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『信頼と金 』
火蛾魅 塵aa5095)&鬼子母 焔織aa2439)&人造天使壱拾壱号aa5095hero001)&エリズバーク・ウェンジェンスaa5611hero001)&犬尉 善戎狼aa5610
 
 また、戻ってきてしまった。
 そう焔織は泥み塗れながら感じていた。
 冷たく、臭い。泥の中。
 草の根をかき分けて進むドブネズミかヘビのような自分。
 一度救われたはずなのに、なぜ自分はここにいるのだろう。
 焔織は思案する。
 それは、人を信じたからだろうか。
「悪人がイレバ善人モいる。ソウ……教えてイタだいた、はず。なのに……」
 焔織は空を見上げる、月は見えない。星も雲に隠れて見えない。
 真っ暗な中、その施設の放つ灯りのみ頼りに進む。
「イエ、違イますね」
 焔織は首を振る。思い出すのは犬尉。そして塵、エリズバーク。
 奴らの表情が頭から離れない。 
「もう、戻らなイと誓ッタのに」
 焔織は泥を噛みしめて進む。見張りに感づかれないように風が吹くと同時に進み。風がやむと止まるを繰り返す。地面をはって下水道に通じたマンホールを目指した。
「もう、彼ラの力は必要ありません」
 あとは全部一人でやる。そう焔織は胸に誓ってその蓋を開いた。
 地獄の釜への入り口だ。
「それに、おそらク……」
 ここには自分一人で来なければならない、そんな気がしている。
「隊長、皆サン。さようなら」
 焔織は告げるとマンホールのふたを閉める。
 これ以上戦闘で被害者を出さないために。無益な殺生をさせないために。
 気の狂った殺人者どもは一切かかわらせない。
 目標だけを殺し、邪魔者だけを殺す。
 そう心に決めて焔織は、ここにいる。

