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『くおんがはらようちえん・なつのおやこえんそく 』
月居 愁也ja6837)&矢野 胡桃ja2617)&加倉 一臣ja5823)&夜来野 遥久ja6843)&小野友真ja6901)&ゼロ=シュバイツァーjb7501



 緑の葉っぱはざわざわと、流れる川はさらさらと。
 キラキラ眩しいお日様の光を受けて、みんな笑っているようです。
「うわー、めっちゃいい天気!!」
 友真くんはご機嫌な声を上げて、習いたてのステップを踏み、くるっとターンを決めてみせます。
「すごい、上手ね友真くん!」
 りか先生が目を細めて笑っていました。
「いっぱいれんしゅうしてん。もっと上手になったら、りかせんせいにもおしえたげるで!」
 友真くんは少しはにかんだように笑って、もう一度ターン。
 お父さんにお願いして、最近、子供向けのダンス教室に通い始めたのです。
 カメラを構える一臣お父さんは、転んだりしないか心配しながらも、元気いっぱいお日様の光の下で動き回る友真くんを嬉しそうに撮影しています。
「お、新型? 景気よさそうじゃん?」
 そう言って一臣お父さんの手元を覗く愁也お父さんもカメラを構えています。
「ははは……休みもろくに取れない修羅場続きだけどな……」
 一臣お父さんの顔に、ちょっとお疲れの影がうかびました。
 お仕事を頑張ったお陰で、新型のカメラが買えたのかもしれません。
「あんま無理すんなよー。とはいえ、今日は這ってでも来ないとだけどな!」
 心配しつつも、愁也お父さんは一臣お父さんの気持ちがわかるのです。
 だって今日は久遠ヶ原幼稚園の親子遠足の日なのですから。

「おとうさん、さきにいってもいい?」
 ちょっと迷ったように首を傾げて、遥久くんが愁也お父さんに確認します。
 お友達はみんな競争みたいに走って行くみたい。
「おう、転ぶんじゃないぞ? 顔に傷がつくからな!」
 そこかよ。
 一臣お父さん、心の中でつっこみます。
「うん、きをつけるね」
 青いリュックサックを背負った遥久くんが、小さな手を振ってみせます。
 その姿を撮影しながら、愁也お父さんは本当に嬉しそう。
「だって、お日様の下のうちの子は最高にかわいいもんな!!!」
 もちろん、一臣お父さんや愁也お父さんは、自分のお家の子だけを撮影している訳ではありません。
 ちゃんと他のお友達も映して、後でさびしい思いをする子やお父さんお母さんがいないように、コピーしてあげるのです。

 そのカメラの中で、胡桃ちゃんが執事さんの服の裾を掴んで、うつむいています。
 最近引っ越ししてきた胡桃ちゃんですが、パパはとても忙しいので、自称右腕の執事ゼロさんが遠足に付き添って来たのです。
「なにしてるんです、お嬢様。他のお友達は先、行きましたが」
「きゅ? おじょーさま、じゃないの。もも、こももちゃんだもん」
 胡桃ちゃんは執事さんがどうして名前で呼んでくれないのかわかりません。
 どうやらお嬢様というのを、自分の知らない名前だと思っているようです。
「そんなことではお友達はできません。ほら、早く行きなさい」
 執事さんはお嬢様の手をべりっと服の裾から剥がし、促します。
 お嬢様を大事にお育てしていますが、基本はえs……もとい、愛情をもって厳しく接しているのです。
「じゃあいっしょに行きましょうか、こももちゃん」
 お引っ越ししてきたばかりの胡桃ちゃんを心配して、りか先生が手をつないでくれました。
「はあい」
 胡桃ちゃんは少し恥ずかしそうに、でもにっこりと笑いました。




