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『海を開け! 』
エルヴァニス・ヤノウルクka0687)&陽炎ka0142)&朱殷ka1359)&篝原 燎ka2271)&リコル・マテルka4665


「――海開き、とは」
 うだる様な暑さの続く夏のとある日、窓から外の太陽を眺めていたエルヴァニス・ヤノウルク(ka0687)は、ふとそんな事を呟いていた。
「ウミビラキ……何だ、それ?」
「……分からん」
 エルヴァニスの返す言葉にガクリと肩透かしを食らったようにうな垂れた陽炎(ka0142)は、慌てて体勢を取り直すと、人差し指で頬を掻きながら困ったような視線を彼へと向けていた。
 言葉の意味を思案するかのように、顎に手を当てて唸るエルヴァニス。
「ウミをヒラく、何ぞの事かは分からぬが……ウミ――海と言えばアレであろう」
 年長者の変わりに口を開いた朱殷(ka1359)は、白い砂浜に寄せる波打ち際が彩る、かの情景を口から語り聞かせた。
「ああ、その『海』ね。海を開く……アレを割るのは、とんでもなく難儀な事だろう。というか、できるのか?」
 言葉の意味を推し量るに、きっと海を、アレして、コレして、開く。
 つまり割るのではないか……思い浮かべる情景に、思わず首を捻る陽炎。
 聞き慣れない言葉。
 大方、都市部かリアルブルーに伝わる言葉であろう事は容易に想像はできていたが、あまりにも現実離れしたその語感は、辺境の部族の者を惑わすには十二分であった。
「――海、行きたい!」
 不意に響いたその言葉に、物思いにふけっていた大人達ははっと現実へと引き戻される。
 そこには、朱殷の語り聞かせた海の姿に思いを馳せているのか、キラキラと目を輝かせて何かをねだるように大人達を見上げるリコル・マテル(ka4665)の姿があった。
 それはあまりにも純粋な、そう、子供心が擁く海への憧れ。
 視界一杯に広がる水の園。
 見渡す水平線に、広がる世界。
 辺境の山岳地帯では決して見ることの出来ない光景が、そこには広がっているのであろうから。
 そうしてその純粋なる想いは、次第に大人達へと伝播してゆくのである。
「行くか、海。思えば僕も実際にその目で見た事は無いんだ」
「ふむ……良かろう。海を開く、その真意を確かめに」
「ああ、また技師連中に煩く言われるだろうがな」
 満場一致の可決。
 大きく手を広げて喜ぶリコルを微笑ましく眺めながら、大人達はその重い腰をよいしょと持ち上げるのであった。
 

