【カマ塔1】塔の番人、カマナイツ!
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■シリーズシナリオ
担当:U.C
対応レベル:1〜4lv
難易度:普通
成功報酬:1 G 20 C
参加人数:8人
サポート参加人数:-人
冒険期間:08月07日〜08月12日
リプレイ公開日:2004年08月11日
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●オープニング
‥‥キャメロットから2日程行った所にある町の外れにある塔が、とある集団に占拠されてしまった。
その者達とは‥‥男性のくせに男性にしか愛を示せない者達、いわゆるカマだ。しかも揃いも揃ってごっつい系の筋肉カマ集団である。
皆も知っているとは思うが、我が国では『同性愛者には問答無用で極刑をもって望む』事が慣わしであり、この者達も当然それは理解していよう。つまり‥‥自ら望んで鬼畜魔道に墜ちたる者達である。許されざる者達であり、存在だ。
それだけでも許されないというのに、この者達は近隣の町や村から男達を浚っては、日夜あーんな事やそーんな事に励んでいるらしい。
‥‥これは、最早話し合いの価値すらない。直ちに処断されるべき事件である。
というわけで、一党に捕まり、塔に連れて行かれてしまった男達の家族から、救出と問題のカマ集団撲滅の依頼が出されてきた。希望者は速やかに当地に向かい、問題の解決に当たって欲しい。
‥‥とはいえ、塔内にいる相手の数も多く、守りも堅牢だ。そう簡単にはいくまい。なので、段階的に塔の攻略をしていくものとする。
まず第一段階として、今回は塔入口へと至る道の確保と、一階部分の占拠を目指す。
ここを守るのは、鎧兜に身を固めた4名の人の騎士らしい。彼等の間では、カマナイツと呼称されているようだ。
このカマナイツ達が塔の入口の守りを任されており、近づく者達には容赦なく攻撃をかけてくるとの事なので、何よりもまず、これを排除してもらいたい。
肝心のカマナイツ達自身の情報だが‥‥これは以下のような事項が判明している。
・もちろん4人ともカマ。
・くねくねしている。
・全員が鎧兜を身につけているが、気に入った男が近づくと、ワンアクションで脱ぎ捨てて向かって来るようだ。
・武器は全員ランス。
・4人とも馬に乗っている。その馬は『カマ・ド・ウマ』と呼ばれ、やっぱり男好き。好みのタイプの男性には、嬉々として頭に噛みついて離れないという。
塔は小高い丘の上にあり、周囲に遮蔽物などは何もない。
カマナイツ達は常にカマ・ド・ウマに跨って周囲を見回っているため、気付かれずに近づくのはまず不可能だろう。
‥‥以上の事を踏まえた上で、事に当たってもらいたい。
なお、今回はカマナイツの打倒と、一階部分の開放。そこに掴まっている者がいたら彼等の救助‥‥という3点が目標である。
2階と3階には、さらに強力なカマの者達が待ち構えているという情報があるので、決して先には進まぬように。それは次回以降の攻略目標である。
‥‥では、健闘を祈る。我等が愛するイギリスから、カマを一掃するのだ!
●リプレイ本文
塔がそびえる丘のふもとに、いくつかの人影があった。
「‥‥あれがそうか。面白い。今から楽しみで腰が鳴るぜ!」
不敵な漢笑いを浮かべてじっと塔を眺める、レオンロート・バルツァー(ea0043)。純白のマントにすっぽりと包まれた長身からは、やる気のオーラがメラメラと立ち昇っているかのようだ。
「あの‥‥鳴るのは腰じゃなくて、腕の方じゃないんですか?」
打って変わって、まったく対照的なか細い声。
レオンロートの陰に隠れるようにして、アルト・エスペランサ(ea3203)がそこにいた。既に雰囲気が怯える小動物のそれっぽい。
さらに、その目には‥‥。
「‥‥お前はシフールじゃない、道具だ、道具となるのだ‥‥個を捨てろ、感情など邪魔なだけだ、道具としての機能だけを考えろ。今を捨て‥‥無我の境地へ‥‥さぁ、道具として最高の性能を!!」
などと、さっきから何かのおまじないっぽく繰り返しているシフールが張り付いている。ハーモニー・フォレストロード(ea0382)だった。アルトの顔にくっつき、自分のアゲハ蝶の黒い羽を、アルトがつけているマスクっぽく見せる事で擬態を試みている。
本人は本気の行動だったが‥‥おそろしく不自然だ。おまけにこれではアルトの視界が塞がれ、ほとんど前が見えない。
‥‥誰とは言わないが、早くもイケニエの黒いフラグが、約2名の頭に燦然と立っているように思えた。
「なに、細かい事だ。気にするなアルト少年!」
「‥‥はあ」
アルトへと振り返り、歯をきらめかせて笑うレオンロート。その顔はものすごく爽やかだが、風で彼のマントが揺れる度、下半身が覗いてちっとも爽やかじゃないモノが顔を出していた。
