▼作品詳細検索▼  →クリエイター検索


『第五話 命短し、恋せよ乙女。 』
御門 鈴音aa0175)&輝夜aa0175hero001

『御門 鈴音(aa0175)』は全力で路地をかけている。
パンを片手に大きなカバンを肩から掛け。通学路をひた走る。
時刻は八時四十分。HR開始が五十分。遅刻の危機であった。
「ああ、もう、輝夜ったら……」
 すべての元凶は『輝夜(aa0175hero001)』であった。
 彼女が鈴音のかけた目覚ましをいじり回し、アラームをきってしまってい、結果的に鈴音を睡魔から解き放つものはなくなっていた。
 例のごとくダブルワークで疲れ切っている鈴音はそれに気が付かず眠りこけ。
 今現在に至る。。
(帰ったら目覚まし時計を三つに増やそう)
 そう決意を固めつつ、パンをかじる。
 ちなみにこの、走りながらパンを食べるという行為。なかなかに体力を消費するが、度重なる激務で基礎体力が上がったのだろう。成長の証だった。
 そして鈴音学校目前、最後のチェックポイントT字路に差し掛かる。
 ここを曲がれば学校だ、この分ならまにあう、そう思った。 
 だが、そう油断した矢先。曲がり角の先に誰かが見えた。
(あ……) 
 そう思った瞬間にはもう遅い、それどころが急停止しようとして、体をつんのめらせたために。
 相手の腕。その肘を、鈴音は鳩尾に受けた。
 とてもいい一撃だった。角度は鋭角六十度。ごりっと内臓をこするような感覚が気持ち悪く、スッと体温が引いていくのがわかる。
 一瞬時が止まったような感覚だった。
 体全身に走る衝撃と、こみ上げる嘔吐感。
 鈴音はよろよろと排水溝まで歩み寄り。昨日の晩御飯を自然に返した。
 けろけろけろ。
(え、えええ?)
 頭が状況についていけない。
(ええ。私、吐いてるの? 朝から、公衆の面前で)
 鈴音は今、元気ならすぐに家にとって帰り、布団にくるまり、あああああと叫び声をあげたい衝動に駆られた。
 鈴音、これでも乙女である。
 休日は愚神と戦い、平日は学校に通う、普通の女の子である。
 これはたえられない、穴があったら入りたい。
「君、大丈夫」
 その時上から声が降ってきた、柔らかい声だった。けど、それが、それが今はつらい。
(や、やめて、今は声をかけないで)
 むしろそのまま何事もなかったかのように歩き去ってほしかった。
 そうすれば、誰も目撃者がおらず、人の記憶にも残らないのであればこんな失態、闇の中に葬って黒歴史ノートに永遠に封印されるだけなのに。
(お願い。もう行って。おねがい)
 そう鈴音は涙ながらに思った。
「ごめんね、僕のせいだ。救急車よぶ?」
(それだけは、本当に、本当にやめてください。これ以上、こんな私を誰かの記憶に残さないで)
 痛む腹をこすりながら、鈴音は声にならない叫びを胸に抱く。
 青ざめた顔で鈴音が上体を少しだけ起こす。すると。
 鈴音は息をのんだ。
 風になびく黒髪、筋の通った鼻に白い歯。困ったような表情には愛嬌があり。しかしそのまなざしは真剣で。本当に心配しているのだとわかった。
「これを使って」
 そう差し出された手にはハンカチ、綺麗な声。指は長く武骨で、思わず差し出した鈴音の手が触れ温もりが指先から伝わってくる。
 顔が熱くなるのがわかった、思わず涙も引っ込んだ。
「君名前は?」
「あの、りん……ね、です。御門 鈴音」
「そうか、御門さんだね、本当にごめん。遅刻しない? もしよければボクから先生に話をしたいと思うんだけど」
 鈴音はその時初めて彼の服装に目が言った、同じ高校の制服、そしてバッジやネクタイの色から判断すると一つ上の学年。
 その後、青くなったり赤くなったり忙しい鈴音の肩を引いて立たせ。その体を支える。
 先輩はそのまま高校まで連れて行ってくれた。
 その後先生に遅刻の理由を説明し、鈴音は保健室に連行。
 そしておとがめなしになり。
 最後に先輩は言った。
「今日は本当にごめん、じゃあこれで」
「……あの」
 鈴音はそう後ろ姿に声をかける。三階に上る階段の踊り場で彼は振り返った。
「……お名前は」
「あ、ごめん、失礼だったね。僕の名前は……

