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どさまわりイベント〜名人戦(予選)〜 イベントレポート 文章:草薙 編集:K井 |
『エターナルヴォイスTCG公式大会レポート
〜名人戦(予選)「札幌会場」編〜』
●そして最終日。静かに幕が開く…
5月6日、どさイベ最終日。札幌会場。
開場10:00を前にTCG公式大会の準備を進める。あらかじめ聞いておいた情報によると、札幌遠征を行う人は少ないだろうとのこと。
まだジャッジ経験の薄い私は微妙に不安が残る。
だが、やってみるしかないわけである。
覚悟を決め、とりあえずは、と会場の準備を進める。
結局10:00よりも2分ほど早く開場し、北国戦士を戦いの場に招きいれたのだった。
後から後から現れる棋士たちはそのほとんどが顔なじみであった。
札幌で開かれる公認大会で、みな大抵一度は出会ったことのある面子である。
ぴりぴりした緊張感はあまり無く、どちらかと言えば和やかな雰囲気が場を支配する。
集まった大会参加者はみな精鋭達。とてもアットホームな公式大会が幕をあけた。
●試合開始。それ即ち熱闘開始!
とはいえ棋士の皆さんは真剣そのものである。
「それでは、はじめて下さい」
の声と共に場の空気が一変する。
札幌会場から本選出場できるのはたった一人。もちろん、各ヴィジョン毎の勝ち数で全国トップに立てば決勝参加資格は得られるが…それははっきり言って不透明にして不安の残る選択肢だろう。
やはり狙うは
「勝率一位、テラネッツから交通費支給で決勝戦にご招待」
なのである。
そんな空気を代表したと言うべきか。 札幌開場に限って言えば、参加ヴィジョンは圧倒的に格闘デッキが多かった。アーガス、ガルザス、ゼルフィード…タワーを形成し、準備を整えて一気に攻めるデッキより初手から大ダメージを打ち込める格闘デッキにし、速攻を狙ってのことかも知れない。
なんと言っても今回の大会は「対戦台形式」
優勝は勝率によるとは言え、最低でも12戦はしなければ結果が残らないのだ。
もし、11勝0敗0分けなんて結果に終わったら泣くに泣けないだろう。
しかも、前述の通りたとえ会場ごとの優勝は手に入れなかったとしても、全国総合して各キャラの「最多勝利数」を獲得した棋士も決勝大会に進めるのだ。
そう。より多くの戦いをこなすことこそ大事なのだと言えよう。
そして…試合は続いていく。
●結果。そして、次の舞台へ…
激戦を勝ち抜き、見事優勝を勝ち取ったのはアーリアの風土召還獣デッキであった(当人曰く「時限爆弾デッキですよぉ」との事だが)。
これで、全ての会場で名人戦予選は終わった。次は6月に開かれる名人戦決勝である。
2001年、日本最強の棋士の名は誰の頭上に輝くのか。そして、我らが北国からその者は現れるのか?興味は尽きない所である。
名人戦決勝大会では、5月25日発売されるエキスパンション「エヴォリューション」のカードも使用可能となっている。
このエキスパンションの存在がいかに戦いに影響を与えるかも興味深い所だ。
出たばかりのカードを扱いこなす能力もまた強さ。
新しい戦況迫る中、間もなく真の頂上決定戦の幕が開く…
それまで、一時のお別れとしたい。
そして、毎度おなじみこの言葉でこの場を閉めさせていただきましょう。
『太田正也(JP000071)さん、トップ通過おめでとうございます』
●これが第3回公式大会〜名人戦(予選)〜札幌会場を
トップで通過したデッキだ!
安らぎの魔導師アーリア デッキ |
悪食のフクロウ |
4枚 |
イーグル |
4枚 |
クレイアーマー |
3枚 |
タイムストップ |
2枚 |
月桂樹の冠 |
2枚 |
乱気流 |
1枚 |
きのこパーティー |
1枚 |
カバー |
1枚 |
修理 |
3枚 |
翼を持つ者の扇 |
2枚 |
森の精霊 |
3枚 |
バジリスクの瞳 |
3枚 |
大地の歌 |
1枚 |
時限爆弾 |
3枚 |
地の結界 |
3枚 |
粉砕の矢 |
2枚 |
嵐の前兆 |
3枚 |
身代わりの指輪 |
2枚 |
スパロー |
4枚 |
玄武のお守り |
3枚 |
サイドボード |
森の魔導師キャロット |
1枚 |
霧のヴェール |
4枚 |
雪だるま |
3枚 |
雪の精霊 |
3枚 |
爪の小さな蟹 |
4枚 |
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●第3回公式大会〜名人戦(予選)〜東京会場の結果
優勝 |
太田正也(JP000071) |
86.7% |
アーリア |
2位 |
斉藤厚志(JP000567) |
68.8% |
アーリア |
3位 |
日向正史(JP000291) |
68.2% |
ゼルフィード |
4位 |
及川英紀(JP000562) |
66.7% |
ガルザス |
5位 |
浅野敬一郎(JP000040) |
63.2% |
カレン |
※敬称は省略させていただいております。
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≪東京会場≫
≪名古屋会場≫
≪大阪会場≫
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