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『刃に込める 』
日暮仙寿aa4519)&不知火あけびaa4519hero001)&獅堂 一刀斎aa5698)&比佐理aa5698hero001

「日暮殿に伏して乞う!」
 言葉どおり、獅堂 一刀斎は両膝をついて額を地へこすりつけた。
「乞い……ます」
 一刀斎の傍らにひかえていた比佐理もまた、契約主にならって膝を――
「だめだめ! 比佐理汚れちゃうから!」
 あわてて駆け込んだ不知火あけびが比佐理を抱えて立たせ、息をつく。
 麗しい少女の姿をした比佐理だが、その体は一刀斎が神木を削り出し、魂を注ぎ込んだ和人形のもの。あけびの手でも持ち上げられる程の重さしかないのだ。
「一刀斎も顔を上げてくれ。なにを乞われてるのかわからないのに、応とは言えないだろう?」
 日暮仙寿がかがみ込み、一刀斎を促す。
 最近H.O.P.E.へ登録したばかりの友人は勢いがよすぎるきらいがあって、こうして仙寿を戸惑わせることもあるのだが、自分の半分程度しか生きていないはずの若造に飾ることもごまかすこともなく乞える潔さは実に好ましい。
「力になってくれるのか!?」
 全力で頭を跳ね上げた一刀斎の額と鼻先には、濡れた土をべたりと貼りついている。
「打ち水をしたのが徒になったな……今、拭うものを用意させる。中に入ってくれ」
 ここは日暮邸の門前だ。いい歳をした男に土下座されていては目立ってかなわない。


「まずは一手、立ち合ってもらいたい」
 母屋へ案内しようとした仙寿を止めた一刀斎はそう切り出した。
「わかった」
 道場へは入らず、打ち込み稽古などを行うために土をならした庭へ向かう。
「ここなら得物の取り回しに困ることもないだろう」
「私たちがお相手仕りますよ!」
 共鳴し、あけびの師匠たる美丈夫の様を顕わした仙寿が、左に佩いた守護刀「小烏丸」の鯉口を切る。
「胸を貸してもらう――比佐理」
「はい……」
 比佐理と共鳴した一刀斎は、黒豹を映す強靱な体をぐうとかがめ、彼が“鋼糸”と呼ぶキリングワイヤーの先を地へと垂らした。
「参る!」
 人差し指、中指、薬指から伸べたワイヤーを投じる一刀斎。和の傀儡術に執着し続けた獅堂が忸怩を押して取り込んだ洋の業だ。
 一方の仙寿は、それぞれが独立し、しかし連動する3本のワイヤーに観の目を巡らせた。普通に対すれば、1本を避けたとしてもあとの2本に食らいつかれる。
『左』
 あけびの声が内で響く寸前、仙寿は踏み出している。当然だ。共鳴した今、ふたりの心はひとつなのだから。
 正眼に構えた刃を右手でひねりあげて左端から飛び込んできたワイヤーを払い、柄頭を左掌で突いて内のワイヤーを峰で弾いて道を押し開け、残る1本が届くより先に踏み込んで――一刀斎の眼前に至る。
 キリングワイヤーはその特性上、8メートル未満では使えない。間合を保つためにはそれだけ下がらなければならないのだが、経験で大きく劣るばかりでなく、迅きことに最大の重きを置く仙寿相手にそれをする時は与えられるはずもなかった。
 しかし。
 どうせかわせぬ、逃げられぬ。ならばかわさず、逃げぬだけだ!
 小烏丸が、一刀斎の肩口をしたたかに打ち据えた。鍔元を当ててもらったとはいえ肉は痺れ、骨がきしむ。
 その間も比佐理は無言を保っている。主は意を決っして激痛に耐え忍んでいるのだ。なにを言っても邪魔になるから。
 比佐理! その心、しかと受け取ったぞ! そして今、おまえが初めて俺に贈ってくれた牙を使わせてもらう!
 一刀斎の左手、その薬指にはめられた誓いの指輪――幻想蝶から引き抜かれたものはディバイド・ゼロ。ただしその剣身は漆黒に押し固められ、一刀斎の身の丈と同じほどの長刃を羽のごとくに舞わせてみせる。
「行くぞ、“斬零”!」
 果たして一刀斎は唱えた言葉を黒靄の軌跡で断ち割り、黒刃を仙寿へと斬り下ろした。
 思いの据わったいい太刀筋だ。
 仙寿は迫る刃を見上げ、ふと思い出した。あけびに追いつきたくて、あけびが語る師匠の影を払いたくて、闇雲にここで剣を振った夜のことを。
 そのはずが、当のあけびに導かれて、先達に支えられてここまで来た。今の俺があるのは、俺じゃない皆の尽力があってこそ。
 次は俺が導き、支える番だ。
 一刀斎渾身の袈裟斬りに切っ先を合わせていなし、彼の横合へ踏み出した仙寿は、斬零が地を叩くと同時、その首筋へ峰を打ち込んだ。


