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『 幕間 』
フェイト・−8636)&神無月・真衣(8629)



 たった数日前のことでも増えていく日常にどんどん上書きされ記憶は薄らいでいく。当事者ならともかく何があったのか詳細も知らされず知りようもない人々の無責任な憶測が飛び交うだけの事件なら尚更、個人の中での重要度が増すべくもなく埋没してしまうのは致し方のない事なのだろう。
 あの日、東京13地区第6エリアに突如現れた謎の塔。それがトップニュースで報じられたのも最初の1週間ほどで、1ヶ月も過ぎた今となっては思い出す人も殆どなく東京の街は今日も人ごみでごった返していた。
 東京11地区第2エリア――通称原宿で、神無月真衣は行き交う人々にもみくちゃにされながら改札を抜ける。
「はわわ〜っ」
 あれから毎日とんでもなく忙しかった。所員の半数が入院していたこともあって人手不足のところに、事件の後処理という膨大な仕事が横たわり、中でもマスメディアへの対応が最も負担と精神的疲労を強いられた。
 日が経つにつれ退院した者達が順次仕事に復帰した事で、ようやく平常に戻り、晴れて3週間ぶりに真衣は休暇を取ることに成功したのである。
 20日間連続勤務なんてどこのブラック企業か。
 とはいえ、状況が状況だっただけに仕方がない。
 今日はそんな日頃のストレスをまとめて発散すべくショッピングに訪れた真衣だった…のだが。
 目の前に広がる極彩色に真衣は無意識に道の端に寄っていた。若い子がいっぱい過ぎる。この場違い感が如何ともしがたい。
 思い切ってやってきたのはいいが、早速、怖じ気気味の彼女であった。怪しにもここまで怖じ気付く事はないのに、エネルギッシュな町並みに圧倒されると真衣は、当初の爆買いしてやる! という意気込みが空気の抜けていく風船のように瞬く間にしぼんでいくのを感じながら人の少ない裏通りへと足を進めていた。
「……」
 当初の目論見から外れつつあるが、こんな休日もいいだろう、と自分に言い聞かせる。
 喧噪も少なく静かな通り。それでもここが都会だと感じるのは、雑居ビルの合間に洒落た店が点々とあるせいかもしれない。
 ビビットカラーの輸入雑貨が並ぶ店、可愛く落ち着きのあるアンティークショップ。
 可愛い小物達に足を止める。そこにあるお弁当箱に目を止めて真衣はテントウムシの描かれたその蓋をそっと撫でた。
 だが、脳裏に浮かんでいるのは別のものだ。
 フェイトのお見舞いにお弁当を届けた。
 事件の後、フェイトは『ありがとう、真衣』と名前で呼んでくれたのだが、結局、お見舞いに行った時には神無月に戻ってた事を思い出す。
 もう一度呼んでくれないかな、と思って想像して頬を赤らめる。火照った頬をクールダウンさせるべくぺちぺちと叩いていると、他の客から変な顔をされた。
 しかし。
 フェイトのお見舞いも結局最初の日にお弁当を届けに行けたあの1回こっきりだけである。その後、多忙の目を盗んで1度、病院に行った時は既に退院していて、後で人伝に彼が通常任務に戻っている事を知らされた。
 もちろん、彼が今担当している任務が何であるのかなど聞いたところで教えてもらえるべくもなく、目の前の仕事に埋もれる他なかったのである。
「フェイトさん今頃…どうしてるんだろう…」
 任務中だろうか。怪異と戦っているのかもしれない。この東京のどこかで。
 見上げた空は澄んだように青い。
 柔らかな風にどこか誘われるようにして、そこで真衣は振り返った。
「!?」



 ▼▼▼



「ったく、俺にどうしろってんだよ」
 観葉植物の緑に囲まれたオープンカフェのカフェテラスで、運ばれてきたコーヒーカップから立ち上る湯気を見つめながらフェイトは珍しく悪態を吐いた。
 いや、どうしろと誰かが命令したり強要するものではない。自分がどうするのか、どうしたいのか、が問題だった。
 フェイトはぼんやり上官との会話を思い出す。

