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『冬の花火、フクロウたちの止まり木 』
杷野 ゆかりja3378)&天上院 理人ja3053)&点喰 縁ja7176)&栗原 ひなこja3001


 フライト時間は1時間半ほど。
 テレビで見慣れた銀世界へ踏み出すと、冷たい空気がピリリと頬に当たる。

 北海道、函館市。2017年12月。
 クリスマスイベントが盛況の観光地へ、懐かしい顔ぶれが集うことになった。




 振り返れば真白の雪に彩られた函館山が、ドーム型クリスマスケーキよろしくそびえている。
(かつての要塞も、今はすっかり平和だねぇ……)
 点喰 縁は、視線を山から海、海から赤レンガ倉庫群へとゆっくり切り替える。
 港に浮かぶ巨大なツリーは、このシーズンのシンボルだ。
「こうしてのんびりできるの、久しぶりね」
「かたじけない」
 手を繋いでいた杷野 ゆかりが、ほんの少し背をかがめて縁の顔を覗き込む。
 一足先に久遠ヶ原学園を卒業した縁は文化財修復師として、関東を拠点とし国内各地を往復する日々を送っており、なかなか夫婦らしいことをしてやれないでいる。
 ゆかりの優しさに甘えてしまってばかり。申し訳なく思う一方で、今日は心ゆくまで……と、愛妻の手を握り返し――

「ゆかりさーん! 点喰くーん!!」

 懐かしくも明るい声が倉庫群の向こう・橋のたもとから響いて、やましいことなどあるはずないのに縁は反射的に手を離した。それにたいし、ゆかりが小さく笑う。
「ひなこさん!! 元気そうね」
「ええ、もっちろん!」
 トレードマークのポニーテールを揺らし、栗原 ひなこが駆けつけた。
 ひなことゆかり、女子2人は手と手を合わせてキャッキャとしている。
「相変わらずのようだな」
「おお。りっふぃー」
 観光客で賑わう中、頭一つ高い青年がゆったりとした足取りで一行へ声をかけてくる。
 天上院 理人の相変わらずの姿に、縁がゆるい笑みを浮かべた。
「息災かい、各々方」
「また集えて良かった。杷野の呼びかけに感謝しておこう」
 縁の問いへ、理人が口の端を上げる。
「久しぶりに理人君とひなこさんに会えて嬉しいわ!」
「卒業から3ヶ月くらいしか経ってないのに、もう懐かしいもんね」
「世界の移り変わりの早さときたら目まぐるしいにもほどがあらぁ。変わらないよう受け継いでいく身としちゃ、やりがいがあるけんど」
「点喰は変わりようがないからな」
「言うねぇ、りっふぃー」
「それより寒い、どこか暖まる場所へ入らないか」
 縁と兄弟のような掛け合いをしてから、理人は身震いをする。
 厚手のコートにふわふわの耳当てをしていても、冬の潮風は身を切るように冷たくて顔が痛い。
「夕飯までには時間があるし、坂の上で紅茶はどうかな!」
 ガイドブックで予習してきました。
 ひなこが、お茶とお菓子の美味しい店を紹介する。
「いいな。しかし僕は紅茶にはうるさいぞ?」
「もちろん、任せて!」




 赤レンガ倉庫群を背に、函館山へ向かって急な坂をのぼってゆく。
 その間にも和洋折衷の建物が目を楽しませた。
「明治大正時代の栄華の名残りってねぇ。ベースはルネッサンス様式だけんど、ほら、この意匠は和のテイストだ」
「えー。本日は点喰 縁先生と函館を訪れてまっす! 先生、『伝統的建造物』と『景観形成指定建築物』の違いってなんですか?」
「それはねぇ――……」
 歩きながら説明をする縁へ、ひなこがマイクを手にしたポーズで話にのっかる。
「ふふっ」
 たまらず、ゆかりが肩を揺らした。
「いつか、本当にこんな日が来るのかしら」
「来るよ、絶対!」
「点喰が『先生』?」
「そこじゃないし、笑うなし」

 瓦屋根の洋館。
 なんとも不思議な建物は、旧イギリス領事館。
「お手をどうぞ、お姫様」
 石段の先で、縁がゆかりへ手をのばす。
「ありがとう、王子様」
 照れ笑いをし、お姫様が王子様の手を乗って。
 青いドアをくぐると古き西洋の世界が待っている。
「あったまる〜。それに、とてもいい香り」
「お土産コーナーも、帰りにゆっくり見たいねぇ」
 普段は和細工を扱う縁にとって、洋物もそれはそれで興味深いらしい。
「うん……なんだか安心する場所だ」
 外套の下は西洋貴族然とした服装の理人にとって、たしかに居心地が良さそうだ。
「写真、撮っておきたいね」
 思い出はたくさん残すつもりではいるけれど。
 窓の外から見下ろす雪化粧の街も、白の輪郭に縁どられた海も。
 ドラマや映画のロケで見覚えがあるようで、実際に訪れなければ見ることのできない角度。
 そこに大切な仲間たちとの姿を刻んでおきたい。


