【神話生物になる為の用語辞典】
 ようこそ、神話生物の学び舎へ。
 ここでは、我々神話生物が、どんな術を持ち、人間たちをあざ笑う事が出来るか、を教えている。
 読みたい項目を選ぶがよい。
 簡潔ながら、神話生物や関連項目について学ぶこともできるだろう。
 詳しくは自ら調査する事だ。

【神話生物1】【神話生物2】【人物】【神話生物にかかわりの深い土地】【魔導書、または魔導アイテム】

【神話生物1】

 なんらかの神話的能力を持った者達です。
 人をはるかに凌駕する力を持っており、通常、その姿を見ただけで人間は心を壊してしまうと言われています。

イグ
 蛇の神。あらゆる蛇の父と言われている。地下帝国などでは崇拝されているとか。

クトゥグア
 旧支配者に分類される神であり、顕現の際は「生ける炎」の姿をとり、炎を操る。ナイアーラトテップの天敵とされている。

クトゥルフ
 海底に沈んだ都市ルルイエに封印された、旧支配者。ハスターとは敵対している。封印されながら見るクトゥルフの夢がテレパシーによって外界へ漏れ、精神的なショックを及ぼすことが知られている。

シアエガ
 1つの緑色の目玉が中央にある巨大な黒い触手の塊。洞窟と暗黒の神。何世紀もの間眠っているが、目覚めると恐ろしい復讐が始まるとのうわさである。また、眠っていても精神に影響を及ぼす。

ダゴン
 旧支配者クトゥルフに仕える邪神。深きものどもの父。ハイドラは妻。巨大な海のバケモノ。

ハイドラ
 旧支配者クトゥルフに仕える邪神。深きものどもの母。ダゴンは夫。巨大な海のバケモノ。

ツァトゥグァ
 地球誕生以前に、土星から飛来したと言われている神。その外見はヒキガエルのような頭部と、巨大な腹を持つが、容姿に反して比較的危険ではないとされる。おなかがすいていなければ人間は食べず、自らの信者を手助けする事もある。

ハスター
 クトゥルフとは兄弟とされるが、クトゥルフは対立している。この為、クトゥルフへの憎悪のために人類に手を貸すこともある。人間に憑依した際には、犠牲者の体は膨らみ鱗のようなものに覆われ、手足から骨が無くなり流動体のように変形してしまった。

アトラク=ナクア
 人間と同じくらいの大きさのクモで、昆虫の器官を多数持っている。真紅の目を持ち、体は黒檀色の毛で覆われ丸太のような脚を持ち、甲高い声を出すとされる。全てのクモを支配していると言われているが、真偽は不明。

黄衣の王
 ハスターが人に姿を変えるとき、もっともよく見られる姿だとされている。

アザトース
 万物の王である盲目にして白痴の神。この神が現れるところは常に創造と破壊の入り混じった爆発的な混沌のみが吹き荒れると言われ、ナイアーラトテップがその意思を代行している。

シュブ=ニグラス
「千匹の仔を孕みし森の黒山羊」「狂気産む黒の山羊」「黒き豊穣の女神」「万物の母」など、豊穣の女神と邪神の側面を併せ持つ、ヨグ=ソトースの妻。人間の女性に変身可能だが変身すると脳まで人間のものになるので、思考も人間レベルに制限され感情に振り回されてしまいがちと噂されている。

ナイアーラトテップ
 いわゆる這い寄る混沌。旧支配者の一柱にして、アザトースを筆頭とする旧支配者に使役される外なる神のメッセンジャー。千もの異なる顕現を持ち、特定の眷属を持たず、狂気と混乱をもたらすために自ら暗躍する。ただし、彼が与える様々な魔術や秘法、機械などを受け取った人間は大概自滅している。

ヨグ=ソトース
 時間と空間の法則を超越した神。全情報を最大漏らさず記録しているともいわれ、一つの概念であると同時に、手で触れられない現象でもある。しかし、実体をもっており、時々人間の女性との間に子供をもうけている。

ヒュドラ
 無数の生首を浮かべた巨大な粘液の怪物。

ウボ=サスラ
 地球上の全ての生物の源で、クトゥルフやツァトゥグァが他の星より到来する以前から地球に存在し、生命が死に絶えた後も地球にとどまるとされている。

ノーデンス
 人間に対して比較的好意的な存在。白髪と灰色の髭をもつ老人の姿で現れ、貝殻の形をしたチャリオットを操る、海の神のような性格を持つ。

バステト
 猫の女神。豊穣をつかさどるとされている。

ヒュプノス
 眠りの神。死も彼が与える最後の眠りだと言われている。

【神話生物2】

 何らかの超自然的な能力を持っていますが、神格ではなく、人とは違う種族です。
 しかし中には、その姿を見ただけで、心を壊す種族も存在します。
 また、人間を食料にする種族も混ざっています。

