アイドル強化合宿5アジア・オセアニア
種類 |
シリーズ
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担当 |
凪
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芸能 |
5Lv以上
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獣人 |
3Lv以上
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難度 |
難しい
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報酬 |
56万円
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参加人数 |
8人
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サポート |
0人
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期間 |
02/07〜02/14
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●本文
●アイドル強化合宿5
好例に成ったアイドル強化合宿。
言い出しっぺは安導夏美。
使ってない無人島を持っているパパイヤ・パインから無人島を借り、普段獣化出来ない芸能人を集めて半獣化したら獣化してサバイバルを楽しむ‥‥いわば、獣人モードの自分の力に慣れようというお題目から始まったお話である。
そして、せっかく無人島での合宿なら、最近の若いアイドル育成の為に新人強化、根性あっぷをうたい文句に若手を呼んで一緒にサバイバルしてしまおう‥‥っと考えたのがパパイヤ・パインその人である。
ゆえに無人島での活動は2人の班に‥‥2つに分かれて活動を行う。
パパイヤ・パインの班は根性強化とグラビア撮影の練習。寝起きドッキリの練習。そして発生練習などがメインになるいわゆるアイドルの底力の底上げだ。
安導夏美の班は対ナイトウォーカーの為の戦闘訓練。体力アップの為の行動。
主に半獣化した状態でのスパーリングや模擬戦闘、銃火器の扱い等をメインにしている。
「日本は寒いけど、南の島は暖かいわよ? アナタもたまには着いていらっしゃい」
パパイヤ・パインに誘われるのはご存じバナナ・プリン。
アイドルの師弟関係になる間柄だ。
「はい、大きな鉄鍋を用意したので現地ではシチューとかお鍋やりましょう。味噌煮込みなんて良いですよね?」
相変わらず腹ぺこキャラのバナナ・プリン。
「じゃコッチはバーベキューにするよ。材料はみんなに色々持参して貰えば良いしね」
安導夏美がそう言って苦笑する。
っというわけで今回も、アイドルに必要な心・技・体を身につけるべく、無人島で一週間の精神鍛錬の強化合宿を行いたいと思います。
持ち込んで良いアイテムは予めお店で買ったアイテムの他に、食料と水を含めた1万円分です。(この一万円分は、リュックに入れば何を持ち込んでも自由です。)
島での生活は水着、半獣化がメインなスタイルに成ります。
戦闘専門に訓練する安導夏美の班とアイドルとして発声練習や筋トレをメインにするパパイヤ・パインの班の2つ別れます。
そんなわけで無人島で一週間。
ど根性を付けたいと思うアイドル達はいざココへ
●リプレイ本文
●アイドル強化合宿5
青い空、白い雲、熱い砂浜、心地よい潮風。
やってきましたアイドル強化合宿第5段。
日本はまだ冬だけど、無人島は今日も常夏。
サンサンと熱い太陽の日差しが降り注いでいる。
「さて、先ずはチーム分けをしましょうか?」
パインの言葉で8人が4人づつ、2つのチームに分かれる事となる。
●パパイヤ班の場合
縞柄に水着のアヤカ(fa0075)がバナナプリント一緒にお鍋の準備。
どうやらビーフシチューの様である。
参加者4名全員が材料を持ち寄ったので、これでもかというほど具だくさん。
