アイドル強化合宿 6アジア・オセアニア
種類 |
シリーズ
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担当 |
凪
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芸能 |
5Lv以上
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獣人 |
3Lv以上
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難度 |
難しい
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報酬 |
56万円
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参加人数 |
8人
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サポート |
0人
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期間 |
04/19〜04/26
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●本文
●アイドル強化合宿 6
ショートなのに好例に成ったアイドル強化合宿。
言い出しっぺは安導夏美。
使ってない無人島を持っているパパイヤ・パインから無人島を借り、普段獣化出来ない芸能人を集めて半獣化したり獣化してサバイバルを楽しむ‥‥いわば、獣人モードの自分の力に慣れようというお題目から始まったお話である。
そして、せっかく無人島での合宿なら、最近の若いアイドル育成の為に新人強化、根性あっぷをうたい文句に若手を呼んで一緒にサバイバルしてしまおう‥‥っと考えたのがパパイヤ・パインその人である。
ゆえに無人島での活動は2人の班に‥‥2つに分かれて活動を行う。
パパイヤ・パインの班は根性強化とグラビア撮影の練習。寝起きドッキリの練習。そして発生練習などがメインになるいわゆるアイドルの底力の底上げだ。
安導夏美の班は対ナイトウォーカーの為の戦闘訓練。体力アップの為の行動。
主に半獣化した状態でのスパーリングや模擬戦闘、銃火器の扱い等をメインにしている。
「みんなに守られるダケじゃダメなんだよね。私も強く成りたい‥‥っと思ってるの」
パパイヤ・パインにひなぎくがすり寄る
優しい事務所の先輩と後輩と言う間柄が。
‥‥知名度はひなぎくの方が圧倒的に上だが
「なら今回は私と一緒に戦闘訓練か? 大丈夫手加減して上げるよ」
安導夏美がそう言ってひなぎくの頭をなで回す。
一応ひなぎくはパパイヤ・パインの班だが戦闘訓練も受けるとか
っというわけで今回も、アイドルに必要な心・技・体を身につけるべく、無人島で一週間の精神鍛錬の強化合宿を行いたいと思います。
持ち込んで良いアイテムは予めお店で買ったアイテムの他に、食料を水を含めた1万円分です。(この一万円分は、リュックに入れば何を持ち込んでも自由です。)
島での生活は水着、半獣化がメインなスタイルに成ります。
戦闘専門に訓練する安導夏美の班とアイドルとして発声練習や筋トレをメインにするパパイヤ・パインの班の2つ別れます。
そんなわけで無人島で一週間。
ど根性を付けたいと思うアイドル達はいざココへ
●リプレイ本文
アイドル強化合宿 6
澄み切った青い空、夏の暑い日差し、常夏の無人島。
我々は来た、そしてこの雄大なる無人島での過酷な一週間が始まるのだ。
‥‥っと思う。
今回も相変わらずの無人島。桟橋が腐ってるので荷物を持って浅瀬を歩きながら上陸。
今回パパイヤ班に参加するのは
アヤカ(fa0075)
槇島色(fa0868)
フィアリス・クリスト(fa1526)
ジュディス・アドゥーベ(fa4339)
柊棗(fa4808)
以上の5名
逆に安導班に参加するのは
滝川・水那(fa0836)
青雷(fa1889)
神楽(fa4956)
以上の3名である。
先ずはパパイヤ班アヤカの修行。
砂浜を陽気に走りながらカメラに撮られる練習から始まった。