‥‥あぅぅ‥‥前略お母さん。今回も僕、なんだかとっても嫌な予感がします‥‥。
胸の内で母の優しげな笑顔を思い浮かべて、現実逃避を図るアルト君。
「僕はその存在を消し、無となり、物となるのだ。大丈夫‥‥もう痛みも恐怖も感じない‥‥大丈夫‥‥」
相変わらずハーモニーがお題目を唱えていたが、声が震えているので、やっぱりいまだ悟りの境地に達していないらしい。
「大丈夫ですよ。もし万一の事があっても、私が癒して差し上げますから」
そんな彼らに、優しい微笑を浮かべてカレン・ロスト(ea4358)が声をかけた。
グッドラックの魔法をかけつつ、さらにこう告げる。
「後方で援護しますので、遠慮なく矢面に立って、雄々しくカマナイツの皆さんに何度でも立ち向かってくださいね。体が壊れたらリカバーで、心が壊れたらメンタルリカバーをかけて差し上げます。ですから、大丈夫ですよ」
‥‥悪意のない笑顔は、きっと本心なのだろう。純粋に応援しているようだが、アルトやハーモニーには『遠慮せずに逝ってこい』という風に聞こえる。
「うむ、これはありがたい。任せておいてくれ!」
「お母さん‥‥今度こそ、僕駄目かもしれません‥‥」
「僕は物だ‥‥物なんだ‥‥お願いだ。誰かそう言って‥‥」
胸を叩くレオンロートと、地面に崩れるアルト&ハーモニー。その差は最早天と地である。
「‥‥しかしイギリスにカマがいたとは、IGさん、今週のビックリドッキリです。ここは早急に始末して、代わりにバナナとメイドさんを普及させるです」
やや離れた位置で、そんな事を呟くイングリッド・バイアステン(ea0491)。
「まあ、いるんだからしょうがないよね。で、メイドはともかく、そのバナナってなに?」
隣に立つ香夜詩音(ea0636)が、聞いた。
「バナナを知らないですか? うーん。でも、無理ないかもです。あのですね、バナナはアジア原産の、黄色くて曲がってるイカシたナイスなフルーツなのです。ただ、こちらにはなかなか入ってこないので、一部の貴族さん達がごくたまに食べるくらいの、高級なものなんですよ。でもってですね、その皮は上に乗ると、なんと滑っちゃうんです。凄いですよね。きっと武器にもなるです。栄養価も高くて、武器にもなる。素晴らしいです。まさに戦時食料として抜群です。貴方も一緒にキャメロットのお城に掛け合って、バナナを輸入するようIGさんと一緒に訴えるです」
「‥‥がんばってね。あたしは遠慮しとく」
キラキラした瞳で熱く語るIGさん──イングリッドであったが、詩音は微妙な笑みを浮かべて辞退した。
「くふふ‥‥きょうはカマさんがいっぱいなの。カマかんしゃさいなの、たのしみなの、いれぐいなの」
‥‥と、無邪気な笑い声。
はらっぱに毛布を敷き、その上にちょこんと座った可愛らしい1人の少女‥‥。
隣には、無表情でショートカットのメイドさん人形を置き、手には布キャンパスと絵筆を持って、生き生きと目を輝かせているのは‥‥レン・ウィンドフェザー(ea4509)である。
「きょうも、そうさくいよく、が、わいてきたの。がんばるの。きゃは♪」
喜びを表現する姿はまさに純情可憐な少女、といった風情なのだが、その喜びを感じる対象がカマ退治なのでアレだ。何がアレかは自粛する。ヘタな事を言うと重力波が飛んできかねない。
と──。
「いっやぁ〜ん、可愛いボーヤちゃん達はっけぇ〜んvv」
「今行くわ〜〜〜待っててダーリーンvv」
「あぁ〜ん抱きしめてあげるわぁ〜vv」
‥‥そんな野太い黄色い声がして、塔の方からずどどどどどどど、と、土煙を上げて4騎の馬が駆け下りてきた。馬上にはもちろん、全身鎧を着たごっつい人影。彼等だけでなく、馬の方も、なんだかとっても生き生きとした目をしており、レオンロートやアルト達をまっすぐな視線で射ていたりする。
「ででで出たぁぁぁ〜〜〜!!」
「だだだだから僕はただのパピヨンマスクなんだってば〜〜〜!!」
アルトとハーモニーは真っ青になって恐怖の声を張り上げたが、
「‥‥面白い。相手に取って不足なし!」
レオンロートは目を光らせ、自らのマントに手をかけた。
「天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ‥‥カマを倒せと俺を呼ぶ!」
華麗に青空に舞う純白のマント。
「聞けカマども‥‥俺は裸の戦士、レオンロート・バルツァー!! 俺の裸は挨拶代わりだ! 迷わず冥府魔道に墜ちるがいい!!」
「きゃ〜〜〜! ご立派〜〜〜!」
「あぁ〜ん貴方とならどこまでも墜ちる墜ちる墜ちちゃうわぁ〜〜〜ん!」
まばゆい陽光に輝くレオンロートの肉体。それを見て、カマナイツ達がますますエキサイトして突進の速度を速めた。
