【映画】戦場の歌姫3アジア・オセアニア
種類 |
シリーズ
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担当 |
凪
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芸能 |
3Lv以上
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獣人 |
3Lv以上
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難度 |
難しい
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報酬 |
10.4万円
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参加人数 |
8人
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サポート |
0人
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期間 |
01/30〜02/03
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前回のリプレイを見る
●本文
●【映画】戦場の歌姫3
前回までのあらすじ!
近未来でオールサイバー娘が戦う映画の撮影が始まった。
1回目、2回目の撮影でダイブ戦闘シーンを取ることに成功した。
「そろそろお色気が欲しい」
映画監督Bのナポリタンが脚本見ながら考えている。
「男性というのはいつでも女性が欲しく成る生き物だ‥‥例え女性の身体になったとしても、女を求めるだろう‥‥そう言うシーンが欲しいな」
ナポリタンはそう言って考える。
「シャワーシーンは必至さ。後はベットシーン。露骨な性的描写は望まないが甘い恋人達の営みは欲しい。そんなシーンを誰か考えてくれないか? 浴室でのラブ行為。ベットシーン等の途中で戦闘ヘリに襲われる。みな恋人達の営みを抑えて戦闘ヘリに立ち向かうのさ。燃えるシチュエーションだろう?」
ナポリタンがそう言って脚本に書き足す。
「ヘリに搭載されている武装は、一応30mmチェーンガンと言うことにしよう。希望が有れば付け足しと言う方向でかまわないだろう?」
っと言う訳でオールサイバーの女性に成って濡れ場とヘリ迎撃をする人募集。
8人居れば4つの濡れ場が出来るだろう。
よだれが出そうな濡れ場と、目も覚めるような派手なアクションシーンが出来る女性アイドルや役者募集。
なお、映画のヒロインは『樫野ひなぎく』主題歌&挿入歌も彼女が歌う事が決まった。
ひなぎくにアプローチをかけたい人はプレイングにてヨロシク。
●リプレイ本文
●【映画】戦場の歌姫3
女性の身体に改造された兵士達もやはり元は男。
女性の身体を欲してしまうのは本能なのだ。
女性の身体を手に入れてしまったために女性として身体を火照らせる戦士達。
彼らもまた欲求不満のはけ口を異性(この場合女性)に求めてしまうのである。
そんなナレーションで始まる今回のお色気シーン。
戦闘シーンばかりでは無くお色気シーンも必要と言う監督Bの計らいによって成されたシーンである。
「あ〜みんな知ってると思うが改めて紹介しよう。今回の歌姫役に抜擢された樫野ひなぎくさんだ。あくまで歌姫役なのでオールサイバー担当の君たちとは出演するパートが違うのだが、今回は挨拶と見学に来てくださった。みんな変なことを吹き込まないように」
そんなナポリタン監督の説明。
本来はペペロンチーノ監督との撮影がメインなのであるが、今回は挨拶に顔出しだ。
「ひなぎくタン3pって知ってる?」
胡桃・羽央(fa3814)が濡れ場撮影にヒナギクを登場させようと交渉する。
