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『思い出は増えて 』
吉良川 鳴la0075)& 朝霧 唯la1538)&水無瀬 響la2686)&吉良川 奏la0244

 会場である小学校の校庭に足を踏み入れてすぐ、水無瀬 奏(la0244)の口から驚嘆の息が零れる。感動にも似た衝撃もそのままにすぐ隣にいる友達の朝霧 唯(la1538)の方を向くと、その手を取った。
「唯ちゃん、どこから回ろうか? たこ焼きに焼きそばに、かき氷……何か珍しいものはないかな?」
「どれも美味しそうですよねぇ。食べ過ぎは良くないので、何にするか悩みどころですぅ」
 唯の言葉にうんうん頷きつつ、改めて正面に広がる景色を見直す。夜の七時を過ぎていてもまだ薄暗く水色にくすんだ程度の空ながら、屋台と一緒に張り巡らされた提灯と自分たちと同じく浴衣を着た人々が夏祭りの空気を醸し出している。小柄で幼げな容姿の唯は薄いピンクに彼女がオタクといっていいくらい大好きな白猫が描かれた浴衣だ。
「食い気もいいけど、射的とか金魚掬いなんかも楽しそうだ、ね?」
「まぁ、折角来た訳だしな。年甲斐もなくはしゃぐのも悪くないか」
 と道中は奏と唯の少し後ろを歩いていた吉良川 鳴(la0075)と奏の実兄である水無瀬 響(la2686)も隣に並んだ。鳴が楽しげに唇をにっと吊り上げて「勝負する?」と訊けば、響もすぐさま「乗った」と自信を滲ませた微笑を浮かべ応じる。鳴はともかく響は普段のんびり屋で何かすると決めたら猪突猛進な奏からすれば焦れったく感じることもあるくらいなのだが、幼馴染かつ男同士で何かと気も合うらしく同い年だが兄弟も同然に仲がいいのだ。紆余曲折あった奏と鳴の関係と違って、それは子供の頃から変わらない。ちなみに唯は施設暮らしだった頃に鳴と出会った義兄妹のような仲で知り合ったのも彼を通してだった。
「それなら近くのお店から回っていこう」
 見たところ食べ物とゲームの屋台が入り混じっているようなので、食べながら他の人が遊ぶのを見るのが良さそうだ。奏の提案に皆乗ってくれたので連れ立って人混みの方へ向かった。
「ほら、お兄ちゃんも半分」
 ライセンサーとして社会に出てからはそう呼ぶのが恥ずかしくて兄さんと言う機会が増えたが、気心の知れた鳴と唯の前では自然と子供の頃からの呼び方が口を突いて出た。二つ買ったたこ焼きの内、一つを兄妹で分け合う。すぐ側で唯も鳴に同じようにしていて、ふと彼女がこちらを向いて目が合った。嬉しげで、心なしか羨ましそうな表情。
(……私も同じ顔してる?)
 何故かそう思い自らの頬を摘まんでみるも当然ながらよく判らない。ただその様子を眺めていた響は爪楊枝を取り意味ありげに目を細めた。
 ヨーヨー掬いでの対決に勝利した響は鳴に射的での再戦を申し込まれるも彼がスナイパーとして活動しているのを理由に勝ち逃げをし、いつも通り見守る姿勢に入る。代わりに奏と唯が勝負を持ちかけたものの、案の定彼には勝てず残念賞のポケットティッシュを貰った。取るのが目当てだった鳴がくれた駄菓子は巾着の中に仕舞う。
「あっ」
 と思わず声が漏れ、ある屋台の前で立ち止まる。隣を歩いていた唯は二、三歩進んでから振り返って小走りに戻ってくると奏が見ている物を覗き込んだ。
「可愛らしいですぅ。奏ちゃんの好きなペンギンさんですねぇ」
「うん。すっごくかわいい!」
 すっごく、の部分につい力が入る。その綿菓子から目を外せなかった。それは唯が口にした通りペンギンを模した物で、ちゃんと目鼻や嘴、パステルブルーの胴体には翼もついている。熱で少し溶けかけているのが惜しいが、それを踏まえてもかわいくて無類のペンギン好きとして心躍る。不意に唯と逆の方から手が伸びてきた。
「すみません、これ下さい」
 と鳴が見本のわたあめを指差して、すぐお金を払う。そして、瞬く間に出来たそれを奏の前に差し出した。ほんの少し大人の顔で鳴が笑う。前は何故かそれが嫌だったけれど、今は少しもそう感じなかった。
「さっき付き合ってもらったし、お礼に買ってあげる、よ」
「わぁ、ありがとう! ペンギンさん、かわいい?」
 受け取る際に鳴の指と触れ合った。もふもふしたペンギンを正面へと向ければ、彼は適当に頷く。それから奏越しに唯を見て、
「唯は何が欲しい?」
 と訊いた。それに唯はぱっと目を輝かせて言う。
「りんご飴が欲しいですぅ、鳴にぃ!」
「りんご飴ならあっちだな」
 唯の後ろから響が二軒隣を指し示す。全員で向かいつつ、奏は名残惜しくもわたあめの天辺を口に運んだ。今までに食べたわたあめの中で一番美味しい気がした。