 ▽

「知ってたんですよね?」
 そう切り出したら何故か胸を張ってフェイトの上官は答えてみせた。
「ああ、もちろん」
「……!!」
 予測していた答えの筈なのに思わずカッとなる。このまんまとはめられた感をどうしてくれようか。
「だが、使ったのはお前らだろ?」
 フェイトの内心の憤りを知ってか知らずか、上官はシレッと言ってみせた。
「あの時は仕方なかったんです」
 フェイトはどこか吐き捨てるような口調で言った。そうだ、仕方がなかった。あの力を借りる他に恐らくあれを止める事など出来なかったろう。あの13地区第6エリアで起こった小さくも大きな覚醒劇。
 真衣が神殺しの剣を内包していたこと。そしてそれを使わざるを得なかったこと。
「ああ、そうだな」
 上官は手にした紙コップの少なくなったコーヒーを手持ちぶさたなのかくるくると回しながら、あの日の事を思い出すようにしみじみと頷いた。
「……」
 上官もわかっているのだ。ならば、自分のこれは八つ当たりなのだろう。フェイトは自嘲気味に俯く。
 やがて。上官がゆっくりと口を開いた。
「だが、これで神殺しの剣の存在は日本中に知れ渡る事になった」
「そうですね」
 一般には伏せられようとも蛇の道は蛇、という事だろう。
「これから、その力を欲するあらゆる組織が、人、妖、関係なく集ってくるだろうな」
 上官の重苦しい物言い。わかっている。わかっているからこそ、フェイトは今回の件について憤りのようなものを感じていたのだ。だけど。
 一つため息を吐くとフェイトは窘めるような、それでいてどこか明るい声で返していた。
「他人事みたいに言わないでください」
 IO2という組織は世界の怪異から人々を守るために作られた組織だ。
 フェイトの言に顔をあげて上官が微笑む。
「他人事なんかじゃないさ」
 それから、きっぱりとした口調ではっきりと宣言するみたいに続けた。
「うち(IO2)は手放すつもりはない」
 上官がフェイトを見据える。
 その後に続く言葉に気づいてフェイトは咄嗟に言葉を飲み込んだ。
「賛同してくれると思ったんだが」
 無言を返したフェイトに上官は大仰に驚いた顔をしてみせる。フェイトはまた、ハメられた事に気づいて盛大にため息を吐いた。
「はぁーっ…、だから俺なんですか?」
「そうだ。だからお前さんだ」
 神殺しの剣に関するサポートをIO2全体で行う、というのではなく、フェイト1人で、という事だ。後に続く言葉はこうだろう、“手放すつもりはないから、よろしく頼んだぞ”。
「それにお前さんも放っておけないだろ? 何せ、彼女に弁当作らせて病院まで運ばせてたって話じゃないか」
「なっ…!?」
 別に作らせたわけではない。あれはお礼にと彼女の方が…。言い訳を考えながら睨みつけると上官は小さくホールドアップして言った。
「そんな怖い顔するなよ、冗談だ」
 それから小さく息を吐いて続けた。
「まぁ、今すぐ結論を出す必要はないさ。正直、お前さんに頼みたい案件は他にも山のようにあるからな。だから、まぁ…一応、考えといてくれ」
「……」
 フェイトは目を伏せる。いっそ命令してくれた方が楽なのに、選択権を委ねられてしまった。
「俺としては神無月を頼みたい」
「それは神無月を、ですか? それとも神殺しの剣を、ですか?」
「どっちも、だ」
 上官はふと、娘を案じる父親のような顔をして続けた。
「彼女の力は諸刃の剣だからな」
「……」

