・黒い髪をツインテールで纏めた無邪気で快活なアイアンパンクの少女。
普段は誰にも分け隔てなく接し、常に明るく振る舞う。
気づいた時には自分の英雄しか家族が居なかったからか、家族や友達を失う事を極端に嫌い、誰かが傷つくのならば自分が傷つけばいいという考えの持ち主

・生まれはとある山奥にある小さな村の一番の権力者の家。
その村では古くからとある神を祀っており、その神の力のおかげで平和に、かつ小さい村ながらも豊かに暮らしてこられたと信じられていた
美咲が生まれた家はその神を祀る一家であった。この家では千数百年前から男児しか生まれておらず、女児が生まれたのはこの家の歴史の中で初めてとの事。
故に村の住人からは｢村に災いを運ぶ存在｣｢神の力が失われる前触れ｣と恐れられ、家族や村の住人から虐待を受けた。


・【ミサキ】
家族や村の住人から虐待を受けるにつれ、そこから逃避するために生まれたもう1つの人格。
そして村が滅びた原因とも呼べる存在。
美咲がここ数年以前の記憶をなくしているのは、幼少期のほとんどをこの人格として過ごしたからである。

•[神の愛し子]
美咲は元々この村で信仰を集めていた神が、この村をより正しい方向へと導く為に作った存在。
本来ならばこの神が力を持っている間は寿命以外の要素で死ぬ事はなく、成長と共に絶大なカリスマ性を獲得するはずであったが、村が滅ぶと共にその神は力を失い、今では一般人と大差がなくなっている。