 ◆◇◆

 屋台を満喫しきった頃に、校内放送を使った盆踊り開始のアナウンスが聞こえた。それを耳にした奏はわくわくした表情を浮かべ、校庭の中央に設置されている櫓を指差して「私たちも行こうよ!」と声を弾ませる。歩く途中で子供の頃から繰り返し聴いた曲が流れ始めた。響は懐かしく思いながら、早くもアイドルの血が騒いでいる妹の背中を見つめる。紫陽花の柄が入った青色の浴衣は彼女を普段よりも大人びて見せるが、ペンギングッズや盆踊りに対するテンションの上がりようを見ていると奏は奏だ。
「今こそ、アイドル活動で培ったダンスの冴えを見せるとき、だよ!」
 言うなり奏は踊る為集まってきた人々の輪に加わる――のではなく更にその奥に突き進み、そして櫓に上がる。普段の礼儀正しさを置き去って手を振る奏は本当なら実行委員に止められて引きずり落とされても仕方ない筈なのだが、実際に太鼓の演奏者がぎょっとした顔で見て、しかしすぐに気付いたらしく色々と納得したようだった。
「唯ちゃんもいっしょに踊ろう!」
 手を振りつつ名指しされた唯は、
「あ、あたしもですかぁ?」
 とキョロキョロした後、迷うようにこちらを見る。
「折角だし、行ってくればいいよ、唯」
「俺と鳴はここで鑑賞してるから、気にせずに行っておいで」
 そう鳴と二人で後押しすれば彼女はこくりと頷いて櫓の裏手に回り、階段を上がって奏の隣に並んだ。流石に話し声まで届かず、しかし、はにかむ唯と嬉しいと顔に書いてある奏が向かい合う姿はとても微笑ましい。じきに本番が始まると鳴と共に後ろに引いて自分たちと同様、普通に洋服を着た見物客の中に混じった。踊るのは女子供が殆どだ。
「懐かしかったりする?」
 しばし黙って眺めていると、隣に立つ鳴がそう訊いてきた。響は視線を櫓から彼へと向ける。
「……そうだな。昔にも、これと似た光景を見たことがある」
 血は争えないらしいと、そんなことを考える響の脳裏に蘇るのは幼少時に見た、奏のように櫓に上がった母の姿である。現役アイドルが来ているからと突発的に依頼されたのだったか。奏は母に似ているから当時を憶えている人なら娘だとすぐ判る筈だ。
「鳴、お前も一緒に来たことがあっただろう」
「……あー、そういえばそうかも、ね。あんまり憶えてないけど」
 まだ彼の両親が健在だった頃の話だ。更に昔のことなので響も朧げな記憶だが。正直なところ鳴の両親の顔さえ曖昧な印象しか残っていない。
「悪い、余計な話をしたか?」
「全然」
 大丈夫と付け足し、鳴はスマホを櫓の上の奏と唯に向ける。カメラ脇のランプが点いて少し位置を調整した後、パシャリと音が聞こえた。それを見て響も二人の方に向き直る。最初は奏が手解きのようにリードしていたが唯も慣れて楽しげだ。ただ時折視線が彷徨うのは気になる。
 疑問に対する答えは曲が終わり、櫓から二人が下りてきた際に解った。人混みを避けつつも辺りを見回していた唯と目が合うと、彼女は安心したように頬を緩めて、肘から上は動かさず小さく手を振ってみせる。何故だか唯には慕われていた。響が微笑みを返せば、彼女はこちらへと駆け寄ってくる。屋台巡りのときは気にならなかったが下駄を履いた足取りは危うく、響からも歩み寄ろうとした矢先に彼女が小石に躓いて転びそうになるのが見えた。何も考えずに身体が動く。
「……響、さん」
「――平気か?」
 響も特別背が高い訳ではないが、小さい唯は腕の中にすっぽり収まる。とにかく彼女に怪我をさせるまいと必死で抱き留める形になってしまった。肩をそっと掴んで体を離し、俯いている唯の様子を見ようとしゃがんで顔を覗き込む。と、その顔はすぐ手で覆い隠されてしまった。
「だ、大丈夫……じゃないかもしれないですぅ……」
「どこか怪我したのか?」
 動揺し尋ねても首を振るだけだ。どうすればいいか解らない響の前と後から声が聞こえる。
「お前って大概、罪作り、だよな」
「お兄ちゃん、唯ちゃんを泣かせちゃダメだよっ!」
 奏の言葉を否定する為、唯がようやく顔をあげる。頬は提灯の下でも分かるほど赤かった。

