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『【宿縁】八重の桜 』
日暮仙寿aa4519)&日暮仙寿aa4519
 天使――天界より攻め寄せし人類の敵。
 しかし、その中には人と、思わぬ友誼を結ぶ者もある。
“仙寿之介”を名乗る、白翼持つ天使もまたそのひとり。
 彼は今、心通わせた人の子であり、剣の弟子でもある少女の姿を求め、次元の狭間をさまよっていた。
 ――おまえはいったいどこにいる……?
 久遠ヶ原学園のある世界では、ついに長き戦いへ幕が下ろされ、天使は人と争う理由を失くしていた。これからは誰にはばかることなく、あの出づる日のような少女と共に優しい時間を歩むことができる。
 そう思っていた矢先――少女はその姿を消した。世界の内から忽然と。まさに、始めからそこにいなかったかのごとく。
 そもそも天使は次元を渡る侵略者である。ゆえに、仙寿之介は察していた。少女はなんらかの理由で他世界へのゲートを開き、くぐってしまったのだと。
 無限であるはずの次元を埋め尽くし、狭間と成り果てさせる平行世界。そのどこかに少女はいる。
 先の戦いで負った傷が、胸の内でじくりと疼いた。
 ――それでも俺は、1秒を那由多まで積み上げようとも探し続けるだけだ。

 そしてどれほど飛び続けたものか、仙寿之介が思い出せなくなったころ。
 ――このにおいは。
 鼻先をかすめた、かすかなにおい。
 彼は翼を畳み、眼下に広がる平行世界のひとつへ落ちていった。

 ゲートを突き抜けた仙寿之介を迎えたものは。
 やわらかな風に乗って舞い来た薄紅の花びら。
「桜、か」
 この世界には、彼がいた世界と同じ桜があるのだ。
 思わず手にとった花びらから甘い香りが漂い出す。そればかりか、研ぎ澄ました玉鋼のにおいも。
「あの娘はここにいる」


 革足袋をつけたつま先で地を掴んでたぐり、腰を据えたまま踏み込んだ日暮仙寿は、腰に佩いた守護刀「小烏丸」を抜き打った。
 舞い落ちる桜の花びらが、研ぎ上げられた刃に払われ、ふたつに割れるが。
「……」
 かぶりを振り、仙寿は刃を鞘へ収めた。
 花びらに刻まれた一閃の軌道は、ゆるやかな曲線を描いていた。
 すなわち。一度刃を抜いた手が迷い、遅れたがゆえに、剣閃が乱れたのだ。
 花びらの落ちる軌道を見極めてさえいれば、迷うことはなかった。迷ったことで抜き手が遅れさえしなければ、刃を途中で曲げることなく一文字に振り抜けた。
 結果を求める余り、慎重になり過ぎたか。
 思いかけて、仙寿はひとつ息をつく。
 いや。迷いも遅れも、焦りだな。

