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JAF・CON10 イベントレポート
『エターナルヴォイスTCG公式大会レポート〜JAF・CON10編〜』

 暑中お見舞い申し上げます。
 毎度おなじみの十六夜幻耶(いざよい・げんや)です。
 今回は7月29日(日)に東京ビッグサイト(JAF・CON10会場内)にて行われた第5回エターナルヴォイス公式大会の模様についてお伝えします。

●晴天の闘い
 7月29日、東京ビッグサイト(国際展示場)にて行われたJAF・CON10の会場で、が開催された。
 今回、テラネッツ主催の大会にしては珍しく、とても天候に恵まれた大会となった。もっとも、入場を待つ棋士にとっては暑いだけで、ありがたくもなんともないのではあろうが…。
 その後、10:00の開場アナウンスと共に1人、また1人と棋士たちが姿を表す。多少、集まって来るペースは遅かったものの(ブースの位置が入場口から最も遠い位置にあったのも原因であろう)、皆この暑さなど気にしていないほど闘気に満ちた顔をしている。
 グッド! イイ感じだ。
 やがて、時計の表示が10:30を指し、エントリーの受付終了時間が来た事を告げる。そして、今回もまた棋士たちの熱い闘いが開始されるのだった。

●熱闘、ビッグサイト
 今回の大会形式は、第2回大会から久しくなっていたトーナメント形式である。しかも、3デュエル1マッチ方式ではなく、ファーストサイドボーディングを採用した1デュエル1マッチ方式である。
 多少、プレイミスやデッキの事故に見舞われても挽回のチャンスがあるスイスドロー方式もいいが、やはり私は「1度でも負ければそれまで」というこの形式が好きだ。昔から勝負事については運も実力の内とも言うし、何よりも場に漂う緊張感が違う。もっとも、単に私の趣味や好みだけで大会の形式を決めているのではなく、会場の収容人数や時間などを考慮しての事だと付け加えておこう。
 とにかく、そんな緊張感漂う雰囲気の中、試合は着々と消化されていく。時々、コンボを決めた時の歓声や、逆転された時の悲鳴なども聞こえて来ていた。
 ちなみに今回の大会では、第1回戦がAとBの2つのブロックに分かれて行われている。しかも、単なる偶然か天の悪戯なのか、菅谷名人を始めとするトッププレイヤーの多くがBブロックに集中してしまい、非常にレベルの高い激戦区となっていたのも注目すべき点ではある(別にAブロックがヌルイという訳ではない)。
 ハイレベルな駆け引きのある試合は、側で見ているだけでも得るものがあるというものだ。それが、1回戦から繰り広げられるのだから…。
 息も吐かせぬ闘いとは、こんな事を言うのではなかろうか?

●熱気に舞う蝶
 今回の激戦を制したのは、ミューティ風デッキを操る草刈氏であった。
 evolutionの発売によって多数の対策カードが登場し、研究し尽くされているデッキであったにも関わらずこの結果を出せたのは、ひとえにキャラに対する愛情の勝利と言えるだろう。実際、大会が終わった後、感想を聞いた私に「昨年の発売日からずっとミューティを使っている。ミューティ以外は愛せません」と語ってくれたほどである。
 う〜ん、本当にデザイナー冥利に尽きるってものだ。
 ちなみに、決勝で彼と当たった菅野氏操るレイシェル銀デッキも強かったし、惜しくも3位・4位となってしまった金子氏と渡田氏の操るイグニスとジークも強かった。実際、誰が優勝してもおかしくないほどハイレベルな闘いであったと思う。
 夏のイベントに相応しい、非常に熱い闘いであった。

『草刈秀幸(JP000455)さん、優勝おめでとう御座います。』

●これが第5回公式大会の優勝デッキだ!
銀翼の歌い手ミューティ デッキ   
影武輪 1枚 古文書 1枚
大鷲の彫像 1枚 召喚の角笛 2枚
翼を持つものの扇 4枚 飛べない鳥 2枚
シルフィード 2枚 吹き飛ばし 4枚
イーグル 2枚 クラウドジェル 2枚
疾風の指輪 3枚 大気の乱れ 2枚
風の精霊 2枚 ウィングドラゴン 1枚
青白き刃 3枚 コカトリス 2枚
天使の鎧 1枚 白金の戦乙女 4枚
サンダードラゴン 4枚    
サイドボード   
安らぎの魔導師アーリア 1枚 玄武のお守り 1枚
古文書 1枚 大鷲の彫像 1枚
風の精霊 1枚 タイフーン 1枚
異空の扉 1枚 銀の世界 1枚
地を覆い尽くす業火 1枚 ラストイードゥン 1枚
エスケープ 1枚 帰魂の刃 1枚
光武輪 3枚    

●第5回公式大会の結果
優勝 草刈秀幸(JP000455)
2位 菅野英之(JP000190)
3位 金子裕和(JP000)
4位 渡田睦史(JP000)
5位 鈴木雅子(JP000)
  瀬戸田知樹(JP000)
  沼野浩幸(JP000)
  松山久(JP000)

※敬称は省略させていただいております。

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