  *   *

「おい鈴音」
 輝夜は鈴音が帰ってくるなり、乱暴に声をかけた。
「かすてぃらがないぞ。三時のおやつが台無しじゃ」
「あ、ごめん輝夜、買ってきたから」
「ん? ああ、ありがとう?」
 なんだろう、普段こんな物言いをすれば、逆に文句の一つでも飛んできかねないのに。しかし鈴音はぼうっと輝夜の暴言を聞き流したのだ。
 様子がおかしいことに一発で気が付く輝夜である。
 侮るなかれ、もう鈴音と暮らしてなかなかの年月だ。それくらいわかる。
 また疲れているのかと心配する輝夜だったが。
 実のところ違う。
(先輩……かぁ)
 わすれられないのだ。ハンカチを差し出す先輩の姿、階段の手すりに手を置き穏やかに微笑む先輩の姿。
 それらがフラッシュバックし、授業中でも消えてくれなかった。
 ノートに落書きまでする始末。
(なんなんだろうこれ、私、先輩のことを考えると、ドキドキする……)
「鈴音、それはなんじゃ」
 輝夜がさっそくカステラを食べようと袋を漁ると、今朝倒したはずのじりじりが二つ出てきた。
「目覚まし時計よ……」
「ふむ、わらわ、うるさいからこやつのこと嫌いなのじゃが」
(また、あえないかなぁ)
 そう夜も更けていく。

   *   *

 次の日学校にて、鈴音が自分で作ったお弁当を、中庭の一角でもそもそ食べていると。
 後ろから声がした。あの透き通るような声だ。
「あ、御門さん」
「せせせせ、先輩」
「それ手作り? すごいね」
「調子はどう?」
「はい、あれから何ともないです、授業も無事に受けられました」
「よかった」
 そう鈴音はポケットに手を当てる。昨日受け取ったハンカチが入っていた。
 あれは一応洗ってはあるが、その乙女の口から垂れ流された、酸性のあれとか、あれとか、あれが付着しているので。洗ったとしても返すわけにはいかない。
 そう鈴音の女子力が警鐘を鳴らしている。
「……あの、えっと、このまえの。その、ハンカチ」
「ハンカチ?」
 鈴音が顔を赤らめて下を向いてしまうものだから、先輩はその顔を覗き込む。
(近い近い近い……)
「どうしたの、大丈夫?」
「あの、……この前のハンカチのお礼何かさせてください」
 鈴音は勇気を振り絞っていった。おそらく今世紀最大の。
「ハンカチ? いいよ別に、大したもんじゃない」
「……そんな、……助けてもらったのに何もできないなんて」
「うーん、そうだなぁ」
 先輩は少し悩んだ後、ポンっと手を叩いて鈴音に言った。
「ちょうど困っていたことがあって。
 こんな御願いをするのは少し図々しいと思うんだけど、プレゼントを買わないといけないんだ。
 それを選ぶのに意見を聞きたいんだけどどう?」
「いけんですか?」
「一緒にお店まで行ってほしいんだ」
「え? あ、はい、問題……ないです」
「ありがとう。じゃあ、今度の土曜日、場所はあとで連絡するから。連絡先交換しようか」
 その間わずか十分程度。
 鈴音は先輩の背が見えなくなるまで手を振り、そして全身の緊張を解いた。
 思わず、長いため息が漏れる。そして予鈴がなった。
 お弁当は手つかずのまま、鈴音は教室に戻ることにした。