 ……あの日。
 彼は異世界から来たという少女と出逢い、ライヴスリンカーとなった。
『私、サムライになりたいんだ!』
 赤瞳を輝かせ、少女は侍への憧れを高く語り上げた。それにしてはなぜか、研鑽する技が忍のそれであるのはなぜなのだろうか……いや、ともあれ。
“刺客”として闇の内で剣を振るってきた仙寿は思ったのだ。
 ――こいつといっしょなら、俺は“刺客”なんかじゃない、“剣客”になれるんじゃないか?
 彼はずっと思い、願ってきた。誰に恥じることなく、思うまま剣を振るう“士”になりたい。
 しかし。少女と共に歩む中で思い知る。
 少女の思いの清廉さと、己の渇望の暗澹さを。
 忍と刺客。同じ闇底を這う者でありながら、夢という光を指して跳ぶ少女と、自らの剣を堂々と誇りたいがために闇を忌み、光に憧れた自分とでは、並び立ちようがない。
 そして。
 少女との共鳴体は、年齢を重ねた自分の姿。仙寿はそう思っていたのだが。少女が寂しげに語る記憶の内、その姿を持つ本当の誰かがいることを知った。
 ――あいつにとって、俺は結局「師匠」の替わりでしかないんだ。
 彼がその言葉を口にすることはない。
 言ってしまえばもう、自分は二度と少女に向き合えなくなる。いや、むしろ少女に見限られるだろう。
 ――俺は信じたんだ。俺とあいつの縁ってやつを。
 だから問いただす代わり、仙寿の形を変じさせるほどに少女が想うあの男を超えなければ、焦る。
「俺は小さいな」
 仙寿は胸を押し詰める暗い思いを振り払うかのように、刃で空を斬った。
 小烏丸。刃長は二尺一寸(約63センチ)、打刀としては小振りなこの剣は、少女が仙寿へ託したものだ。
『この刀は私のタマシイだから! いっしょにがんばっていこうね!』
 ずっと刃を振るってきたはずの仙寿の手に、この軽いはずの刃がたまらなく重いのは――
「この刃が、誰かを護るためのものだから……なのかもな」
 誰を護るものでもなく、命を奪うばかりの、手。握り込んでみたところで、空(から)は空。
 晴れぬ迷いを抱いたまま、仙寿が再び散り桜へ向かおうとしたそのとき。
「桜は桜でも、八重桜か。はからずも“蕾”に似合いの紋だな」
 ふと。背後から声をかけられた。
 八重桜とは、仙寿の持つ刀の刃紋「互の目乱」を指す。
 そして“蕾”とは、染井吉野が散り落ちた後にようやく花開く八重桜と、仙寿の未熟とを揶揄した呼び名なのだろう。
 仙寿は憤りに眉根をしかめながら、それでも抜き打ちの体勢で体を翻した。
 音の響きを考えれば、声の主との距離はおそらく3歩ばかり。どちらかが1歩踏み込めば、それは刃が届く間合となる。
 そうと知りながら相手は自分に声をかけてきた。しかも、まるで気配を感じさせることなく。
 手練れだ。今の仙寿とは比べようのない高みにある。悪意があるのか否かも知れぬが、格上の相手に先手を取られた以上、せめて後手を封じられる愚だけは避けなければならない。
 と。
「あんたは――」
 仙寿は目を奪われた。
 目の前に立つその男の姿は、彼と少女との共鳴体そのままで。
 それはつまり。
「――あいつの師匠、か?」
 仙寿に歳を重ねさせた姿を持つ男は、おもしろくなさげに鼻を鳴らし。
「あいつというのが俺の思い描くとおりの娘なら、そうなるのだろうがな。……おまえは何者だ?」
 問われた仙寿は深く息を吸い、吐き出した。
 刺客の影を見せるわけにはいかない。堂々と、誇りの丈を込めて応えなければ。
「流派を語ることは禁じられている。だから名乗りだけになるけどな……日暮仙寿だ」
「こちらも特に修めた流派はなく、人ではないゆえ名も持ってはおらんが、仙寿之介と名乗っている」
 応じながら、仙寿之介は思考を巡らせた。
 自らの若き時分の姿ばかりか、同じ「仙寿」の名までもを持つとは。
 少女がいかなる理由をもってこの世界へ落ちたものかは知れぬが、まさか“自分”と巡り遭っていようとは。
 ――これもまた、宿縁か。
 仙寿之介はあらためて仙寿と向き合った。
 強烈な自信を映して輝きながら、粘つく翳りに憑かれて沈む、目。
 ――青い。
 若さゆえの不安定。そう切り捨ててしまうことは容易いが、しかし。
 なぜかは知れぬが、仙寿之介はすでに確信していた。
 この“蕾”は、確かにあの娘と縁づいている。
 だとすれば。
 仙寿と少女の宿縁が、仙寿之介と少女の宿縁よりも太いものかを。
「刃に問おうか」
 腰に佩いた守護刀「小烏丸」の柄に手をかけ、腰を据えた。