 皆が集まったのは、幼稚園から少し歩いた所にある自然公園です。
 大きな木に囲まれてきれいな小川が流れていて、キャンプ場も遊具もあります。
 きゃーっというような歓声をあげて、お友達はみんな大騒ぎ。
「はーいみなさん、お約束を覚えていますかー? 旗のある所から向こうは行っちゃだめですよ? わかったお友達はお返事してくださーい」
「「「はーい」」」
 みんな元気にお返事します。
 先生達は頷きながらも、見回りが欠かせません。
 という訳で、ご飯の準備はお父さんやお母さん達がお手伝いします。
「ほれ、野菜。下準備済みだぜ」
 一臣お父さんが大きな保冷バッグから、次々と下ごしらえを済ませた野菜を入れた容器を取り出します。
「お、さっすが! 手際が良いな」
 そう言う愁也お父さんも、火の準備に余念がありません。
 何と行っても愁也お父さんは鍋奉行ならぬ焼肉奉行。普段はニコニコしていますが、下手に手を出すと火箸で殴られそうな気迫です。
「んじゃ後は任せるわ」
「おう。そっち頼むな! 後で遊んでる姿をしっかり見たいからな……!!」
 愁也お父さんが残念で仕方ないという顔を上げます。でも、皆に美味しいご飯を食べてもらうのも大事。そこで一臣お父さんが撮影係に専念することになりました。
「折角のお休みに、皆さんお疲れ様です」
 園長先生が到着して挨拶して回っています。幼稚園から大きな荷物を運ぶために、別に車を運転してきたのです。いつもはうさんくs……もとい、パリッとした園長先生ですが、今日はポロシャツにジーンズという珍しい服装です。
「先生こそ、今日はお世話になります」
 一臣お父さんがにっこり笑って挨拶を返しました。


 リュックサックを下ろすと、お友達はみんなあちらこちらに冒険に出かけます。
「うひょおおおお!!!!」
 友真くんのすごい声が右から左へ流れていきます。
 足場と足場を繋いだロープに滑車をひっかけ、そこに下がったブランコに乗って遊ぶ遊具でした。
 最後に上手く手を離すと、マットの上にお尻で着地。
「うひゃはははははは!!!」
 なんだかよくわからない笑い声を上げて、ごろごろ転がります。
 それを見てみんなが集まってきました。
「順番ですよー! 前の人がいるうちに行っちゃだめです!!」
 先生達は大忙し。
「こももちゃんはいかないの?」
 とつぜん声をかけられて、胡桃ちゃんはびっくりして顔をあげました。
 遥久くんがじっと見ています。
「あの……」
 胡桃ちゃんはうまくおしゃべりできなくなってしまいました。
 行ってみたい。みんなと遊びたい。
 でもちょっとこわい。
 そんな色々がぐちゃぐちゃになって、ちょっと困ってしまいます。
「こわい? だったら、ちかくで見るだけでも行こう」
 遥久くんはお引っ越ししてきたばかりの胡桃ちゃんを心配してくれているみたいです。
「うん。いく」
 遥久くんが手を繋いでくれたので、胡桃ちゃんもみんなの所に行けそうです。

 が、その頃には、友真くんは次の遊びを見つけていました。
「せんせー、川ーっ! めっちゃ水きれいーーーー!!!」
「ちょっと待ってね、友真くん! 川は、勝手に入らないでね!!!」
 りか先生の顔に、既に死相が現れています。
「川がきれいなんだって。川の方がいい?」
「きゅ? ももはどっちでもいいよ」
 遥久くんと胡桃ちゃんも川に行ってみることにしました。
 しばらくいいお天気の日が続いていたので、川の水は浅くて、とてもきれいでした。
 ――ほら、こっちにきてごらんよ。きもちいいよ。
 さらさらと流れる川は、子供たちを誘います。
「くつしたぬいで、くつにおいて……あしつけるだけやし!」
 友真くんは待ち切れずに、もう準備を始めています。
「せんせいにおこられない?」
 遥久くんが一応止めました。
 いつもはちょっと遥久くんには遠慮している友真くんですが、今日はお外なので違います。
「大丈夫やって! ほら、こんな浅いで?」
「ふーん……」
 実はちょっと遥久くんも気になっていたのです。
 でも慎重な性格の遥久くんは、友真くんが入って行く川の傍で様子を見ています。
「きれいなお水なの!」
 胡桃ちゃんも興味はあるのですが、遥久くんが飛び出して行かないので、迷っています。
「あっ、友真くん! 待って、川は待って!!!」
「やばっ、て、あれ!?」
 慌てて走ってきたりか先生の声にびっくりして、友真くんが少しよろめきました。
「あぶない!」
 思わず遥久くんが手を伸ばします。
「ふえ!?」
 ひっぱられた胡桃ちゃんがべちゃっと転びました。
「あっ、ごm……」
 ゴツン。
 胡桃ちゃんを振りかえった遥久くんがバランスを崩し、よろめいた友真くんとごっつんこ。
 そのままふたりはずるっと川岸をすべります。
「きゃーーーーっ!!!」
 りか先生が叫びながら飛び出してきました。

 ……ばしゃーん!