 ▽

 珍しくあの上官が、「全ての責任は俺が負う」と言った。どちらを選択しようとも。否、神殺しの剣に関連してどんな事件が起きようとも、というべきか。だから、好きにしていい、と。
 フェイトはゆっくりと息を吐きだした。
 そうしてコーヒーを一口、喉の奥へ流し込む。今日は久しぶりの休暇だ。ゆっくり考えよう。
 心地よい風に身を委ねてちょっと遅いモーニングトーストにかぶりつく。その時だ。
「フェイト…さん?」
 ベンジャミンの向こう側、通りの方から聞き知った声がして振り返った。慌ててトーストを飲み込んだせいで若干咽せそうになりながらフェイトはその名を口にする。
「神無月…」



 ▼▼▼


「あ、おはようございます。仕事ですか?」
 真衣は小さく頭を下げながら尋ねた。頭を下げたところで視界に飛び込んできたコットンパンツに、もっとお洒落してくるんだったーと内心で絶叫する。一応、原宿に出かけるという事で普段着よりはそれなりの恰好をしているわけだが、さすがにこれはない。フェイトと会えるとわかっていたら…。いっそ声をかけない方がよかったかしら、などとと脳内は若干パニックだ。
「いや、今日は休暇なんだ。神無月もか?」
「あ、はい」
 頷く真衣にフェイトが「そうか」と返す。
「……」
 このまま別れてしまうのは勿体ない。聞きたいことも山のようにある。しかし、いきなり質問責めもどうなんだ、と思うと切り出す言葉が見つからなくて、微妙な空気と共に沈黙が横たわった。
「あの…えっと…」
 必死に言葉を探して何とか場を繋ごうと頭をフル回転させていると、同じように沈黙に耐えられなかったのかフェイトの方から声をかけてくれた。
「よかったら、座らないか?」
「あ、はい!」
 フェイトに促されるまま向かいの席に着く。朝食は食べていたので真衣はコーヒーだけを頼んだ。しかし、もう11時を回っているのに朝食なのか。
 真衣はフェイトがトーストを頬張っているのを眺めながらコーヒーを啜った。男らしくトーストの4分の1を一口で平らげる。お弁当も気持ちいいほど豪快に綺麗に食べてくれてたな、などと思い出した。
「あれから、どうだ?」
 フェイトが尋ねた。
「毎日、仕事が忙しく、ずっと仕事していました」
「そうか」
「今ようやく休暇が取れたんです。それで、たくさん買い物しようと思って出てきたんですけど、人混みの中を歩くの、あまり得意じゃなかったみたいで…」
「ははは、人を避けてる内に何もないところで転びそうだな」
「あ、酷いです! 今日はまだ、転んでないですよ」
「まだ、なんだ?」
「ま、まだです…」
 それから真衣は、雑貨屋などの話から弁当箱の話まであれこれ話した。
 もしかしたら、フェイトは神殺しの剣の事を聞きたいのかもしれない。真衣もいろいろ聞きたいと思っている。消えてしまった神殺しの剣がどうなったのか自分でもよくわからない。自分の中にあった時から感じる事も出来なかったのだから、自分の中に戻っていたとしても気づける自信はなかった。フェイトはあの剣の事をどこまで知っているのだろう。そもそも知っていたのだろうか。剣に誘われていただけなのか。あの13地区で起こった事件はもしかしてあの剣のせいなのでは。
 考えれば考えるほどわからなくなって、どこから話せばいいのかわからないまま、気づけば世間話を夢中で話していた。
「何もなかったなら、いい」
 真衣の話にどこか考える風で聞いていたフェイトが最後の一口をコーヒーで流し込みながらそう言った。
「何か、あるんですか?」
 不安げに尋ねた真衣にフェイトは柔らかい笑みを返す。
「何もないよ」
「……」
 フェイトが何を考えているのかわからない。恐らく聞いても答えてはくれない。それを寂しく感じながら真衣は思い切って立ち上がった。
「今日、フェイトさんもお休みなんですよね?」
「ああ、そうだけど」
「だったら、買い物に付き合ってください!」
 この後のフェイトの予定も確認せずに尋ねて、内心で失敗したかなと思った真衣にフェイトは自分の顔を指差しながら「え? 俺?」と聞き返した。
「はい!!」
 元気よく応えた真衣に、フェイトはしょうがないな、という顔を少しだけして頷いた。
「…わかったよ」