「――で、どうして俺も連れ出されなきゃならないんだ」
 念願の海へ向かう道中、篝原 燎(ka2271)は見るからに露わにした不満を口から振り撒きながら、一行に轡を並べていた。
「部族の決定って事で、観念してくれないか。あと、荷物持ちが足りなくってな」
「いいさ……どうせ、断った所で爺に無理やり連行されるのは目に見えているんだ」
 ごまかすように笑いかける陽炎に、フンと鼻を鳴らして諦めたように首を振る燎。
「どうせ来たなら、俺は俺で楽しむぜ」
 そう口にして、ため息をひとつ。
 照り付ける日差しの中、次第に開けてゆく眼前の景色。
 地面の照り返しか、ひときわ強い光を越えて、進んだ先にその光景は広がっていた。
「海だーーーーー!!」
 両の目を大きく見開いたリコルに釣られ、男共もその目を見張った。
 輝く真っ白な砂浜に打ち付ける漣。
 煌めく水面に、波の音。
 どこまでも続く大海原が、視界いっぱいに飛び込んで来たのである。
「うっほぉぉぉぉ、海だぁああああ!!」
 初めて目にするその光景に、思わず雄叫びを上げてビーチを駆けだす陽炎。
「ああ、若いのは行ってくると良い。私らはとりあえず拠点を構えておくとしよう」
 杖の先を砂に沈めながら、取られやすい足元にいつもより慣れない足取りで、手ごろな場所に荷物を陣取る朱殷。
 その言葉を良い事に、燎やリコルも思い思いにビーチを歩む。
 一足先に水平線を臨んだ陽炎はバシャバシャと白波をかき分けて波打ち際へ。
「思ったより、冷てぇえええええ!」
 そう口にしながらも、両手を大の字に広げてダイブ。
「しょっぺぇえええええええ!!」
「……身内だとは思いたくないぜ。他人のふりしとこう」
 年甲斐もなくはしゃぐ族長の姿を前に、見て見ぬふりをして燎は波打ち際を歩く。
 陽炎は完全に自分の世界に入っているが、ビーチにはほかにも観光客らしき人影が何人も見受けられた。
 そんな中で、族長とは言え、身内だとは思われたくない。
「まあ、あいつは放って置いて……おっ、中々に上玉ぞろいだな」
 燎が視線を這わせるのは一面に広がる大海原――ではなく、真っ白に輝くビーチ――ではなく、その上を楽しげにはしゃぎながら歩くビーチの女性陣。
 海に来たなら暑苦しい男衆と絡んでも仕方が無い。
 やるべきことは一つ――ナンパだ。
 心が決まれば後は行くだけである。
 ナンパは数をこなすもの、こうしている時間も惜しいのだ。
「次は、あそこから行くか? いっちゃうのか?」
 完全にナチュラルハイになった心と頭で陽炎は海岸の岩礁をよじ登る。
 高さ数メートルはある岩の上から眼下の海面を見下ろすと、流石の気持ちも焦燥感へと駆られて行った。
「さ、流石に高いな……もう一個したの岩場くらいからにしておこう」
 誰に言い訳するでもなくそう口にして、こくりと大きく頷く。
 が、その背後に迫る存在に、その時の陽炎は気づく由もなかった。
「おーにーちゃーんー!!」
 大きな声と共に、解き放たれるロケット砲弾。
 風を切って陽炎の横っ腹に飛び込むリコルに、肋骨はあえなくミシリと音を立て。
 同時に想定外の咆哮からの付加に彼女ごと陽炎の身体は、断崖絶壁を越えて、確かに宙を舞っていた。
「ある程度のオチは予想していたんだあああぁぁぁぁぁぁ―――」
 遠のいて行く彼の絶叫と共に、その日ひときわ大きな水柱が海岸沿いに上がったそうな。


「まったく、何をしているんだウチの若い衆達は……」
 口では苦言を呈しながらも、どこか子を見守る親のような視線でははんと笑い飛ばすエルヴァニス。
 流石にこの歳で水着も無いのか、日よけに羽織った着物一枚の間で、鍛え抜かれた身体に合わせたブーメランが色んな意味でまぶしい。
「どれ老体、肩を貸せ。せっかく来た大海原だ、波打ち際程度には涼んでゆかねば」
「それは構わんが、朱殷さん。“それ”も持って行くのか?」
 義足を外し片足立ちとなった朱殷は、長い赤髪を後頭部で結わえて身軽な姿となりながらも、杖の代わりに突いた刀の存在に、エルヴァニスはあきれ顔で指さし視線を落としていた。
「用心は厚く重ねるに越した事は無い。なに、思い過ごしならそれで良いのよ」
「まあ、構いはしないがな……」
 言いながら、その巨体を支えるエルヴァニス。
 見た目の年からしても、その体格差からしても、どちらが支えられているのかは一件定かでは無かったであろう。
 海岸の波打ち際まで足を進めると、少しひやりとした潮風が蒸れた身体を吹き抜ける。
 焼きついたビーチに比べればぐっと肌で感じる気温も下がったように思えていた。
「実際の所、あまり好きではあらぬのよ……アレの技師たちが、やれなんやと喚くのでな」
 薄く白波を立てて寄せる波に足を浸しつ、ぬかるんだ海岸線にエルヴァニスの手を借りて腰を下ろす朱殷。
 時折高めの波が迫っても、その巨体を前にしては腰を浸す程度のもので、それはそれでまた半身海水に浸って涼しいものである。
「して……結局の所、海開きとは」
 自らも膝下程度まで波に任せながら、遠く水平線を見つめてぽつりと呟いたエルヴァニス。
 真面目っくさった顔でそう呟いた彼を前に、朱殷は一瞬の間を置いた後、噴出すように大きな笑い声を響かせていた。
「まーだ言っておったか。貴様も存外に若いものよな」
「そう言うのであれば朱殷さん、あなたはどう思うんだ?」
 その問いに、朱殷は顎に手を当てて、うんと水平線を睨み付けた。
 そうして暫くして、一言。
「――その程度の悩み、この海の広さからしたらちっぽけなものよの」
 そう、しみじみと口にしていた。
「まあ……それもそうだな」
 なにやら言い雰囲気と声のトーンで煙に巻かれたような気もするが、エルヴァニスは小さく相槌を打って波の音へと耳を澄ます。
 遠く聞こえた海鳥の泣き声が、波のテンポに歌うように響いていたと言う。