   *   *

 その空の下男が佇んでいることは意外だった。
 雑草生い茂る土手で、川の向こうに町が見えるそんな世界のすみっこで、男は無気力にただただそこにいた。
 日の光が当たる場所は似合わない、塵は暗い路地裏で煙草の煙をくゆらせているのが似合う。だというのにその男は空を見上げてただボーっと。休日に疲れをにじませるサラリーマンのように無防備で。
 その背を眺めて犬尉はどうしても、思ってしまう。
 どうしてこうなった。
 どうしてそうなった。
 どうして戻れない。
 犬尉は塵の首元に刃を突きつける、その手は震えていた。
 塵の首筋に血が流れる、ナイフの上を滑る血がその磨かれた表面の上を滑っていく。
「焔織君を見たか?」
 塵は答えない。
「彼は出ていった。我々を置いてだ。もう組めない。そう言う事だろう」
 塵はそこでやっと目玉だけ回して犬尉を眺めた。
「お前が送ったんだ、彼を、死地に」
 焔織一人で何とかなるなら、最初から焔織一人でやっている。だからこそのチームだった。この前までうまくやれていた。
「お前の責任だ。お前たちの」
「あいつが我慢ならなかったのは人殺しで、御前もおんなじじゃねぇか」
 塵の言葉に犬尉は眉をひそめる。
「俺はお前たち殺戮者とは違う」
「おいおい、冗談抜かすなよ。俺らと同じ殺戮者で無けりゃどうやって俺の背後をとれんだよ」
 塵は無抵抗なのではない、知っていた。この状況で犬尉の手から逃れるのは不可能だと。 
 対策はばっちりとっていた。対策グッズは知り合いに開発を依頼したとも言っていた。
「なぁ、教えてくれよ。何故そこまで笑って人を殺せるのか、その訳を」
 そんな人間が自分と同じ人なのか知りたかった。
「誰彼構わず殺し尽くしてまで何をしたいのかを」
 犬尉の言葉に塵は質問で言葉を返した。
「お前は何で殺すんだよ」
「俺は娘のためだ」
「俺は……そうさな、来世の自分のためかねぇ」
 犬尉は首をひねった。
「なぁ、護るべきものがあるってどんな気持ちなんだ?」
 塵は首にナイフが食い込むのも構わずに首をひねって犬尉へ視線を向ける。
「娘がいるんだろ? 嫁は?」
 犬尉は視線を泳がせて答える。
「妻は娘を産んだ時に死んだよ」
「その娘に人肉食わせてんだろ? 十分化物じゃねぇか」
「『本当の怪物』にさせない為に裏技を使わず正規の手段で人肉を購入している」
「それをあの甘ちゃんクソ野郎に何で言ってやらねぇ」
 塵が焔織の事をさしてそう言った。
「言い訳はできない。俺の手が血で染まっていることは。明らかな事実だ」
「あいつにとっちゃ、経緯とかなるべく綺麗に心がけてるかとかが大事なんだよ。わかってねぇな」 
 そう嘲笑う塵を見て犬尉は動揺する。焔織に失望されたこと、塵と同類だと思われたこと、殺戮者にあった人間の側面、娘。社会から指を刺される娘。
 妻の死に顔。大切な命をうばって生まれた大切な命。
 様々な記憶と思いで、感情と願いが犬尉の中で湧き上がってくる。
「お前に、なにがわかる。あの子は、生きることすらままならない。自分が日に日に化け物になっていくその感覚は、俺が、医者があの子に隠しても筒抜けだ。夜中に泣いているんだぞ。そのくせ俺がいると知ると笑おうとする。たまらないさ。本当に……」
 矢継ぎ早に犬尉は告げる、娘の笑顔を思い出しながら。
「だったらよ、まっとうな仕事して娘を支えていけばいいじゃねぇか」
 支えるだけではだめなのだ、現状維持では何も解決しない、何より現状維持はもう不可能だ。
「症状を抑えるために治療が必要になる、故に莫大な金がかかる」
「そのための裏仕事か」
「ああ、だが焔織君に責められて痛感したよ。おれは……」
 本当の所は娘が助かるなら何でも良い、そうつぶやいたその一瞬だけ犬尉のナイフの震えが止まった。
「俺を殺すか?」
 塵が問いかける。すると犬尉は熱に浮かされたようにこういった。 
「必ず娘の害になるだろうお前に……」
 死をもたらす……べきか。
「もしくは、このナイフを引っ込めるに足る、理由を、何かを」
「この甘ちゃん野郎が」
 そう塵は悪態をついた。
「殺す目的なら、何でコロサネェか気になってはいたんだが。まだ身の振り方をきめられてねぇってこったな」 
 塵は頭をかくとナイフなど気にせず立ち上がって振り返る。
 だくだくと流れる血を親指で少しすくって舐めると、塵は告げる。
「だったらよ、失いかけてるやつに、失った奴からの忠告だ」
 そのまま塵は手を伸ばしてナイフを握る。
「お前、何を……」
 そのまま犬尉を引き寄せて、顔も寄せた。そしてねっとり絡みつくような声で囁く。
「もっと必死になれ、余裕なんてねぇ、余裕ぶってる暇はねぇ。さもなくば」
 そのまま塵は刃を奪い取って投げ捨てた。その手の平を血が流れ水滴となって落ちる。
「全部、うばわれっぞ」
 そしてポケットから犬尉に向けて手渡したのが小切手。
「この額……」
 犬尉は目を見開いた。
「これであんたを再度雇う、俺ちゃんの首を跳ねれる実力ならよそに出しとくことがこえー」
 それに、いい医者を知っているそう塵は告げると一枚の名刺を見せた。
「この金でこの医者にみせろ」
 告げると塵は歩みゆく、近くで寝そべっていたトオイを首根っこ捕まえ回収して。
「どこにいく?」
 犬尉の問いかけに塵はこう答えた。
「あの、甘ちゃんクソバカ野郎を助けに行く」