「どうしてシャドウルーカーの一刀斎が大剣を?」
 首筋に濡れたタオルを当てて座り込む一刀斎へ仙寿が問う。
 命をやりとりする戦場において、適性のない得物を振るうことは自殺行為だろうに。
「ああ、この斬零は――」

 男ふたりから離れ、あけびと比佐理は道場の濡れ縁に並んで腰を下ろしている。
「どうしてシャドウルーカーの一刀斎さんが大剣選んだのかな?」
 あけびの問いにかくり、比佐理は小首を傾げて。
「初めて……日暮様と戦をご一緒した後、一刀斎様が言われたのです……。『力が足りぬ』。それに……先だっての初戦でも、深手を負って……ずいぶんと悩んでおいででした……。『俺は未熟だ。俺の攻めは軽い』」
 淡々と声真似――もちろん、似ても似つかないわけだが――を含めて語り。
「ですので……少しでも強くて重いものを……と思い、仕立てました。少しでも……一刀斎様のお役に……立てないかと」
 ふむー、あけびは息をつく。シャドウルーカーらしからぬあの重刃は、比佐理の一刀斎への想いだったわけだ。
「比佐理ってほんとにいい子だね! ほめてつかわすー!」
 頭をあけびになでまわされる比佐理。どうしていいかわからぬ、しかし心地よさげな表情で、あけびの手に頭を委ねるのだった。

「――比佐理が俺に贈ってくれた。未熟に打ち震える俺のため、知識などありようもない武器の中から必死にこれを選び、霊力の限りを込めて漆黒に仕立て上げ……『一刀斎様ノ毛並ニヨク映エルト思ッタノデス』と」
「裏声はやめてくれ。似てないよりも怖い」
 言い置いて、仙寿は本題を切り出した。
「伏してまで乞いたかったことはなんだ?」
「何卒、剣の教えを乞いたい!」
 一刀斎は深く頭を下げ、もどかしく言葉を重ねる。
「俺は物心ついたころから人形作り一筋に生きてきた。正直なところ糸繰りも得意とは言えんし、剣など握ったこともない。しかし、比佐理が俺のために選び、贈ってくれたこの剣をなんとしてでも使いこなしたい。……比佐理の心に応え、その身を護りたいんだ」
「もちろん俺にできることはやらせてもらうけどな。しかし刀ならともかく、大剣となると門外もいいところだぞ」
 仙寿の言葉を手で遮り、一刀斎が頭を上げた。今度は泥汚れもなにもついていない、真剣なばかりの顔を仙寿へ向けた。
「日暮殿は剣士だ。生まれながらの才に驕ることなく自らを研ぎ続けるその様に、俺は深く感じ入った。俺を預けるに足る師は、日暮殿のほかにない」
 仙寿は思わず言葉を失う。
 道はちがえど一芸に半生を捧げてきた同士、通じ合うものがないはずはない。
 それに自分で思ったことだろう。次は俺が誰かのためになるんだと。
「基礎的な鍛錬に加えて間合の読みや足捌きなら俺にも教えられるだろう。ただ、剣技のほうは開眼してもらうしかないぞ」
「ありがたい! これより日暮流の門下として末席を汚させていただく! ……師匠とお呼びすればよろしいか?」
 仙寿はため息をついてかぶりを振り。
「それは絶対にやめてくれ」