   *   *

 そして家に帰るなり有頂天の鈴音。
「デートに誘われた……」
 うふふふと笑いながら、土曜日に何の服を着ていこうかな、なんてクローゼットをあけてみているが、楽しそうな鈴音に反して。輝夜の表情が暗い。
「ほう、こやつメスの顔をしておる」
 輝夜が何やら危険なことを言い始めた。
「その顔、わかる、わかるぞ、意中の雄を思い起こしているのであろう? みんなそのようなあほ面になるものじゃ」
 何の反論もない、普段の鈴音ならここで怒るはずだ。
「鈴音、きいておるのか?」
「うん、カステラは棚の右下にストックが」
「聞いとらんではないか!」
 カグヤはビシッとちょっと肩をどついてみる。
 何の反応もない。
 重症だ。頭を抱える。
「輝夜、明日は久ぶりに休みにしましょうね」
「なにかあるのかの?」
「ん? べつに……」
 そう言いつつも鈴音は布団を敷く。
 そして鈴音の頭の中は先輩のことでいっぱいだ。
(もし、私が普通の女子高生だったら。あんな先輩と付き合ったり、放課後デートしたりしてたのかな)
 その日の夢はとても甘い夢だった。
 
 時計を見ると約束の時間十分過ぎ。
 待ち合わせの公園まで走っていくと、遠くから鈴音をみつけて、彼は立ち上がった。
「遅くなってごめん」
 鈴音が肩で息をしながらそう謝ると彼は微笑む。
「全く、僕の彼女はのんびり屋さんだな。今日はどこに行く?」
 そう腕をからめて二人はゆったりと前に。
 
 じりりりりりり

 朝である。
 鈴音は多幸感に包まれながら目を覚ます。約束の時間の四時間前。
 準備をするには十分の時間である
「輝夜、何をしているの?」
 鈴音は眠気眼をこすりながらとなりの輝夜を見ると目覚まし時計の一つとケンカしていた。
「む、おはようじゃ、鈴音」 