「……せんせい、ごめんなさい……」
「けがはない? あんまりびっくりさせないでね……?」
 りかせんせいは友真くんと遥久くんをしっかり抱っこしたまま、川の中で座りこんでいました。
「ふええええ!!!」
 胡桃ちゃんがびっくりして泣きだして、りか先生もびっくりです。
「大丈夫!? 胡桃ちゃんもどこか痛いの!?」
 いつの間にかそこに現れていたのは執事さんです。
 執事さんは泣いている胡桃ちゃんが大した怪我をしている様子がないと確認すると、腕組みして見下ろしました。
「こけた? 何してるんですか。はしたない、さっさと起きなさい」
「ふええええ」
 泣きながらも、胡桃ちゃんは服をはらって立ち上がります。
 りか先生はすごいおうちがあるのだな、とちょっと感心するのでした。




 一臣お父さんはびしょぬれの友真くんのおでこに、軽くこつんとげんこつを当てました。
「川にはまったぁ? 先生に迷惑かけちゃダメだろ?」
「ごめんなさあい……」
 そう言いつつも、子供は無茶をするもの。一臣お父さんはちゃんとバスタオルを持参していました。
「本当にすみません! 私がもっと気をつけていれば……」
 自分もびしょぬれで泣きそうな顔のりか先生に、一臣お父さんは笑ってバスタオルを貸してあげます。
「どうせやらかすと思ってましたよ! こちらこそすみません。りか先生は怪我してませんか?」
 一臣お父さん、けっこうこれでフェミニストです。
 愁也お父さんは初めびっくりして飛んできましたが、遥久くんも怪我はしていないのを確認してほっとしました。
「遥久が失敗するなんて、珍しいよな。怪我はなかったか?」
「だいじょうぶ。ごめんなさい」
「ちょっと意外だったけどな!」
 お父さんにバスタオルでぐしゃぐしゃと撫でられて、遥久くんは照れ臭そうに笑いました。
「もうすぐご飯できるからな、それまでしっかり乾かしておけよ? 風邪引いたら大変だからな!」
「はい、おとうさん」

 お肉の焼けるいい匂いが、皆を呼んでいます。
「よし、順番にお皿持ってこい! 転ばないように、急いでな!!」
 愁也お父さんの顔は真剣です。一番美味しい状態で、皆に食べてもらいたいのです。
 きゃっきゃと大騒ぎで列を作るおともだちに、一臣お父さんがお皿を渡してあげます。
「こぼすなよー?」
 そのお皿に愁也お父さんは、良く焼けたお肉と、お野菜をバランスよく配ります。
 もちろん、普段のごはんではお野菜なんか嫌い! っていうお友達もいます。
 でもいいお天気でお空はピカピカ、皆でいっしょに食べるご飯があんまりおいしいので、今日だけは忘れているお友達も多いみたい。
 ところが胡桃ちゃんは、こっそり列の後ろから離れて、リュックサックに入れていた焼き菓子を取り出しました。
 残念ながら、これを見逃す執事さんではありません。
「お嬢様、何をなさっているんです?」
「きゅいっ!? な、なんでもない、ちょっとおやつきゅいっ!!」
 胡桃ちゃんは、本当はごはんよりもこっちの方が好きなのです。
「おやつ? 何言ってるんですか、ご飯をちゃんと食べてからでしょうが!」
「きゅう〜!?」
 執事さんは容赦なく胡桃ちゃんを抱きかかえ、お肉を口に放り込みました。
 どうやら普段から慣れているようです……これで胡桃ちゃんがお肉を好きになれるかどうかは謎ですが。
 一方、お肉は大好きだけど……。
「お肉やいて―! お野菜はかぼちゃがあればそれでいいです」
 友真くんはそう言って、お皿に野菜を残します。
「こーら、ちゃんと野菜も食べないとダメだろ? ほら、こうして一緒に食べると旨いぞ」
 一臣お父さんはサンチュにお肉を巻いて、友真くんの口に放り込みました。
「お肉はお肉だけの方がええんやけどなー」
 友真くんはちょっと複雑そう。
 他にもわさび菜なんかもあって、一臣お父さんは色々と変化を楽しみます。