 ◆◇◆

 後悔が未だ顔を紅潮させている気がして、唯は「大丈夫?」と気遣ってくれる奏に俯いたまま首を振った。意中の人である響を困らせたくはなかったのだ。しかし何よりも、抱き留められたときに触れた、薄い服越しの彼の体温を思い出すだけで今度は胸の高鳴りに顔どころか、全身が真っ赤になりそうと思わずにはいられない。奏に手を引かれ、導かれたのは体育館の校庭に面した側に設けられた引戸の一つだ。中には入らないで下さいと但し書きはあるものの戸は開け放たれていて、その縁に腰を下ろす。他の引戸の所にはちらほらと見物客がいるが、ここは運良く誰もいなかった。
「それじゃ、俺たちはビールを買ってくる、ね」
 そう言い、鳴が響を一瞥し屋台に目を向ける。それに奏が「行ってらっしゃい!」と元気よく送り出した。唯もこれ以上響を困らせまいと見送る為顔を上げたのと同時、大きな手が昼間よりマシとはいえ、熱気に当てられているだろう頭を撫でる。
「すぐ戻る」
 言葉は素っ気なく、けれど手つきは唯が猫を愛でるときのように優しい。手が離れたので遥か上にある響の顔を見上げれば、彼は穏やかに笑っていた。それを見れば自然と、
「行ってらっしゃいですぅ」
 と笑顔で言葉が滑り出た。そのまま響と鳴が何か話しながら屋台の方へ向かうのを見送る。
「唯ちゃんもお兄ちゃんのこと、好きなんだね」
 不意に言われた内容に「ふぇ!?」と素っ頓狂な声を出す。しかし“は”ではなく“も”と言うニュアンスだったり、覗き込んでくる奏の揶揄う意図がまるでない笑顔に、自分が想像したような意味ではないのだと察した。恥じらいつつもこくんと頷く。
「響さんも奏ちゃんも鳴にぃも、みんな大好きですよぉ」
「えへへ、嬉しいな」
 隣に座る奏が距離を縮めて軽く身体を倒してくるので、唯も同じくらいの力でそうして笑い合った。
 自分ではそんなつもりはないのだが、うっかりが多く、施設では同じ年頃の子にいじめられていた。それを助けてくれたのが当時同じ施設にいた鳴だ。明るく朗らかで、なのにどこか線を引いたような印象があったのが先程の響とは違う仕草で撫でられて、彼が優しい人だと知って。お兄ちゃんと慕う気持ちが恋心に変わるのにさしたる時間はかからなかった。それは鳴が施設を出た後も変わらない。しかし偶然に再会したとき、彼の側には奏がいた。彼女を見る優しい眼差し、浮かぶ笑顔の多様さ、細やかな素振り。唯の知る鳴と少し違っていたし、何よりも二人が一緒にいるのは凄く自然で。妬みの感情すら湧かずにまけたと思ったことを憶えている。だから身を引き、気持ちの整理がついた直後に出会ったのが響だ。その瞬間抱いた想いを誰かに伝えるのは難しい。ただ一目惚れだったのは確かで、以降は彼を追いかける日々を送っている。告白する勇気はないけれど、鳴と奏のようになりたいと願う。
「お待たせ」
 と二人が戻ってきてすぐ校内放送が再び入り、間も無く一発目の花火が打ち上がった。隣に座る響の手にはプラスチック製のカップに入ったビールと、それからもう片方の手に猫の顔の形をしたわたあめが握られている。
「あのぉ、これって……」
「俺の奢りだ。馬鹿妹の世話を焼かせたことだしな」
「そんなことないですけどぉ……でもありがとうございますですぅ」
 後半は声を潜めて、鳴ではないのに子供っぽい一面を見せる響にドキドキしつつ受け取る。両の手で大事に抱え持ちながら、黒猫と呼ぶには明るい色合いのそれを一口含めばとても甘い味がした。校庭の奥で上げられる花火は距離が近く迫力満点で、ハート型だったり、何か文字の形だったり様々だ。
「ビールも旨いけど――っと」
「はわ、私の前では煙草、没収だよ!」
 カップの表面に水滴がついたビールもそこそこに、懐から取り出し、火を点けようとしていた鳴の煙草を奏がぱっと抜き取った。腰に手を当てて真面目な顔をする彼女に鳴は諦めたらしく肩を竦める。昔みたいに名前で呼び合うようになり二人の距離は縮まってきたように思う。でもあの頃とは何かが違う気もした。
(――あたしも……)
 腕を上げたら浴衣の袖が若干下に動く。そっと伸ばし、響の腕をぎゅーっとしてみる。すぐに気付きこちらを向いた彼の顔は上がった花火の色に染まっていた。想いの種類は違っても大切な人たちと過ごした今日一日が、この夏の思い出が鮮やかに心中に去来する。

