CAT’S 16南北アメリカ

種類 シリーズ
担当 ゆうきつかさ
芸能 2Lv以上
獣人 2Lv以上
難度 普通
報酬 3.6万円
参加人数 6人
サポート 0人
期間 11/16〜11/20
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●本文

<参加資格>
 女性のみレスラーとして参加する事が出来ます。
 間違って男性が参加した場合は、女装する事になります。

<詳しい内容>
 正統派プロレスではなく、ショープロレスです。
 試合の勝敗は実力ではなく、その場のノリで決まります。
 基本的にはベビーフェイス(正義)とヒール(悪)の戦いになるため、自分がどちらのチームに所属するかを選んだ上で、試合に参加してください。
 試合は基本4試合。
 状況によって増えたり、減ったりしています。
 対戦相手を選んだ上で一試合だけ参加してください。
 複数の試合に参加した場合は、こちらで適当に割り振られてしまうため、望むような試合は出来なくなります。
 また健康的なお色気を前面に押し出しているため、あまりにも卑猥すぎた場合はオーナーのワイズマン・ウォルター・エルマン(通称:WWE)から試合の中止を宣言されます。
 対戦相手が居ない場合や、遅刻した場合は雅・飛鳥(新人)が試合に参加する事になります。
 判定を分かりやすくするため、三すくみ制『打撃技(グー)、投げ技(チョキ)、関節技(パー)』を導入してみました。
 これを全部で5回分。
 勝ち方によってはボーナスが出ます。
 どんな技を使うか詳しく書いておいてください


<選択可能な試合一覧>
・追い剥ぎマッチ
 対戦相手の服を脱がして水着姿にする事が出来たら勝利です。
 専用のコスチュームを着て試合に参加してください。

・ローションマッチ
 全身にローションを塗りたくった上で試合をします。
 リング上にもローションが塗られているため、とても技が掛けにくくなっています。

・キャラクターマッチ
 レスラーのキャラクター性を強調した試合運びが可能となっており、架空の設定などを持ち込んで対戦相手と試合します。

・ガチンコマッチ
 ストーリー重視の試合になります。
 筋書きなどを決めた上で、魅せるプロレスを心掛けておきましょう。

・タッグマッチ
 所属の同じ者同士が組んで試合をします。
 タッグマッチならではの試合が出来ます。

<テンプレート>
所属:
リングネーム:
試合形式:
対戦相手:
登場シーン:
登場時の台詞:
コスチューム:
アピールポイント:
試合行動:
決め台詞:
控え室での行動:

<説明>
所属:ベビーフェイス側(正義)かヒール側(悪)のどちらを選んでください。
リングネーム:未記入の場合はPC名になります。
試合形式:追い剥ぎマッチ、ローションマッチ、コスチュームマッチ、ガチンコマッチのうち、どれかひとつを選んでください。
対戦相手:対戦相手の名前とPCIDを記入してください。
登場シーン:登場の仕方を教えてください。
登場時の台詞:キャラクターの口調でお願いします。
コスチューム:コスチュームの説明をお願いします。
アピールポイント:一番アピールしたいポイントは?
試合行動:試合の時に行う行動を5回分書いてください。
決め台詞:勝利した場合の決め台詞。
控え室での行動:控え室で何をやっているのか書いてください。

●今回の参加者

 fa0203 ミカエラ・バラン・瀬田(35歳・♀・蝙蝠)
 fa0836 滝川・水那(16歳・♀・一角獣)
 fa1326 リン紅原(18歳・♀・竜)
 fa1879 リスフィア・マーセナル(20歳・♀・竜)
 fa4465 ミルティア・リーエン(15歳・♀・犬)
 fa4638 高村 裕香(18歳・♀・パンダ)