「あぁぁ‥‥カマの皆さんも間違ってますけど、こっちの戦略も間違ってる気がしますよ‥‥でもってアーサー王、ちゃんと仕事して下さい。イギリスの変態をどうにかして。男性の貞操の危機です。とっても危機です。特に僕とか‥‥」
「僕は仮面だ。仮面だ。仮面なんだ〜〜〜!!」
アルトは涙目をキャメロットの方に向け、その顔には、もう壊れかけみたいに同じ言葉を繰り返すハーモニーがひっついている。
そんなアルトの肩をレオンロートはぽんと叩き、
「Dont thinkfeel(考えるな、感じろ)」
と、力強いメッセージを送る。
逞しい中にも優しい笑顔。きらめく白い歯。とっても爽やかだが‥‥地面に崩れかけたアルトのちょうど目の前あたりでは、レオンロートのお楽しみ袋がぶらぶらと‥‥。
「ああ‥‥アーサー王‥‥イギリスって‥‥こんな国じゃないですよね? 信じて良いんですよね‥‥?」
「僕は仮面だ! 人畜無害の無機物なんだ! お願いだからそっとしておいてくれ〜〜〜!!」
嘆くアルト、叫ぶハーモニー。レオンロートは彼等の心情をわかっているのかいないのか、大きくうんうんと頷くと、
「ではゆくぞ同志諸君! うぉぉぉ〜〜〜! カマめ! 男しか愛せぬ禁じられたおしべの徒輩め! 抱くがいい!! 噛むがいい!! 汚すがいい!! だが一つだけ貴様らに言おう! 貴様らがどれだけ俺達の体を汚そうとも、我等という存在を、漢の魂の輝きを汚す事は未来永劫出来ぬという事をな!!」
断固として叫び、アルトの襟首を掴んで子猫みたいにぶら下げると、そのまま一気にカマナイツへと突撃開始。
「あのっ! できれば僕は置いていって欲しいんですけど〜〜〜!」
アルトの叫びが、悲しく響く。
「皆様、どうかがんばって下さいね〜」
ハンカチを振りながら、優しい笑顔で見送るカレン。
「いらっしゃいボーヤ達〜vv」
「いただきま〜すvv」
‥‥なんて事を叫びつつ、カマナイツ達は次々に鎧を脱ぎ捨てた。
「あうぅ、何で全身鎧が一瞬で脱げるんですか? しかもなんだかくねくねしてます‥‥僕は今日も大ピンチの予感が‥‥」
「仮面には関係ないんだーーー!!」
「ふはははは! 来いカマども! 貴様等のカマスピリッツが上か、俺のすっぽんぽん魂が上か! 今こそ勝負だ!!」
雄叫びが大気を震わせ、両雄はついに激突する!
が‥‥。
「‥‥はい、相手は男ばかりじゃないよ」
冷静な声と共に、詩音が術発動。
男達のど真ん中で竜巻が発生し、数人を一気に空中へと巻き上げた。
「どわー!」
「きゃー!」
「いやぁん!」
カマも男達も互いにばかり気を取られて、別方向から接近した詩音にはまったく気が付かなかったのである。
「とはいえ、アルト君も巻き込んじゃったな。まあ‥‥いっか」
空中に飛んだのは、カマ2人とアルト君だ。そのアルトの衣服も竜巻の突風で乱れ、お尻丸出しで空をくるくると舞っている。
「わー、ナイスピーチです。でも、やっぱりIGさんはバナナが一押しですよ」
イングリッドは弓を構えつつ、そんな事を言っていた。
「‥‥はっ!?」
衝撃でアルトの顔から弾き飛ばされたハーモニーが気が付くと、目の前に1人のカマナイツが‥‥。
「あらん、アタシ、シフールちゃんを頂くのは初めてかもぉ〜。きゃんvv」
「わー!! ぼぼぼぼ僕は食べても美味しくないです! それよりあなたの絵を描きますから許して下さい〜〜〜!!」
熱っぽい瞳で自分を見るカマに最大限の恐怖を感じ、とっさにそう提案したが‥‥。
「それは、だめなの。えは、あたしのたんとうなの」
いつの間にかレンがその場に現れ、笑顔で主張した。
「カマ×シフールは‥‥そのみちのひとにはだいにんきなテーマなの。だから、ここはもっとじょうねつてきに、●●を▲▲して、いたみのなかにも、ほのかなよろこびをかんじているようなひょうじょうで、■■■を★★★してほしいの。それがうれすじ、なの」
「‥‥んまvv」
「‥‥‥‥」
聖職者が聞いたら吐血して果てそうな説明を天使の笑顔で口にする10歳少女に、カマは顔を赤らめ、ハーモニーは気を失いかける。
「にゅっふっふっふ、ふぁっふぁっふぁっふぁっふぁっ!」
と、今度はいきなり妖しげな笑い声が響き渡った。
見ると、はらっぱの中央に、見るからに不自然な花満開の木が一本立っている。声は、そこから聞こえていた。
「純真な男心を汚し、弄び、あーんな事やそーんな事をしちゃってるオカマさん達‥‥例え神が現れずとも、いつか必ず心ある者が神に代わってカマを裁く。人、それをてんちゅーという! いきます! まじかるちぇーんじ★」
かけ声と共にその木がみるみる姿を変え、1人の少女の姿となった。ダイモン・ライビー(ea4676)だ。今までミミクリーの魔法でまったり成り行きを見守っていたらしい。
「とりあえずあなた達に名乗る名前はないわ! さん●いず・ぼんばー!」
「いやぁん、名前を聞いてもいないのにぃ〜ぃv」
気合一閃、空中高く飛び上がり、情け無用のイナヅマキック!
