◆本人

炎と雷を操る紅蓮の魔女


郷と共に常に側に在った騎士を亡くした魔術師。

最古の神龍を始祖とすると信じる龍神信仰に深い郷の産まれ。
伝承による始祖と同じ髪と瞳を持つ為黄泉還りと崇められた。
愛しくも愚かしい郷人達は敵の侵攻に遭い呪いを吐きながら死んでいった。
祖は何故護らぬ？と。

定住の地をもたず流れるままに揺蕩い漣の様に生きる。
来るもの拒まず去るもの追わず、なれど寄り添いはすれど永遠は無い。
いつか巣立つ日迄の羽休めであらねばならぬ。

以前の記憶の一部を欠落させて居り、その為か執着心が薄い。
記憶に関するのかわからないが煙管と扇を集めている。
しかし引っかかるものはあれど確信に届く物が見つからず失った記憶と共に捜し物の旅は続く。


外見に見合わぬ古風な話し方をする。
言葉遊びと酒と煙草と博打を好む傾奇者。

◆精霊
燚嚠（いつる）＝龍の姿をした炎獄のシウテクトリ

◆ペット
獬豸（かいち）＝シープドック