●リプレイ本文

●第1試合 『キャラクターマッチ ミルティ:ミルティア・リーエン(fa4465)VS高村 裕香(fa4638)』
「よろしくお願いしまーす」
 スカートの裾を気にしながら、ミルティが観客達に手を振ってカメラにウインクする。
 今回のテーマはエロ可愛い女の子。
 ミニのメイド服の下に白い水着を身につけている。
 ミルティは今回の試合に勝利するため、ワイズマンに頼んで裕香の人形を作ってもらい、試合が開始するまでイメージトレーニングを続けていた。
「こちらこそ、よろしくお願いします!」
 ヒール側の入場口に立って深々と一礼した後、裕香が空手着の帯を締めなおして竹刀をブンブンと振り回す。
 今までミルティと戦って何度も敗北した上に、彼女のペットになり続けているため、今回の試合には意地でも負けられない。
「そんなに固くならなくたってええんやで。この前だって控え室であんなに喜んでいたやんか。それとも裕香ちゃんはうちにいじめられる為に、わざと嫌がるふりをしてるんか?」
 満面の笑みを浮かべながら、ミルティが裕香用の首輪を見せつける。
「よ、寄るな、変態! それ以上、こちらに近寄づくようなら、タダじゃおかないからな!」
 そのため、裕香は青ざめた表情を浮かべて、持っていた竹刀をミルティの首に突きつけた。
「そんなモンでうちの愛を拒む事が出来ると思っているんか? やっぱり裕香ちゃんは可愛いなぁ〜」
 裕香にタックルを仕掛けて竹刀を弾き、ミルティが抱きつくようにして間接技を仕掛けていく。
「うぐっ‥‥、は、離せ! 離さないと‥‥酷い目に遭うぞ!」
 険しい表情を浮かべながら、裕香が顔を真っ赤にする。
 何とかして右手を伸ばして竹刀を掴もうとしているが、ミルティの関節技が完璧に決まっているので動けない。
「裕香ちゃんは逆らうフリをして、本当はうちに苛められたいんやな。口では嫌と言っても体は正直やで。今度はもっと可愛がったるからな♪」
 背後から徐々に絞め技を決めていき、ミルティが裕香の耳元で愛の言葉を囁いた。
 それと同時に裕香が顔を真っ赤にしながら投げ技を決め、慌てた様子でリングに落ちた竹刀を拾いに行く。
 しかし、それよりも早くミルティが竹刀を蹴り飛ばし、裕香に首輪を嵌めてコブラツイストを炸裂させる。
「これで終わりや、裕香ちゃん!」
 雄叫びを上げて関節技をガッチリと決め、ミルティが裕香の意識を飛ばして勝利を掴む。
「あれ? 裕香ちゃんは、もうお休みの時間かいな? だったらうちの控え室が空いているでぇ〜。このままレッツゴーやぁ!」
 そして、お約束とばかりにミルティが裕香を背負い、楽しそうに鼻歌を歌いながら控え室へとむかうのだった。
『勝者:ミルティ(ベビーフェイス) 決め技:コブラツイスト』

●リン紅原(fa1326)の控え室
「‥‥対戦相手が遅刻か。それじゃ、俺の相手は瀬戸か? それとも‥‥」
 険しい表情を浮かべながら、リン紅原がワイズマンの頭を踏む。
 今回も完全無視を決めていたのだが、対戦相手が遅刻した事をわざわざ知らせてきたため、仕方なく頭を踏んでワイズマンの話を聞く事にした。
 ちなみに頭を踏んでいるのは、ワイズマンが余計な事をしないようにするためだ。
「と、とりあえず対戦相手は飛鳥さんデース‥‥げふっ!」
 答えたのと同時にトドメをさされ、ワイズマンが血反吐の海に沈んでいく。
 そして、ワイズマンハ控え室を掃除に来た清掃員に見つかるまで、そのまま転がっているのであった。

●第2試合 『ローションマッチ 雅・飛鳥VSリン紅原』
「正義の味方参上ッス!」
 全身にスポットライトを浴びて可愛らしくポーズを決め、飛鳥がセーラー服姿でリングにシュタッと降り立った。
 会場の壁に設置された巨大モニターには、セーラー服姿の飛鳥がデカデカと映っており、観客達が拳を突き上げて彼女の名前を叫んでいる。
「うるさい! これじゃ、電話が出来ないだろ!」
 だるそうな表情を浮かべて携帯電話を握り締め、リン紅原がセーラー服姿でゆっくりとリングに上がっていく。
「ご、ごめんなさい。‥‥って、会場内じゃ携帯電話を使っちゃ駄目っすよ! 没収っす」
 ハッとした表情を浮かべた後、飛鳥が携帯電話を奪おうとする。
 しかし、リン紅原は後ろに下がって攻撃をかわし、足払いを放って飛鳥を転ばせた。
「‥‥惨めな姿だな。記念に撮っておくか」
 クールな表情を浮かべながら、リン紅原が携帯電話のカメラ機能を使って飛鳥を撮る。
 そのため、飛鳥は顔を真っ赤にしながら、スカートの裾を掴む。
「ひ、酷いっす! もうお嫁にいけないじゃないっすか!」
 大粒の涙を浮かべながら、飛鳥がリン紅原に抗議する。
 それと同時にゴングの音が鳴り響き、リン紅原が迷う事無くボディブローを叩き込む。
「うがががが‥‥」
 突然の出来事で何が起こったのか理解する事が出来ぬまま、飛鳥が両手で腹を押さえてリン紅原を睨みつける。
「‥‥嫁に行くにも相手がいないんじゃないのか?」
 バケツに入ったローションをぶっ掛け、リン紅原がネチネチと飛鳥を攻めていく。
「ど、ど、どうしてそれを! トップシークレットなんっすよ! 一体、誰から聞いたんっすか!」
 何度も足を滑らせながら、飛鳥が恥ずかしそうに頬を染める。
 それと同時にリン紅原が飛鳥を掴み、垂直落下式ブレーンバスターをお見舞いした。
「そんな事くらい聞かなくたって分かっている。お前の事なら何でも知っているからな。ほら、お前の恥ずかしい部分を見てもらえ」
 含みのある笑みを浮かべながら、リン紅原が股裂きを炸裂させる。
「うわああああ、本当にお嫁にいけないっすよぉ〜。責任を取ってもらうっすからね〜!」
 そのため、飛鳥は受け身を取る事が出来ず、恥ずかしい姿のまま呆気なくフォールを決められた。
『勝者:リン紅原(ヒール) 決め技:股裂き』

