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『交差点で巡り逢う 』
ミアka7035)&ka7179)&蜜鈴=カメーリア・ルージュka4009)&白藤ka3768

 尻尾がだらりと垂れて微妙に揺れ動く。何とは無しに空を見上げれば夕暮れは夜に塗り替えられつつあった。今はミア(ka7035)にどこかへ寄る気力はなく、家路を辿るのみだ。何せ朝も早い内からサーカス団の練習が行なわれ、先程解散したばかり。近々公演を控えているのでますます身が入るというものだ……が、我らが団長、白亜(kz0237)の眼差しが一拍目を閉じたら甦る。
(いつもは超がつくほど優しくて甘やかしてくれるのに、サーカスのことになると頑として譲らないところがあるんニャスよなぁ)
 団長という立場は勿論のこと、それを抜きにしても物事に一切妥協しない実直な性格も多分に影響していそうだ。練習でも最高のパフォーマンスを求めるのは信頼の証拠。君ならもっと出来るだろうと言葉にせずとも視線がそう語りかける。だからミアも断じて嫌っていないが兎に角厳しいのだ。心地良い疲労にふわっと欠伸を一つ零して白亜のことを考えていると、思考は縁の深い相手に結びつく。
(……意外と亭主関白なところがあったりして? あ、だから、しーちゃんいつもダディに言い負かされてるんニャスな)
 思って、姉猫である白藤(ka3768)の反応を想像してみる。仄かに頬を染め、動揺に声を上擦らせつつ否定する姿が浮かび、ミアは緩みそうになる唇をむずむずと閉じて誤魔化す。そういう自身も彼には逆立ちしても敵いそうにない。猫は猛獣使いには抗えないもの――というのは冗談として、我儘を言って貰えるようにはなりたい。しかし弟の黒亜(kz0238)なら話は別だ。彼相手に自分のペースへ持ち込むスキルは一番と自負している。そんなことを考えていると一人得意げになり背筋が伸びた。
 黒亜のことが好きだ。けれど、好きより大好きという表現の方がきっと相応しい。天の邪鬼で毒舌で外見に反して近寄り難い。しかしそれが全てではないとミアは知っている。素っ気ない言葉の奥に想いがあることも。だけど――。
 ショーウィンドウに飾られたウェディングドレスが目に入り、街中に溢れるバレンタインともホワイトデーとも違った空気に今更ながら気付いた。ジューンブライド。幸せの絶頂にいる恋人が同じ道を歩いていく為に誓いを立てる、とても温かい式だ。足を止めふと思う。大好きの次は……何だろう。――“愛してる”?
 黒亜の顔が浮かんだ。確かに彼は友達以上の特別な存在ではある。けれど彼に抱くこの様々な感情を一つの言葉にするのなら、それは恋慕というよりも慈愛に近いものだ。歳も年月も無関係に生きることへの不器用さも全て引っ括めて受け入れたい。成長は必要かもしれない、しかし変わってしまうことはないと側にいて伝えたいのだ。だって、ミアも心から楽しいと思っている。ただこのドレスを着て黒亜の隣に立つ自分の姿は想像出来なかった。
(――ミアの“特別”な人はもう一人いるニャス)
 それはエヴァルド・ブラマンデ(kz0076)だ。ヴァリオス商工会・青年会を束ねる傍らで、評議会員の顔も持つ彼はいつも忙しく、少しでも手助け出来ればと思い、門外漢ながら書類整理や荷物運びなどの雑務に協力している。最近は行けていないが入り浸りに近い状態になる時期もあった。発端は善意からだったのかもしれない。そう思えば納得するし、一度疑問を呈せばもしかして最初から心を惹かれる何かがあったのかも――とも思える。事務的に引かれる線と、心情を吐露してくれる喜びの二つに振り回されているように。
(ニャんか、放っておけないんニャスよなぁ)
 湧きあがる感情が幸せなものだけじゃないと知っていても。
(何度も言葉を交わしているけど、心は交わせているのかニャ……)
 胸に手を当て目を閉じる。ご褒美と言い訳せずに彼に触れたいし、壁の向こうに見える彼の心をもっと知りたいとも思う。もしこの想いに名前をつけるのならそれは――。
 答えを見つけられずに目を開けると視界の端を何かが掠めていき、彼とは違う、けれど大事な存在と視線が重なった。