 園長先生の担当はやきそばです。
「こっちもできたよ。食べる子はいるかな?」
 普通のフライ返しとはちょっと違う、本格的なお道具で上手にやきそばをひっくり返しています。
 遥久くんはお肉と野菜を食べて、いそいでやきそばの所へ行きました。
「やきそば、いただきます」
「はるひさくんが一番乗りだね。いっぱい食べるといいよ」
 園長先生がお皿に焼きそばを分けてくれました。

 そして一臣お父さんは飲み物も用意しています。
「葡萄ジュースとサイダーのサングリアってところかな。これなら大人も子供も飲めるだろ」
 めずらしい飲み物に、みんな目を輝かせます。
 ちゃんときれいな色が見えるように透明のカップに入れて、順番に配る一臣お父さん。
 受け取った愁也お父さんが一口飲んで、溜息をつきました。
「あー……ビール飲みてええええ!!!!」
 心の声どころか、本音の絶叫です。
「しょうがないよな、今日ばかりは。まさか遠足でアルコールって訳にも……」
 言いかけた一臣お父さんが思わず目を凝らします。
 胡桃ちゃんの執事さんが、どうみても違う飲み物を飲んでいたからです。
「しつじさん、しつじさん。それなにー? コーラ?」
 友真くんが服を引っ張ります。普段はちょっと警戒心の強い友真くんですが、執事さんの普段の言葉づかいには親しみを感じているようです。
「え? 何のことです?」
 しらばっくれている執事さん、ひとりでなにを持ちこんだのやら……。 




 美味しいご飯の後は、おともだちはちょっとだけお昼寝です。
 その間に大人達は、急いで後片付けを済ませてしまいます。
 執事さんもお嬢様がお休みになった所を確認して、ちゃんと片付けのお手伝い。
「しかし先生も大変やねえ。もう服は乾いたんかな?」
「ありがとうございます、もう大丈夫です」
「そっか、風邪引かんようにな。あ、そっち貸してみ、手が荒れるからな?」
 いい笑顔を向ける執事さんは、どうやら大人の女の人には優しいようです。
「野外活動ってやっぱりいいですねえ。夏にはキャンプなんかも楽しそうですよ!」
 愁也お父さんがにこにこしながら軍手の甲で汗を拭きます。
 後片付けは大変だけど、皆の嬉しそうな顔が見られるなら平気なのです。
「お、キャンプか。いいですね!」
 同じくアウトドア好きの一臣お父さんも乗り気です。

 ようやく片付けが終わった頃、涼しい風が子供たちをそっと起こして回ります。
「おとうさん、なんかお手伝いするー」
 友真くんが眠そうな目をこすりながら、一臣お父さんのシャツを引っ張りました。
「起きたか。もう大丈夫だ……っと、じゃあそこのゴミをな、あっちに持って行ってくれるか」
「わかった!」
 友真くんはお仕事を頼まれて、張り切って大きなゴミ袋を抱えていきます。
「友真くんはとてもいい子ですね」
 園長先生にそう言われて、一臣お父さんは少し照れたように笑いました。
 ひとりで養子を引き取って育てるお父さんには、友真くんが真っ直ぐないい子なのが、何より嬉しいのです。
 遥久くんはきちんとお昼寝シートを畳んで、抱えて持ってきました。
「おとうさん、これ」
「お、よく持てたな。ありがとな」
 くしゃっと大きな手で髪をなでられ、遥久くんは嬉しそうです。


