赤嶺 謡さんのプロフィール
■能力者:赤嶺 謡
髪の毛の一部に鷹の羽根が混じっており、右目も鷹の眼になっている。
長い髪の毛の複雑に結いあげ、麻紐でまとめると鷹の羽根も飾りに見える事に気付いてからは、髪のセットに時間をかけている。その髪を前に垂らして右目を軽く隠している。
暑さ寒さが苦手で引き篭もっているため肌が異常に青白く、薄化粧をして誤魔化している。
服装はすぐに着脱できるようにゆったり目の服を好む。
厄介事を避けるために目立たぬように生きてきたが、自分のやりたい事をする事に遠慮はしない。
流されるように契約することになった英雄に約束の酒を飲ませるためHOPEの仕事で日銭を稼ぐようになった。その分ただ働きをさせて楽をしている。
ぶっきらぼうな話振りだが、話が嫌いなわけではなく興が乗るとよく喋る。
趣味の料理は勘と勢いで簡単なものを。安定はしないが、味はそれなりに美味い。
愚神に関しては深く思う事は無く、邪魔だから、もしくは仕事だから、倒す。
■英雄:ジャスリン
クルクルとした白銀の癖毛に、常に人懐っこそうな微笑みを含んだ目元。
服装は気取ったスーツ姿カフスボタンや胸のスカーフなど、こだわりが見える。
華奢な体型だが、動いた時に服の下には筋肉がしっかりと付いていることが窺える。
喉仏も胸も膨らみは感じられず、馴染みのない香水の香りを微かに纏っている。
その微笑みは相手の懐にするりと入り込むように浮かべられており、発せられる口説き文句は相手を選ばない。老婆であろうと、厳つい男であろうと、二人の世界で語らう恋人達であろうとも。ナイトがレディをエスコートするように口説き言葉を囁くのはジャスリンにとって当然のことである。
その事で揉め事になる事もあるが、ジャスリンには何が問題なのか理解していない。
料理を作る事には興味は無いがカクテルやアルコールは好きで、飲むと妖しい色気を醸し出す。問題は素面の時がほとんど無い事だろうか 愚神には非常に攻撃的で問題を物理で解決し勝ち。
■赤嶺→ジャス
路地裏に落ちてた英雄を拾う。それと同時に愚神に襲われて生きるために誓約を結んだ。英雄をジャスとは呼ぶが、愛称ではなく名前を呼ぶのが面倒だからだと言い張っている。 ジャスが面倒事を起こしかけたら止める。
■ジャス→赤嶺
口説き言葉を軽く流される関係を居心地よく感じている。誓約として日々のアルコールと料理の供給を要求している。愛称で呼び合うように要求しているが、誓約には含まれていない
■二人の住処:『ラルジュ・テリエ』
繁華街から2本程度路地を挟んだ小路。
まだ都会の喧騒から逃れられない程度の、ざわめきと明るさが夜を彩るどこにでもある小路。
大衆的な居酒屋と騒音が漏れ聞こえる雑居ビルの間に、目立たない看板が壁に掛けられた狭い階段が地下へと向かっていた。
店名だろうか、装飾の無い黒い板に『large terrier』と白い飾り文字で書かれた看板だけが吊り下がっている。
階段は狭くヒビの目立つ古いつくりで、申し訳程度に付けられた滑り止めが返って汚れた雰囲気を醸し出している。
階段を降りて行くと重たそうな樫の扉が行く手を遮る。
薄汚れた階段から妙に浮いて見える立派な扉には階段の壁にあったと同じ看板が打ち付けられている。 先の看板と違うのは、殴り書きのように『未成年には酒は出さない』と書かれていることぐらいだろうか。
扉を開けると静かな曲が流れる薄暗い店内に踏み込める。
赤と黒を基調にした比較的上品な作りのバーのようだ。
カウンターとテーブルが一つだけの店内には、ろうそくがいくつも立てられ微かに落ち着く香りが漂っている。
「いらっしゃいませ。お好きな席にどうぞ」
呼びかけられた声に目を向けると、バーテンダーと別にろうそくの灯りに本を置いた人影がカウンターの奥からこちらに視線を送っていた。
カウンターに座って会話を楽しむのか、奥のテーブルで仲間内で話すのか、思ったよりも普通な感じの店だった。
落ち着くと評価するか、暇そうだと見るか。
客によって言葉は違うだろうが、抱く感想は同じだろう。 『儲かってはなさそうな店だ』と。
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