セクハラ 08南北アメリカ

種類 シリーズ
担当 ゆうきつかさ
芸能 2Lv以上
獣人 2Lv以上
難度 普通
報酬 3.6万円
参加人数 7人
サポート 0人
期間 10/10〜10/14
前回のリプレイを見る

●本文

<応募資格>
 やる気のある方なら、誰でも応募する事が出来ます。
 年齢制限はありません。

<ドラマの内容>
 お色気学園ドラマです。
 スポンサーから提供された下着を身に着けてもらいます。
 ドラマの内容はチラリズムを重視したアメリカのハイスクールもの。
 下着のCMも兼ねているため、毎回必ず着替えのシーンが入ります。
 あまりにも卑猥なシーンが入った場合は、ごっそりカットされるので要注意です。

<各シーンの説明>
・シーン1 更衣室
 体育祭に参加するため、更衣室で着替えを始める生徒達。
 しかし、下着が見当たりません。
 どうやら下着ドロによって、彼女達の下着が盗まれてしまったようです。

・シーン2 下着ドロ
 騎馬戦の混乱に紛れて逃げようとする下着ドロ。
 早くしないと学園の外に出てしまいます。

・シーン3 ドタバタ
 何とか下着ドロを追い詰める事に成功しますが、なかなか捕まえる事が出来ません。
 外では玉入れが行われているようですが‥‥。

●今回の参加者

 fa0318 アルケミスト(8歳・♀・小鳥)
 fa0348 アレイ(19歳・♂・猫)
 fa0361 白鳥沢 優雅(18歳・♂・小鳥)
 fa1828 鐘下べる(20歳・♀・小鳥)
 fa2137 御神・由希(17歳・♀・ハムスター)
 fa2378 佳奈歌・ソーヴィニオン(17歳・♀・猫)
 fa3808 カトレア(19歳・♀・竜)

●リプレイ本文

●キャスト
 フライデー(3年D組怪人先生)役白鳥沢 優雅(fa0361)
 フローラ(生徒)役:佳奈歌・ソーヴィニオン(fa2378)
 エリカちゃん(生徒)役:鐘下べる(fa1828)
 アンナせんせい(教師)役:鐘下べる(二役)
 無口無表情武装貧乏少女アルちゃん(生徒)役:アルケミスト(fa0318)
 ガンスリンガー乙女サタデー(生徒)役:アルケミスト(二役)
 リサ・クロサワ(生徒)役:御神・由希(fa2137)
 カアラ(生徒)役:カトレア(fa3808)
 怪盗ファントム(怪盗)役:アレイ(fa0348)

●シーン1 更衣室
「フラ〜イデー」
 遂に教師となったフライデー。
 自分が誰なのかも知らずに、教師生命に情熱を注いでいた。
 昨日も『上手な肉の裁き方』を事細かに教えて、生徒達をドン引きさせたほどだ。
 もちろん、『フラ〜イデー』としか言っていない。
 それでも言葉が通じたのは、フライデーの熱意が生徒達に伝わったからである。
 ‥‥多分。
「きゃああ!」
 絹を裂くような少女達の悲鳴。
 フライデーはその悲鳴が更衣室から聞こえてきたものだと直感した。
「フラ〜イデー」
 心配した様子で更衣室の扉を開けるフライデー。
 それと同時にモップの一突きがフライデーの喉元を捕らえ、続いて少女達の蹴りがガスマスクを直撃した。
 ‥‥何か違う。
 フライデーは本能的に、そう思った。
「だ、大丈夫ですか!?」
 ハッとした表情を浮かべてフライデーを抱き起こし、フローラが気まずい様子で汗を流す。
 フローラは早く着替え終わったのでブルマ姿で更衣室にいたのだが、他の生徒達が着替えている途中だったため、様子を見に来たフライデーが覗き魔と間違えられてしまったらしい。
「‥‥生きていますかね?」
 不思議そうに首を傾げ、エリカちゃんがフライデーをツンツンとつつく。
 フライデーは大量の血を流しながらムックリと起き上がり、無口無表情武装貧乏少女アルちゃん(以下アルちゃん)の放った銃弾を喰らって気絶した。
「変態‥‥ロリコン野郎‥‥抹殺‥‥」
 クールな表情を浮かべながら、アルちゃんがフライデーの心臓にトドメの一発を撃ち込んだ。
「きゃあああ!」
 次の瞬間、更衣室にいた少女達が悲鳴をあげる。
 更衣室で起こった殺人事件。
 被害者は‥‥。
「フラ〜イデー」
 フライデーがムックリと起きた。
 再び少女達の悲鳴が響く。
 しかし、フライデーはガスマスクに空いた穴を気にしており、自分の身体の事はまったく気にしていない。
「えーっと‥‥、頭に命中した弾丸はガスマスクでガードする事が出来たとして‥‥、心臓に命中した弾丸はガードする事が出来ていないようなんですが‥‥。防弾チョッキを着ていたって事はありませんよね? こんなに血が出ているんですから‥‥。それとも、これは単なる赤いペイントとか‥‥」
 目の前で予想外の出来事が起こったため、リサがプラス思考に考えを巡らせる。
 フライデーが生きていた事が殺人事件に発展する事はなかったが、彼が生きていた事で別の疑問が浮かび上がった。
「ひょっとして、バ、バ、バケモノみたいな体力の持ち主だとか。そんな事よりも下着ドロを捕まえましょう! まだこの辺りにいるはずです!」
 そう言ってカアラが他の生徒達を連れて下着ドロを捜しに行くのであった。