最近はデジカメなども流行ってる。
上手く写るにはライティングが重要だ。
レフ版やら近くに白い物を置いて明るさアップ等も効果の一つだ。
「カメラと太陽の位置は確認した方が良いわね。逆光とかになると暗く成っちゃうし、その辺は場数をこなして慣れかしらね」
パパイヤ・パインが指摘する。アヤカはそれに従ってカメラを相手にする。
星条旗の柄のビキニを着ているのは槇島色。
砂浜で大きな声で発声練習を行っている。
誰も居ない無人島だから出来る発声練習。
大きく息を吸って地平線の彼方まで目一杯発生する。
「やっほ〜〜〜」
木霊は帰ってこないが十分な発生練習といえよう
同じように海に向かって叫んでいるのはフィアリス・クリスト。
彼女も発生練習が目的だ。
「黒のビキニがよく似合いますね」
アイスティーを持ったひなぎくが2人にそれ差し入れをする。
ギンギンに冷えている訳ではないが、ここではとてもすばらしい飲み物だ。
グイグイと一気に飲み干されて行くアイスティー。
「「ありがとう」」
っと言う2人の声にひなぎくがにっこり微笑む。
浜辺にビーチチェア並べて日焼けしてるのはジュディス・アドゥーベと柊棗だ。
身体を焼いて小麦色の肌に‥‥。たっぷりとサンオイルを塗って焼いている。
「日焼けも一度に焼くと後で辛いから注意しなさいな?」
パインがそう言ってビーチパラソルの作った木陰で冷えた缶ビールを飲んでいる。
氷はヨットの製氷器で作った物をクーラーボックスに水と一緒に詰めた物だ。
缶ビールが数本氷水の中に浮かんでいる。
「2人が終わったら今度はあんた達の発生練習の番だね。頑張りなさいよ」
パインがそう言いながら、2人にビールを勧める。
一方そのころ安導班はトイレ作りやテント張りに大忙しである。
一応女性も居るので簡易トイレが用意されている。っが山の中に穴掘ってトイレにする者もいる。
「何事もパワー、力仕事が大事よ! がんばって!」
大型のテントを二つ作って安導班は居城を構えた。
「さて、それでは格闘練習でも始めますか?」
安導夏美が神楽と構えを取る。
どちらも半獣人の状態での構え。
砂を蹴り、夏美へと突進する神楽。
まるで豹が獲物を狙うかの様な動きである。
それに呼応するように翼を広げ上空に舞い上がる安導夏美。
空中からの蹴りの一撃が放たれる。
神楽はそれを腕をクロスさせて防御した。
空中での姿勢制御は難しい、一度片足を着いてバランスを取る夏美だが、間髪入れずに神楽の蹴りが夏美の足にヒットする。バランスを崩して砂の中に倒れる夏美。
「なかなかやるじゃない? 素人だと思って油断したわ」
夏美の言葉にゾクゾクと背筋が走る。
「次勝った方自分と対決ですね。ゾクゾクします」
滝川・水那も2人の戦いを見つめている。
「何なら俺が相手をしようか?」
青雷がそう言って滝川・水那に近づく
「プロレス技を研究死体ので人間形態でお願いします!」
滝川・水那がそう言って人の形状で攻撃に入る。
体力では滝川・水那が上、格闘なら青雷が上だ。
貫くような抜き手、ラリアートの応酬にもお互いめげずに戦っている。
「向こうは向こうでがんばってるねぇ」
安導夏美がそう言って2人の対戦を観戦する。
神楽もその戦いに見とれている。
パパイヤ・パインの発生練習は1時間おきに交代で日焼けと交互に楽しんでいる。
日焼け4人組みに冷たいアイスティーが配られる。
「初日にしてはみんななかなかスジが良いわね。この分ならすぐに一流のアイドルに成れそうよ?」
そんなパパイヤ・パインの言葉に胸躍る面々
夕食はひなぎく特性ベーコンシチュー。
クリームシチューにベーコンたっぷりである。
「お代わりいっぱいあるから沢山食べてくださいね〜」
ひなぎくの声に安導班もパパイヤ班も夕食に飛びつく。
そんなわけで激しくも劇的な猛特訓の一週間が始まった。
ハングリー精神満載の集団の前にシチューはあっと言う間に無くなった。
「パンの缶詰食べる? たくわんの缶詰もあるよ?」
安導夏美が相変わらず缶詰で場をにぎあわせる。
今日も今日トテ体力勝負。体力アップの明日はどっちだ!?
そんなわけで体力アップの安導夏美班、芸能アップのパパイヤ・パイン班。
珍しく同じ料理を食べて夕食を済ませる。
はてされ体力アップは成功するのか否か!
こうご期待