t-onとは
総合TOP | ユーザー登録 | Myページ | 課金 | 企業情報
TOPイベント情報 > イベントレポート
AsuraSystemTCG


■マニュアル
■販売店情報
■段位認定試験
■会員情報の更新
■大会情報投稿
■ランキング
寒いべ8 TCGイベントレポート
『エターナルヴォイスTCG公式大会レポート〜京王よみうりランド編〜』

 やって来ましたTCGイベントレポートのコーナー。今回は2001年2月の11日と12日に開かれた『テラネッツ主催 第0回&第1回エターナルヴォイスTCG公式大会』の模様をお伝えします。
 なお、実況は毎度おなじみの十六夜幻耶が努めさせていただきます。

●戦いの始まり
 2月11日、寒イベ8の2日目。
 この日、AsuraSystemTCG初のオフィシャルイベントが開催された。
 私が前情報として入手していたイベントへの「TCG参加コース」の参加者人数は10名ほど。デザイナー陣を含むスタッフと参加者が、ほぼマンツーマンでイベントを楽しめる人数だ。しかし、実際にフタを開けて見れば、その人数は数倍に膨れあがっていた。
 マイガッ! 何て事だ。無論、参加者が多いのは嬉しい限りである。だが、参加者の全てをマイデッキで倒すという野望が‥‥。
 とまあ、そんな事はさておき。実際にはAsuraSystemTCG開発秘話などのトークが行われた後、ルールがよく解らない人の為の講習会&フリープレイが行われた。
 無論、私がマイデッキで数名を倒したのは言うまでもない。

●最強デザイナーは誰だ!?
第0回公式大会の風景  講習会とフリープレイが始まり、しばらく経った後。4人のデザイナー陣(冴島・十六夜・草薙・一本)によるエキシビジョンマッチ『名誉10段決定戦』が行われた。
 同時にイベント参加者による順位予想も行われる。その開票結果、1票差で冴島鋭士を破り、私が1番人気となる事に。しかし、その結果とは裏腹に私は惨敗を喫し、見事最下位となってしまった。
 ファック! 何がいけなかったんだ?
 とにかく、この次は『デザイナー陣で最もヘタレ棋士』の汚名を返上すべく復讐戦に燃えるとして、この戦いによって「1位名誉十段:冴島鋭士、2位名誉九段:一本三三七、3位名誉八段:草薙秀平、4位名誉七段:十六夜幻耶」が決定した。
 ちなみに、この段位はあくまでも『名誉』であるのがミソだったりする。

●棋士たちは眠らない
右:優勝者の日向さん  講習会やエキシビジョンマッチなどが終わった後、今度は参加者たちによる『テラネッツ主催 第0回エターナルヴォイスTCG公式大会』が開催された。
 この大会、トーナメント形式(3デュエル1マッチ、サイドボードあり)で行われ、1回負ければそこで終わりという厳しい条件となるのだが、そんなものは参加する棋士たちには気にもならないようだった。
 やがて、始まる激しい戦い。あちらこちらのテーブルから悲鳴や喚起の声が上がり、試合は次々と消化されていく。また、棋士たちの扱うキャラクターも、ほとんど全種を網羅している。しかし、最後に決勝の舞台に上がって来たのは、多くの者が予想した通りゼルフィードの『格闘速攻デッキ』とミューティの『風召喚獣デッキ』であった。
 そして、激戦の末に一手のミスも許さないこの戦いを制したのは、ゼルフィード『格闘速攻デッキ』の方であった。
「血を呼ぶ魔剣のスタミナを余分に2枚ダメージ置き場へと移すのが、結構使える」と、後に優勝者の日向正史さんは語ってくれた。
 こうして、翌日の大会の前哨戦とも言える戦いは幕を閉じた。

『日向正史さん、優勝おめでとうございます』

●新たな戦いの始まり
第1回公式大会の風景  寒イベ8が終わり、MTプレイヤーさんたちが帰った後、次々と会場入りを果たす棋士たち。その数、ざっと120名以上。場内は暖房が必要ないかと思えるくらいの熱気に包まれていた。
 スタッフの案内に従い、大会の参加に必要な用紙を記入していく棋士たち。信じるのは日頃から使い込んできたデッキ1つと、鍛えた己の腕のみ。ここでは友人すらも倒すべきライバルとなる。
 やがて、始まる熱いバトル。試合開始の合図とともに、場内のあちらこちらから「お願いします」の挨拶が聞こえてくる。う〜ん、なんて礼儀正しいんだ。
 ちなみに、この大会はリミテッドリーグ戦(2デュエル1マッチ、サイドボードなし)で行われている。

●戦慄の歌い手
右:優勝者の加賀澤さん 左:ジャンケンに負けた準優勝者の野田さん  特にトラブルもなく、試合は進んでいく。ある者は些細なプレイミスに涙を呑み、ある者は日頃鍛えた必殺のコンボによって相手を粉砕していった。そして、大会も終了が近づいた頃、上位に残っていたヴィジョン使いの半数以上は、《銀翼の歌い手ミューティ》を使った召喚獣デッキとなっていた。おそるべし銀のヴィジョン、おそるべしミューティ。
 結局、今回の大会を制したのは、このミューティを使った『風召喚獣デッキ』だった。
「同じデッキと当たった場合の対策として、《大気の乱れ》を入れておいたが勝因」と、優勝者の加賀澤光さんは語っている。

 こうして、再び戦いは幕を閉じた。だが、棋士たちに休息の2文字はない。明日からは、また新たな戦いが彼(彼女)らを待っているだろう。
 頑張れ棋士たち。次の戦場は3月4日の池袋サンシャイン文化会館だ!

『加賀澤光さん、優勝おめでとうございます』

●これが第1回公式大会の優勝デッキだ!
銀翼の歌い手ミューティ      
ウインドスラッシュ 4枚 ウイングドラゴン 4枚
スパロー 3枚 風の歌 1枚
吹き飛ばし 4枚 賢明なる狩人 4枚
雷撃 3枚 アムネジア 3枚
イーグル 4枚 白金の戦乙女 3枚
大気の乱れ 3枚 サンダードラゴン 3枚
疾風の指輪 3枚 翼を持つ者の扇 3枚

※第0回優勝の日向正史さんのゼルフィードデッキは、データ未回収のため掲載できませんでした。

●第0回公式大会の結果
優勝 日向正史(JP000291) ゼルフィード
2位 大竹三千博(JP000047) ミューティー
3位 坂井孝(JP000121) ミューティー
4位 鈴木千香子(JP000443) シグレア

●第1回公式大会の結果
優勝 加賀澤光(JP000034) ミューティー
2位 野田純一朗(JP000213) ミューティー
3位 村山達也(JP000036) ミューティー
3位 坂下容堂(JP000062) ミューティー
3位 沼野浩幸(JP000216) ゼルフィード
3位 鈴木雅子(JP000228) ミューティー
3位 近藤和彦(JP000351) ガルザス
3位 稲葉篤(JP000391) ゼルフィード

※敬称は省略させていただいております。

©Terranetz Co.,Ltd All Rights Reserved.