だが、オールサイバー役じゃない彼女がオールサイバーのたまり場に居るのはストーリー的におかしいため、残念ながら濡れ場への登場は没と成った。
「初めまして。ひなぎくさん。今回これなくなってとても残念がっていたウサギのきぐるみの友人からの伝言だ。『会えなくて残念無念。でも元気でいればまた会えるからお仕事頑張ろう、お互いに。』だそうだ。それとかわりにもふっておいて、と言われたんだが、もふってとはどうするのだ? 」
小鳥遊真白(fa1170)がひなぎくにそう話すと、少し考えてからひなぎくがポンっと手を叩いた。
「もふもふは私には無理じゃないかなぁ? 私が今度彼女に会ったらもふりますね‥‥っと伝えておいてください」
そう言ってひなぎくは小鳥遊真白に対して、にっこりと微笑んだ。
「今回の撮影ではシャワーシーンが2つ、ベットシーンが一つ、デバガメが1つの予定だ。ルージュちゃんの希望するシーンは非常に難しいので、意見にそぐわないシーンかもしれんが勘弁してくれ」
ナポリタン監督はそう言ってメガホンを取った。
●シャワーシーン1
荒野のど真ん中に有るベースキャンプ。
大きなテント‥‥テントで家を建てたような感じのテントだ。
食堂にシャワー室、ベットルームとメンテナンスルームが用意されている。
雨風を凌ぐ仮宿舎としての機能として作られたそれは、オールサイバーである彼女たちの今回の仮の宿である。
シャワー室に一人の人影‥‥戦闘で火照った身体を冷やす為にやってきたのはアヤカ(fa0075)頭からシャワーを浴びながら大きく息をつく。
彼女の隣で同じようにシャワーを浴び始めるのはミーア・ステンシル(fa0745)。
彼女もまた、戦闘で火照った身体をシャワーで冷やしていた。
ふと、隣に目をやるアヤカ。
彼女の目の中にはたわわに実ったミーア・ステンシルの胸が飛び込んでくる。
ゆっくりと彼女の背中に覆い被さるように寄りかかるアヤカ。
そのまま優しくゆっくりと彼女のたわわに実った胸に手を伸ばす。
「!‥‥!??」
声には出さないがミーアは突然の行為に驚きを隠せない。
だが、驚きながらも拒めず、されるがままになって胸を揉まれるミーア・ステンシル。
実は彼女には隠された想いが有った。
そう、実は彼女は彼女(アヤカ)に恋愛に似た感情を抱いていた。
拒めない。そして女性で有ることを思い知らさせるように、愛される者に胸を愛撫され、弄ばれ、それが快楽へと変わっていった。
彼女の背中をゾクゾクとした物が走る。
彼女は甘い声を出すまいと必死に唇を噛んでいた。
だが、それこそがアヤカの悪戯心を刺激した。
必要以上に濃厚にそして優しく弄ばれる胸。
背中越しに感じるアヤカのぬくもり。
冷たいチタンの身体を持つオールサイバーの彼女たちも元は男。
女性を求める感覚は残っている。
「なんだか胸に堅いしこりが有るニャね? メンテナンスルームでチェックして貰いましょうかニャ?」
アヤカの言葉に身体を火照らし全身にジットリ汗をかいたミーアは従うしか無かった。
●シャワーシーン2
2人が去った後の静かなシャワールームに相澤瞳(fa5111)が入る。
訓練時の高揚で体が昂ぶった身体を冷やすように、頭からシャワーを浴びる相澤瞳。
中々熱は退かない。
後からリスフィア・マーセナル(fa1879)がシャワー室を訪ねる。
隣のシャワーを使って身体を洗うリスフィア・マーセナル。
全身シャボンだらけのお色気モードだ。
「背中‥‥流しましょう」
相澤瞳がそう言って両手にシャボンを付けてリスフィア・マーセナルの背中を流す。
背中を洗いつつ体を密着させる相澤瞳。
身体同士を擦り合わせるようにして、お互いの身体を洗う相澤瞳とリスフィア・マーセナル。
だが、火照った身体は火照りを増して行く。
お互いに感情が徐々に昂ぶってゆく。
リスフィア・マーセナルの正面に回り込み、身体全体を擦り合わせながら床に倒れ込む相澤瞳。
彼女たちの行為は、床に寝そべりながら続けられて行く‥‥。
●ベットシーン