どうやら一週間ずっとビーフシチューを食べ続ける事になりそうだ。
「ちゃんとご飯の準備もしたニャよ」
アヤカがそう言って徳用のお米と飯ごうを見せる。
それに目をウルウルさせて笑みを浮かべるバナナプリン。
「アナタ最近腹ぺこキャラが板に付いてきたわね‥‥」
そんなバナナプリンを見つめるパパイヤ・パイン。
その間に馬鈴薯、人参、タマネギ 牛肉などがシチューの中に投げ込まれていく。
「食材は、大きく切ってじっくりと煮込んでいくつもりニャ☆」
ことこととまきで煮込まれるシチュー。
「火の番変わりますね?」
序盤のコトコトを抜けたところで富垣 美恵利(fa1338)がシチューの火の番を変わる。
面積が良い感じの黒のビキニ‥‥下は横紐を蝶々に縛っている水着の富垣美恵利。
男性客が居たら黄色い声援が上がるであろうビキニでシチューの番である。
「その間に私たちはテントの準備をはじめるわよ‥‥鍋の方は任せたわ」
パパイヤがバナナ連れてそう言って寸胴の鉄鍋から離れて行く。
「美恵利姉さん。パパイヤさんがグラビア撮影の練習をすると言うので、ちょっと行ってきますね」
結城 紗那(fa1357)がそう言って寸胴を見ている富垣美恵利に挨拶をする。
デジカメ持ったパパイヤ・パインが結城紗那を手招きしている。
ちなみに結城紗那の水着は白のビキニで富垣美恵利とは色違いで同様の物である。
持ち込んだ食材も富垣美恵利とどうように肉と野菜をたんまりである。
「いい? 柊棗ちゃん。グラビアを取るときは真っ直ぐ立っちゃダメ、いつもカメラ方向に身体を斜めにしているのよ、それが立体感を出す写真の基礎の基礎なんだから」
パパイヤパインが柊棗(fa4808)に対して写真指導をする。
白のワンピース水着でカメラ片手にパインを激写している柊棗。
「じゃ次は私が撮って上げるわ。今の話をちゃんとふまえて前屈みのポーズとかしてみようか?」
結城紗那が来る前に軽いジャブと言う感じで撮影会をしているパイン。
日焼け止めはしっかりと、UVカットもバッチリにである。
●安導夏美班の場合
一方そのころ安導夏美班は‥‥今回は珍しくテントを設置している。
いつもなら木陰に寝袋で雑魚寝の彼女だが、今回は女性客万来なのでサービス‥‥っということなのだろうか。
「信じられないかも知れないけど、前にみんな着た募集が男性でね。それに比べれば今回はなんて気楽だろう‥‥っと思ったさ」
安導夏美がそう言ってテントの設置を終わらせる。
6人用テント一つに全員収容予定である。
「バーベキューの材料は持ってきた?」
安導夏美のの言葉に4人が4人とも首を縦に振る。
どうやらこちらも一週間バーベキューが続きそうだ。
「それじゃ軽く運動してみようか?
ハイレグワンピースの月影 愛(fa2814)が、その言葉に飛びつく。
軽くスパーリングを所望してるらしい。
「いいよ‥‥かるくね?」
羽根と角と尻尾を出す安導夏美。
耳とぽわぽわ尻尾を出す月影愛。
一足飛びに砂を蹴り真っ正面から突撃する月影愛。
右手で2発、左手で2発。合計4発のパンチを繰り出す。
両手でボクシングの様なガードをして、それを受け止める安導夏美
さらにそこからしゃがみ込んで足払いを放つ月影愛。
両足で跳び、足払いを回避する安導夏美。
そこからさらに追撃の蹴りを放つ月影愛。
両手を十字に交差させ、それを受け止める夏美。
だが、蹴りの衝撃で後ろに大きく吹き飛ばされる。
羽根を軽く羽ばたかせて、なにごとも無かったかのように着地する。
「良いね。続きはご飯の後にしようか」
夏美の言葉で持ってきた食材を見せる月影愛。
ジャガイモ・ニンジン・たまねぎ・しいたけ・ピーマン・鶏肉。
串に刺してバーベキューセットに並ぶことになる食材。
「味付けはウチがするわ」
敷島ポーレット(fa3611)がそう言って柚系タレや黒コショウを用意する。
「せっかく泳げるんやから〜食べたら泳ぎに行くのもいいんちゃう?」
敷島ポーレットがそう言って串を一つつかみ口に運ぶ。
せっかく人目を気にしないで半獣化でき、泳げる環境だ。
男性の目も無いので全裸だって問題ない。
