発展途上英雄!!〜唸れ炎の必殺技〜

■シリーズシナリオ


担当:久条巧

対応レベル:3〜7lv

難易度:普通

成功報酬:2 G 25 C

参加人数:7人

サポート参加人数:-人

冒険期間:10月06日〜10月12日

リプレイ公開日:2004年10月09日

●オープニング

──事件の冒頭
 静かな酒場。
 メインストリートの冒険者酒場とは雰囲気が違う、冒険者街の小さな酒場。
 喧騒もなく、ただ静かな時間が流れている。
 仮面のマスターは椅子に座り、膝の上に猫を乗せていた。
 そして右手でグラスを回しながら、静かに口を開く(あんた、それは悪の親玉だよ)。
「成る程。例のソードベアーとかいう奴が、また悪事を働いてるのですか‥‥」
 彼の正面には、一人の男が座っている。
「へぇ。村の上流にある貯水池に何か液体が流し込まれまして‥‥」
 あ、オーソドックスな依頼だ。
「それを呑んだ村人が、次々と死亡‥‥か?」
「いえいえ。その水を呑んだ村人が、次々と獣耳になってしまいまして‥‥」
 えーっと。
 タイトル間違っていないよね?
 よしよし。
「け、獣耳‥‥またマニアックな」
「へぇ。若い娘たちは家に閉じこもりますし、大人達は動揺してしまい、仕事も手に付かない状況でして。先日、冒険者ギルドに向かいましたら、同じ様な事件で困っていた村が冒険者によって救われたというじゃないですか。ならばということで頼みに行ってきましたが、予算がこの通りでして‥‥」
 ドサッと背中から降ろされたのは、絞めたばかりの鶏や新鮮な野菜、河魚の薫製などなど。
「宜しい。現物支給でその依頼引き受けましょう。今度こそ、『秘密結社グ‥‥もとい、シルバーホーク』の陰謀を暴いてみせます!!」
 おお、仮面の隊長『ザ・マスカレード』が燃えている。
「御願いします‥‥」
「大丈夫です。私の信頼できる仲間たちは、今頃必殺技を身につけている頃です‥‥大船に乗ったつもりで任せてください」

●今回の参加者

 ea0728 サクラ・クランシィ(20歳・♂・クレリック・エルフ・フランク王国)
 ea1558 ノリア・カサンドラ(34歳・♀・クレリック・人間・ノルマン王国)
 ea1559 エル・カムラス(19歳・♂・バード・シフール・ビザンチン帝国)
 ea1924 ウィル・ウィム(29歳・♂・クレリック・人間・ノルマン王国)
 ea2681 フーリ・クインテット(20歳・♂・ウィザード・エルフ・イギリス王国)
 ea4167 リュリュ・アルビレオ(16歳・♀・ウィザード・エルフ・ノルマン王国)
 ea6536 リスター・ストーム(40歳・♂・レンジャー・人間・ノルマン王国)

●リプレイ本文

『魔法戦隊ノーヴァンリッター』

──チュドーン(ファイヤーボム)
〜♪〜
 英雄夢見て、旅に出た
 僕らを呼ぶ声あれば、何処でも行きます、参ります
 依頼があれば東へ西へ
 仕事迅速 即解決
『全てを丸く治めましょう‥‥』

 光溢るる世界に 潜み続ける数多の闇
 闇より民を護る為 今こそ起て ノーヴァンリッター!!
 六つの正義よ今 旋風となりて走れ
 六つの希望よ今 閃光となりて闇祓え
 不屈の闘志を胸に秘め 行け 我らのノーヴァンリッター!!

 海を割るんだ(船落ちるってば!)
 山を裂くんだ(近所迷惑だろそれは!)
 多少無茶でも気にするな 走れ走れ 発展途上な英雄たち♪
 多少無理でもやってみろ 行け行け 発展途上の英雄たち♪
(いや無理!ドラゴンとタイマンなんて無理ですからッ!いやー!(泣))

 謎が謎を呼び謎のまま。謎は永遠に謎で謎爆発!!
 謎が謎を呼び謎のまま。謎は永遠に謎で謎爆発!!
 魔法戦隊(チャチャチャッ)ノーヴァン〜リッタ〜ああーーーってか。
〜♪〜
 はぁ。また始まったか‥‥。