   *   *

 焔織は鎖で繋がれていた。
 手を釣り上げられ手錠と鎖でぐるぐる巻きに。
 足は爪先立ちでないと地面につかない状態で。足に力を入れていないと手が辛く、手に力を入れていないと足が辛い、そんな状態で二十四時間放置されていた。
 その体の上には無数の赤い痕がついている。全てが打撃痕だ。
 つまり焔織は負けたのだ。
 孫悟空、そう名乗る焔織の最大のライバルに。
「鈍リ。ましたか」
 焔織はそう項垂れる。
 彼は訓練所で接するよりも格段に強くなっていた。もう自分一人では太刀打ちできないほどに。
 焔織たちは子供のころから殺人技術を叩き込まれている。
 尼子と出会い……だが殺す事を迫られ。彷徨いし時に鉄扇公主に拾われ。
 血と汚物にまみれずっと生きてきた。それが普通だと思っていた。
 けれど普通じゃなかった。自分でも手をのばせば届く暖かな場所があると知った。
 だがその光に目がくらんで闇が見えなくなるのでは意味がない。
「鈍りマシタ」
 光は確かにある。その光を守るために自分は生きてきたはずなのに。
 闇をもって闇を制す必要があると思ったから自分はこうやって、この世界に戻ってきたはずなのに。
 その時部屋の扉が開いた。
 わずかな風と共に入室したのは軽装に棍棒を背にした男、そして仮面で素顔を隠す人物。それぞれ悟空を関する者、そして鉄扇公主の名を継ぐ者であった。
 本名は不詳、しかしそれでいいのかもしれない、この闇の世界では実力を示す通りなだけあればいい。
「紅孩児、こっちに戻れ」
 そんな二人のうち悟空は焔織に歩み寄るとその髪の毛を引いて自分の方を向かせた。そして噛みしめるように告げる。
「戻ル理由ガ一切ありまセン」
 そうニヤッと笑って見せる焔織。
「……今俺たちは暁掃討作戦を計画している」
 はじかれたように焔織は顔を上げた。
「彼らニ手を出セバ。あなた達ヲ。ブチコロス!」
 焔織の叫びが耳に痛いくらいに響く。室内に反響するほどに。
「だったらさ、お前もう俺らに逆らうのやめて、一緒になれよ」
「どうイウことですカ?」
「お前らも復讐のために戦ってんだろ?」
 焔織はその言葉に目を見開いた。
「誰かを殺したくて仕方ないんだろ? お前ら観てるとそう思うよ」
「それハ暁全体ノ事を言ってますか?」
 その言葉に悟空は頷いた。
「お前等見てると思うよ、暴れたいだけの隊長と、盲目に突き従う。違うのか? お前らもそんな人間の集まりだろ、俺たちと一緒だ」
 その言葉を受けて思わず焔織はこぼれる笑いを押さえられない。
「そんなワケがない。暁ハあなたの思ウ組織とは何もカモが違ウ」
 その言葉を受けて悟空と名乗る男は顔をしかめる。
「お前、本当に毒されちまったんだな」
 哀れな者を見るかのようにそう悟空は告げた。
「どちらガ、でしょうカ?」
 犬歯をむき出しに微笑む焔織とそれを眺める悟空。
「やっぱ弥勒に頼むしかねぇか」
 弥勒、その名を焔織は聞いたことが無かった。一体誰だ、その不吉な名前を持つ者は、そう焔織の額から汗が流れる。
 その時初めて焔織は背後に人の気配を感じた。
「いつの間に?」
「貪にして鶏に象徴される、ラグストーカーの大幹部。その力は乾き」
「な…………。ソンナ」
 焔織の瞳が?Kく染まっていく、それと同時に心がどうしようもなく乾く。
「人が行動を起こす理由は二つだ。苦痛を逃れるため。快楽を得るため。貪欲に何かを求める人間は片方に性質が絞られる、苦痛を逃れるためだ」
「お前の渇きはなんだ」
 悟空の言葉が身に染みわたっていく。
「光を信じる心か?」
 焔織の心を埋め尽くしていく。
「違うな、光にすがる心だ」
 焔織の唇が震えて紫色に染まっていく。
「あってほしいと願う心だ。だから囚われた。そちら側に」
 どーんと音がして焔織の世界すべてが溶け落ちた。あるのは自分のみ、大嫌いな自分のみ。
「それを守ってなんになる? お前が傷つくだけじゃねぇか、それが素晴らしってことも洗脳だぜ」
「違ウ、私ハ」
 乾いていく、心が。
 満たされていたはずの心の器。けれど今はそれが干からびて無理やり心の奥の願望を表面化させられる。
「言ってみろよ。お前の本当の願い」
「ワタシはもう、だれも、殺したくはない」
「じゃあ、そのために殺せ。暁連中を皆殺しにして、殺しを命じるすべてを殺せ」
「ソレニハアナタもフクマれる」
「それなら最後に俺を殺せ、全部殺して、殺す者のなくなった世界で、せいぜい一人で勝手に生きな」
 獣のような雄たけびが暗い暗い室内に木霊した。
 それは慟哭にも、怨嗟にも聞こえた。
 そして青年の理性が崩壊していく音でもあった。