イースの大いなる種族
 滅亡しつつある銀河の彼方から地球に到来した、実体を持たない精神生命体。時間の秘密を極めた唯一の種族であるため、畏敬の念を込めて、大いなる種族と呼ばれている。

古のもの
 太古に宇宙から飛来し、地球の最初の支配者となった種族とされる。ショゴスの作り手。ミ=ゴとは対立、イースの大いなる種族とも競り合っていた。首にえら、頭部に気孔があり、水中でも大気中でも活動が可能。会話はテレパシー、人間とのコンタクトも可能で、その影響によって人間を錯乱させることが出来る。

クトーニアン
、テレパシーを使えて仲間同士で交信できる他、人間を1つの場所に繋ぎ止めたり、人を混乱させそれを待ち伏せする。

シャンタク鳥
 宇宙空間を飛ぶことができ、乗ったものが油断しているとアザトースの玉座に飛んでいってしまうと言われている。ナイトゴーントを極端に恐れており、彼らに遭遇するとすぐに退散してしまう。象よりも大きな体を持ち、洞窟にすむ。

ショゴス
 黒い不定形の生き物。古のものによってつくられた、奴隷兼食料。一説によれば、人間も食べることが出来る。

ティンダロスの猟犬
 90°以下の鋭角から現れる。犬とはいうが、行動が猟犬に似ているということであって、厳密な猟犬ではない。

ナイトゴーント
 多くの旧支配者に使役される夜鬼。顔は無く黒い皮膚に蝙蝠の羽と長い尻尾が特徴。人くらいの大きさのものを運べる。

バイアクヘー
 別名ビヤーキー。黄金の蜂蜜酒と秘薬を口にし、魔法の石の笛を奏でハスターを讃える呪文を唱えることで呼び出せる。なお、バイアクヘーは召喚した者を運び宇宙旅行に旅立たせることが出来るが、召喚した者の魂しか運べず、その間は肉体は無名都市に保管される。

深きものども
 人と交配して種族を増やす。若いうちは人の姿をしているが、そのうち深きものども特有のカエルのような顔になってしまう。老化で死ぬ事は無く、外的要因でしか命を落とす事がない。

ミ=ゴ
 科学や医学が非常に発達しており、外科手術が得意。生きたまま、脳を摘出し、特殊な円筒に入れて持ち運ぶ技術を持っている。特殊な鉱物資源を採取するために、度々地球を訪れている。

【人物】

 神話生物達に何らかの手段で関わり、時に味方し、時に敵対してきた人間たちです。
 中には、人間の所業をしてきたとは思えない人々もいます。

アブドゥル・アルハザード
 ネクロノミコンの著者。通称『狂えるアラブ人』『アラビアの狂える詩人』。

ヘンリー・アーミテイジ
 ミスカトニック大学の図書館長。ヨグ=ソトースと旧支配者を召喚する儀式を阻止した。

ハーバート・ウェスト
 死体蘇生薬を研究していた科学者。

ランドルフ・カーター
 ボストン在住の神秘学者にして東洋学者兼数学者。現実世界から脱出し、夢の中へ夢の世界を旅しているらしい。

リチャード・アプトン・ピックマン
 画家。精緻な地獄の絵を描く。

これまでのCMFシリーズに出て来たキャラクターの一部
 ※キャラクターによっては出演出来ない場合がございます。

【使用可能な神話生物にかかわりの深い土地】

 クトゥルフ神話の世界には、我々の世界では計り知れない未知の領域が存在します。
 また、そんな未知の世界を研究し・調査する機関が存在します。
 これらは、プレイングの中で地名や出自として利用する事が出来ます。

アーカム
 アメリカ合衆国マサチューセッツ州に属す街。ミスカトニック大学がある。

・インスマス
 アメリカ合衆国マサチューセッツ州エセックス郡に属す港町。漁業を生業としていたが、衰退によりゴーストタウン化が著しい。この町の住民は蛙に似た独特の容貌を持ち、周辺の住民から忌み嫌われている。これを通称インスマス面(インスマスづら)という。

カダス
 凍てつく荒野のカダス、未知なるカダス、忘れ去られたカダス等とと称されるドリームランドの山。ナイアーラトテップの居城があると言われる。

狂気山脈
 南極にある、古のものが支配していた山脈。今は野生化したショゴスが済んでいる。


ダニッチ
 アメリカ合衆国マサチューセッツ州北部の丘陵地帯に位置する寒村。少数の村人が代々近親婚を重ねつつ退廃的な生活を送っていた。

ハイパーボリア
 北極海と北大西洋の間のグリーンランド近辺にあったとされる。アブホースやツァトゥグァといった暗黒に潜む神々や多くの恐るべき生物が生息していたと言われている。