もっと無人島をエンジョイしよう‥‥敷島ポーレットの言葉にそんな意味が込められていた。
「泳ぐのも良い体力アップになる‥‥っと私は思ってます。一緒に泳ぎます?」
デニム柄のスイムスーツに身を包んだ安導夏美が叢雲 颯雪(fa4554)を海へ誘う。
1も2もなくそれに従う叢雲颯雪。
ちなみに敷島ポーレットも叢雲颯雪も抜群に肉と野菜を持ってきている。
バーベキューが一週間続いても問題ないほどだ。
腰まで水に入ってサブサブと砂浜と水平に泳ぐ叢雲颯雪。
青い太陽とエメラルドグリーンの海が彼らの欲望を満たしてくれる。
倒れるまで泳いだら砂浜に大の字に成って休む。
それを繰り返しながら叢雲颯雪と敷島ポーレットと海で遊ぶ安導夏美。
2月に海で遊ぶなんて、赤道直下の無人島ならではの贅沢である。
「つかれた〜」
羽根をパタつかせてバーベキューの方へと向かう安導夏美。
いつのまにか神楽(fa4956)が火の番を受け持ち、羊肉を串焼きにしている。
「さぁ食べてください。ご自慢の羊肉ですよ」
バーベキューにがぶりとかぶりつく安導夏美。
子供の拳ほどの肉の塊を熱々ハフハフ良いながら食べる。
「うん。ベリーグット。ハイクオリティなお味です」
どうやら十分満足出来る味の様だ。
●シチュー
「はーい、シチューが煮えましたニャー」
じっくりコトコト煮込んだビーフシチューが丼に入れられて皆に渡される。
一緒についてきてるのは先割れスプーン。
アルマイトの先割れスプーンである。
「はい、ごはんも炊けましたニャー」
同じ形の丼にご飯も入れて渡される。
とりあえず突然ビーフシチューをご飯に書けて食べ始めるバナナ・プリン
「ちょ! ちょっと! シチューってご飯に書けて食べるものなの?」
シチューにたっぷりブロッコリーの細切れを入れていた柊棗もびっくりの行動である。
「えっ? ウチの方ではコレは普通の食べ方ですよ?」
ちなみにバナナプリンは埼玉生まれの埼玉育ち、埼玉県民が全員シチューをご飯にかけるかどうかは分からないが、プリンはそれが普通らしい。
「ご飯はご飯。シチューはシチューで食べる物だと私は思うんだけどねぇ」
ふりかけかけながらご飯を食べるパパイヤ・パイン。ちなみに彼女は千葉方面生まれの東京方面育ちである。
「お代わりはいくらでも有るニャよ〜。具も継ぎ足していくからドンドンお代わりするにゃよ〜」
そんな言葉にご飯とシチューの組み合わせは好評の様である。
●串焼き。
「パンが有るけど‥‥はさんで食べる?」
安導夏美がそう言って串焼きを食べてる皆に食パンを一斤差し出した。
どうやら食パンを数斤ビニールコートで持ち込んでいるらしい。
何でも良いから焼いてパンにはさんで食べる‥‥。まさにハングリー精神のある安導夏美ならではの発想である。
「先ずは焼きたての羊肉、人参、タマネギあとはマスタードをかけてパンにはさんでいただきまーす」
月影愛が勢いよくかぶりつく。
「本当はパンの缶詰にしようか悩んだんだけど、缶詰はコストが高いから」
そう言ってパンにバターを塗って串焼きをはさんで食べる安導夏美。
敷島ポーレットと叢雲颯雪もパンを受け取って串焼きをはさんで食べる。
有る意味ダイナミックなハンバーガー状態である。
「海で泳いで2人とも疲れたでしょう? 今夜は早く寝て明日は銃の練習でもしようか?」
安導夏美がそう言って銃を見せる。
叢雲颯雪とおそろいの小型プラスチック拳銃である。
「あっおそろいですね」
叢雲颯雪がそう言って少し嬉しそうにほほえみかける。
黒のタンキニ水着に身を包んだ神楽が9リットルポリタンクを二つ抱えて帰ってくる。
どうやら古井戸で水を汲んでいたようだ。
「無人島で必要なのは真水と食料‥‥あと手伝えることが有れば‥‥」
そんな神楽に一緒に座って食えと進める安導夏美。
果てしなく体力アップを繰り返すメンバー。
毎日同じ食事でも何も文句を言わないメンバー。
みんなタワリヒチ、同じ目的の為に集まった兄弟(姉妹)である。
一週間有れば情も生まれる。
ちょっと島を後にするのが寂しいけど。
それを割り切ってまた来ようと心に誓うメンバーなのでした。