●ということで〜ここからが本編〜
──獣耳の村
 調査を開始した一行は、まずは被害者達の住む村へとやってきた。
 報告にあった通り、確かに村人達の耳はすべて獣耳に変化していた。
「‥‥お、重い‥‥」
 フラフラとおぼつかない脚で村の中を歩いているのはフーリ・クインテット(ea2681)。
 巨大な虎のぬいぐるみを肩車しながら、フーリは村の中を散策していた。
(け、獣耳‥‥熊も虎も猫もいるではないか?)
 そうフーリの耳元で呟く虎のぬいぐるみは、サクラ・クランシィ(ea0728)その人である。
 ミミクリーで虎のぬいぐるみに変化し、周囲の人を欺こうとしていたのであろうが、ミミクリーではサイズは変わらないという事を失念。
 フーリは等身大の虎のぬいぐるみを肩車することになってしまった模様。
「村人を解剖してみたいな‥‥ん? ‥‥それは悪の秘密結社がやる事なのか‥‥ふむ、就職先を間違えたな‥‥」
「全く。折角の獣耳を解剖などと、けしからん奴め‥‥」
 そんな会話のさ中、サクラのミミクリーがタイムアップ。
 どろんと元の姿に戻ると、サクラは周囲の村人に話し掛けると、獣耳の調査を開始した模様。
「ふむむ。これは熊耳。色といい、形といい‥‥うーむ4点ですな!!」
 手にした羊皮紙にスコアを書込むサクラ。
 それも調査に必要なのかというフーリの突っ込みを気にもせず、マイペースで活動続行。

──貯水池
「この池に、あの耳を生み出す薬が‥‥」
 エル・カムラス(ea1559)は調査の為に池にやってきている。
 そのまま池の周囲を見渡しながら、何か怪しいものが落ちていないか調べていた。
「‥‥こ、これは?」
 丁度、池の畔に小さく輝く奇妙な物体を発見。
 そのまま慎重に歩いていくエルであるが‥‥。
──ズルッ!! どっぼーーーーーん
 足元の草が濡れていたせいで、そのまま足を滑らせて池に落下。
 しかも水を飲んでしまったからさあ大変。
「うわわわわっ。酷い目にあった〜」
 ザバザバと池からでてくるエル。
 と、その光景を見ていたウィル・ウィム(ea1924)がエルに近づいてくる。
「エルさんもこちらでしたか。どうやら、この池の畔に怪しい人影を見たという情報がありましたよ‥‥と、その耳は?」
 ウィルがそう告げながら、エルの頭に手を伸ばす。
「耳? 僕の耳に何かってうわぁぁぁぁぁぁぁ!!」
 ポンポンと耳を叩くエル。
 と、そのエルの頭には綺麗な黒色のウサギ耳が生えていた。
 しかも、ピンと張っているのならまだしも、だらーーーーんとだらしなく垂れ下がっている模様。
「まだ池の水には薬の効果があるということですね。エルさん、ちょっと下がっていてください、この池にピュアリファイをかけてみます」
『えーーーーーーーー』
 と言うであろう誰かの声は置いといて。
 ウィルが静かに印を組み韻を紡ぐ。
 淡い光に包まれ、そしてその光はスゥッと消えていく。
「あとは、ピュアリファイの効果が発揮されたかどうかですね‥‥」
 それをどうやって確認するんだい?

「ぐふふふふふっ。コレさえあれば俺様の大いなる野望が‥‥」
 池の反対側では、リスター・ストーム(ea6536)が水質調査の為に池の水を皮水筒に汲んでいる最中であった。
「‥‥あの辺りから、邪悪なオーラを感じます」
 ウィルがボソリと呟きながら、対岸にいるリスターを指差す。
「んーー。まあ、彼は一歩間違ったら敵だからねぇ‥‥シスターに誘われたら、きっと寝返るよ、多分」
 エルがウィルにそう話す。
 確かに、一歩でも間違えたら寝返ること間違い無し。
 そのまま一行は、しばらくの間周辺の調査を行うと、やがて現われるであろう敵に気付かれぬように、静かに身を隠した。

──ひみつきち
「か、完成したぁぁぁぁぁぁ」
 秘密基地である仮設テントの中で、リュリュ・アルビレオ(ea4167)は手にしたステッキを握り締めてワナワナと震えていた。
 ついに念願の、『必殺技にはお約束のステッキ』を完成させたリュリュ。
 あとは実践あるのみとなった‥‥。
 調査はどうした?


●さてと〜御笑い結社到着〜
──貯水池
 静かにやってくるスマイリー達。
 周囲の安全を確認すると、その後方からついてくる女幹部と顧問教授を手招きする。
 あ、こっちも新キャラ登場でしたか。
「アッチモ教授。そろそろ作戦の内容について教えていただきたい。私達は、あの方の命令で貴方の護衛をしているだけなのだぞ」
 横について歩いている異形の悪魔に対して、シスター・オニワバンがそう問い掛ける。
「ふぇふぇふぇ。この貯水池の薬はあくまでも実験じゃよ。この私アッチモが、師匠である『ニッチモ』を越える為にな。シルバーホーク殿は、ワシの研究を高く評価してくれている。この薬は、前回の薬よりも強力じゃ、飲んだもの全てを獣に変えることができるのじゃ!!」
 手にしたポーションを掲げると、アッチモ教授と呼ばれたグレムリンは高らかに笑った。
「完成した暁には、ソードベアーよ。そなたもさらなる力を得る事が出来よう!!」
 そのアッチモの言葉に、ソードベアーと呼ばれた男も喜んでいる‥‥のか?