ミスカトニック大学
、アメリカ合衆国マサチューセッツ州アーカムに1797年に創立された総合大学。図書館には、世界に数冊しかないネクロノミコンのラテン語版ほか、稀覯書、魔道書が多く収蔵されているが、本は厳重に管理されており、簡単に閲覧することはできない。
 神話生物に関わる多数の重要人物を輩出している。

無名都市
 イラク・クウェート付近にある砂漠の中に存在する。都市の天井は非常に低く、這って歩くワニの様な爬虫人類が住んでいた。セラエノにバイアクヘーに乗って魂を旅立たせる際に、肉体を保管する場所でもある。この都市ではかつてクトゥルフを崇拝していたが、現在では住人は存在せずハスターの領域になっている。なお、無名都市には住人のミイラや宝が隠されている。


ユゴス
 ミ=ゴの基地だったり、とかく神話生物とのかかわりが大きい惑星。海王星の先にあると言われている。

ルルイエ
 海深くにあるクトゥルフの寝所。普通の人間がもぐりこむとたいてい発狂するが、時々浮上したり、潜っていく人間が後を絶たない。

レン高原
 灰色の荒涼とした土地で、亜人の「人間もどき」とムーンビーストが住む。またナイアルラトホテップの神官が1人いるだけの修道院がある。

【魔導書、または魔導アイテム】

 神話生物と深いかかわりのある魔導書、ならびに魔導アイテムです。
 これらは、神話生物および神話生物に関わる人間たちが、効果的なアイテムとしてプレイングに記載する事が出来ます。ただし、使い方はプレイヤーに一任されています。

エイボンの書
 古代ハイパーボリア時代およびそれ以前の暗黒の知識を集めた書。別名は『象牙の書』。著者は古代ハイパーボリアの大魔道士エイボン。

屍食教典儀
 人肉嗜食や屍姦行為などを行う邪教について詳細に記述されている。ミスカトニック大学に1部、それ以外に13部が現存するという。

ナコト写本
 イースの大いなる種族やツァトゥグァ、カダスに関する言及、催眠による精神操作の方法、時間遡行薬の製法等が記されている。ミスカトニック大学付属図書館などヨーロッパとアメリカの主要な図書館に装丁された英語の写本が5部保管されているが、いずれも不完全版である。

ネクロノミコン
 通称『黒の書』。複雑多岐にわたる魔道の奥義が記されているとされ、それ故か魔道書そのものに邪悪な生命が宿ることもあるという。ミスカトニック大学付属図書館にラテン語版が保管されている。

無名祭祀書
 著者が世界中を回って見聞した、恐るべき神々にまつわる古代信仰、秘密の宗派、さまざまな伝承、忘れられた言語などについて記されている。ただし、著者は密の中で、ひき裂かれた未発表草稿とともに、喉にかぎ爪の跡が残った絞殺死体となって発見された。

妖蛆の秘密
 出版は16世紀。中東地域の異端的信仰に詳しい魔導書。表紙は鉄製で、黒く分厚い。ミスカトニック大学付属図書館等に15部が現存している。

輝くトラペゾヘドロン
 輝く黒い多面体と、それを収める金属製の小箱からなる。見つめることで、心に異界の光景を浮かび上がらせ、混沌の彼方より「闇をさまようもの」と呼ばれる存在を召喚できる。

旧神の印
 中心に燃える目をもった五芒星。クトゥルフおよび他の外なる神の下僕に対抗する強力な武器とされる。

銀の鍵
 奇妙なアラベスク模様に表面が覆われた、長さが5インチ近くある大きな銀の鍵。連なる時空の門を開くことができるとされている。
 たくさんのご参加ありがとうございました。
 現在、皆様の行動内容を元に、ライターが鋭意執筆中です。
 完成ノベルは、創土社発刊のクトゥルーミュトスファイルズにて発表される予定です。
 発売日に関しては、決まり次第公開させていただきます。

 なお、今回のライターは、クラウドゲームス運営のWTRPG「ファナティックブラッド」「エリュシオン」ならびに「オーダーメイドCOM」でも活動中です。

 完成までの間、よろしければ是非、クラウドゲームスのWTコンテンツ並びに創土社の既刊書籍でお楽しみください。

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【クトゥルフメイルゲーム運営スケジュール】

1月16日 クトゥルフメイルゲーム特設ページ公開。レギュレーション公開。
1月22日 【事件の入口】他公開。
2月23日 神話生物申請書送信締切。10:00まで。

 採用結果は創土社発刊、クトゥルーミュトスファイルズシリーズ『神殿』(仮題)の書籍にて発表されます。

 なお、参加にはクラウドゲームスポータルサイトt-onへの登録が必須となります。
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 思いついたキャラクターや、参加報告、こんな事が聞きたい!な事がございましたら、
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