  *   *

 兵士は怯えていた。その太ももの間に槍を抱え体育座りして壁の向こうの惨劇を、音と衝撃で察していた。
 彼は自分の所属している組織が何なのか知らない。
 物心ついた時から自分に与えられたのは簡素な寝床と食事だけ。 
 あとは毎日訓練と任務の日々だった。誰かの寝首をかくことが自分たちの存在着であり、殺しに対しては何の感慨も持っていなかった。
 あるとするならそれは、その任務で自分が生きるか死ぬかのどちらかにかけるばくちめいた想い。
 死ぬのは怖くない、はずだった。
 覚悟が決まっていたならば。自分の仕事の最中であるならば。
 だが、何だこれは。
 兵士は、自分のお尻あたりが温かくなるのを感じた。漏れ出す尿を止められない。だというのに全身の筋肉は強張っていた。
 直後。兵士のすぐ右側の扉が破壊される。衝撃波と共に粉じんが舞い。トマトがつぶれるような音がして壁に、床に何かが叩きつけられた。
 頬に粘液質な何かが付着する。それは返り血だ。
 匂いで解った、そして仲間がもう一人死んだことも。
「ウアアアアアアアア!」
 兵士は槍を持ち立ち上がるとその何者かも見えないうちに切りかかろうとした。しかし。兵士の動きが止まる。
「あらぁ、まだいらっしゃったのですね」
 そののんきで高い、この場に似つかわしくない声は兵士の耳に届かない。
 煙が薄くなり女性のシルエットが露わになる。
 その女性は兵士の頭をなでるように手を添えるとその首から頭を落した。
 心臓が脳を失ったことを理解できていないのか断面からだばだばと血を溢れさせて、エリズバークの足元を濡らす。
 やがて霧が晴れたのち、エリズバークが壁を蹴ると其れが倒壊、その衝撃を受けて建物の半分が一斉に崩れ去った。
 ここは敵組織の養育機関だったらしい。
 組織の末端、其れこそ捨て置いても問題なくはあったのだが、暇なので一仕事しようかとエリズバークはこの施設を襲撃しに来ていたのだ。
 とりあえずラグストーカーの組織を壊滅させれば金は入る。
「それに、御二方はどうやらおとななお話をしているご様子でしたしね」
 スカートから埃を払って崩れていない階段から二階に上がる。その窓の外、森の中に増援が見えたのでエリズバークは窓を開けた。
 今から空気を換気するとでも言いたげな軽やかな動きだった。そしてゴミを捨てるような動作で放った霊力の塊。それが。
「ぎゃああああああああああ」
「あああああああああ」
「やめてくれーーーーー」
 阿鼻叫喚と共に雑兵を平らげる。窓を閉めて振り返るとそこにある森はまるでもともと砂漠であったかのように白茶けた大地を見せていた。当然兵士たちはいない。
 一体何が起きたのかは本人にしか分からないだろう。
「弱すぎますわ。あの時の敵ではありませんね」
 二回事務室の扉をけ破ると、震える身なりのいい男性がすみっこでガタガタ震えているのをよそにエリズバークはPCに触れる。
 取り合えずデータを全て吸い出すか。そうUSBをさしこもうとした瞬間弾丸が打ちこまれた。ただしその弾丸は空中で停止することになったが。
「はぁ」
 ため息をついたと同時にその弾丸が男の眉間に反射される。
「暗部の奥深くに根を張るラグストーカーでしたら何か、何か存じ上げているかと思いましたのに」
 PCデータをざっと閲覧する限り、何もない。エリズバークの望む情報は何も。
 彼女の愛する人を殺した奴じゃない。
「まぁ、よろしいですわ」
 足を踏み鳴らすと床が円状に切り取られてそのまま下へ。壁をぶち抜いて外に出ると其れをきっかけに魔方陣が発動。空に光の柱が立ち上ってすべてを地理に変えた。
 こうして彼女は仇が見つかるまで目に映る全てを壊し続けるのだろう。
 例え愛する人を殺した者の顔を覚えていなくても、全てを壊してしまえばいつか復讐は果たされるのだから。
「こんなところにいたのか」
 そうエリズバークの背後から声をかけるのは犬尉。
「あら? もうお話はよろしいので?」
「んなもん、17時間前には終わってる、それより任務だ」
 告げると犬尉はその足元に転がっている男の腹を蹴った。焔織の潜り込んだ施設、犬尉ですら発見されず忍び込むのは不可能。であれば内部から招いてもらう必要があると、ひとり警備員をすっぱ抜いてきたのだ。
「あら、面倒なことを」
 全てを壊せばいいのにとばかりにエリズバークは告げると幻想蝶からテーブルとティーセットを取り出した。
「いつもあんた紅茶飲んでるな」
「それより、今日私の術を観ましたか?」
 鋭くエリズバークの視線がとがる。  
 いつもお茶を飲んで手を抜いているのは。極力自分の本気を見せずに片付けるためだ。
 1人も残さず殺すようにはしているが、情報はどこから漏れるか分からない、
 エリズバークの手管は無数に存在するが、そのどれもが一級品、対策もできるだけとられたくない。もっというなら自分の限界を敵に見定められるのは致命的だ。
 だから、秘術を知られたなら仲間と言えども。
「見てない、みない、それは最初の契約通りだ」
「そうですか、まぁストレス発散程度には蹴散らしますけどねぇ」
 そう紅茶を一口すする魔女は午後の光が似合うほど穏やかに笑って見せる。



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登┃場┃人┃物┃一┃覧┃
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『火蛾魅 塵(aa5095@WTZERO)』
『エリズバーク・ウェンジェンス(aa5611hero001@WTZEROHERO)』
『鬼子母 焔織(aa2439@WTZERO)』
『人造天使壱拾壱号(aa5095hero001@WTZEROHERO)』
『犬尉 善戎狼(aa5610@WTZERO)』
『弥勒菩薩(NPC)』

ラ┃イ┃タ┃ー┃通┃信┃
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皆さんこんにちは、鳴海でございます。
この度はOMCご注文ありがとうございます。
今回は御話の間を埋める回かなと思いましたので、キャラクターをはっきり描けるように頑張ってみました。
気に入っていただけると幸いです。
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2018年11月29日

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