 ◆◇◆

「花火、きれい……」
 そううっとりと呟く横顔を見ていた頃から危なそうだと思っていた。アイドルもライセンサーも体が資本。とはいえナイトメア討伐の依頼を受けて戦ってきた翌日にあの遊び倒しっぷりだ、疲れても当然である。
「ほら、そろそろ帰らないと。おーい、奏?」
「ふぁーい……すぐ行く……」
 一応言うことを聞き返事をしているのだが、伸ばした手を掴むのも、引っ張られながら立ち上がる動作も花火鑑賞の前よりも明らかに鈍かった。終いにふわと欠伸が零れる。足取りもふらふらと頼りなく、置いて行こうものなら見えている電柱に頭をぶつけるか倒れ込みそうだ。立っても未だ船を漕いでいて、頭が揺れる度にアホ毛がそれと連動し動く。盆踊りの際の唯ではないが、こけそうで握る手を離せない。蒸し暑さにどちらともつかない汗が滲んだ。鳴は息をついて左手を解く。
「唯、ちょっと頼む、よ」
「え、あっ、はいですぅ」
 心配そうな唯に一旦奏を預け、二人に背を向けると姿勢を低くした。伝わるかどうか疑問は残るが振り返って後ろに回した手をぱたぱた動かす。
「仕方無いから、おんぶして家まで送ってく」
「おんぶだったら俺がするぞ」
「響は唯を見てやって、な。唯は唯で疲れてるだろうから」
 言えば彼は唯の方を見た。彼女は手のひらをモジモジと擦り合わせて、ちらと上目遣いに響の顔を見返す。そして響が「そうしよう」と頷けば嬉しそうに表情を柔らかくした。義妹的存在である唯の初々しい反応を微笑ましく思う。響も普段は朴念仁ではないのだが、こと唯の自身に向けられる感情に対してはそういうところがあった。ウトウトしている奏はステージに立つときと同様本当は無理矢理笑顔を作る筈だが、大人しく身体を預けてきた。
「ありがとー、鳴くん」
 少し間延びしたトーンから眠気が増してきているのが伝わる。浴衣を着ているだけに抱え難いが、奏の腕がしっかりと前に回されたのを確認して短く掛け声をあげて立ち上がった。夏祭りのクライマックスである花火も終わった今、校門へ歩いていく人々の姿が目立つし、早いところでは屋台の撤収も始まっている。奏を落としてしまわないように位置を整えてから、
「行こう」
 と響と唯を促す。校門を出て前を二人、後ろを奏を背負った鳴が歩く。帰路を辿る人々も道を曲がったり、あるいは自分たちが逸れていくことで閑散としていく。すっかり暗くなった中を等間隔の街灯が照らし、唯は響に話しかけながらも時折はこちらへ振り返った。りんご飴もわたあめも美味しかっただとか、奏と盆踊りを楽しめて嬉しかったと顔を綻ばせて話す。それに応えている間に唯の家の前へと到着した。
