AFO NEWS!
ここでは、ジ・アースやアトランティスで行われているイベント事やお知らせをNPCたちが紹介しています。
毎回2人のNPCが皆様のお相手をするのですが・・・・・まれにゲストが乱入する事も?!

現在第6回掲載中!
テーマは「戦慄のレミエラ! ヒューマンスレイヤー現る!」
(05月19日公開)
アシュリー・エイシャ(レンジャーで料理人)
 イギリス王国出身、27歳。神聖暦1001年初に妻と共にジャパンに定住。
 薬草調合や患者のための栄養食つくりの仕事をしている。
 今度の騒乱の中でも多くの人を救おうと自前の薬草を持って比叡山に入る。
比叡山の戦場

 上洛した平織虎長は、比叡山延暦寺に対して鉄の御所との密謀の嫌疑を理由に比叡山に対する攻撃を宣言をした。
 虎長は非戦闘員の比叡山からの退去の為に3日の猶予を与えたが、その間もところにより小競り合いが起きているのだった。

「平織・延暦寺両軍兵士の負傷を分け隔てなく治療する」
 崇高な目的を持って、まさに戦場にならんとしている比叡山に幾人もの冒険者が向かった。
 争いごとを好まないアシュリー・エイシャもその中の一人であった。
 そして、アシュリーは平織の武者と僧兵が戦っているところに出くわしてしまう。


平織武士:
 生臭坊主ども! 我が剣を受けよっ!
延暦寺僧兵:
 そんな腰の入ってない一撃が何ほどのものかぁ!

平織の武者の胸元に輝く紋様が浮かび上がる!
数合に渡って斬りあった二人は、腕前では平織の武者に分があるようだったが、
山の斜面になれていないのか、腰の入った重い一撃が思うように繰り出せていなかった。


(あんなところで戦いがっ!
 あれは‥‥レミエラ? とにかく、早く止めなきゃっ)
比叡山僧兵:
 なんとぉ! うがあぁっ!
平織軍武者
 他愛もない。我らが平織軍の新兵器の前には、山法師などものの数ではないっ!

僧兵ががっくりと膝をつき、ゆっくりと崩れ落ちる。
掠る様な斬撃を受けてはいたが、倒れるほどの致命傷を受けたようには見えない。
しかし、僧兵が崩れ落ちたのは事実であり、アリュリーは声をあげながら二人の間へと飛び出した。


もうやめてっ! もう勝負はついてるはずです!
こんな戦場にもなってないところで、これ以上殺し合いをする必要はないですっ!
比叡山僧兵:
 おのれい。貴様、いったい何をした?
 その程度の斬撃で、このわしが‥‥
平織軍武士:
 邪魔が入ったようだが、それもそうだ。運のいい坊主よ。
 命拾いしたな。
比叡山僧兵:
 ま、まて! 逃げるのか?
 ‥‥くそう、平織軍は天魔の群れか? ぐぷっ!
しゃべらないで! すぐに血止めを‥‥あっ!
こんなバカな、軽く刀が掠めただけに見えたのに! なぜこんなに血が!!
比叡山僧兵:
 はぁ、はぁ、はぁ‥‥不思議な気分だ。
 ここまで斬られた‥‥という実感はないのに‥‥ぐぶっ‥‥体は、もうダメだと‥‥言っておる‥‥。
だめだ、こんなに深く傷ついている‥‥。
神聖魔法じゃないと‥‥。

比叡山僧兵:
 ぼ、冒険者よ。
 おそらく‥‥これはスレイヤー能力だ‥‥。おそらく、人間に対しての‥‥な。
 仏敵・平織め‥‥なんと禍禍しいものを‥‥。
ヒューマンスレイヤー!?
そ、そんなものが、平織軍のやり方なんですか!? むごすぎる‥‥
比叡山僧兵:
 ‥‥。
‥‥ごめんなさい。僕にもっと力があったら‥‥。
こんなむごいことをして天下を平らげても、民の心が安らぐとはとても思えません。
戦いを早く終わらせるためだとしても、こんな武器は存在すること自体許されません!

僧兵の遺品になりそうなものを手にとると、アシュリーは次の場所へと向かう。
一人でも多くの人を救ってみせるという決意とともに‥‥。



僕は僕に出来ることをしてきます。僕以外にも医療活動に名乗りをあげてくれている人も何人もいる。
みんなと一緒に少しでも多くの人達を救ってみせます。


人間に対するスレイヤー。所謂ヒューマンスレイヤーは殺人のみを目的とする忌わしい能力として、希少である。
こと戦場においては最良の武器の一つだが、スレイヤー能力を付与する困難さと極めつけの評判の悪さから
目にする機会は滅多にない。
レミエラの発見時、この能力の発現は懸念の一つと言われていたが‥。

−−そのころ、エチゴヤでは‥‥。



こ、これは!
新しいレミエラの能力が発見されたようだな。
アンチ・ヒューマンスレイヤー‥‥ヒューマンスレイヤーを無効化する能力か。
うちの店じゃ、ヒューマンスレイヤーは確認されてないが‥‥。
役に立つような事態はあんまりあって欲しくねぇな。



エチゴヤのレミエラ合成コンテンツで「アンチ・ヒューマンスレイヤー」の 出現が確認されました!!

――――FIN