 一方その頃、美女と言う名の大海原へ漕ぎ出していた燎は、道行く限りの目ぼしい女性に的を絞り、素敵な愛想を振り撒いていた。
「お嬢さん方、こちらの海は始めてかな?」
 普段の不良然とした振る舞いや言動からは想像も付かないような紳士的な口調と声のトーン。
 悪い目つきもその口調とトーンが合わされば、クールでエキゾチックな美青年の誕生である。
「あ……えっと、その……はい!」
 突然の声掛けに一度は困惑を見せた女性陣も、そんな燎の姿と、この手のシチュエーション特有のキラキラ美化フィルターを通した視線の先に、顔を僅かに上記させながらコクリと頷いた。
「それはそれは。実はおr――僕もここは初めてで、よかったら一緒に周辺の散策でもどうかなと思って」
 そう口にしながら、殺し用のベストスマイル。
 喰らった女性は一撃必殺。
 ドキリと胸を高鳴らせ、差し出した燎の右手に、そろりそろりと手を伸ばす。
 そんな折に――
「燎お兄ちゃん、いたーーーー!!」
 人間砲弾「リコル・マテル」が、絶妙な角度から燎の差し出した腕の下を縫って胸倉へとタッチダウン。
 勢いに吹き飛ばされたその身体は、紳士的な表情からキラキラした何かを発しながら、ビーチの砂の中へと埋もれて行った。
「――ってリコル! 何やってんだ!」
 それも一瞬の事で、慌てて砂を撒き散らしながら起き上がり、我らが族のマスコットへと視線を落とす燎。
「何って、燎お兄ちゃん大好きだから!」
 あっけらかんとして言うリコルに、流石の燎もそれ以上怒るわけにも行かずたじたじ……が、すぐにハッとして視線を上に上げると、美女たちはヒソヒソと怪訝な表情で言葉を交わしながら彼方へと歩いていってしまっているのが目に入った。
「あ、ああっ、どちらへ!?」
「その、そう言う趣味の人はちょと……」
 それだけ言い残して去って行く真夏のアバンチュールを前に、縋るように差し向けた手も力なく砂に落ち、がっくりとうな垂れる燎。
 追い討ちを掛けるように、ぐぅと腹の虫が鳴いて見せた。
「……腹、減ったな。爺どもにたかりにいくか」
 いつの間にか姿を消してしまっていたリコルを他所に、どうも調子を挫かれてしまった燎は身体に掛かった砂を払いながら仕切りなおすようにそう呟くのであった。