「剣を振るにはまず、足腰を練る必要がある」
 仙寿は前に出した右脚を前に曲げた。すでに腰は落としているから、その分右脚は深く曲がることとなり、後ろに置いた左脚は伸びる。
「イメージとしては、そうだな。両脚で作った菱形を薄く潰す感じだ」
「うむ」
 仙寿にならって一刀斎が右脚を曲げたが。腰が据わっておらぬことに加えて、背が丸まっているため体軸が通らず、なんとも安定しない。
「猫背か……」
「豹背だ」
「そうだな」
「そうだ」
 なんとなく納得し合うふたりの男へ、比佐理と共に横で見ていたあけびがあきれた声を投げた。
「ふたりとも真剣さが足りてないよ。まじめに!」
 あわてて基礎鍛錬を再開したふたりに、今度は苦笑して。
「ふたりともまじめにやっててあれなんだよね。困るよね、いくつになっても男子なんだから」
 比佐理はかくりと無表情を傾げた。
「一刀斎様は……人形を作っていらっしゃるときは、ひたむきで……なにも、おっしゃいません……けれど」
 あけびは心中で納得する。少女の姿を持つ比佐理だが、その経験は未だ赤子レベルであり、人心の機微を読み取れるまでには育っていないのだ。だから、こんなに簡単なことに疑問を持ってしまう。
「ふたりだからだよ」
「ふたり……ですか?」
 うん。うなずいたあけびは、言葉を探りながら説く。
「自分に問い続けるっていう生きかたはもちろんあるけど、となりに誰かがいてくれるから――前に敵がいるから、私たちはなにかを交わせるんじゃないかなって思うんだ。それってライヴスリンカーがどうしてふたりなのかってことにも通じる気がする」
 具体的な説明とはけして言えない。しかし、あけびの言葉には実感の重みがあった。思えば一刀斎も、敵であるはずの愚神と友縁を結んでいる。
「私には……わかりません」
「すぐわかるようになるよ。うん、もうすぐ」
 気がつけば自分も、こうして後続を導く立場になっている。そして自分を追いかけていたはずの仙寿もまた。あけびは感慨を噛み締め、仙寿と一刀斎を見やった。
「よし、基本ができたらあとは実践だ。刃鞘だけつけて来い」
「おう!」
 ……もう実践に行っちゃうかー。っていうか、仙寿様ぜんぜん教えてなくない?
 仙寿にはまだまだ師としての経験が足りていないということなのだろうが、せっかく弟子ができたのだ。せいぜい経験を積んでもらうよりあるまい。