 息を整えながら、仙寿は自らの心身に問うていた。
 鯉口を切る親指が震えていた。目の前に立つ仙寿之介の力が読めない。それは自分が彼のいる場所まで達していないからだ。
 そんな相手と、同じ小烏丸の冴えを比べ合う。恐ろしくないはずがない。
 しかしそれ以上に。
 この刃へ真っ向から問われる――奮い立たずにいられなかった。
 暗殺剣とは、闇の底より忍び寄り、斬られたことすら気づかせぬまま標的を骸へ変える技。標的に問わせることはなく、刺客が語ることもない。
 だがしかし。
 これは勝負だ。たとえ及ばずとも、正面に対して剣を交わす。刺客ではなく、剣客として!
 仙寿は武者震いを呼気で押し退け、強く言の葉を紡いだ。
「いざ尋常に、勝負!」
 これを受けた仙寿之介は胸中で苦笑した。
 尋常に勝負とは、どこまでも青臭い餓鬼だ。どうにも真っ当な使い手ではないのだろうに、「尋常」を唱えた瞬間、剣客の貌に成り仰せた。
 その変化をどこか心地よく感じながら、小烏丸を上段に構えた仙寿之介はただひと言。
「受けよう」

 仙寿は霞――右足を前に置き、上向けた刃を地面に対して平行になるよう寝かせ、顔の脇で構える剣の型――に構え、踏み込んだ。
 降り落ちた仙寿之介の刃が仙寿の刃を叩く。
 が。10センチの身長差がもたらすはずの衝撃が、伝わってこない――と、考える間も置かず、仙寿は踏み込んだ右足を蹴り返し、後ろへ跳んだ。
 一瞬前まで仙寿の胴があった空を、仙寿之介の刃がゆるやかに横切っていく。
 彼は仙寿の刃をかるく打ち、跳ねさせた刃を巡らせたのだ。
 先に構えたのは仙寿之介。仙寿はその上段構えを見て、対上段である霞構えをとったのだ。
 しかし、それを逆に利し、仙寿之介は仙寿の刃をまさに踏み台として使った。そればかりか、小振りとはいえそれなり以上の重さと長さを備えた刃の勢いを殺し、霞構えで視界を塞がれた仙寿の右へと振り込みさえもした。
 ――あれが柔の剣!
 あれだけゆるやかな剣閃を、まるで見切れなかった。かわせたのは闇へ潜むがゆえ視覚に頼れぬ暗殺剣、体へ染みついた影の技があってのこと。
 ――影はもう使わない! 俺は、あいつと並び立って恥じることのない剣客になる……!
 仙寿は宙にあった足が地を踏んだ瞬間、今度はその足を蹴り返して前へ。
 ――俺が“剣客”になりたかったのは、“刺客”の対極だからじゃなかったのか。
 結局のところ、自分は言いたくなかっただけなのだ。剣士に、武士になると。
 未だ闇底にある自分が、少女の目ざす先を共に見るなどと言えなかっただけ。
 ――俺は俺に問う。俺があいつと同じ一歩を踏み出せるのか。踏み出していいのか。
 機を読んだところで仙寿之介に隙はない。ならば格下らしく技の丈を、体が動くかぎり打ち続けるだけだ。
「!」
 仙寿は跳び込みながら、刃を下から振り上げる。
 仙寿之介はそれをななめに寝かせた刃に沿わせていなし、跳ね上げて、がら空きになった仙寿の胴へ返した刃を叩きつけた。
 まばゆい光の軌跡を描き、仙寿之介の一閃が仙寿を斬り払う……そう思われたが。
「む」
 跳ね上げたはずの仙寿の刃が、その斬撃を押し止めていた。
 ――なるほど。跳ねられた反動を利したか。
 先に仙寿之介が見せた「踏み台」の模倣だ。成功すれば敵の虚を突くことができる。そう、このように。
 仙寿が体ごと押しつけた刃の圧に、仙寿之介の体が崩れた。
 ――これは……そうか。時はかけられんな。
 胸の疼きに突き上げられ、口の端を歪めた仙寿之介へ、霞構えからの突きが降り来たる。
「意趣を返すのみならずか。存外に意気があるな、蕾」
 仙寿は応えない。否、応えることができない。息を止めたまま突き続けているからだ。
 ひとつふたつ三つ四つ五つ六つ七つ八つ……手首を返し、重心を預けた前足の置き位置を変えながら切っ先をはしらせ、突く。
 しかし。そのことごとくが、最小の足捌きで空振りさせられていく。
 仙寿之介が剣で弾いてくれれば、その反動に乗せて次手を打てる。だが仙寿之介はあえて受けず、仙寿の体力を消耗させているのだ。
 このままでは手が尽きる。
 胸奥よりせり上がる焦りが、仙寿の喉を焼き始めた、そのとき。
『仙寿様、全部見れないならひとつだけ見ればいいんだよ』
 そして。
「なに?」
 葉の厚み一枚分、仙寿の切っ先が仙寿之介へ迫った。
 もう一枚分。
 さらに一枚分。
 明らかに突きの迅さは損なわれつつあるのに、これは?
 うつむけられた仙寿の顔。その目が見ている先にあるもの、それは。
 ――俺の足か。
 真剣による立ち合いとは、ただ一度斬れば勝ち、ただ一度斬られれば負けるもの。その一度の機を得るため、剣士は敵のすべてに目を配って挙を読み合い、千の技を尽くすのだ。
 ――俺の挙を見ることを捨て、足運びを盗むとは。
 顔をひねって切っ先を避けた仙寿之介が、よろめくように後退した。