 ▼▼▼



「う…嘘でしょ!?」
 真衣は全身の血の気が引いていくのを感じた。無意識に生唾を飲み込む。深呼吸すると人工的なキンモクセイの香りが肺いっぱいに広がって複雑な気分になったが、そんなことを気にしている場合ではない。焦る気持ちを落ち着けて真衣はファスナーに手をかけた。
 ……。
 ――ダメだ。上にも下にも動かない。
 真衣はトイレの個室で泣きそうになる。
 せっかくこの広い東京でたまたま出会い、たまたまお互い休暇中で、一緒に買い物が出来る事になったという、この奇跡が起こったというのに。よりにもよって、何故、今日、今、この時にズボンのファスナーが壊れるのか。
 トイレの蓋を閉じ蓋の上に座りこんだ。
 ――どうしよう。
 まさかファスナー全開でトイレを出るわけにもいかない。女子トイレでフェイトに助けを求められるべくもないが、そもそも恥ずかしすぎてこんな事言えるわけがない。何か前を隠せるものがあればいいのだが、こんな日に限ってカーディガンやショールなども持ってきていない。
 そして、女性の嗜みソーイングセットが鞄に入っていない!!
 自分のドジっこぶりをもう少し考慮しておくべきだった。よもやこんな事になろうとは。
 だが、こうしていても拉致があかない。何とかファスナーを閉めなければ。噛み合わせを一つづつ丁寧に……。
 ――ビクともしないんだけどー!!
 内心で絶叫。

 ▽

 そうして真衣がトイレでファスナーと格闘している頃、当然の事ながらトイレの前のベンチで真衣を待っていたフェイトは、時計を見ながら首を傾げていた。
 ――ちょっと遅くないか?
 真衣の後から入った女性が次々に先に出てくるのだ。それを5人まで数えてさすがに不審に感じる。
 女性の事にはそれほど詳しくないし、時間のかかる事もあるかもしれないし、あまり急くのもよくないとはわかっているが、体調を崩していたら心配だし、それ以上に彼女には神殺しの剣の一件もあって、それを狙う者達に襲われる可能性があるのだ。正直、神殺しの剣がどうなったかはわかっていない。だが、彼女の中にあろうがなかろうが大した問題ではないだろう。あると思った奴らが彼女を狙う。
 今までは、仕事が忙しくてと話していた。ずっと結界の張られているIO2ビルの中にいたのだろう、それで何事もなく日々を送っていただけかもしれない。
 もっといろいろ聞いておけば良かったか。しかし楽しそうにショッピングの話や弁当の話をしていた真衣のせっかくの休日に水を差すのもはばかられたのだ。
 男子トイレの広さや店の間取りから考えて個室は3つぐらいある感じか。常に列があるし、人の目もある。大丈夫だと信じたい。とはいえ、個室の中は一人きりだ。
 やはり何かあった可能性も…。
 意を決して立ち上がる。
 だが、中を伺おうにも、女子トイレの入口に近づいただけで飛来する女性の視線に踵を返すのが精一杯だった。中を覗くなんて無理過ぎる。
 ――困った…。
 ベンチに戻ってスマホを取り出す。そうして気づいた。彼女の番号がわからない。逆に言えば、彼女もまた、フェイトに連絡を取る手段を持っていないという事だ。休暇中に仕事用の無線を持ち歩く奴もそうはあるまい。
 ――何か方法は…。