寝室、オールサイバーの彼らにもベットは必要である。
戦いで疲れた身体を休める場所‥‥本来ならそれが目的の施設だ。
水無月鈴(fa3502)が自らの個室へ胡桃・羽央を招き入れる。
ベッドに優しく抱えながら押し倒し、まずはネットリとしたキス。
唇と唇が触れ合う。
舌と舌とが絡み合う。
大人のディープキス。お互いがお互いを確かめ合うように濃厚なキス。
しばし時が止まるような感覚。
しばらくして胡桃・羽央の顔が映し出される。
目が虚ろに虚空を彷徨っている。
だが、水無月鈴の舌は動きを止めない。
虚空を見つめる彼女の耳を優しく舐め、そのまま首筋へと下って行く。
同時にゆっくりと、両手で彼女の全身をなで回し、ゆっくりと足を絡めて行く。
水無月鈴が羽織っていたシャツを脱ぐ。
玉のような汗が飛び散る。
黒いハーフカップのブラとTバックのショーツに身を包んだ彼女の身体は、火照らせ汗と女の体臭を漂わせながら胡桃・羽央の身体を優しくほぐしてゆく。
「ふふ、良い感じ、良いわよ〜。もっと粘液出しまくって絡みなさい!」
モニター越しに不適な笑いを浮かべる影。
カメラとマイク付きの手のひらサイズのヘリコプターのラジコンをつかい、一部始終をデバガメしている影。小鳥遊真白である。
突然彼女のモニターにノイズが走る。
画面に映し出されたのはルージュ・シャトン(fa3605)の顔だ。
「これからおネェさん達のメンテの時間ですから、覗いちゃダメデスヨ〜」
電脳映像に直接ハッキングして話をするルージュ・シャトン。
彼女は電脳使いなのである。
「くっ、やるわね‥‥でも私の回天は一機だけじゃないのよ」
そう言って同装備の手のひらサイズの車のおもちゃを走らせる小鳥遊真白。
●奇襲
突然にバサバサと風切り音が聞こえる。
ベースキャンプの上を敵の攻撃ヘリが奇襲してきたのである。
これからが良いところ‥‥と言う皆はその攻撃で行為が中断させられてしまう。
「これからが良いところなのに!」
水無月鈴がアサルトライフルをヘリに向かって乱射する。
ヘリもそれに対抗して30mmチェーンガンで応戦する。
「無事に帰ってきてね。この戦いが終わったら、私達結婚するのよ」
胡桃・羽央がどさくさに紛れて水無月鈴に愛の告白をする。
っと言うか完璧にそれはどちらかの死亡フラグである。
「人の楽しみの時間を邪魔する奴は、馬に蹴られてごーとーへぶんニャ!」
垂直跳びで10mほどジャンプするアヤカ。手に持っていた手ぬぐいが音を立てて伸びる。
伸びた手ぬぐいがヘリのローターに巻き付く。
時を同じくして同時にジャンプしてるのはリスフィア・マーセナル。
手に持ったワイヤーを使ってヘリのローターへと絡みつかせて行く。
10mの高さから同時に地面に着地するアヤカとリスフィア。
地面に下りたと同時に、ヘリの風をもろに喰らい、身体に撒いたシーツが飛ばされ、アヤカの全裸が露わになる。
動きが鈍ったヘリに対して新型キャノンを腕に装備したミーア・ステルシルが対空砲火を浴びせる。
回避運動をしながら、バランスの取れないヘリの高度が下がって行く。
キャノンの反動で身体に撒いたシーツが吹き飛び、ミーアの全裸もアヤカ同様露わとなる。
高度が下がった攻撃ヘリに飛びつく相澤瞳。
鞭を使ってヘリに取り憑き、爪で振り落とされないように身体を固定すると、コクピットの風防にお風呂の洗面器を叩き付けた。
洗面器の衝撃で風防が破れ、中のパイロットは失神する。
そのままヘリはコントロールを失い、地上に落ちて大爆発を発生させる。
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「ok、カット。みんな迫真の演技だったよ」
ナポリタンがそう言って拍手喝采で皆をたたえる。
肌を露出した面々にスタッフがガウンを持って走って行く。
終始顔を真っ赤にして言葉もなく目をウルウルさせて見つめていた樫野ひなぎく。
こうしてお色気シーンとヘリ爆破のシーンはフィルムにかき込まれていった。