 ◆◇◆

(雨露の奏でる音も良いが、晴れた空の見せる輝きも良いのう)
 しんと静まり返った空間に落ちる雨音は天然の楽器であり曲でもある。だが自身の瞳が空を映したようと表現されるからだろうか、白い雲が流れゆく一面のそれも別の趣があって綺麗だと蜜鈴=カメーリア・ルージュ(ka4009)は思う。今が梅雨時で晴れ間が珍しいのもあったが。
 買い出しを終え歩く街並みは小雨を厭う人々も足を運んできたようで一際華やいで見える。寄り添う男女が互いに顔を見合わせて笑みを交わす様子が目立つのは、リアルブルーが由来という伝承の影響が大きいか。
 誰かと永遠に側に在ると誓い合う行為は己には無縁となったものだが。だからとてそれを僻み、蔑むような考えは微塵もない。――羽休めであらねばならぬ。そう決めたのは他ならぬ自分自身なのだ。長命であればこそ喪失を経験しているからこそ。他者の幸せを祝う様に鼻歌を口遊みながら歩を進める。いつ何処で覚えたのだったか、はたまた違うのかもしれない。元を辿ろうとすればそれは混迷を極めて、笑めば歌声は少し高くなった。
 中には練度を必要とするものもあるが、適性があればすぐ身につくように多くのスキルが体系化されている。そしてそれは自らに力を与える精霊に対して理解を深め、術の“意味”を識ることが出来たなら、大本となる要素から逸脱しない範囲で変化を与えることは容易い。
 自らを中心とした一定の空間に舞い落ちるそれは雪ではなく、色とりどりの花弁に変えてある。香花幻舞と名付けた通り、無い筈の香りさえ感じる程本物と遜色ない。とはいえ幻に変わりはなく、人でも物でも何かに触れた時点で砂のようにさらさらと溶けていき何も残らないが。それでも突如起きた不思議な現象に人は一様に空を見上げ、子供等は掴もうと繰り返し飛び跳ねていた。驚きの声をあげて、恋人か夫の肩を叩く女性の横を通り過ぎる。皆が気を取られている中で何事もないかのように歩く蜜鈴の存在は異質だったが、それに気付く者は誰もいない。
 風に乗って降り注ぎ、手のひらに触れれば空へと溶けていく。息継ぎの間に息を吐き出すと蝋燭の火を吹き消すように消えた。ほんの一瞬の出来事を見ながら想うのは辺境で眠り続けている友人――バタルトゥ・オイマト(kz0023)のこと。
(目覚めて全てが良い方向へ解決して居ったとしても、あ奴は後悔するのじゃろうな……)
 若い身で部族を取り纏め、彼らの為ならばプライドも己の身さえも犠牲にすることを厭わない。彼のその性格は責任を負って変質したというより生来のものだろうが。つくづく損な役回りで、さりとて同族のみならず一時の交わりに過ぎないハンターを惹きつける魅力がある。
 風が吹く度に想う……笑うのが苦手なあの人の細やかな微笑みを、戦場を駆ける勇ましい姿を。何より不器用なあの優しさを……。風は蜜鈴の頬を撫でて過ぎ去っていく。月は毎夜天へ昇り、色がない筈のそれを淡い光で照らし続ける。
「此れが愛や恋で在れば……扱いも楽であったのじゃがのう」
 囁くように零し苦笑する。複雑怪奇な人間の感情と比べ、それを他人に伝える手段は僅かばかりだ。眠り姫の目覚めを促すのは王子様の口付けか、はたまた――。
 ふと見知った顔を見かけ、蜜鈴は歌とスキルを止める。そしてそのまままっすぐ、彼女らが集まる方へ向かった。