 お片づけが終わって、みんながまた遊具や川に散らばります。
 園長先生は川の見張りにやってきました。
「思ったよりも浅い川でしたね」
「はい……」
 園長先生の言葉に、りか先生の顔が曇りました。でも無事で何よりです。
 川べりに降りて行こうとする園長先生を、遥久くんが呼びとめました。
「えんちょうせんせい」
 心配そうに園長先生の顔を見ています。
「どうしたのかな?」
「ころばないようにきをつけてくださいね」
 遥久くんが園長先生の手をしっかりと握りました。どうやら助けてくれようとしているみたいです。
「ありがとう、気をつけるよ」
 あと30年、いや40年したらその時も宜しく。
 思わずそう言いそうになる園長先生でした。

「くーつとばしやるひとぉー!!!」
 ブランコをこぎながら、友真くんが叫んでいます。
「もももやるの!」
 すっかり皆と仲良しになった胡桃ちゃん、若干ワイルドさを身に付けたようです。
 顔を真っ赤にしてブランコをこいでいます。
「こらー友真! 他のお友達にあてるんじゃないぞ!!」
「わかってるー……って、うおっ!?」
「ぐえっ!?」
 油断しきっていた執事さんの頭に、友真くんの靴が刺さるようにぶつかっていました。
「すみません、本当にすみません」
「すんません、ほんますんません」
 一臣お父さんと友真くんが何度も頭を下げるのに、執事さんが笑っています。
「大丈夫やって! 子供は元気なんが一番やからな! ……って、ぐおっ!?」
「くーつとばし……きゅい!」
 胡桃お嬢様の靴がどこかへ飛んで行きました。
 執事さんは額を押さえて、唸り声をもらします。
「……お嬢様、そのようにお育てした記憶はございませんが……」
「子供のしたことですから! 子供は元気なのが一番ですから!!」
 何故か一臣お父さんが、執事さんを後ろから羽交い締めにしていました。


 楽しい一日はあっという間に過ぎて行きました。
 友真くんは電池が切れたように、一臣お父さんの背中でうとうと。
「むにゃ……くつとばし、いちばん……」
「はいはい、一番一番」
 一臣お父さんはくっくと笑って、友真くんを揺すり上げます。
 背中が熱い程に暖かいのは、友真くんがいっぱい遊んだ証拠でしょう。
 遥久くんは一方で胡桃ちゃんと手を繋ぎ、もう一方で愁也お父さんと手を繋いで歩きます。
「あのねおとうさん」
 思い出したようにそう言って顔を上げる遥久くんを、お父さんの笑顔が覗きこみます。
「何だ?」
「焼きそばもお肉も野菜もおいしかったけど。おとうさんのおにぎりが、いちばんおいしいです」
「遥久……!」
 愁也お父さんはこの言葉を一生忘れることはないでしょう。
「よし、またおにぎりいっぱい作って、夏はキャンプに行こうな!!」
 今、命がけでキャンプ地を確保すると心に誓った愁也お父さんなのでした。 


━ORDERMADECOM・EVENT・DATA━━━━━━━━━━━━━━━━━…・・

登┃場┃人┃物┃一┃覧┃
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【ja6837 / 月居 愁也 / 男 / はるひさくんのおとうさん】
【ja2617 / 矢野 胡桃 / 女 / おじょーさまじゃないもん】
【ja5823 / 加倉 一臣 / 男 / ゆうまくんのおとうさん】
【ja6843 / 夜来野 遥久 / 男 / おとうさんだいすき】
【ja6901 / 小野友真 / 男 / じっとなんてしてられない】
【jb7501 / ゼロ=シュバイツァー / 男 / すぱるたしきしつじ】

同行NPC
【jz0061 / 大八木 梨香 / 女 / りか先生】
【jz0089 / ジュリアン・白川 / 男 / 園長先生】

ラ┃イ┃タ┃ー┃通┃信┃
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お待たせいたしました、またもや登場久遠ヶ原幼稚園です。
今回のエピソードがお気に召しましたら幸いです。
アナザー形式ということで、口調など発注内容で不明だった分は若干アレンジしておりますが、ご依頼イメージから大きく逸れていなければ幸いです。
この度のご依頼、誠に有難うございました!
■WTアナザーストーリーノベル(特別編)■ -
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エリュシオン
2015年07月07日

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