 スコーン・サンドウィッチ・ケーキを乗せた金のスタンドがテーブル中央へ鎮座する。
「わぁああ、すごい、綺麗!」
「写真撮っても良いですか!?」
 ひなことゆかりが歓声を上げ、店員へ撮影の許可をとる。
「ふむ……良質のダージリンだな。これは楽しめそうだ」
 一方で、紅茶にうるさい理人もご満悦の模様。
「雪景色を見ながらってのも乙だねぇ」
 焼きたてのスコーンへジャムを乗せ、縁が目を細めた。
「『オウル』全員が集合できなかったのは残念だけど……こうして再会できて、本当に嬉しいの」
 アンティークのカップを両手で包み込み、ゆかりがゆっくりと話す。
 『オウル』、久遠ヶ原学園で大規模作戦を共に戦った部隊の仲間たち。
 今日は日程の調整がついたメンバー4人が集い、泊りがけの小旅行である。

「私はとりあえず大学を卒業するまではって思って残ったのだけど、みんなはどんな感じなの?」
 ゆかり以外は、卒業してしまった。
 外の世界で、それぞれどんな生活をしているのだろう。
 たった3ヵ月。されど3ヵ月。
「はいはーいっ! 新人レポーターしてまーっす! アナウンサーは、あたしにはちょっと堅苦しくって」
 学園生時代は放送部部長だったひなこ。
 フットワークの軽さを活かし、各地を飛び回っているのだという。
「まだまだ出番はそんなにないけど、いつかみんなの目にも止まるといいなっ」
「食レポなんかもあるのかい?」
「そこはそれ、得意な人がいるから」
「ここへ来るまでのひなこさんの案内、とっても楽しかったわ」
 今まで培ってきた経験を土台に、現場で鍛えられ磨きがかかったようだ。
「うん、たくさんのスタッフさんがいて、レポート先の人たちがいて……毎回、勉強になるし楽しませてもらってるの」
 ハンディカムを片手に、ひとりで走るのとは違う世界。
「理人君は、どうしてるの?」
「僕? 僕は色々やっている」
「色々、とは」 
 ひなこが問い、縁が深く切り込んだ。
「そのうちわかるさ」
 眼鏡のブリッジを押し上げて、理人は意味ありげに笑む。
 典型的高キャリアエリートの父をもつ理人。彼は裕福な暮らしの一方で『数字のみの評価で、個を見てもらえない』寂しさを抱えて成長した。
 そんな彼が久遠ヶ原学園へ編入したのは中学生の頃。
 高校、大学と成長期を過ごし、様々な視野を得た。
 それを活かし、目指して進むのは――……
「そういう点喰は、文化財修復師か。納まるところへ納まった、というべきか?」
「まあねぇ。自分自身の勉強もあるし、若手の修行先の仲介なんかもね」
「いっきに老け込んだな」
「あはは!」
 縁だって若いのに、『若手』とは。
 理人がストレートに感想を述べるものだから、ひなこが声に出して笑ってしまう。
「たしかに、今までにない落ち着きが出て来たかもっ。ね、縁先生!」
「ひなこお嬢、かんべんですよ……」




 お茶を楽しんだあとは、観光地区を散策しながらロープウェイへ。
 日没が早いため、日暮れタイミングの美しい景色を一足先に楽しめる。
 写真や映像では伝わらない『空気』の輝きを背景に、こちらでも写真を忘れずに。

「寒かった。死ぬかと思った」
「う〜〜〜っ。甘く見てた! スカートは無茶だったかなぁ……」
「山頂すごかったわね〜」
 歩いて暖まった体の熱を、一度にさらってゆく山頂の冷風。
 青ざめながらロープウェイを降りた理人が、再び震えている。
 ゆかりが、外套の上から彼の背をさすってやる。
 ひなこは、ゆかりの他方の腕にギュッと抱きついて暖をとる。
「キンキンに冷えた夜も格別って聞くけんど、それはポストカードに任せた方が良いねぇ」
 夜を迎えたなら、どれほどの冷え込みになっているだろう。
 想像し、一行はそれぞれに顔を逸らした。


 そこから徒歩10分程度で、再び赤レンガ倉庫群へ戻ってくる。
 クリスマスツリーは七色にライトアップされていて、帰りを歓迎してくれているように見えた。
「そんじゃ、あったまるもの食べようか」
「さんせ〜い!」
 倉庫の1つが、ビヤレストランになっている。
 賑やかな西欧の民族音楽がBGMとして流れていた。




