ワンダフルホテル 2アジア・オセアニア
種類 |
シリーズ
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担当 |
凪
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芸能 |
2Lv以上
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獣人 |
1Lv以上
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難度 |
やや難
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報酬 |
3.7万円
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参加人数 |
8人
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サポート |
0人
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期間 |
02/15〜02/19
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●本文
●ワンダフルホテル 2
それは南国、オーストラリアでのお話。
お金持ちのトムは無人島を買って、そこにホテルを建てました。
所が一向にお客さんが来てくれません。
そこでトムは親友のベンに相談することにしました。
「何? 宣伝を全くしてない? ハッハッハッ‥‥トム。無人島なのに宣伝を打たなかったら客が来る訳無いじゃないか? そうだ。アイドルでも呼んで、パーッとパーティでも開いてみては?」
っと言うわけでジャパニーズアイドルを迎えてホテルで仮装パーティをひらいた所、地元のメディアがコレを取り上げ宣伝効果は抜群。ヨットで乗り付けてホテルを利用してくれる客も増えてきた。
これで機嫌を良くしたのはトムとベンと親友のハック。
トムのホテルやレストランなど、系列店にはアイドルの噂でお客さんが沢山やってきた。
若い子が大好きなベンは可愛いアイドル達とおしゃべりが出来た有頂天。
さらに親友のハックの経営する牧場のお肉もそんなこんなで売れ行き上々なのである。
「彼女たちはまさに女神様だよ。ベン。俺は、あのホテルに女神達を定期的に呼んで、彼女たちのバカンスライフを送ろうと思うんだ」
突然訳の分からないことを言い出すトム。
「そいつは良い。派手なパーティーを毎月やれば、きっとお客達も増えるぜ!」
訳の分からないまま賛同するベン。
「よーし、おれがまた美味しいお肉を提供しちゃうぞ〜」
お祭り騒ぎが大好きなハック。
そんなこんなでアイドル達を呼んで派手なパーティーを定期的に行う事に成った。
ホテルと言っても無人島に建てられたコテージ(バンガロウ)型のホテルなので、部屋数は15。それほど大きくはない木造平屋のホテルである。
残念ながら無人島なので電気は無い。事務所にある小さな風車で、多少風力発電はされているが、客室には全く電気は無いので、電気が無い状態で歌を歌う場合は唄って欲しい。
リッチな気分を味わいたいならリゾートホテルに泊まればいい。
だが、都会の景象に疲れたなら、こういうホテルも良い物だろう
そんなコンセプトで作られたホテルなので、クーラーもテレビも無いのはお許し頂きたい。
さて、今回も南国気分を味わう為に水着姿のアイドル達を募集。
男女問わず、ホテルのパーティーを盛り上げてください。
色々写真は撮られると思うのでその辺の所はサービスを宜しくお願いします。
今回も三色アイスの皆さんものスケジュールが空いていたのでゲスト参加してくれます。
張り切ってアプローチをかけてみてください(ぇ
●リプレイ本文
●ワンダフルホテル 2
青い海、白い砂浜、抜けるような太陽。
そして、無人島とホテルとプライベートビーチ。
家電製品はほとんど無く、水も井戸からくみ上げているダケだが、都会の騒音から逃げるには最高の場所だ。
海は穏やかで、遠くをヨットやクルーザーが走っているのが微かに見える。
家電品と言えば、ホテルのメイド達がビデオカメラやデジカメを持ち歩いている。
いつでも写真や映像が撮れるようにである。
‥‥もちろん潮風に負けない防水仕様である。
ホテルは木造の高床式に成っており、部屋の一つ一つが独立したバンガロウの様な建物である。
それがいくつも林の斜面に並んで作られており、それを木製の廊下が繋いでいる。
一際大きな建物が食堂とお風呂と管理人の管理室を供えたメインハウスである。
それ以外の建物には電気もガスも水道も通っていない。
メインハウスもソーラーパワーと風力発電で、最低限の電力をまかなっているだけだ。
それ以上に電気が必要に成れば桟橋に止めてある大型ヨットで発電するしかない。
メインルームはパーティルームになっている。
大きなテーブルが並び、立食で食べられるような軽食が並んでいる。
サンドイッチを一つつまみ、ワインを片手にアヤカ(fa0075)がにっこり微笑んだ。
彼女たち以外のお客さんも呼ぶことが出来るが、VIPであるアイドルの事を気遣って、他にお客は取っていない。
代わりに映像を取る‥‥っと言う形になっている。
何杯目かのワインを飲み干し、アヤカがご機嫌で歌を歌い始める。
黒のアダルトなビキニは男性客を魅了して止まないだろう。
アイドルである彼女のファンサービスであり、メイド達はビデオカメラを回してそれを撮影している。
音楽はメイド達のピアノの生演奏である。
ハンディマイク片手にアヤカがにっこりウィンクを飛ばす。
