Asuraシステムとは?
  Asuraシステムとは、テラネッツが提供する各TRPG(テーブルトークロールプレイングゲーム)に共通する汎用ロールプレイシステムです。
ll(全ての)
tory(物語)
pdate(更新する)
oleplay(役割を演じる)
ssister(支援装置)

 全ての物語を更新する役割演技の支援装置という名の通り、ファンタジー、伝奇ホラー、サイバーアクション、現代探偵物などさまざまなワールドに対応し、キャラクター作成から基本的な判定までを高い水準で制御しています。



Asuraシステムの基本理念
「キャラクターが出来うる行動は全て出来るべきである」
 キャラクターが思いつくことのできる行為の全てに対応する。つまり世の中に起こる全ての事象をシステムで判定可能にする事を目指した結果として、人間がPCである限りあらゆるワールドに対応するシステムになりました。

「自然体で感覚的に掴みやすいシステム」
 バランスやゲーム的な利便性の為に不自然な扱いをすることを極力排し、自然体でシステムを構築する事でゆがみの少ないシステムを目指して作られています。直接操作する数字や判定を感覚的に理解しやすいものにする事で、ロールプレイを妨げない形をめざして設計されています。



Asuraシステムの特徴
・スピーディで無駄のないキャラクターメイキング
 自由配分型作成法とランダム決定の長所を組み合わせ、自由配分よりも素早く簡単に、ランダムよりもやりたいキャラクターイメージにあったキャラクターを作成することのできるシステムです。
 キャラクターの基本的な才能を示し、6つの『天分』に優先順位をきめて6回ダイスをふれば、重要視した天分は高めになるようなキャラクターが一発で作成できます。ダイスを使う事で得られるドキドキ感を大切にしながら、希望する方向性に沿ったキャラクターを作成できます。
 6つの天分を決定すると、簡単な足し算ともっとも簡単なレベルの割り算だけで能力値が決定します。
そこに、装備とスキルを選ぶ事で無限の個性を与えていく事ができます。

・直感と合理を融合させた判定
 成人の平均を10として、確率が等比率で変化する能力値。半分の5になれば半分の成功率、倍の20になれば2倍の成功率と能力値の差による成功率への影響が直感的にわかりやすくなっています。
 5分の成功率を5倍として、難しさと状況で増減する判定の難易度。成人の平均が実行した場合を基準として5分5分の五倍から、成功の難しい2倍、まず失敗しない10倍と判定を上下させることで、難易度を直感的にコントロールできます。キャラクターは行為に関係するスキルを修得することで判定の倍率を高くして成功率を上げる事ができます。

・計算を省き、合理的な負傷管理
 カスリ傷、軽傷、中傷、重傷、瀕死、死亡の段階で分けられた負傷ランクを採用し、被った威力がどの負傷ランクになるのかだけを問う事で、一回ごとの威力を厳密に計算する手間を省き、プレイをスムーズにすると同時に、HP制のゲームではイメージし難い、怪我の深刻さを一目でわかるようにしています。
 体力の弱い老魔法使いと屈強な巨漢戦士が同じ10点を受けた時に、HP制ではHPの何分の1だから同じ様な攻撃を何発喰らっても大丈夫と計算するしかありませんが、Asuraシステムの負傷ランクだと、10点は老魔法使いにとって重傷にたっしたが、巨漢戦士にとっては軽傷どまりだったと一目瞭然。
 負傷ランクを基準に、自然回復や魔法的な回復を管理するので、体力があればあるほど傷が治るのに時間(魔法の回数)がかかるということもありません。