 ◆◇◆

 街中を歩く灯(ka7179)の深い空色の瞳にドレスが映る。今日は休みだったのだが昨日ピアノの調律に時間がかかった為か昼過ぎまで寝入ってしまった。古く思い入れのある品を大事にしているのは喜ばしいことで、それを次の世代へ受け渡す手伝いが出来たことも嬉しい。ウェディングドレスを見るとふと依頼人一家を思い出した。
(この世界にもジューンブライドがあるのね)
 去年はそうと知る機会がなかった。それとも無意識に目を逸らしていたのかもと、少しだけ自分を疑う気持ちもある。
 ――結婚もドレスも、自分とは縁のないものだと思っていた。
 灯はリアルブルー出身で、両親ともに政治家という厳格な一家に生を受けた。今になって振り返ってみても、彼らと仲睦まじく話した記憶は殆どない。けれど年の離れた兄と姉が親代わりになり愛してくれていた。だから今は辛うじて幸せだったといえる。あの両親も相手を好きになって結ばれたのだろうか。全く想像がつかない。
(恋も、愛も。まだ私には、よくわからないけれど。他の人とは“違う”感覚を、彼にだけは抱いてしまうのはなぜ?)
 よく見えないからもっと知りたい。一つを知っても全体像が掴みきれずのめり込んでいく。あるいは大口を開けた蛇の中に入るような感覚。彼――桜久世 琉架(kz0265)の渾名が指し示すが如く。どう表現するにしろ灯自身が望んでしている行為だ。ただもしこの想いが恋愛感情だと断言出来たなら、きっともっと奥深くに踏み入れる。彼は何か問えば必ず言葉を返してくれる。バレンタインの贈り物にもお返しが届いた。こちらから行くことの方が多いけれど、彼から歩み寄ってくれるときもある。琉架は琉架で、灯は灯で。全く違う存在だから分かりたいと願う。――我儘かもしれないと思いつつも。
 贈り物をした後、琉架と少し話をした。彼と自分の“天秤”は今どんな風になっているのだろう。零れそうになる感情の答えをいつか見つけられるのだろうか。
 ディスプレイを通り過ぎ、ふと思い立って灯は花屋の方向を目指す。然程離れていない所にあるその店先にはこの時期を彩る花々がずらりと並んでいた。雨は大量に降らなければ草花にとって天の恵み以外の何物でもない。勿論どの季節でも美しく咲き誇っているけれど、一際綺麗に見えた。膝に手を添えて前屈みになり、もう片方の手で頬に触れる髪を掬いあげる。
(大切な人たちに花を贈りたい。それを人は何と呼ぶのかしら)
 一つずつ見ていると彼女らの顔が思い浮かんだ。髪や瞳の色、よく着ている衣服。視覚で知る色だけでなく、灯の中にあるイメージと花のフォルムが重なる。ミアと白藤、二人とは温泉に行き揃いのピンを買った。密鈴ともう一人の友人と、五人で遊んで語った一日は本当に幸せな思い出だ。
 ――色とりどりの花束を買おう。みんなに、たくさんの“愛”を贈りたい。無為に零れてしまうなら、形にして伝えたいと思う。
 思い出を辿りながら手に取って腕の中へと抱え込む。色も種類も違うのに不思議と調和して見えて、小さな唇がくすり微笑を刻んだ。その中からあの人にと選んだのはストロベリーキャンドルだ。
(あなたが私の胸の中にあかりを灯した。……あなたの心に灯る色は、何色なんだろう)
 それを知ることが出来たらなんて思う。茎が傷付かないよう慎重に摘み、花の輪の中へ加えた。
 会計を済ませ花束を手に店を出ると、花びらが降ってきて驚きながら道を引き返す。会いたいけれどさすがにそれは高望みというものだろう。そんなことを考えていたらまさに思い描いていた一人が顔を綻ばせ交差点の対岸に渡るのが見えた。心臓が跳ね上がって知らず歩調が早まる。