「今日はとても楽しかったですぅ」
「楽しんでもらえてよかった、よ」
 鳴の言葉に唯は自らの胸に手を当てて、今日の出来事を噛み締めるようにそっと目を閉じる。と、首筋の辺りでもぞもぞと動く気配。
「唯ちゃん、おやすみだよー」
「はい。奏ちゃんも鳴にぃも、響さんも。おやすみなさいですぅ」
 ぺこりと頭を下げる唯に鳴と響もおやすみと返した。玄関扉の前で振り返る唯におんぶされたままの奏が手を振り、彼女も振り返す。名残惜しげに扉が閉まった。背負い直してから今度は水無瀬家に向かう。
「鳴、寄っていくだろう?」
 と答えを分かっていそうな素振りで響が訊いてくる。思えば独り立ちをしてからというもの、奏とのぎこちない関係もあって足が遠のいていた。一時期は暮らしていた家だし、二人の両親とも久しぶりに話してみたいと思う。
「それじゃ、お言葉に甘えて――」
「ペンギンさんもいっしょに踊ろう……むにゃむにゃ」
 鳴が言い切るよりも先、奏の寝言が耳を擽った。唯と別れてまだ時間が経っていないのにもう夢の中のようだ。思わず黙る鳴を見て、響が珍しくもぷっと吹き出し口元を隠す。そして、
「こうしていると子供の頃に戻ったみたいだ」
 そう呟く彼は心底楽しげだ。それこそ二人悪戯をしていた悪ガキ時代のように。
「……同感。まぁたまにはこういうのも、ね」
 響に反撃したい感はあるが、生憎手が塞がっている。地味にツボに入っているらしい響に後で唯とのことで揶揄ってやろうと思いながら、鳴は奏を背負い水無瀬家への道を進んでいく。

━あとがき━━━━━━━━━━━━━━━━━…・・
ここまで目を通して下さり、ありがとうございます。
同性同士の仲良しなお友達感だったり、(義)兄妹だったり
今後どうなるのかは分からないですが、ほんのり甘かったり。
そんな四人それぞれの関係を描くのがとても楽しかったです!
屋台のところは特にですが、全体的に描きたいシーンが沢山
あったのに、字数の都合であっさりめになってしまったのに
ぐぬぬとなりつつ。夏の素敵な思い出になっていたら嬉しいです。
今回は本当にありがとうございました!
イベントノベル(パーティ) -
りや クリエイターズルームへ
グロリアスドライヴ
2019年08月29日

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