●シーン2 下着ドロ
「はははっ、ようやく追いついたようだね。君達の妖精は頂きましたよ」
 時計台のてっぺんに立って高笑いを上げながら、怪盗ファントムがウットリとした表情を浮かべて生徒達の下着を握り締める。
「私達の下着を返してください。男子が騎馬戦をやっている間に着替えなきゃいけないのに‥‥。これじゃ、競技に出られません!」
 原色バリバリのチアリーダー衣装のまま、リサが不機嫌な表情を浮かべて文句を言う。
「ふっ‥‥、俺を捕まえてごらん。この‥‥怪盗ファントムを、さ」
 自信に満ちた表情を浮かべ、怪盗ファントムが時計台から飛び降りる。
 着地した瞬間、物凄い激痛が全身を走ったが、真っ白な歯を輝かせ何事もなかったかのように走っていく。
(「し、しまった‥‥。着地した時に足を‥‥。痛い‥‥、めっさ痛い。痛みのホームラン王だ‥‥」)。
 激痛のあまり訳の分からない事を考えながら、怪盗ファントムがリサ達から逃げるようにして校庭にむかう。
 校庭では男子生徒達による騎馬戦が行われており、その間を怪盗ファントムがもみくちゃにされて抜けていく。
「このままじゃ、私達の下着がみんなに見られてしまうですよぉ〜」
 恥ずかしそうに頬を染め、エリカちゃんがフローラに抱きついた。
「許せませんね、本当に‥‥。絶対に犯人を捕まえましょう!」
 不機嫌な表情を浮かべながら、フローラが怪盗ファントムの後を追う。
 その間に怪盗ファントムはもみくちゃにされてマントを奪われ、たくさんのハチマキを鯉のぼり状にして逃げていく。
「(ぐはっ‥‥、シャレにならん。これじゃ、単なる馬鹿じゃないか。い、いや、怪盗たるもの常にクールでなくてはならない。これはファッションだ。時代を先取りしたおシャレな格好だ!)」
 自分自身に言い聞かせるようにしながら、怪盗ファントムが人込みを掻き分け体育館裏へとむかう。
 それと同時にカアラが現れ、怪盗ファントムの行く手を阻む。
「‥‥覚悟してくださいね。活き造りにしてあげますから‥‥」
 瞳をキラリと輝かせ、カアラがジリジリと迫っていく。
 そのため、怪盗ファントムはチィッと舌打ちし、険しい表情を浮かべて辺りを見回した。
「そこまでです! もう逃げられませんよ!」
 怪盗ファントムを睨みつけ、アンナせんせいが腰に手を当てた。
 既に他の先生には連絡済なので、後は怪盗ファントムを捕まえるだけである。
「ふっ‥‥、こんな事で捕まる俺だと思ったかい? ‥‥甘いね。スィートだよ、君達は‥‥。ファントム奥義! 全力ダッシュ!で逃走」
 次の瞬間、怪盗ファントムが身体を屈め、生徒達のスカートをめくっていく。
「きゃあああ」
 あちこちから悲鳴が上がる。
 その隙に再び校庭を目指す怪盗ファントム。
「ゆ、ゆ、許しませんからね!」
 ミニスカートを押さえながら、リサが顔を真っ赤にする。
 どうやらアンダースコートを穿き忘れていたらしく、Tバックのショーツが見えそうになってしまったらしい。
「‥‥変態には‥‥制裁を‥‥」
 そう言ってアルちゃんが拳銃を持って校庭に向かう。
 教師達によって愛用の拳銃が没収されるとも知らず‥‥。