 そこからはもう、ひどいものだった。
「剣先の重心を意識しろ」
 大剣代わり、ウバメガシ――重さと硬さを備えた常緑樹。示現流の木刀に使われる。また、備長炭の原料として有名――の木刀を取った仙寿が一刀斎の振り込んだ斬零の先を打ち返し、一歩踏み込んで肩口を叩く。
「っ!」
 鈍く激しい痛みに耐えながら、一刀斎が鍔元を離れ行こうとしていた木刀へ押し当て、仙寿の体勢を崩しにかかった。
「腰が据わっていないから」
 仙寿は膂力では勝るはずの一刀斎を容易く押し返して木刀をひねり。
「こうなる」
 逆に体勢を崩させて地へと転がした。
「ここで足を払われれば頭から落とされていたところだ。豹の身体能力に頼るな。下体の支えに上体の軸を打ち込み、不動を為せ」
「承知!」
「押す中で引くことも忘れるな。実際の戦いではスキルを併用するだろう。突き込むと見せて縫い止め、下がると見せて分身――斬零の軽さを生かした搦め手があってこそ、続く一閃に重みを加えられるはずだ」
「心得た!」
「突っ込みすぎて刃の長さが生かせていない。刀であれば両断するため眼前まで踏み込む必要がある。でも大剣はむしろ斬るよりも叩くものだろう? だとしたら間合は自分が思うより一歩分開けろ」
「了解だ!」
 こうして一時間の内、幾度となく一刀斎は仙寿に打たれ、いなされ、転がされ、蹴りつけられた。
 ――意外に教えてはいるんだよね。ただ、前もっていろんなこと注意できるほど師匠レベル高くないから、その場その場になっちゃうだけで。
 などと批評するあけび。思えば彼女のお師匠様、最初から教えるのがうまかった気がする。いや、女子ということで、多大な手心を加えられていただけのことなのかもしれないが。実際、仙寿は酷い目に合わされたりしているわけだし。
「一刀斎様……」
 ふとつぶやく比佐理に、あけびが微笑ましく思っている場合ではなかったと表情を引き締めたとき。
「……うれしそう、です」
 自我の薄い比佐理だが、一刀斎を慕う心は確かなものだ。幾度となく倒れ、それでもなお立ち上がり、向かっていく様にあらためて好ましさを覚えている――のだが、どうにもそればかりではない気がして、あけびはつい訊いてしまった。
「えっと比佐理? それってどういう」
 と。一刀斎が倒れ、ちょっとしたぼろ雑巾さながらの有様を晒したところで、仙寿が静かに宣告した。
「学んだことは次までに復習しておくように。今日はここまで」
「……」
 言葉も絞り出せぬ一刀斎を比佐理に任せ、仙寿は庭を後にする。
「仙寿様! あのままにしといていいの?」
「男はしつこく気を回されるのがわずらわしいものだ。――それよりも俺の教えぶり、おまえの目から見てどうだった?」
「え? 今後に期待かなって思うけど」
 比佐理の言葉も気になりつつ、あけびは納得いかない顔の仙寿を追った。


 鍛錬の日々の合間、仙寿は集めた資料を元に考える。
「大剣の鍛錬は一にも二にも筋力と体力の増強にあるようだが、一刀斎の場合は必要ない。敵の横を抜けながら小手を斬るのは有効だと思うんだけどな」
「突きが使えるようになるともっと生かせるんだろうけどね。突きながら敵の脛に糸とか縫止打つのは?」
 あけびの提案に息をつき、かぶりを振って。
「元が糸使いのくせに前のめりだからな。突きに行くと多分、重心が保てなくなる。ましてや片手持ちとなるとな」
「そこは豹の身体能力、信じるところじゃない? もともと持ってる力は考えてあげるべきだよ」
「……そうだな。俺は技ばかりを見て、人を見てなかった。一刀斎は俺じゃない」
 人に教える経験を成長の糧とする仙寿。
 あけびはそれをまぶしげに見やり、笑んだ。

 一方の一刀斎は、比佐理と共に今日の気づきをおさらいしていた。
「比佐理、これは復習だ。全力でなければ意味がない。わかるな? 思いきり、打ち込んでくれ」
「はい……一刀斎様」
「だめだ! もっと日暮殿のように呼び捨てで、ゴミを見るようにだ!」
「うるさいです……一刀斎」
「その調子で俺を!」
 かくて比佐理の振るう木刀でぼこぼこに殴られ、倒れ臥した一刀斎は最後の力を振り絞って仰向き。
「そのまま俺を――卑小な中年の情けなさをののしりながら踏みにじるんだァ!」
「……こんな汚いものを踏んでしまったら……私の足が、汚れてしまいます」
 ちなみにこの展開、いつも一刀斎からお願いされていることなので、特に打ち合わせる必要もない比佐理であった。


