【セレティア】
フルネームはセレティア・ピグマリオン。
９歳以前の記憶がない少女。
気弱で自信無さげ、性格はなかなかに悪い。頭がいいのでなおさら質が悪い。
倫理・常識はふつう。お菓子には全力。

【バルトロメイ】
フルネームはバルトロメイ・リシェ。
暴食の業を背負った英雄。
彼を突き動かすのは職業意識――悟り、妥協、贖罪。
善悪よりも現実、矜持よりも生存、信念よりも生活を重んじる。
飢餓への恐怖が魂に刻み込まれており、英雄として食事を必要としなくなった現在でも、共鳴時は空腹を感じるため、食えそうなものは何でも口に入れてしまう。
猫が嫌いだが猫肉には食欲をそそられる。

【セラス】
鏡の中の少女。付喪神、八百万の神が棲む国のありふれた存在。覗き込んだ者の本質を映し出す。


【バルトロメイ共鳴】
「セレティアを守りたい」のに「セレティアの体で戦わねばならない」
意識はバルトのみ表出。セレティアは絶対的被保護者、バルトは絶対的庇護者。戦う事の恐怖やストレスも「排除すべきもの」。
筋肉量がたりないやわな女の体ではバルト本来の戦闘力は出し切れず、セレティアに日々トレーニングを要求。
意外な動きを可能にする関節の柔らかさと、気配を敏感に察知する薄い皮膚は気に入っている。
バストサイズはＦ７０。

【セラス共鳴】
バルトという救いがなかったら…というＩＦのセレティア。
破壊衝動と自暴自棄ゆえの攻撃適性。
書物と空想の世界で生きる少女。
復讐対象を失った復讐者。すべては八つ当たり。
彼女を次の戦いへ駆り立てるものは虚しさと自己嫌悪。
戦う事は大嫌いだが、自己正当化欲求と承認欲求を満たせるので「正義」という旗印のもと殺戮を行うのは多少気が軽いらしい。