「爺、メシ」
 合流するなり、燎は手のひらを天に向け、ぶすっとした表情で短くそう口にした。
「なんだいきなり、それがモノを頼む態度か?」
 流石にエルヴァニスに諌められるも、それ以上は何も言わずに突き出した手のひらだけが全てを物語っていた。
 それを見て、エルヴァニスも小さく一つため息。
 それでも羽織った着物の袖に手を突っ込み、何枚かの硬貨を燎へと手渡す。
「ひゅう、今日は随分気前がいいな。海のように懐が深くなったのか?」
 ずしりと来たその感覚に、燎も思わず口笛を一つ。
「そんな訳があるか。ついでに、皆の分も買ってきてくれ」
「いやいや、何で俺が?」
「族長どのはあの様子で、リコルには任せるわけにはいかんだろう。そして俺も、義足の無い朱殷さんを波打ち際に放って出かけるわけにもいかん」
 そう言って四方八方仲間達の下へと視線を向けて口にすると、途中から燎も「わかったわかった」と手を振ってそれを遮った。
「買ってくりゃ良いんだろ? 言っとくが、全部俺の好みで喰いたいもん選んでくるぜ」
 それだけ言い残して、硬貨を片手で弄びながら出店の方へと勇み行く燎。
 そんな後姿を見送りながら、エルヴァニスは再び小さく吐息を一つ。
「いい年なんだ、も少し素直にはなれないもんかな」
「鍛え方が足りぬのだ。どれ、飯を食うたら扱いてやるか」
 返す朱殷の言葉は冗談半分本気半分。
 視線の先に、水面ではリコルと共にしゃぎ倒す族長の姿を止めながら、クククと小さく唸るような笑みを浮かべているのであった。
 
「――うまい!」
 たんと遊んだらたんと食え。
 海で遊んだその興奮のままに、陽炎は燎がチョイスしてきた焼きソバ的なサムシングを口いっぱいにほお張っていた。
「おいしいねー!」
 その隣で、お好み焼き的なサムシングを同じように口いっぱいにほお張るリコルを前に、もはやどちらが子供かも分からないような(両方子供と言うのがおそらく的確な答えなのだろうが)様子である。
 一気に掻き込むように食事を済ませ、砂浜に足を投げ出して一息つく陽炎。
 他の皆はまだゆっくりとご飯にありついているのだが、水着一枚という普段はあまり見慣れないその姿を前に、視線はおのずとその身体へと這って行くものである。

 エルヴァニス――背は低いうえに歳のわりに、しっかり鍛え上げた体つき。
 朱殷――でかい。
 燎――良い意味で無駄が無い。アスリート体型というやつ。
 リコル――彼女はまだ乙女だ。
 
 一巡して、終着点に自分の元へと戻った視線。
 まあ……これでも全く鍛えてないわけではないが、成長途中である燎と比べれば明らかにこうなんと言うか、女々しいものである。
 本人が気づいているかは別として一部女性陣からのウケは良いのであろうが、されとて彼も立派な漢だ。
 こうして一目に付く中で、鍛え上げられた肉体美達の輪の中に並んでいると思うと、どこか羞恥心にも近い感情がふつふつと芽生えてくるものである。
 そしてついには居た堪れなくなり、ぐんと勢いよく屈伸をつけて立ち上がっていた。
「僕、鍛えて来る!」
 そうして、先ほどとは少々違ったテンションと足取りで、海のほうへと駆けて行く。
「ほほう、発破を掛ける前に動きよったか」
 それを見て残るソバを一口で飲み込み、朱殷はクイとエルヴァニスに合図を送る。
 肩を貸せと、そう言うことらしい。
「おい小僧、たまには鍛えてやる。付いて来い」
 エルヴァニスに肩を抱かれながら、肩越しに見やった燎へと投げかける言葉。
 燎はその言葉にあからさまに嫌な顔をすると、自分は関係ないかのように目の前のメシに意識を落とす。
「燎、付き合え。せっかく皆で来たのだからな」
 追い討つエルヴァニスの言葉に、燎もしぶしぶその腰を上げる。
「私も海で遊びたい!」
 子供の感性そのままに満面の笑みで行ったリコルには、今も、この後の事も、大海原での遊びの一つにしか見えなかった事だろう。
 例えそれが、地獄の大遠泳大会であったとしても――
 