   *   *

 鈴音は今日は駅前の広場に立っている、時計台の前、待ち合わせ十五分前。
 服装も一番自分に似合うと思われる物を身に着けてきた。少し地味めだが。逆にとても自然でいいだろう。
(先輩、ほめてくれるかな)
 それから五分後、先輩が到着する。
「あれ? 早いね、待たせちゃったかな」
「……いえ、あの、大丈夫です、待ってません」
「そう? でも早く来てもらってたのは事実だから、お礼の意味も込めて珈琲でもいっぱいおごろうかな」
 さあ、行こうか。そう扇動する先輩、その揺れる左手を鈴音は思わず目で追って、そして顔を真っ赤にして目をそらした。
 その後二人はプレゼントを買う前に。先輩が本屋によりたいといい漫画を買いに行ったり、お昼時だったこともありご飯を食べたり。
(ただ何も考えないで、こんな風に遊んだのっていつぶりだろう)
 鈴音は考えていた、先輩の話は楽しく、思わず鈴音は笑みをこぼす。
(こんな風に穏やかな時間っていつぶりだろう)
 鈴音はもはや日常の隣に、大剣の重さがあるのが、普通になっていた。
 それに疑問を感じることが、今の今までなかったくらいに、普通に。
(このままHOPEを辞めて普通の女の子に戻るのもいいかな)
 そう考えて自嘲気味に笑う。
「どうしたの? 苦い顔をして」
「いえ、私の……うーんなんて言ったらいいんでしょうか。親戚の女の子? を少し思い出して」
「面白い子なの? どんな子」
 そんな様子を輝夜は電柱の柱の陰から見守っていた。
「なんじゃ、何じゃあいつは」
 その指はみしみしとコンクリート柱を軋ませている。
「鈴音よ、お主にはその雄は早い、荷が重すぎるぞ」
 その時だった。
 輝夜は真剣な面持ちに代わり、顔を上げる。
 この感覚は。
「従魔? そして強い……」
 場の空気ががらりと変わる。
 そこに現れたのは、小型の龍のような姿の従魔。
 鈴音はあわててH.O.P.E.の端末を確認する、この近くにドロップゾーンが出現していた、そこから迷い出てきてしまったのだろう。
「……。従魔が何でこんなところに」
 先輩は鈴音をかばい、後ろに下がらせる。
「逃げて御門さん、僕が後ろを走るから」
「先輩」
 先輩は身を挺してかばってくれるつもりでいる。だが本来それは自分の役目だ。
 輝夜がいればの話だが。
「って、輝夜!」
 その時、従魔の前に躍り出たのは輝夜。いくら英雄でも共鳴状態でないと勝てない、それは理解しているはずだが。
「逃げろ鈴音!」
「あれ、さっき言ってた親戚の子?」
「はい、あの子は……」
 鈴音は先輩を見た。
 彼は今にも輝夜をかばいに飛びだしそうな勢いだ。
 しかし、本来それは鈴音がすべきこと。
「輝夜、私……」
 それが、なぜできないかというと。
 先輩の前で共鳴したくないからだ。
 正体がばれれば、嫌われてしまうんじゃないかと思った。しかし。
「鈴音! 何をやっておる、手伝え!」
 しかし。
「私最低だ、一瞬でも、人の命より、先輩に好かれることを優先した」
 一瞬の迷いで、戦局が手の施しようがないものに替わることを鈴音は知っていた。
 なのに、何をためらう必要があるのか。
 鈴音は守る、そう決意を胸に幻想蝶を握る。
「御門さん、君は」
「輝夜!」
「こい、鈴音!」
 二人は駆けよりそして光が包む。
 そこに立っていたのは、月光のごとき輝きを放つ、金色の髪の乙女。
 その手には大剣が握られている。
「H.O.P.E.のエージェントだったのか……」
 鈴音はその大剣を振るう、盾にし攻撃を弾き、その大質量を叩きつけるように振るう。
(私最低だ……)
 鈴音はその間罪悪感にさいなまれていた。
(もう少し遅ければ、先輩が輝夜に走り寄ってたかもしれない)
 従魔の拳は、鈴音を数メートル弾き飛ばし、咆哮を轟かせる。
 それに鈴音は素早く接近。
(そしたら、先輩を守れなかったかもしれない。私バカだ、取り返しのつかないことをするところだった)
――鈴音
 輝夜の声が脳裏に響く。
――人を愛するのはよい。じゃが優先順位ができてしまうのはお主の本意か?
「違う」
 そう鈴音は龍の拳をはじく、腹部ががら空きになった。そこに一気呵成に攻撃を叩き込む。
「こんなことがあっちゃいけない。私はだって、H.O.P.E.のエージェントなんだから」
 従魔はその身を半分にする斬撃を受け、爆発四散。
 あたりに霊力が感じられないことを確認してから、鈴音は共鳴を解いた。
 するすると、その金糸の髪が抜け落ちて。
 そして、本来の鈴音に戻っていく。
 その姿を先輩は黙って見つめていた。
「先輩」
「いつも、御門さんが守ってくれていたんだね」
 そう微笑み歩み寄る先輩
「私……」
「ありがとう、御門さん、すごくかっこよかったよ」
「私、H.O.P.E.の一員で、そしてこの力はみんなを守るために使わないといけないんです。だから……」
 先輩と付き合うことはできない、そう、告げようと、決意を固めた、その瞬間。
 甲高い声が、鈴音の背後から響いた。
「あー、ダーリンこんなとこにいて、あぶないんだぁ」
 え? そう鈴音が振り返るとその横を颯爽と黒髪ロングの小悪魔系女子が駆け抜けていった。
「ハニー!」
「え? ハニー」
 二人は公衆の面前で抱き合うと、べたべたとからみあいはじめた。
「大丈夫、怪我はない?」
「大丈夫だよ。ハニーこそ、このあたりにいたなら危ないよね。君に何かあったらと思うと卒倒しそうだよ」
「大丈夫だよ、わたし死ぬときはダーリンと一緒って決めてるから」
「うん、一緒のお墓に入ろうね」
「キャー、百回目のプロポーズ?」
「百一回目もあるよ?」
「あの……」
 そこで取り残されていた鈴音がやっと意識を取り戻し声をかけた。
「先輩、この方は」
「あの子は?」
 ハニーと呼ばれる女の人が、べたべたしながら言った。
「友達、君の誕生日プレゼントを選ぶ参考についてきてもらったんだ。ハニーは、彼女だよ」