「そこまでだっ!!」
 突然茂みの中から声がする。
 フーリが近くの木陰から、戦闘員達に向かって叫ぶ!!
 ガサガサッと茂みから飛び出してくるのは。御存知ノーヴァンリッターの5名。
「何者だっ!!」
 お約束どおりに女幹部がそう叫ぶ。
 その場には、全身をピシッと隠すボディースーツに身を包んだ5人が立っていた。
 顔にはレザーヘルムを改良したマスクが被られ、胸許と腕には同じくレザーアーマーを切り取って作られたパーツアーマー。
 シフールには体に優しい全身布仕様。
 色とりどりの色彩を放ち、5人はその場に立っている。
 そして新たに作られた、マスクの頭部に輝く宝石!!
「か弱き乙女の身体を玩び、女の子に恥をかかすなんて、タロン様も大激怒よ!!」
 ノーヴァンレッドが拳を握り締めて叫ぶ!!

──さて、今回もいきますか‥‥
「不埒で無茶な悪行三昧、セーラ様の名の元に、あたしたちが許さないっ」
 その声はリュリュ。
 拳をギュッと握り締め、目の前の幹部達に突き出す。
「灼熱のレッド!!」
 そして御決まりのガッツポーズ。

「蒼き月光に導かれ‥‥我、その名の下に一条の光とならん」
 その言葉と同時に空中に羽ばたく。
 そしてくるりと回転すると、飛び蹴りのようなポーズ。
 声から察するにエル。
「蒼蝶のブルー!!」
 ちなみに、マスクに穴が空いており、そこからウサギの垂れ耳がぶら下がっている。
 そして同じくガッツポーズ。

「正義の風が俺を呼ぶ‥‥」
 その場で力強く構える。
 パワーファイターが板に付きはじめたその勇士。
 その声から察するにフーリ。めでたくゲルマン語修得!!
「パリの猛虎、タイガースイエロー!」
 あ、イエローに戻っている。
 っていうか虎縞。

「正義の名のもとに参上。貴方がたの所業‥‥たとえ天の獣神が許そうとも、私たちが許しません!」
 静かに立ち、組んでいだ右腕を敵に伸ばし、指先をビシッと向ける。
 声から察するとウィル。
「天啓のホワイト!!」
 突っ込ませてくれ、獣神って何?

「天呼ぶ、地呼ぶ、俺を呼ぶ、美女を愛せと俺を呼ぶ!!」
 出たな、ノーヴァンリッターの哀戦士。
 クネクネと体をよじらせ、前モッコリのスーツでそう叫ぶリスター。
「歪愛のピンク!!」
 そして鶴のポーズ。

「参上!! 魔法戦隊ノーヴァンリッター!!」
 そして全員がポーズを取る。
「またしても恥ずかしい登場をしおって‥‥スマイリー達よ、やっておしまい!!」
 女幹部が、笑いの仮面を付けた戦闘員にそう叫ぶ。
 と、その口に向かって、ノーヴァンピンクが手にした水袋を思いっきり握り締める。
 細い口から飛び出した水は、そのままシスター・オニワバンの口に流れていく。
「ゴクッ‥‥貴様、何を飲ませた‥‥ぁぁぁぁぁぁ!!」
 突然シスター・オニワバンの耳が獣耳に変わる。
 狐のような綺麗な耳が、シスターの耳に発生する。
「ねぇねぇ、オバサ‥‥」
 ギロッと、不穏当な台詞を吐きかけるエルを睨みつけるシスター・オニワバン。
「‥‥えと、おねえさん達は何がやりたいの?」
 それは聞いては行けない事を。
「ふん。この世界全てを、我がシルバーホーク様の物とするのだ。その為には、まずは‥‥地元でコツコツと‥‥」
 あら、意外とせこい。
 でも、組織はシルバーホークを名乗っている。
 某シルバーホークとの関連は!!
 それはまだ秘密。
「イイ!! 狐耳の女幹部とは最高に俺好みだ!! その姿のまま俺と愛を深め合おうー!! むしろ今結婚してくれー!!」
 と叫びつつ、ピンクは女幹部に抱きつくと‥‥以下、きわどいので削除。

「ふん‥‥相変わらずだな‥‥」
 そんな一行を冷ややかな瞳で見つめているのは、近くの木の上でティータイムと洒落込んでいるノーヴァンブラック。
 なんというか、君はブラックの名を捨てて、『リッター・キラー』とか行って暗躍したほうがいいのでは?

