつか絶対泣かす……!!」
 燎は歯噛みしつつ、そう誓うのだった。

「あ、ちょっと失礼するね」
 陽炎がさり気なく席をはずそうと声を掛けると、琥珀姫が怪訝な表情で小首を傾げた。
「どうなさいましたの?」
「うん、ちょっとだけ用事を済ませて来るよ」
「言っておきますけれど、お料理には手を出さないでくださいましね?」
「わ、わかってるよ……!」
 相変わらずまだ幼いというのに釘をさすのが異様に上手い婚約者に、陽炎はたじたじになりながらも、宴席を後にした。
「さてと……今回は前みたいに間違っていない筈だからな!」
 自分のテントに戻ると、陽炎は隅っこに隠していた包みを取り出す。先日、街の市で買ってきた赤い衣装だ。
「これで皆が楽しんでくれれば……ば……あれ?」
 上着を身体にあてると、下が無い。無い。
 どういう訳か間違って渡されたのは、「パーティー盛り上げちゃおう♪ サンタガールコス」なのだった。
 流石にこれは違う。陽炎にもそれは理解できた。
 だが折角仕込んだネタが、完全空振りになるのも悔しいではないか。
「ええい、男は度胸だ! 皆が楽しんでくれるなら何でも使うからな!!」
 そっちに度胸を使うのはちょっと違うんじゃないのか。
 普通はそう思うだろうが、何故か陽炎は一度決めるとあらぬ方へと走り出すのだった……。


●そして新たな伝説へ……

 酒が回り、宴は賑やかさを増していた。
「やあ皆、楽しんでるかな」
 陽炎が裾を引きずる程に長い外套を不自然に身につけ、輪の中心へと進みでる。
「陽炎……なにをするつもりですの」
 琥珀姫は何となく嫌な予感を感じた。
「ここで特別料理の差し入れがあるんだ。さっ、さささ! サンタさんからだよぉ!!」
 ばっ。
 外套を脱ぎ棄て、陽炎は料理の鍋を持ってポーズを取った。
 赤い衣装のサンタは魅惑の(筋肉の)太腿も露わに、恥ずかしそうに身をよじりつつ裾を押さえる。
 一瞬、宴の席は水を打ったように静まり返った。
「えーと……こういうサンタも、蒼の国には……あるんだってさ!」
 開き直った陽炎は押し切ることに決めたのだ。
 さあ笑え。笑えよ、早く!!
 だが彫像のように動かない仲間の中、いち早く反応したのはやはり琥珀姫だった。
「陽炎、あなたという人はー……!!」
 声を震わせながら、エルヴァニスが抱えて来るほどの大きさのホールケーキを片手で掴む。と見るや、細い腕がしなり、巨大なケーキは真っ直ぐ陽炎の顔面へ。
「ぶふぉっ!?」
 生クリームたっぷり、赤い苺が流血の代わりにその上を流れ落ちていく。

「全く、あの小僧が長とはの」
 朱殷が呆れ顔で酒の息を吐く。
「そう言ってやるな。あれでも皆が楽しめるようにと一生懸命なのだからな」
 蒼聖は不器用な長見習いを、それでもやっぱり困ったように見ている。
「ならば童子姫にも今少し、それらしき振る舞いを仕込んでやるがいい」
「まだどちらも若いのだ。大人が見守ってやらねばらなんことも多い」
 そこでふと、蒼聖は何かを思い出したような顔をする。
「そうだ、危うく忘れるところだった」
 そう言うと、傍らの包みを開く。中から出てきたのは赤い毛織物だ。
「この行事では、親しい者に贈り物をするのだそうだ。”くりすますぷれぜんと”と言うらしいぞ」
 蒼聖は不意打ちのようにマフラーを広げ、朱殷の首にかけてやる。
 暖かく柔らかな毛織物は、朱殷の髪の色に自然に馴染んだ。
「……?」
 朱殷はまだ事情がよく飲みこめないという体で、蒼聖の顔を見つめる。
「冬でもお前の恰好は寒そうだからな」
 してやったりの蒼聖の表情は、朱殷にとって不快ではなかった。
 軽く触れると柔らかな感触。それに包み込まれるのも悪い気分ではない。
「左様か。ならば私も、なにかやらねばなるまいが」
 暫し考え込むが、当然用意などしていない。ただある物は……。
「今は、これで」
「何よりだよ」
 朱殷が手ずから注ぐ酒を杯に受け、蒼聖の頬に心からの笑みが浮かぶ。


