熊について

――やれやれ、撮影現場に行かないとね。
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　熊獣人はその見た目の通り、タフで体力が高く、格闘やスタントだけではなく、体力が必要となる番組や映画撮影などの製作現場では、実に有能な『何でも屋』となります。
　もちろん彼らの能力は、体力だけに偏っているだけではありません。熊獣人たちは人当たりが良く、様々な芸事を理解し、脚本の執筆や演出を使いこなす、ウィットに飛んだ一面もあります。
　撮影現場では頼れるＡＤとして、あるいは監督・総指揮として皆の柱となったりしています。表舞台に出れば、多くの芸を持つ、バラエティに富んだ芸人として人気を博している者もたくさんいます。
　獣人としての特殊能力は、やはり体力を生かした能力が多いようです。力を蓄えた熊獣人は様々な自然の力を操れるようになると伝えられています。
※クマ亜科（Ursinae）全般を含みます。但し、ホッキョクグマ（Polar Bear　いわゆる白熊）は含みません。
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　 ◎得意：体力・芸・撮影・演出
　 ▼苦手：射撃・踊り・芝居
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　パンダについて

――出番まで、のんびりするとしましょうか。
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　パンダは動物園で見られるように、のんびりとした日常を送っていますが、パンダ獣人たちもその資質を受け継いでいます。
　パンダ獣人たちは演技力が高く芸事に通じており、その言動や容姿、性格を生かして、周りをリラックスさせるような行動をとることが得意です。また熊に近い獣人種族であるため体力も高いほうです。一方で手先の器用さなどは高くなく、裏方の作業は得意ではありません。
　愛らしい容姿をしているものが多いことから、芸人やコメディアンとしてバラエティに登場したり、あるいは俳優・喜劇役者として活躍しているタイプがよく見られます。
　獣人としての特殊能力は、その体力と愛らしさです。レベルが高くなれば感覚が鋭くなり、人の心をつかむことができるようになると言われています。
※ジャイアントパンダ（Ailuropoda melanoleuca）です。レッサーパンダは含みません。
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　 ◎得意：体力・芝居・芸
　 ▼苦手：射撃・撮影
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　アライグマについて

――急ぎの仕事はもうやらないからね！
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　アライグマ獣人は熊系の獣人の中では体力が低く、荒事が苦手な小柄なものが多いのですが、一方で繊細な感覚の持ち主であり、ぬきんでた美術感覚を持っています。
　神経質ではありますが、気配りの行き届いた性格をしているものが多く、その性格と繊細な感覚を生かして、大道具や小道具といった番組に欠かせない美術道具を製作したり、しっかりと計算された脚本を書くなど、表舞台よりは裏方での細やかな作業を得意としています。
　もちろんその器用さや心配りをいかして、カメラマンとなるものも少なくありません。
　獣人としての特殊能力は、名前の通り水に関係するものが多く見られます。
※アライグマ属（Procyon）全般を含みます。レッサーパンダやアナグマは含まれません。
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　 ◎得意：美術・撮影・演出
　 ▼苦手：踊り
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