一緒に成ってハイテンションに踊っているのはアカネ・コトミヤ(fa0525)。
チョコアイスと一緒にワインの瓶を何本か空け、すっかり出来上がっている。
お互いに胸を触り有ったりしながら、歌に合わせて肩を組んで身体を左右に振っている。
「いいぞ〜。脱げ脱げ〜」
手拍子のリズムで脱げコールなどを飛ばしているが、黒ビキニのアヤカはそれ以上脱ぐことは出来ない。
「私にも一曲唄わせてください。」
百瀬 悠理(fa1386)がそう言ってアヤカのマイクを借りる。
花柄セパレートな水着が可愛い。彼女は静かに歌い始めた。
一緒にワインを飲み歌を歌っていた上月 真琴(fa1641)だが、少し風に当たりながら浜辺に移動する。
そこにはストロベリーアイスが昼寝をしていた。
「なんだか向こうは楽しそうやねぇ」
ストロベリーアイスが砂浜でビーチパラソルの影に隠れながら、のんびり昼寝を楽しんでいる。
彼女のイメージカラーのピンクのビキニが少々まぶしい。
上月真琴の水着は紅いビキニである。
露出を控えめにしたタイプで、腰には同系色のパレオを巻いている。
そんな彼女に向かってストロベリーアイスがカメラを構えてパシャリパシャリと写真を撮り出す。
照れくさそうにそれを見つめる上月真琴。
そんな彼女のビキニのトップとパレオに、不可抗力にもドリルが引っかかる。
彼女のビキニが突然はだけてしまった。
「あ、ゴメ〜ン、ドリルが引っ掛っちゃった〜」
両手にドリルを搭載したRASEN(fa0932) が突然踊り出す。
スカイブルーのチューブトップの水着でうきうきしながら踊っている。
突然の事に胸を隠す上月真琴。平然とカメラを撮り続けるストロベリーアイス。
「あ〜写真撮っちゃダメです〜」
既に確信犯的な2人である。
フォーティア(fa2516) がワイン片手にチョコアイスに語りかける。
すっかり出来上がってるチョコアイス。アカネ・コトミヤと服の脱がしっこをして、乱れに乱れている。
メイド服を脱がされ、水着姿に成っているアカネ・コトミヤ、その水着も半分脱がされているが、アルコールが回りすぎていて、気にしていない。
「アイドルに必要な事ってなんだと思いますか?」
フォーティアの質問にチョコアイスが答える。
「ん〜お色気かなぁ? っと言ってもタダ脱げば良いって訳じゃなくてさ〜。露出してる中でも着飾る事って大事だと思うんだよね〜。プレゼントにリボンを付けるように、女性が下着を着けるように、必要なラッピングってあると思うんだよね〜。例えば〜」
そういって、アカネの水着をゆっくりとおろし、胸を露わにする。
そんな彼女の胸をチョコが後ろから手で隠す。
いわゆる手ぶらと言う奴である。
「普通に胸を晒すより、こっちの方がHな感じがしない? こういうのが必要だと私は思うわけですよ〜」
そう言ってすっかり寄っているチョコアイス。
逆に今度はアカネに水着を剥ぎ取られ、彼女も胸を露わにする。
「よし、このままお風呂に入ろう」
そう言って2人はジャグジーの方に向かった。
だが、このときアカネは知らなかった。
チョコアイスが酔うとキス魔に変貌すると言うことを‥‥。
海‥‥海の波音が聞こえる。
シュノーケルを付けて不破響夜(fa1236)が海底の散歩を楽しんでいる。
一緒に泳ぐのはミルクアイス。実はスポーツ万能な彼女だが、アイドルと言うことで、普段はひたむきなどじっこを演じている。
ビキニ姿の2人が水中で仲良く遊んでいる。
「‥‥‥‥。(魚が綺麗ですねぇ)」
水中でミルクアイスが不破響夜に話しかける。
っと同時に、彼女の口から『ごばっ』っと空気の塊が逃げ出す。
そのまま海面に上がって行くミルクアイス。
「しまった。水中では話せなかった」
‥‥彼女のどじっこは天然かも知れない。
「隙あり!」
海面で息をしているミルクアイスの後ろから、彼女のビキニの上を奪い取る不破響夜。
可愛い悲鳴をあげて不破響夜に手を伸ばすミルクだが、不破響夜はそのまま岸へと泳いで行く〜。
「ダメ〜そのまま岸に上がったらダメ〜」
そのまま岸に上がる不破響夜。
そのまま手に入れた水着を振ってミルクアイスの方を見つめるが、よく見ると響夜は水着の上どころか、下まで穿いていなかった。
「だから言ったのに‥‥」
ミルクアイスの手には響夜の水着が両方とも握られていた。
一体いつの間に手に入れたのだろう。相変わらず手癖の悪さは天下一品である。
その日の夕食はおもてなしの肉料理。
1ポンドのステーキが用意され、そのほかにも豪華な魚介類が盛りだくさん。
一心不乱にそれを食べる一同。
「なんだか昼間は飲み過ぎてしまって‥‥記憶がありませんわ‥‥」
チョコアイスがフラフラしながら食事を取る。
「そうだ‥‥ね。私も記憶が‥‥ない‥‥よ」
引きつった笑顔で話を合わせるアカネ・コトミヤ。
寄ってベットに運んだチョコアイス。
キス魔と化した彼女に、ベットの中でキスをされまくるアカネ・コトミヤ。
しかし、やられてばかりでは反撃にキスを仕返していると。
濃厚なキスシーンのオンパレードに成ってしまって取り返しが着かなくなった。
しかし、とてもそんなことは言えず、何も無かったことにして、それを流そうとするアカネ。
「よし、料理を食べたらもう一曲唄うぞ〜」
ランプの明かりの中で、アヤカはとても元気だ。
「アイドルに必要なの事ってなんだと思います?」
食事をしながらフォーティアがミルクアイスに質問する。
1ポンドステーキを2枚平らげたミルクが答える。
「元気! コレが一番」
それに付けるストロベリーアイス。
「私は‥‥イメージだと思うよ。とにかくお客さんの中でイメージを壊さないように膨らませてあげるのが私たちの仕事だと思うし」
かくしてパジャマに着替えた彼女たちはバンガローでゆっくりと休むことにする。
かしましい娘達の楽しいバカンスは今日も元気に過ぎて行くのであった。