 ▽

 非常ボタン? この恰好で? 恥ずかし過ぎる!!
 ――さ、さすがに、そろそろ出ないと心配されるよね。
 まさか、呆れて帰ってしまっていたら、と思うと寂しくもあるが、こんな事に付き合わせるくらいなら、いっそその方がいいかも、などとネガティブな思考に惑いながら真衣は打開案を模索する。
 お尻にフィットしたパンツはボタンを閉めても全開で真衣は鞄の中をかき回した。何かないものか。いっそトイレットペーパーでも巻き付けようかとバカな事も考えた。最終手段としてまだ候補に残っている。
 スカートのように脇だったら良かったのだが。ハンカチでは小さすぎるし、髪留めでは留まらないし、やっぱりトイレットペーパー…と思っている時だ。
「あのー、神無月真衣さんですか?」
 ノックの音と共に女性の声がした。落ち着いた雰囲気の声だ。
「あ、はい!」
 名前を呼ばれて返事をする。
「外で待たれてる方に頼まれたんだけど。何か、ありましたか?」
 どうやら、フェイトが心配して通りすがりの女性に声をかけたらしい。
「あ…あの…その…パンツのファスナーが…壊れ…て…」
 真衣は恥ずかしさに段々声を小さくしながらそれでも頑張って答えた。
「あら、それは大変ね。ちょっと待って」
 女性の声と共にガサゴソと紙が擦れるような音がする。
「さっき買った安物だけど、上から入れるわね」
 言葉通りにトイレのドアの上から袋が見える。
「すみません、ありがとうございます」
 真衣が受け取った袋を開いてみると中にはモスグリーンのカーディガンが入っていた。
「ごめんなさいね、おばさん臭い色で。横に巻いたらどうかしら」
「いえ、そんな、すみません! ありがとうございます!」
 真衣はカーディガンを腰に巻くと横で結んで右半分から前が隠れるようにして、ようやくトイレの個室を出た。
 そこに、40代半ばくらいの女性が立っている。
「本当にありがとうございます! 助かりました。あの、これ、いくらですか?」
 素早く手を洗い財布を開きながら尋ねると、女性は優しい笑みを返して真衣をトイレの外へと促した。
「いいのよ、いいのよ、本当に安物だし。それより早く待たせている彼に顔を見せてあげたら? 心配していたわよ」
「あ…でも、せめて…」
 フェイトを待たせている事も心配させていることも重々にわかっている。真衣はとりあえずお札を数枚に名刺を添えて女性に渡した。
「貰ってください!」
 半ば押しつけるように渡すと、女性は困惑げにそれでもそれらを受け取ってくれた。
「ありがとう」
「いえ、本当、それはこちらの台詞です。ありがとうございました!」
 そうして真衣はようやくトイレを出た。
「フェイトさん! ごめんなさい…私…」
 そうして。
 駆け寄った真衣を。
 フェイトが抱きしめた。
「!?」



「良かった…無事で…」



 真衣の顔を見て安堵して気が抜けて、駆けてくる彼女の元気な姿にホッとして、気づいたらフェイトは彼女を抱きしめていた。放っておけるわけがない。答えはとっくに出ていた事を自覚する。頼まれてやる、と。
「…すみません」
 耳元で彼女の声がして慌てて手を離す。
「何が、あった?」
 尋ねると、真衣は俯いて顔を赤らめた。
「?」
 首を傾げて彼女の顔をのぞき込む。彼女はしどろもどろとトイレの中での悪戦苦闘を話し始めた。


「…………」


 全身の力が抜けるのを感じたのと同時に、笑いがこみあげてくる。
「なんだ、そっか」
 襲われたのではなくてよかった。
「あ、あの…それで、スカートを買いたいんですけど…一緒に選んでくれませんか?」
 真衣が尋ねる。
 フェイトの答えは当然決まっているだろう。
「ああ。今度はファスナーの付いてないやつにしてくれよ」 





 ■大団円■
PCシチュエーションノベル(ツイン) -
斎藤晃 クリエイターズルームへ
東京怪談
2015年10月23日

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