どどーん、と見事にそれは決まって、カマとかハーモニーとかが天高く舞い上がった。
「まだまだ! それー! 超忍法タ・ツ・マ・キー!」
詩音も竜巻の術第2弾を放つ。
「今ですよ詩音さん、ここはすかさず手からイガイガを生やして超忍法スピンをぶちかますです。それがパターンなのです」
「‥‥そんな忍法ないから」
イングリッドに言われたが、さすがに詩音も無理だった。
その背後で、やっぱり巻き添えを食ったアルト君が頭から地面に落下してくる。ぐしゃ、と悲しい音がした。
「あらあら。でも大丈夫ですよ。いますぐ回復してさしあげますから」
そこにいそいそとカレンが近づき。リカバー及びメンタルリカバーをかけたが、アルト君のガラスのお尻‥‥じゃない、ハートは既にボロボロだ。なんか半透明のアルト君が体から抜けかかり、光り溢れる世界をうっとりと見上げていたりする。
傍らでは高笑いを上げるレオンロートに複数のカマ・ド・ウマが噛み付いていたが、彼はビクともしていなかった。漢の性能が通常の3倍くらい違うような気がする。
「よーし、今です皆さん! 一気にイキましょー!」
ライビーが呼びかけ、おもむろに呪文の詠唱を開始した。
「了解なのです。彼らをカマの呪縛から解き放ち、立派なメイド萌えの道に進ませてみせるです」
「‥‥あの、それも迷惑だから」
弓を引き絞るイングリッドに、さりげなくツッコむ詩音。
「ごっどはぁんど! す●っしゅ!! 成敗ッ!!」
ライビーの手から放たれる、ディストロイの魔法。
「‥‥で・き・た。なの♪」
ちょうど絵を描き上げたレンも、ニコニコしながらグラビティーキャノンを撃った。絵を眺めているのに狙いは正確そのもので、確実にカマとかウマとかアルト君とかハーモニーを吹き飛ばす。ついでに塔の入口の扉まで破壊していた。
ちなみに完成された絵だが‥‥当局の都合によりモザイク処理をさせて頂く。お許し願いたい。
乱れ飛ぶ、魔法、術、矢と、一部の仲間(男性)。
‥‥こうして冒険者達は塔の入口の制圧に、見事に成功したのであった。
そして、夕暮れ。
「‥‥」
歯型だらけ(特に尻)のレオンロートが、やり遂げた漢の顔で、沈み行く太陽を見上げていた。
目じりにうっすらと浮かんだ光る物は、失った仲間(の何か)に対するものか、あるいは自分自身に対してか‥‥それはわからない。ただ、漢は黙って明日へと進むのみだ。
側には真っ白に燃え尽きたアルト君だったようなものが寂しくポツンと転がっている。
さらに、レオンロートを恋する瞳で見つめるカマ・ド・ウマが一頭そこにいた。くちゃくちゃと動いている口の端から、なんか手が出ていたが‥‥ハーモニーだろうか。とりあえず見なかった事にしよう。
もちろん、1階に捕まって泣いていた男達は全員救出され、カレンに頭を撫でられつつメンタルリカバーで回復の上、最寄の町まで送り届けられたそうな。
次回、塔の2階で待ち受けるジャイアントと、その肩に乗ったシフール少年の力とは!?
カマ塔第2話『逝け! ジャイアント・カマ! 〜漢が静止する日〜』をお楽しみに!
■ END ■