「稽古も始まってないのにひどい有様だな」
 眉をしかめる仙寿に、一刀斎は晴れ上がって半ば塞がった目を向け快活に。
「いや、気にしないでくれ。復習に熱が入りすぎただけだ」
 それを見ていた比佐理もうなずき。
「昨晩は……もっと打ちのめしてくれ、もっと罵ってくれ、もっと踏みにじってくれと……一刀斎様が言われましたので」
「一刀斎、あんたまさか――」
「いやいやいやいや! 申し開きはまったくできんが比佐理! あれは俺とおまえだけの秘め事だ! 他人様に話してはいかんーッ!!」
「あー、まー、うん。一刀斎さんらしいですよね!」
 あわてふためく一刀斎にあけびがサムズアップ。
 仙寿はこめかみを押さえてかぶりを振り。
「なんでおまえはそんなに達観できるんだよ……」
「え? 友だち多いから?」
「入らないからな。俺は絶対、その輪には」

 さておき。
 いつものように対峙する仙寿と一刀斎。
 一刀斎は無闇に間合を詰めず、しかしいつでも跳び込めるよう踵を浮かせて仙寿の左へゆっくり回り込んでいく。
 刀は右構えと両手で持つことが基本となる。左に回ればそれだけ刃が到達するまでの時間を稼げることになり、先を取られても機先さえ読めれば対応の余地が生まれるのだ。
 敵の構えを見て動けるようになった。悪くない。
 仙寿は心中で薄笑み、「しぃっ!」、後ろにあった左脚を一刀斎の外膝へ蹴り込んだ。
 仙寿の予想外の攻めだったが、充分に間合を取っていた一刀斎は焦らずに下がり、備える。
 蹴り足を踏み下ろして軸足へ転じ、さらには左の霞構えに切り替えていた仙寿が、連続突きを繰り出した。手首の返しで繰り出す無数の一寸突き。
 一刀斎は斬零の腹を盾に自らを守るが、細い剣身の左右を越えて仙寿の木刀の先が肉を打つ。1、2、3、まだだ。真剣だったとしても、あとふたつは耐えられる。だから、4を数えたと同時に踏み出した。
 スキルを打つならここだ。しかし今は、その隙を剣で埋める。肩の力を抜き、5つめの突きを殺しながら――
「おおおおお!!」
 ――斬零を突き込んだ。もちろん、ただ突いたのではない。
「っ」
 木刀を引き戻してこれを受け止めた仙寿が打ち返したときにはもう、一刀斎の姿はそこになかった。
 そう。一刀斎は渾身の勢いに乗って駆け抜け、仙寿の間合を外したのだ。
「……シャドウルーカーとしても、一刀斎としても、やりかたのひとつが見えたな」
 仙寿は構えを解き、薄笑んだ。


「次からは一刀斎がどう戦いたいかに合わせた剣を学ぶ番だな」
「世話をかける。比佐理の助けを借りて、俺がどうあるべきかを考えてみる」
 仙寿へ一礼した一刀斎に、あけびがこほん。
「あんまり比佐理にその、いろいろがんばらせないでくださいね!」
「断る! 俺はどうにもならないほど俺なのでな!」
 さわやかに言い切った……。
「私は……一刀斎様の……お望みのままに」
「比佐理はいい子すぎる!」
 比佐理の頭を激しくなでまわすあけび。
 そんな様を見て、仙寿はひとつ息をついた。
 世界を救う剣ならず、ただひとりの共連れに応え、彼女を護る剣をこそ一刀斎は求めている。それは本当に潔く、尊いものだと思うのだ。
 俺は世界を救いたい。あけびがいつまでも笑って暮らせる場所を作りたい。――結局は一刀斎と同じだ。ただひとりの誰かのために、俺たちは剣を取るんだ。
 夏の日ざしが4人の有り様を鮮やかに浮き彫り、その一瞬を世界に焼きつけた。
 

━ORDERMADECOM・EVENT・DATA━━━━━━━━━━━━━━━━━…・・

登┃場┃人┃物┃一┃覧┃
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【日暮仙寿(aa4519) / 男性 / 16歳 / 守護者の光】
【獅堂 一刀斎(aa5698) / 男性 / 37歳 / 疾風迅雷の黒豹】
【不知火あけび(aa4519hero001) / 女性 / 18歳 / 誰かを救う刃であれ】
【比佐理(aa5698hero001) / 女性 / 12歳 / 無垢なる傀儡人形】
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2018年08月09日

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