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第15回公式大会 in 夢屋 |
2002年最後の公式戦となった第15回公式大会のレポートを、せるぷ〜が前回に続いてお送りいたします。
第15回公式大会 第2回ギルティギアゼクス限定構築大会
○クリスマス前のプレゼント
今年最後の公式戦は、カードフェスタ時の大方の予想とは違ってギルティギア限定構築に。そんなわけで、
「クリスマスは一緒に頑張ろうね」
と、もくもくとクロス構築のデッキを調節をしていた私のもくろみは見事に崩れ去ることに……。
それはそうと大会の方は、テラネッツの運営しているショップ、ホビーキング夢屋で28名を集めて行われました。年末、しかも会場が手狭ということもあってか参加者があまり延びなかったのが残念です。
ただ、この日はオリジナルキャラクターカードの受注開始日だったこともあって、店全体は人であふれかえってました。
○エディの影に脅えながら
前回の大会の結果も踏まえ、どのキャラクター、どのカードが強いのかが洗練されていった結果でしょうか、今回使用されたキャラクターは全部で9人。この分布に関して詳しくは考察ページのほうで述べることとして、デッキを組む時にどうしても気になる存在、それがエディ。この【回生0】とかいう倒したら何のデメリットもなく手札に戻って速度が上がる上、レベル1という脅威の召喚獣のせいで手札破壊から重い格闘を叩き込むことが非常に困難になり、そうするとスタミナが厚くて1枚辺りのダメージが大きいポチョムキンが圧倒的に強い……。そんなわけで一番人気はポチョムキン、あとはオールラウンドに戦えるソルが同じく一番人気でありました。
○影を踏み倒すのは鋼鉄の肉体
今回の大会はスイスドローの5回戦。カードゲームでは主流となっている大会形式ですがあまり聞き慣れない言葉なので知らない方のために説明をしますと、規定回数の試合を同じくらいの勝ち星を挙げている人同士で対戦して行き、どれくらい勝ったかで順位をつけると言う形式です。よってたとえ初戦に負けても、今回の場合全部で5回戦ありますので、トータルで4勝1敗などになれば上位に食い込むことができます。
そんなわけで各回戦ごとに激闘が繰り広げられた訳ですが、今回印象に残ったマッチを一つ。ディズィーとポチョムキンとの対戦で、ディズィーのダメージ置き場には7枚のカード。木の実を取る時に使ってたんですを使って速度を2に下げてネクロの特殊能力を使えるようにしてから、ポチョムキンにウンディーネで攻撃を仕掛けたところ……
「ではバックステップで防御します」
お互い1枚カードを引く……と……あれ? ダメージ置き場のカードが6枚に。ネクロの能力が使えなくなって悶絶するはめに。
4回戦を終了した段階で全勝は1名。最終戦の決勝卓はその全勝の島田卓弥さん(ポチョムキン)と3勝1分だった野田純一朗さん(ヴェノム)で行われました。2本目にダメージの計算を間違えてポチョムキンがとどめを刺しそこねたところを逆転するといったシーンも見られましたが、エディを無視して飛んでくる重い攻撃の前にヴェノムが耐えられずに勝負あり。5戦全勝で優勝を飾りました。
島田卓弥さん、初優勝おめでとうございます。 |
第15回公式大会上位入賞者 |
使用キャラ |
優勝 |
島田卓弥(JP000642) |
ポチョムキン |
2位 |
高岡竜之介(JP000821) |
ポチョムキン |
3位 |
後藤一樹(JP000079) |
ソル |
4位 |
山本翔太(JP000951) |
ヴェノム |
5位 |
山崎大輔(JP000203) |
ディズィー |
優勝デッキ ■詳しいデッキ分布■
デッキ名:力ずくでもうばってやるぞデッキ |
キャラクター:ツェップ軍人 ポチョムキン |
メインボード |
斬撃 |
4枚 |
竜刃 |
3枚 |
スマッシュビート |
4枚 |
薙ぎ払い |
4枚 |
錬閃撃 |
3枚 |
メガフィスト |
4枚 |
ハイスラッシング |
4枚 |
フリング |
4枚 |
メッタ切り |
4枚 |
幻朧斬 |
4枚 |
足払い |
4枚 |
ワイルドスラッシング |
4枚 |
万鬼滅砕 |
3枚 |
ロマンキャンセル |
4枚 |
デットアングルアタック |
4枚 |
天放石 |
4枚 |
ピンポイントガード |
4枚 |
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サイドボード |
首跨ぎ |
4枚 |
万鬼滅砕 |
1枚 |
揺るがぬ精神 |
3枚 |
痛み分け |
4枚 |
達人の剣 |
3枚 |
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