 ホールの中央には、薪をくべられたレンガ造りの暖炉。
 その隣のテーブル席へ案内される。
「あったかい……」
「とける……」
 理人とひなこは、寒さと歩きの疲れがドッと出たようだ。
 レンガの壁にもたれかかり、くたりとする。
「あっ、メニュー凄い。お肉料理も海鮮もそろってるのね」
「この音楽を聞いてっと、ソーセージは必須だねぇ」
 縁とゆかりは、メニューを開いてあれこれ相談。
「炭火で……海老……これ、これ食べたいっ」
 冬季メニューの一つに、ひなこが目を輝かせる。
 どうやら、暖炉にくべているのは薪だけではないらしく、そこで火をつけた炭火で楽しめる料理もあるらしい。
「理人君は? 食べたいメニューはある?」
 ついつい、弟へ接するような態度になってしまう。ゆかりはメニューを開き、理人へ差し出す。
「そうだな……もう僕も20歳だ、限定ビールを飲ませてもらおう」
「りっふぃーが」
「20歳」
 縁とひなこ、ハッとして理人を見る。
「これはもう、飲ませなきゃ!」
 ゆかりが『他にはどう?』とドリンクメニューもザッと広げた。
「理人君……立派になっちゃって……」
「こうして一緒に飲めるようになるたぁ、感慨深ぇや……」
 縁は、戦いの場では理人と2人で壁役を担っていた。
 弟のようで、頼れる相棒でもあった。
 改めて、付き合いの長さを感じ入る。
「ふふ。懐かしいなぁ……。理人君が初めてあたしに話しかけてくれた人なんだよね」
 覚えてる?
 ひなこが問えば『当たり前だ』とツンとした声が返る。
「そっかー、理人君もお酒飲めるんだ? あたしだって、見えなくてもちゃんと大人だよー」
「わかってる。3人はどうするんだ?」
「俺は、りっふぃーと別の限定ビールにしようかね。辛口ってことは肉料理に合いそうだ」
「悩むな〜。桜のカクテルも美味しそう〜〜。ひなこさんは決まった?」
「うーん……あたしはお酒じゃないほうがイイかなぁ……」
 酒焼けするほど飲むつもりはなくても、喉を大事にしたい。
 ノンアルコールカクテルも可愛らしいメニューがあって、暖かいお茶の種類も豊富。
「ノンアルコールで、クリスマススペシャルにしようっと!」
 ビターなチョコレートベースで、バニラアイスのトッピング。なかなかの満足度だ。


「それでは、再会に……乾杯!!」




 海老の炭火焼き。
 ホタテのガーリックバター焼き。
 エゾシカ肉のステーキ。
 ソーセージの盛り合わせ。
 ロールケーキに見立てたお寿司は、サーモンとイクラ、ウニがトッピングされていて、好きな長さを箸でどうぞ。
「海老が跳ねる……っ、な、なんだか可哀想……でも良い匂い」
「ひなこ嬢、それが人間の業って奴でぇ……」
「エゾシカ肉って、噛みしめると味が深いのね。付け合わせのソースが良いのかしら」
「フン、まぁ悪くない」
 テーブルへ所狭しと運ばれてくる料理は、次々と胃袋におさめられていく。
「ふふー。ゆかりさんと点喰君とは、こうしてゆっくり出来るのは初めてかも。いつも戦闘で忙しかったもんね」
 戦いが不得手なひなこは、大規模作戦ではいっぱいいっぱい。
 今だから、振り返ることができる。今だから、あの時の思いを言葉にできる。
「ひなこさんは、私の憧れよ。その後がとても気になっていたから、今日はとても嬉しいの」
 ゆかりが、おっとりと応じる。
 卒業して離れ離れになっても、こうして集まって『今』を話すことができて。
 日常へ戻っても、見えないどこかで頑張っている仲間を感じることができる。
「嬉しいな。あたしはね、2人が結婚してからはどうしてたのか聞きたいな〜」
「まぁ」
「うぐっ」
 縁がビールを咽こんだ。
 ひなこが想像するような甘い日常は、残念ながら送っていない。
「お仕事へでかける縁さんは生き生きしていて、応援したくなるの」
「帰ればゆかりが待っていてくれるから、無茶な日帰り出張も気張れるってもんで」
「……末永く幸せに……」
 のろけを聞かされ、理人はグイッと残りのビールを飲みほした。
「っと、一気は危ねぇよ!? りっふぃー、ほら、水飲みな」
 縁が慌てて、傾いた彼の背を支える。
「少し酔ったか……? いやまさかこの僕に限ってそんな事ある筈がない」
「酔ってるよぉ〜」
 理人の酔う姿は、なんとも微笑ましい。
 ひなこは、ノンアルコールの紅茶カクテルを理人のために追加オーダーした。




 不意にBGMが変わり、店内の照明がブルーになる。
 薄暗い中、窓の向こうで輝いていたツリーの照明も消えていた。

 ――それではこれより、クリスマスツリー点灯のカウントダウンと花火を――
 アナウンスが流れ、客たちに期待の空気が広がった。
 3、2、1――!