 陽は大きく傾き、水平線に沈む頃。
 ざばりと海水を滴らせ、2人の男児はゾンビのような足取りで波打ち際をよろりよろりとビーチへ向けて千鳥足。
 虚ろな瞳に大きく上下する肩で、ぐらりと2人同時に砂浜へと倒れ込むと、ふわりと生魂が口から零れ出るかのように沈黙してしまった。
「もう少し鍛錬を詰め、馬鹿者。その程度で一族の跡目が勤まるか」
 厳しい口調で口にする朱殷の前で、新たな遊びを見つけたのか、倒れた二人へ布団のように、砂を掛けて行くリコル。
「とは言っても……水平線の島まで泳いで帰ってくるとか……幾ら鍛えてたってムリ……」
「だが、完走してやったぜ……見直せ、爺ども……」
 小鳥の囀るような声で鳴いた陽炎と燎であるが、もはやそれ以上言葉を紡ぐ体力すら残っておらず、ただのうわごとにしか朱殷たちの下には届いてはいなかった。
「これはまた、鍛えに連れて来なければな」
 そう言って笑うエルヴァニスに、倒れ込む2人の若者は声にならない悲鳴を上げていた。
「――そう言えば結局、海を開くって何だったんだろう」
 ようやく落ち着きかけた呼吸で、ふと、思い出したように口にした陽炎。
「あんた、今それを言うか……」
 隣でぼやいた燎に、何か悪い事でも言ったのかと陽炎は目を丸くして口をすぼめる。
 忘れかけていた話題を前に、男達4人は再びうんと首を捻る事となってしまった。
「だったら次に来たときに考えようよ、また来るんだよね?」
 唸り声の響く中、不意に通ったリコルの言葉に4人は虚を突かれたようにして言葉を無くしていた。
「私もまた、皆で来たいよ!」
 純真無垢な笑顔で口にするリコルの瞳には、今日はどれだけ素晴らしい一日に映っていたことであろうか。
 そんな笑顔を前にして、海開きがなんであるかなどとはそれこそ海の広さに比べて些細な事であるかのように、どうでもいいような気がして来たものだった。
「そうだな、皆でまた来よう。これは族長の決めた、部族の方針だ」
 そう、ここぞとばかりに口にした陽炎には他の男共も思わず頷くほかが無い。
「次はどれほど鍛えてやるかね」
「本当に言葉のままに、海を開いてみるというのはどうだ?」
「いや……ムリだろ。そもそもあんたらできんのか?」
 不穏な言葉を口にする年長組に、怪訝な表情で苦言を呈す燎。
 倒れる二人に掛けられた砂の山はいつしかリコル力作の大きなお城へと姿を変えて、沈む夕日に赤く照らされていた。

━ORDERMADECOM・EVENT・DATA━━━━━━━━━━━━━━━━━…・・

登┃場┃人┃物┃一┃覧┃
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【ka0687 / エルヴァニス・ヤノウルク / 男性 / 56歳 / 霊闘士(ベルセルク)】
【ka0142 / 陽炎 / 男性 / 25歳 / 霊闘士(ベルセルク)】
【ka1359 / 朱殷 / 男性 / 38歳 / 霊闘士(ベルセルク)】
【ka2271 / 篝原 燎 / 男性 / 18歳 / 霊闘士(ベルセルク)】
【ka4665 / リコル・マテル / 女性 / 14歳 / 霊闘士(ベルセルク)】

ラ┃イ┃タ┃ー┃通┃信┃
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お待たせして申し訳ございません、麻川のどかです。
この度はご注文、まことにありがとうございます。
今回、賑やかな部族の皆様のひと夏の思い出を書かせて頂きました。
シチュエーションや方針は頂いておりましたが、具体的な行動に関しては割と自由を頂いておりましたので、掛け合いや台詞回しなど比較的フリーハンドで書かせて頂いております。
皆さん一人一人言い味を出したとても素敵な部族さん達で、書いていてこの輪に混ざりたいなと何度も思い描いた事です。。。
それでは、お楽しみいただけましたら幸いです!
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2015年09月04日

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