 仙寿は下がった仙寿之介の後を追う。
 ――今の俺じゃ、こいつに勝てない。わかってる。でも。
 仙寿は仙寿之介の足跡を踏み、思い描いた仙寿之介の剣筋をなぞって刃を繰り出した。
『追いつけなくても跡を辿ろう! 敵の足、目線、刃筋。あきらめたらそこで終わりなんだからね!』
 ――でも、それじゃいつまでも追いつけないだろ。
 聞こえるはずのない声へ、仙寿は胸の内で言い返した。
『追いつけるよ。仙寿様と私、ふたりなら』
「絶対に、だな」
 足捌きを辿ることで、仙寿之介の目線がなにを読んでいるかが知れる。仙寿之介の読みが知れれば、刃筋に含まれた狙いに気づく。
 かくして仙寿は、仙寿之介の眼前へとたどりついた。
「まずは見事。そう言っておこうか」
「ここまで来るために誇りを捨てた。ここから先へ行くために、俺は命を捨てる」
 仙寿は構えを取らぬまま、ただ仙寿之介へ斬りかかった。
 斬り下ろし、斬り払い、斬り上げ、突き込む。
 眼前まで間合を詰めたのは、仙寿之介にかわさせないため。
 ――たとえここで斬られようと、絶命するまでの一瞬に渾身を込め、相打つ覚悟か。
「だが。死を賭す者に、小烏丸を握る資格はない」
 仙寿の剛剣を鍔元で受け止め、押し返しながら仙寿之介が目をすがめた。
 意気は買う。しかしあの娘の、誰かを救う刃でありたいという願いを映した守護刀が、死にたがりに力を与えることはあるまい。
「小烏丸は俺の剣じゃない。あいつの剣だ」
 脂汗で汚れた仙寿の頬がふと緩み。
「いっしょにがんばろうって、あいつは言ったんだ。だから俺の命はあいつに預けた。あいつが俺を、あんたまで届けてくれた」
 語る仙寿の目の金色は今、澄み切っていた。
 ――結局、俺が迷うから剣は鈍る。俺が焦るから剣は遅れる。俺がすくむからあんたに届かない。俺が見上げるから、あいつがまぶしい。……全部、俺のせいだ。
 矜持を捨てて初めて知れた。たとえこの手が空だとしても、共に行くことを誓ってくれた少女の手が重なれば――思いを握り込んだ手を、この手で包み込めたなら、同じ思いを握り込めるのだと。
 今、少女と並び立つことができずとも、届かないなら追い続ければいい。
 俺は暮れの日だ。明ける日――あいつを追って、いつかあいつを負う。
 そのために、今は捨てる。欲も願いも志も。
 仙寿は打ちかかっていた手を止め、刃を鞘に収めた。
 もちろん退くためではない。今このとき、彼が繰り出せる最高の手を打つための、構え。
「俺はもうためらわない――推して参る」
「いいだろう」
 仙寿之介が小烏丸を正眼に構え、息を整えた。剣道においても基本となるこの構えは、攻防どちらへも、迅速に転じられる。
 果たして。
 仙寿が抜き打った。
 仙寿之介はこれを受けるべく、切っ先を前へ押し出した。抜き打ちが描くだろう軌道はすべて読み切った。仙寿の刃を受けて斬り返し、終わらせる。
「っ!?」
 仙寿の刃は、仙寿之介ならぬ地を叩いた。
「ためらわないって言ったろう?」
 大地に跳ね返された仙寿の刃が、返されることなくそのままに斬り上げられた。
 小烏丸は切っ先から刀身の半ばまでが諸刃。反りが逆になっているだけ扱いづらくはあるが、峰の側でも斬れる。
 ――剣術ならぬ邪道を使うことを、ためらわないか。
 仙寿の小烏丸を柄頭で打ち落とした仙寿之介は、口の端から血をこぼし、崩れ落ちた。


