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エターナルヴォイスTCG タッグルールB |
■AsuraSystemTCG公式タッグルールB Ver.1.00 2001年4月1日
1.始めに
(1)AsuraSystemTCG公式タッグルールBとは
AsuraSystemTCG公式タッグルールB(以後、タッグBと略す)とは、2名のプレイヤーが味方同士としてチームを組み、対戦相手チームとデュエルするゲーム形式です。
このルールは、株式会社テラネッツ公式のオプションルールとして扱われますが、ゲームバランス、面白さ等を同社が保証するものではありません。
(2)ルールの記載
通常と同一なルールについては、特に記載しないものとします。
(3)ルール改定
これら追加のオプションルールは、棋士の意見やバランス取りのため順次変更されることがありますのでご了承願います。
(4)席と手札、相談
味方同士は席を隣にし、常に手札を見せ合い、30秒を越えない程度の相談をしても構いません。但し、マナーとして、最終的な決定権は、手札やパーマネントのコントローラーにあることを意識しなければなりません。また、30秒を越える相談を続けることを禁止します。
2.基本ルール
(1)勝利条件
【勝利】
タッグBのゲームに勝利するには、2つの方法があります。
1つは、全ての対戦相手のキャラクターが、スタミナからから他の場所にカードを移せなくなった時です。もう1つは、全ての対戦相手が自分の負けを認め、それを宣言した時です。
【引き分け】
全ての敗北していないキャラクターが、同時にスタミナからから他の場所にカードを移せなくなった時です。
【チーム内の1人目の敗北について】
対戦相手の1名が通常ルールの「敗北」となったとしてもゲームは続行されます。
(2)デッキ
同名のキャラクターカード(エヴォリューションカードを除く)は、自分とチームメートのデッキ(サイドボードを含む)を合計し、最大で1枚までです。
同名のカードは、自分とチームメートのデッキ(サイドボードを含む)を合計し、最大で4枚までです(キャラクターカードを除く)。
(3)場
チームの味方同士の場は基本的に1つであるものとして共有します。
但し、「コントローラー」についてのルールは通常どおりとし、チームメートがコントロールしているパーマネントを、あなたがコントロールしているかのように動かしたり、特殊能力を行使することは出来ません。
(4)ターンの全体進行
ターンの全体進行は下記のように行われます。
先攻側チーム第1プレイヤー
↓
先攻側チーム第2プレイヤー
↓
後攻側チーム第1プレイヤー
↓
後攻側チーム第2プレイヤー
↓
先攻側チーム第1プレイヤーに戻る
(5)先攻後攻の決定
ゲーム開始前に、各チームの代表者はジャンケンをし、勝利した代表者は、先攻か後攻の好きな方を選びます。
先攻側となったチームは、第1プレイヤーがどちらであるかを決めます。但し、初期手札枚数が低いキャラクターをコントロールしているプレイヤーが、第1プレイヤーになることは出来ません。
(6)第1ターン、第2ターンの制限
【第1ターンの制限】
第1ターンのプレイヤーは、ドローフェイズかメインフェイズのどちらかをスキップしなければなりません。この宣言は、(4)の行程が終わった後、第1ターンを開始する前に行います。
【第2ターンの制限】
第2ターンのプレイヤーは、ドローフェイズかメインフェイズのどちらかをスキップしなければなりません。この宣言は、第1ターンのプレイヤーのスキップ宣言が終わった後、第1ターンを開始する前に行います。
(7)チームのターンを開始する前に
タッグBは、チーム内のターンの順番が常に変動します。
チームのターンを開始する直前になったら、チーム同士のキャラクターの状態を比べ、下記の条件にあわせて、先にターンを開始するプレイヤーを決めます。下記の条件は、上にあるものほど優先されます。
・現在の速度が速いキャラクターほど先
・初期手札データが高いキャラクターほど先
・ゲーム開始時点の実際のスタミナが低い方が先
・対戦チームのプレイヤー達が相談して決める
※3つ目までの条件を満たさなかった場合は、対戦チームがその順番を決めることが出来るため、最初から、初期の実際のスタミナ数を変えておくことをお勧めします。
(8)1人目の敗北者の発生
【次ターンの考え方】
1人目敗北者が発生した場合は、そのプレイヤーのターンが無いものとして扱いデュエルを続行します。「次のターンの終了時まで○○」というような効果は、敗北者のターンを数えないものとします。
【残されたパーマネント】
敗北者がコントロールしていたパーマネントや、敗北者がコントロールしていたキャラクターが装備していた【装備品】は、下記のルールで処理します。
・敗北者のキャラが装備する【装備品】は、そのプレイヤーが敗北した際、直ちに、オーナーの捨て札置き場へと移ります。
・敗北者がコントロールしていた上記以外の全てのパーマネントは、チームメートがそのコントロールを得ます。
【敗北者のキャラクター】
直ちにゲームから取り除きます。
【敗北者のダメージ置き場】
直ちにゲームから取り除きます。
敗北者がオーナーである、場に残ったパーマネントが、オーナーのダメージ置き場へと移された場合は、それらのカードもゲームから取り除きます。
【敗北者の捨て札置き場】
その場に残します。いずれのプレイヤーもカードの効果や特殊能力によって、敗北者の捨て札置き場を利用することが可能です。
3.格闘
(1)格闘攻撃
格闘攻撃は、対戦相手チームの場に対してのみ行えます。
(2)召喚獣のブロッカー指定
全ての召喚獣は、チームメイトのキャラクターを防御するためにブロッカー指定でき、対戦相手の1ターンに付き1回だけブロッカーを行えます。
(3)格闘(防御)カード「カバー」系のカード
格闘(防御)カード「カバー」や、それに似た効果をもつカードは、チームメートの召喚獣やキャラクターを防御するために使用できます。
4.魔法
(1)タワー
チームメートが出したパーマネントが、自分達の場に成立させているタワーを利用して魔法を使うことが出来ます。
5.アイテム
(1)アイテムの装備品
アイテムの装備品は、使用者の任意で、自分のキャラクターか、チームメートのキャラクターかを選択して装備させることが出来ます。
チームメートがアイテムの装備品を装備した場合は、その装備品のコントロールはチームメートに移ります。
6.特殊能力
(1)騎乗
騎乗は本来、自分がコントロールしている騎乗動物にしか行えませんが、タッグBでは、チームメートが場に出した、【騎乗】を持つ召喚獣に騎乗することが出来ます。
以上 |
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