●シーン3 ドタバタ
「はぁ‥‥はぁ‥‥。本当にしつこい人達だな‥‥」
 両足に走る激痛に耐えながら、怪盗ファントムが愚痴をこぼす。
 普段なら激痛のあまりのたうち回っているはずなので、早く生徒達を撒いてアジトに帰って治療をしたい。
(「どうせなら時計台で逃げればよかったなぁなぁ。あの気球‥‥、高かったのに‥‥」)
 青ざめた表情を浮かべながら、怪盗ファントムが溜息を漏らす。
 最初は自作で気球を作る事も考えていたが、耐久面で問題があったため、わざわざ特注で作ってもらったらしい。
「と、とにかく時計台まで逃げなければ‥‥、げふっ!」
 時計台に向かおうとした瞬間、顔面に玉入れの玉が当たり、怪盗ファントムが大量の鼻血を吹く。
 いつの間にか校庭では玉入れが始まっており、その巻き添えを食らってしまったようだ。
「こ、こら! 待ちなさい!」
 玉入れの玉を拾い上げ、リサが怪盗ファントムめがけてぽんぽんと投げていく。
 それでも怪盗ファントムは逃げる事を諦めず、人込みを掻き分けるようにして時計台を目指す。
「痛いっ! 痛いって! いくら中身が豆だからって、一斉に投げたら痛いだろ!」
 大粒の涙を浮かべながら、怪盗ファントムが文句を言う。
 リサ達が玉入りの玉だけでなく、本物の石まで逃げてきたため、怪盗ファントムの頭からドクドクと血が流れている。
「ひょっとして、この程度の事で済むと思っていませんか? 本当の恐怖はこれからですよ」
 含みのある笑みを浮かべながら、カアラが弾丸の如く勢いで玉入れの玉を投げていく。
「ほ、本当の恐怖はこれからって‥‥。ちょっ、ちょっと待て! この時点でも充分に痛いぞ?」
 色々な意味で身の危険を感じながら、怪盗ファントムが逃げ道を探す。
「これでトドメです!」
 怪盗ファントムに向かって声を掛け、フローラが下着を玉状に丸めて放り投げる。
「おっと、残念だったね。こんなモンじゃ、俺は倒せないよ」
 爽やかな笑みを浮かべながら、怪盗ファントムが下着をキャッチした。
 それと同時にリサが玉突きの棒で怪盗ファントムの股間をつき、エリカちゃんがタックルをするようにしてしがみつく。
「‥‥俺を追い詰めるとはやるな。だが、お前達に俺を止める事は‥‥がはっ!」
 険しい表情を浮かべながら、怪盗ファントムが強引に逃げようとした。
 しかし、フライデーがボディブローを放ったため、そのまま崩れるようにしてパタリと倒れる。
「あ、ありがとうございます。お、お騒がせしました!」
 顔を真っ赤にしながら自分の下着を受け取り、リサが脱兎の如く逃げ出した。
 そのため、フライデーは怪盗ファントムの胸倉を掴み、体育館裏に行ってバラそうとする。
「さたでぇ」
 次の瞬間、フライデーが悲鳴をあげて逃げていく。
 地の底から響く少女の声に怯えながら‥‥。