 仙寿が奥の手を使っても、仙寿之介には届かなかった。
 なのに今、仙寿之介は地に膝をついている。
「――あんた、手負いだったのか」
「気にするな。この傷を共連れてきたは俺の咎。おまえに責はない」
 仙寿の手を制し、仙寿之介はゆっくりと立ち上がった。
「最後の手、剣術ではなかったな。あれはなんだ?」
「“虚”。標的と相対することになったとき、隙をこじ開けて命を狩る暗殺剣の型だ」
 仙寿之介はすべてを悟った。この少年の翳りの正体を。剣士たることに囚われていた理由を。
「なぜ、その型を使った?」
「全部捨てた俺に残ったものが、あれだった。でも、いつかあんたを剣で――」
 仙寿之介の手が、再び仙寿を制し。
「清と濁は表裏。相反しながら支え合うもの。おまえの濁の強かさがあの娘の清の脆さを支えるならばそれでいい」
 小烏丸を鞘に収めた仙寿之介が踵を返す。
「おまえは未だ咲かぬ八重の桜だ。しかし、その固い蕾がほころぶとき、果たしてどのような色を見せるものか……見届けたくはある」
 あの娘と共に歩んでみろ。命を賭し、おまえがおまえであることを貫いて、な。
 背中越しに閃いた笑みが、散り桜の内にかき消えた。

 取り残された仙寿はふと腰を据え、小烏丸を抜き打った。
 斬り払われた花びらに刻まれた軌跡は真一文字。
 仙寿は虚空に目礼を残し、待ちわびているだろう少女の元へと踏み出した。


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登┃場┃人┃物┃一┃覧┃
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【日暮仙寿(aa4519) / 男性 / 16歳 / 明ける日は遠けれど】
【日暮仙寿之介 / 男性 / ?歳 / 天使】
ラ┃イ┃タ┃ー┃通┃信┃
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 天翼が八重桜へ託したは、染井吉野なりや、未だ見えぬ先なりや。其が知れるは、紅蕾開きし後のことなり。
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2017年06月05日

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