●第3試合 『ガチンコマッチ リスフィア・マーセナル(fa1879)VSブラック・ヴァンプ:ミカエラ・バラン・瀬田(fa0203)』
「ひぃ〜ん、瀬戸さん。恨みますよ〜」
 サンバコスチュームを身につけて大粒の涙を浮かべ、リスフィアがリオのカーニバルの如く派手な楽団を引き連れて花道を歩いていく。
 ‥‥事の始まりは彼女の控え室。
 瀬戸に登場演出の段取りを任せたところ、サンバのコスチュームを着る事になってしまい、拒否する事が出来ぬままリングに上がる事になったらしい。
「あなたの魂、頂きマスワ」
 ブラック・ヴァンブの声が聞こえたのと同時に、会場を暗く低めの音楽が支配し、次々と照明が消えていく。
 次の瞬間、ヒール側の入場口にスポットライトが当たり、ブラック・ヴァンプが身体のラインに沿って模様のある黒いレオタードを見せつけながら花道をズンズンと練り歩く。
 そして堂々とした態度でリングに上がり、リスフィアを見つめてニヤリと笑う。
「ちょっ、ちょっと待ってくださいね。このままの格好じゃ、動きづらいので‥‥」
 苦笑いを浮かべながら、リスフィアが銀ラメのセバレートコスチュームに着替えていく。
 それと同時にゴングの音が響き渡り、リスティアが小動物のような表情を浮かべて悲鳴を上げる。
「だ、誰ですか!? 着替えている途中でゴングを鳴らしたのは!」
 慌てた様子で着替えを終え、リスフィアが辺りを見回した。
 ゴングを鳴らした犯人はワイズマン。
 今もポリバケツに隠れて、リングの様子を窺っている。
「どうやらワイズマン社長が悪戯したようですネ」
 リスフィアが油断している間に間合いを詰め、ブラック・ヴァンプがすらりと伸びた脚を見せつけるようにして蹴りを放つ。
 そのため、リスフィアは回避する事が出来ず、悲鳴を上げてペタンと尻餅をつく。
「瀬戸さんに続いて、ワイズマン社長まで‥‥。ううっ、これで試合に負けたら、化けて出ちゃいますからね〜」
 大粒の涙を浮かべながら、リスフィアがブラック・ヴァンプの腕を掴む。
 しかし、リスフィアが関節技を仕掛ける前に攻撃を避けて、コーナーポストに攀じ登りムーンサルトプレスを炸裂させた。
「動きが鈍いノヨ! それとも手加減しているのかしラ?」
 含みのある笑みを浮かべながら、ブラック・ヴァンプが軽快なステップを見せる。
「私だってスピードなら負けませんよ」
 ブラック・ヴァンプに投げ技を仕掛けるため、リスフィアが一気に間合いを詰めていく。
「残念ですがスピードには自信がありますノデ」
 それと同時にブラック・ヴァンプがラリアートを放ち、リスフィアが倒れたところでフォールを決める。
「それじゃ、ごきげんよーーーーう!」
 そして、ブラック・ヴァンプは勝ち誇った様子で笑みを浮かべ、ゆっくりとリングを降りていくのであった。
『勝者:ブラック・ヴァンプ(ヒール) 決め技:ラリアート』

●ワイズマンの挨拶
「皆さん、お疲れ様デェース。今回はいつもと違った形で試合をしてみましたがイガガだったデショウカ? 現在、プロレス事業は縮小傾向にアリマァース。現時点で『セクハラ』、『DOG’S』が人気低迷のため打ち切りになったノデ、『CAT’S』がそうならないように頑張っていこうと思ってイマァース。次回の開催日は12月10日。それじゃ、マタこの会場で会いまショウ!」
 そう言ってワイズマンが堂々とリングを降りていった。