「ヴェェェェェィ」
 次々と現われ、そしてあっさりやられていくスマイリー達。
 そしていよいよソードベアーの登場と相成った(早っ)。
 そのままソードベアーに突っ込んでいくノーヴァンリッターだが、実はソードベアー、恰好は変だがまじで強い!!
 次々とスーツが切り裂かれ、鮮血がにじみ出す一行。
 間もなくして、一行は全身がボロボロになる。
 例え専用スーツを来ていても、殆どのメンバーが『ウィザードやクレリック』。
 真っ向正面から戦える『ファイター系』では無い為、剣士系の技術を持つソードベアーの敵ではない。
「やはり、まだまだだな‥‥」
 その光景を高みの見物するブラック。
「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」
 突然、怒号が聞こえてきたかと思うと、ソードベアーに向かって駆け寄ってくる『黄金の戦士』、ノリア・カサンドラ(ea1558)見参。
「ノリアボンバー2!! ゴールディンハンマァァァァァァ(神々の鉄槌)!!」
 これで2色目のノリアボンバーと。あと5色で完成ね。
 ソードベアーの背後から頭を抱えると、黄金の戦士は自分の頭に相手の片腕を回す。
 さらに空いている手で相手の腰の辺りを掴む。
 そのまま力任せの震脚!! 後方に投げ飛ばすとソードベアーを大地に叩き付ける。
「だ、誰だ!!」
 近くの茂みに連れ込まれたシスター・オニワバンがそう叫ぶ。
「ふふふ、右の拳は断罪(ヘル)、左の拳は祝福(アーンド・ヘブンッ!!)。殴りク・・・・じゃなくて太陽のゴールド只今参上!」
 両手のナックルをガキーーーンと打ち鳴らす。
 本当にギリギリだな。
 新たなるヒーロー参上!!
「シルバーホークを倒すには合体必殺技を打つしかないわ!! また未完成だけと、貴方達なら勇気とガッツと気力で出来る筈!!」
 そのノーヴァンゴールドの叫びに、一行は力を取り戻したのか静かに立上がる。
 太陽の輝きを受けて、頭部の宝石が光る!!
 見る見るうちに力が沸き上がってくるような錯覚に陥る一行。

「行くぞ!!」
 ズボンを上げながら茂みから飛び出してくるピンク。
 そのまま手にした魔法のスティック鞭でソードベアーを絡めとる。
「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」
 身動きの取れないソードベアーを両手で担ぎ上げると、そのまま天高く(それほどでもないけど)投げ上げるゴールド。
『ラブリィ・マジカルハリケーーン!!』
 レッドとイエローの掌から、ウィンドスラッシユが発動。真空刃により切り刻まれるソードベアー。
「今ですブラック。神よ、我らに力を与え給え!!」
「ドゥートンボゥリィへダイヴせよ! ブラックホーリー」
 手にした虎縞のメガホンで、訳の解らない台詞を叫ぶブラック。何処かの地名らしいが良く解らない。
 白と黒。
 二つのホーリーがシンメトリカルな軌跡を描いて炸裂!!
 その直撃を受け、さらに大地に激突しフラフラとなるソードベアー。
 そして‥‥
──キィィィィィィィィィン
 両手で弓を番えるようなポーズのブルー。
 其の手には、光り輝く矢が生み出されていた。
「清浄なる蒼き月の光よ、我が敵を打ち砕く刃となれ!!ムーンアロー!シュート!!」
 それはソードベアーの胸に深々と突き刺さる。
 そして一行はズラリと並ぶと、次々と振り返る。
「完成!!アルカンシェルブラスト」
 ちなみに、技の名前を叫ぶときに小声で『ノーヴァンスペシャル!!』とか『レーゲンボーゲン』、はては『レインボービックバン!!』
と聞こえてくるところが未完成の証。
──ドッゴォォォォォォォン
 背後で爆発するソードベアー。
 ちなみに口封じの為に『ファイヤーボム』で殺された模様。
 

●そして
 シスター・オニワバンとアッチモ教授は、そのまま爆発に紛れて逃走。
 逃げた足元には解毒剤らしきものが残っていた為、獣耳にされた者たちは例外なく解毒剤で元の姿に戻った。
「‥‥敵ながら獣耳とは‥‥見事な策」
 サクラが遠くを見つめながらそう呟く。
 まだ敵の全貌は明らかになっていない。
 このパリの。
 さらに地方の平和を守る為、戦え、魔法戦隊ノーヴァンリッター。

♪〜
僕らはスマイリー 戦闘員 いわゆるザコです前座です。
一山幾ら十把ひとからげのこの命でも
雑務に悪事に戦闘に
一生懸命燃やしてます
仮面で笑って、背中に汗して、スマイリーは頑張ってます。
(ヴェェェェェイ!)
♪〜
 とある酒場で、吟遊詩人が紡ぐ歌でした。

〜つづく