 下から上へ、七色の輝きに彩られるツリー。
 それと共に花火が打ちあがる。
「外へ見に行こう! ね!!」 
 ひなこが立ち上がり、皆を促す。
 花火の期間は出入り自由らしく、店内スタッフが上着を用意し送り出してくれた。

 漆黒の夜空に数多の星々が輝く、そこへ鮮やかな花が咲く。
「……すごい」
 寒さを忘れ、酔いも覚め、理人は呆然と呟いた。
「これは写真に撮れないねー……」
 残念そうに、だけど嬉しそうに、ひなこも続く。
「とっても綺麗ね」
「……あぁ」
 理人とひなこには見えないよう、こっそり手を繋ぐのは縁とゆかり。
(戦いの中で出会った皆と、こうやって穏やかな思い出を重ねられる日が来るたぁねぇ……)
 花火の音、ひとつひとつが縁の胸へ重く響く。
 夢、迷い、憧れ、失敗、
 誰もが、それぞれに学園で経験してきたことだろう。
 それでも、今、こうして繋がりを持っている幸福を、強く強く噛みしめる。

「うん? サンタがあんなところに居るぞ」
 レンガの壁、屋根の下を指して理人が声をあげた。
「ほんとだ! あはっ、サンタさんもライトアップされてる……!」
「こいつぁ、目立ちたがりなサンタだなぁ」
「背景にして写真撮りましょう?」
 笑いながら、ゆかりがカメラを取り出す。
 美味しいものをたくさん食べて、楽しいお話をたくさんして。
 今が一番、楽しい。
 その瞬間を、一枚に。




「……栗原」
 花火タイムが終わり、レストランへ戻る途中。理人が、小声で呼び止めた。
「え、プレゼント!? わぁ、ありがとう」
「しぃ!」
 差し出された小箱に、ひなこが驚く。理人は慌てて人差し指を唇にあてた。
「杷野達にはくれぐれも内緒で頼むぞ」
「えー。どうして?」
「決して変な意味ではなく、日頃の感謝でだな……。あの2人の分は……買い忘れた」
「ふふ。嬉しいな。開けてもいい?」
 理人らしからぬ言い訳だ。ともあれ、自分だけに贈られたプレゼント。
 何が入っているのだろう。
「かわいいっ」
 薔薇柄の、蓋つきマグカップの中には紅茶とミニジャムが入っている。
「忙しい合間でも、リラックスできるだろう?」
 どうやら旧イギリス領事館で買ったようだ。
「君の快活さは人を笑顔にする。これからも……楽しみにしている」
「うん。あたし、がんばるねっ」
 『今』を知ったから、なおのこと贈りたいと思ったささやかなクリスマスプレゼント。
「おーい、2人ともどうしたんでぇ? デザート頼まないのかい?」
「食べる食べるっ、スペシャルパフェ頼むのーっ」
 先で、縁たちが振り返っている。
 ひなこはプレゼントをポーチに慌ててしまう。
 理人は、その後ろをゆっくりと歩いて行った。


 見たこと、話したこと、食べたこと。
 全てが今日の宝物。
 離れていても『オウル』の絆は変わらない。
 たっぷり羽を休めたら再会する日を約束して、それぞれの空へ飛び立とう。




【冬の花火、フクロウたちの止まり木 了】


━ORDERMADECOM・EVENT・DATA━━━━━━━━━━━━━━━━━…・・

登┃場┃人┃物┃一┃覧┃
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【ja3378 / 杷野 ゆかり / 女 / 外見年齢:22歳 / 久遠ヶ原学園大学部在籍 】
【ja7176 /  点喰 縁  / 男 / 外見年齢:20歳 / 文化財修復師 】
【ja3053 / 天上院 理人 / 男 / 外見年齢:20歳 / 久遠ヶ原学園卒業生 】
【ja3001 / 栗原 ひなこ / 女 / 外見年齢:17歳 / 新人レポーター 】

ラ┃イ┃タ┃ー┃通┃信┃
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ご依頼ありがとうございました。
そして大っっ変お待たせいたしました……!
お待ちくださり、本当にありがとうございました。
クリスマスシーズンの函館をご案内いたします。
12月生まれさんが3名いらっしゃることから、そこはかとなく皆さんのお誕生日前あたりの日程イメージです。
また、卒業/残留の兼ね合いや実年齢の差などから、人物一覧での表記は発注頂いた段階の『外見年齢』で統一させていただいています。
楽しんでいただけましたら幸いです!
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エリュシオン
2018年04月02日

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