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第6回公式大会レポート イベントレポート |
『第6回エターナルヴォイスTCG公式大会レポート』
9月23日名古屋にて、第6回公式大会が行われました。
なお、今回のレポーターはLISAが努めさせていただきます。
●名古屋だけど“スイス”ドロー
前大会に引き続き、天候に恵まれた今大会。
開場は10:00のはずなのに9:00の時点で既に会場前には人の列が‥‥皆さん、早起きなんですね?
さておき、今回は試合がスイスドロー方式で行われるという事もあってか、皆さんデッキ調整に余念が無く、妙に力が入っている模様でした。そう、スイスドローと言えば力と力のぶつかり合い、勝てば勝つほど自然と当たる相手も強くなっていくという、まさしく修羅道なレギュレーションなんですね(トーナメントでもそうですが、より極端に相手の強さが増します)。
まあ、本当っに強い人は、どんなレギュレーションであっても必ず勝ち上がって行くものではありますが‥‥。
●愛憎渦巻く戦場
開場と同時に100以上ある座席の半数近くが埋まり、今回の会場となったFB名古屋店さんのデュエルルームは、全国(?)から集まった棋士たちの賑やかな挨拶の声で溢れかえっていました。
おお、なんて和気藹々とした大会なんだ‥‥と思いきや、試合開始の合図と共に先程までの和やかな雰囲気が一変、中には一緒に参加した友人と当たってしまい、思わず悲痛な声を上げている人もいました。普段、デッキ調整などで一緒にプレイしている分、大会では自分の手の内を知り尽くしている友人などと当たるのが恐いと言えます。下手をすればデッキ内容だけでなく「コイツはこの局面でx割の確立でアレをしてくるはずだ」と、プレイスタイルまで読まれてしまったりもするんですね。
まあ、それも上級者への一歩を踏み出していると思い、こんな場合にはスパッと一刀両断にしてしまう事をお勧めします。勝者は常に1人、勝負の世界は厳しいのです(なんちって)。
ちなみに、初めて大会に出られるという方などは、最後まで和やかな雰囲気を漂わせていました。
う〜ん、イイ感じ。
●最後は愛が勝つ?
1度負けてしまえばそこまでとなるトーナメントと違い、1度負けてもまだ上位を狙えるスイスドローでは、2回戦辺りから皆さんの顔つきや雰囲気が変わっていきます。
初戦に負けてしまい、後は少しでも上の順位を目指して頑張る人、優勝を狙い全勝を目指す人など、大会の参加スタイルが「勝ちを目指す」人たちは、必死の攻防を繰り返します。特にベスト8に残れるかどうかがかかった一戦などは、例え相手が友人であってもプレイミスを許したりはしません。
そう、大会経験が豊富で、しかも上位入賞の常連者は、まさしく1匹の修羅と化すのです。
そんな勝利に餓えた修羅たちの中、今大会を制したのは、ミューティ風召喚獣デッキを操る小野浩之さんでした。
試合終了後、彼に「優勝の秘訣は?」と尋ねると、予想通り「ミューティへの愛だ」と答えてくれました。キャラに対する思い入れが強いほど強くなれるのも、キャラクター重視型のAsuraSystemTCGならではと言えるでしょう。
『小野浩之(JP000189)さん、優勝おめでとうございます。』
●これが第6回公式大会の優勝デッキだ!
銀翼の歌い手ミューティ デッキ |
スパロー |
3枚 |
飛べない鳥 |
4枚 |
翼を持つものの扇 |
3枚 |
イーグル |
4枚 |
クラウドジェル |
3枚 |
吹き飛ばし |
4枚 |
ウイングドラゴン |
4枚 |
風の精霊 |
3枚 |
タイムストップ |
4枚 |
ストーム |
2枚 |
大気の乱れ |
3枚 |
コカトリス |
4枚 |
時の女神 |
1枚 |
白金の戦乙女 |
2枚 |
時間の跳躍 |
1枚 |
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サイドボード |
ウインドスラッシュ |
3枚 |
クラウドジェル |
1枚 |
ストーム |
1枚 |
玄武のお守り |
3枚 |
衝武輪 |
3枚 |
瞑想の指輪 |
2枚 |
妖精の指輪 |
2枚 |
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●第6回公式大会の結果
優勝 |
小野浩之(JP000189) |
2位 |
後藤一樹(JP000079) |
3位 |
坂井孝(JP000121) |
4位 |
竹内宏海(JP000578) |
5位 |
板野北斗 |
※敬称は省略させていただいております。
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