 宴の中央では、陽炎が正座で琥珀姫の説教を受けていた。
「おふざけもいいかげんになさいませ! どうしてあなたは、いつもいつも……」
 陽炎はそれを聞きながら顔のクリームや苺を拭い、口に運ぶ。
 ある意味もう宴会芸の域に達した光景だ。
 半ば呆れ、半ば感心したように、燎が言った。
「まあ祭事なんだから楽しまねえと損だろう。そういう意味じゃ身体張った見せ物だよな」
「かと言って放っておけば、何時間続くか判ったもんじゃないからな」
 エルヴァニスが見かねて進み出ると、助け船を出した。
「まあまあ姫さん、族長殿も反省しているだろうし、そろそろ席に戻ってだな」
「まあっヴァニがそうやってすぐにかばうから、陽炎がしっかりしないのです。一日も早く、立派な族長になってもらわなくてはなりませんのに……」
 哀れ、琥珀姫の怒りの矛先はエルヴァニスにまで飛び火する。

 陽炎はそれにホッとしつつ、内心でエルヴァニスに手を合わせながら、じりじりと後退して宴会の輪に戻っていった。
 そこで膝に抱えたままの鍋を思い出す。
「あ、そうだ。これ、蓋をしてたから大丈夫。鳥の煮込みなんだ。良かったら……」
 蓋を開けて中身を見せる陽炎。
 街で聞いてきたレシピの通りに作ったつもりだ。だが何かが違う。
 そもそも鳥、何処。その浮いてるもの、何。
「族長の作ったモンなんか、誰も食わねえよっ!」
 燎が顔をそむけながら、危険物を見るように横目で鍋を見つつ手で接近を遮る。
「えっ、見た目はともかく、味は悪くない筈だよ」
「筈って……まさか味見してないんじゃねえだろうな!!」
「味見?」
 きょとんとした顔で陽炎が呟いた。
 陽炎は武芸こそ一通りこなすが、それ以外のスキルは極端に低い。
 にもかかわらず、何でもやりたがる方なのが周りにとっては悩みの種で。
「あんた、それでよく他人に食わせようとするよな! とにかく俺はごめんだ!!」
「そう言わないでさ。食べてみないと美味しいかどうかなんてわからないと思うよ」
「寄ってくるなー!」
 鍋を抱えて追って来る、白いクリームまみれのミニスカサンタ。逞しい生脚が、素晴らしいバネで地を蹴っている。
 ……燎じゃなくても、これは確実に逃げたくなるだろう。

 突然、エルヴァニスに食ってかかっていた琥珀姫が、何かを思いついたように目を見張った。
「そうですわっ! あのサンタを退治するのです!」
「え?」
 エルヴァニスは思わず、怪しいミニスカサンタを目で追いかける。
「きっとくりすますというのは、宴で騒ぐふとどきものをこらしめて、改心させるお祭りなのですわ!!」
「あー……」
 多分違う。でも今あそこを走ってる物体は、退治されてもしかたないかもしれない。
 温和なエルヴァニスも流石にそう思ってしまう。
「どこまで逃げてもむだですわよ!!」
 空を切る音を立てて、琥珀姫が投げる皿が宙を飛ぶ。
「ちょっと、まって、落ちついて……!!」
 陽炎も慣れたもの、器用に皿を避けながら宴の輪の中を駆け巡る。
「まあ、楽しければいいんじゃないかな」
「主が言うならそうなのだろうよ」
 朱殷は何処かひきつったような蒼聖の横顔を面白そうに見ながら、酒を注いでやった。
 宴はまだまだ終わりそうにもない。

「うわあああん、おかあちゃん、あれこわいよおおおおお!!!」
「しっ、みるんじゃありません!!」
 等という声も聞こえなくもなかったが。
 ともかく、こうして龍の一族の集落にまたひとつ、蒼の国発祥の奇祭の伝説が(間違って)伝えられたのだった。


━ORDERMADECOM・EVENT・DATA━━━━━━━━━━━━━━━━━…・・

登┃場┃人┃物┃一┃覧┃
━┛━┛━┛━┛━┛━┛
【ka0610 / 琥珀姫 / 女 / 12 / 人間(クリムゾンウェスト) / 霊闘士】
【ka0142 / 陽炎 / 男 / 25 / 人間(クリムゾンウェスト) / 霊闘士】
【ka0687 / エルヴァニス・ヤノウルク / 男 / 56 / 人間(クリムゾンウェスト) / 霊闘士】
【ka1359 / 朱殷 / 男 / 38 / 人間(クリムゾンウェスト) / 霊闘士】
【ka1739 / 蒼聖 / 男 / 38 / 人間(クリムゾンウェスト) / 霊闘士】
【ka0101 / 篝原 燎 / 男 / 18 / 人間(クリムゾンウェスト) / 霊闘士】

ラ┃イ┃タ┃ー┃通┃信┃
━┛━┛━┛━┛━┛━┛
お待たせいたしました。
今回は蒼の国の奇祭・くりすますの宴のエピソードです。
新たな伝説がまた生まれたようですが、楽しければそれでよし。……たぶん。
ご依頼時のイメージと大きく違っていなければ幸いです。
この度のご依頼、誠に有難うございました!
snowCパーティノベル -
樹シロカ クリエイターズルームへ
ファナティックブラッド
2015年02月23日

投票はログイン後にできます。

ログインはこちら












©Frontier Works Inc. All Rights Reserved.