チーン。

心なしか、鈴音から色が失われた。肩をどんより落とし、白目で佇む。
その隣に輝夜が歩み寄り、その腰をポンポンと叩いた。
「おっ……お主のような肉付きの良い雌が好きな雄もおるじゃろうて……」
「か、輝夜! 肉付きがいいってどういう意味よ」
「その怒りは八つ当たりと言う物じゃ!!」


   *   *


「ふふふ、リンドブルムまで倒すなんて、力を着々と取り戻しているのね」
 黄昏時、赤々と燃える太陽を背に、一人の少女がその光景をみつめていた。
 冷たさの宿る銀髪。豪奢な意匠が施されたゴシックロリータの衣装。
 どうやら昼の従魔は彼女の、いや彼女らの差し金だったのだろう。
「それにしても……」
 そう少女は鈴音にズームしその表情をみつめる。
「あれがあの女の主? ……純粋で綺麗な魂……すごくいいわ」
 欲しくなっちゃった、そう少女は笑みをこぼす。
「あたし綺麗な人間の魂が絶望に淀み、憎しみで黒く染まるの見るのだーい好きなの」
 赤身を帯びた空の反対側にに紫色に染まる夜が見える。
 今夜は新月、月の出ない夜を彼女は迎え。そして太陽を見送る。
 その闇の訪れとともに、夜に溶けるように少女は消えた。
 その声だけを残して
「折角生き返ったんだし、そろそろ人間達とゲームをして遊びましょうか。【死の舞踏〜Danse macabre〜】の開幕よ」


PS
 その夜鈴音は、今日のいろいろや自分の妄想を思い出して。
「うう、すごく恥ずかしい」
 そう、布団にくるまって悶えていた。
「そう言うこともあるもんじゃ」
 輝夜はそんな感じでテレビを見ながら適当な言葉を並べていた。



━ORDERMADECOM・EVENT・DATA━━━━━━━━━━━━━━━━━…・・

登┃場┃人┃物┃一┃覧┃
━┛━┛━┛━┛━┛━┛
『御門 鈴音 (aa0175) 』
『輝夜(aa0175hero001)』


ラ┃イ┃タ┃ー┃通┃信┃
━┛━┛━┛━┛━┛━┛
 大変お待たせしてしまってすみません。
 鳴海です。
 文量も少し多くなってしまったのですが、ご容赦いただければと思います。

 今回は、鈴音さんの乙女な部分をかきだそうと頑張ってみました。
 イメージとあっていたなら幸いです。
 そう言えば今まで輝夜さんの恋愛要素には触れたことがありましたが、鈴音さんはなかったのですよね。
 とても新鮮で、書いていて楽しかったです。
 
 そして、物語がいよいよ動き出した感じでしょうか。
 それとも、まだ描き足りない日常があるのでしょうか。
 いずれにせよ、お二人の物語を追わせていただければとてもうれしいです。

 次回は迷宮踏破の件ですね。お二人の活躍を描けること楽しみにしております。
 それでは、鳴海でした。ありがとう誤字あまします。
WTツインノベル この商品を注文する
鳴海 クリエイターズルームへ
リンクブレイブ
2016年04月21日

投票はログイン後にできます。

ログインはこちら












©Frontier Works Inc. All Rights Reserved.