 ◆◇◆

 懐をまさぐって出てきたよれよれの箱を振れども、軽い音一つ聞こえない。
(……煙草切れてもうたな)
 落胆のあまり盛大な溜め息が溢れ落ち、白藤はこういう時に限ってすぐ見つかる屑入れに空箱を投げ入れた。普段ならそんなことせぇへんのに、なんて思いながら振り返るのはここ最近の天に見放されたかのようなツイてなさ。
 まず第一に大嫌いな雨が多い時期であること。そのせいで生まれてこの方の付き合いの癖毛は言うことを聞かず、湿度が高く蒸すような暑さが続いている為早くも夏バテの兆候がある。ハンターは体が資本といえど体質はどうにもならない。更には本人は隠しているつもりかもしれないが、周りに漂うマリッジだの何だのと浮かれたあの雰囲気。六月だから仕方ないのかもしれないが正直勘弁してほしい、と背筋を丸めて煙草を買い求める為に歩く。今は晴れているのが救いだ。
(“LH044救助作戦”に参加せんかったら、いつかなんて……思えてたやろか)
 思い返すのはリアルブルーで軍人として生活していた過去。戦艦ごと飲み込まれた大転移に、失踪した恋人の捜索と発見、そして離別。手は首から鎖骨にかけてを辿る。時に絡みつくような視線を受ける格好をしていてもマフラーを外すことはない。肌身離さず持つ為には。奥にある固い感触を指でなぞれば、どうしても諦めたくないという思いが募る。今迄の出来事が頭に過り下唇を噛んだ。
(他所の女孕ませた男なんか……)
 軍属時代から現在に至り、そして今後も続いていく大切な親友の弟の話だ、少しは気が咎める。しかしながら一度冷めた熱情は完全に消え失せ、有り得たかもしれない未来の像を描くことさえ出来ず。ただ同じ姓を名乗ったら絆は目に見える形に変わる。もし姉妹になれていたら今以上に温もりに甘えることが出来ただろうか。息を吐いて、視線は思わず足元に落ちる。
「悪い事ばっかでもないんやけど、なぁ……」
 常に死と隣合わせで、歪虚を斃すことだけが食い扶持の頃。泥臭く無茶無謀としか表現しようのない戦いへと興じていたのは、心の奥底であわよくば戦死をと思っていたゆえかもしれない。それに比べて転移した今は……と考えてみて真っ先に浮かぶのは親友たちや瑠璃色の瞳を持つ想い人だ。本人と話している時は何も思わないのに、胸中で密かに名前をなぞるのもむず痒い、なんて初恋を知った少女でもあるまいし。しかしいつしか死への自覚なき希求は消え、彼女らと共に生きたい……隣に居たいと、そう思うようになった。死線を潜り抜け、日常に戻れば馬鹿なことをやって心から笑って、そんな日々が続けばいいと願わずにはいられない。いつしか視線は上向き、夜の帳が降りようとしているのが見えた。花の雪が降って消える。
「欲張りやな、うちも」
 そう零しつつも一人では沈むばかりの気分が浮上したのが判る。そして正面へ向き直れば想像していた内の一人、妹猫であるミアと視線が合った。一瞬の影は白藤の“特別”に対した時と鏡写し。それはすぐ消えてパッと華やぐ顔に自分の表情がだらしなく緩むのを自覚した。一歩二歩と歩みを進める度に二倍早く近付く。
「あら、なんて偶然……運命やろか?」
 好物を前にした猫さながらに小走りで来たミアの腰をそっと抱き寄せて、ナンパ宜しく寄り添いウインクもサービスにつける。悪戯心を込めた手の動きに彼女は擽ったそうに身を捩らせた。
「ホントに運命みたいニャスよ。さっきまでしーちゃんのことも考えてたニャスから」
「せやったら、うちら両想いやんなぁ」
 顔を近付ければ嬉しさを隠さない表情が至近距離にあって眩しさに目を細める。と。
「こんにちは。いえ、こんばんは、でしょうか」
 邪魔してしまったと思ったのか、少しバツの悪そうな顔をした灯が右から来て、
「賑やかじゃと想うたら揃いで何じゃ、買い出しかえ?」
 左側の道から鷹揚な足取りの蜜鈴が姿を現すとこちらを微笑ましそうに見返し、そして花束を抱えた灯の方を向いて声をかける。年甲斐もなく戯れ合うのは気恥ずかしい――が自重しない。くっついたまま耳を傾ける。
「花を贈りたいと思ったんです。街がこんなにも幸せそうだから……なんだか私も想いを伝えたくなってしまって」
「其れは妾も同じじゃな。斯様な時勢であればこそ幸福を声高に叫び、伝播していけば良い」
「もしかしてやけど、さっきまで降ってた花って蜜鈴がやってたん?」
「ほんに細やかな趣向じゃがな」
「ハッ!? 初耳ニャス!」
 ああ、と納得した顔になる灯の横でミアが一人衝撃を受けている。全く気付かない程考え込んでいたのかと横目でドレスを見遣った。見たいと目を輝かせるミアに蜜鈴がまた後程にのうと返す。
「蜜鈴さんは何をお買いに?」
 小首を傾げて訊く灯に蜜鈴は手に持った風呂敷の結び目を緩めて、掬った中身を見せる。飴や水羊羹など一口大の甘味が色々と詰まっているらしい。蜜鈴が微笑みながら言う。
「友人の家へ向かうに丁度良い量じゃろう?」
「それならみあはうすはどうニャスか? しーちゃんと灯ちゃんもどうニャス? これから暇ニャスか?」
 交互に見てくる彼女の後ろを見れば尻尾が大きく揺れている。猫より犬のそれに近い勢いだ。同じ行動を取ったらしい灯と目が合い、どちらからともなく笑い合うと白藤はミアの身体を引き寄せて、灯は目線が一致している蜜鈴を見返す。
「あ! ……ま、えぇか♪」
 気付けば煙草切れで不機嫌だったことを忘れていた。気を取り直し言ってみる。
「この前みたいに一杯お話しよか」
「急なので駄目かもしれませんが、声を掛けてみましょう」
 灯の言葉を聞き思い浮かんだ顔は――。多分全員同じだ。足取り軽く、皆揃って歩き出した。

 ◆◇◆

 今だけの表情を見せる空と友人たちの弾ける眩しい笑顔。どちらも忘れる日が来ぬ様にと心に深く刻み込む。これからも関係は続く。しかし彼女らはエルフではないから。いつか見送った先、振り返る想い出があればそれを支えに前へ進み続けられる。もしもその時、己が独りであったとしても。
 それは、他者の幸せを希う日々で唯一の我儘。

━あとがき━━━━━━━━━━━━━━━━━…・・
ここまで目を通して下さり、ありがとうございます。
毎度のことながら書きたい内容が多過ぎて超過して削ってと
苦戦しつつも友情と恋や愛やそれ以外の何か特別な想いだったり、
そういった感情とこれまでの歩みに触れるお話を書かせて頂けて
大変楽しかったです! 制限の範囲内で目一杯に詰め込みました。
最後の若干のアドリブは個人的にやりたかったので入れています。
今回も本当にありがとうございました!
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ファナティックブラッド
2019年07月05日

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